読書雑記:九月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 (original) (raw)

こんばんは。天気予報ではそろそろ涼しくなるそうですが本当でしょうか、真白優樹です。さて本日は九月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から個人的に要注目な新刊についてお話していきたいと思います。

読書雑記:九月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com)

前回記事は上記となります。

ガガガ文庫

・嫉妬探偵の蛇谷さん

・著:野中春樹先生 絵:pon先生

それではまず最初はガガガ文庫からこちらの作品の紹介です。こちらは第18回小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞された作品です。学園ミステリものとの事ですが、行動原理が全て嫉妬で口を開けば毒舌塗れというヒロインの強烈な個性、更には青春は、きれいごとでは終われないというあらすじの文言。どんな方向の闇を暴いていくことになるのか。期待していきたいですね。

富士見ファンタジア文庫

・ギャルにも負ケズ

・著:早月やたか先生 絵:magako先生

続きましては富士見ファンタジア文庫からの紹介です。まずはこちら。こちらは「もしもし? わたし、スマホですけど何か?」という作品を手掛けられていた早月やたか先生の新作です。 宮沢賢治、を題材にしているラノベは珍しい気がしますがその題材で転校生×文学×青春という感じに描いていくと言う事。果たしてどんな青春を描いていくのか。題材の珍しさからも期待したいですね。

・女王陛下に婿入りしたカラス

・著:逆巻蝸牛先生 絵:いちかわはる先生

二作品目はこちら。こちらは第36回ファンタジア大賞で銀賞を受賞された作品です。今年三月から延期を重ねていて果たして無事に刊行されるのか、何があったのかと気になっていましたが、やっとこさ刊行されるとの事。内容としては戦争ばかりしている隣国の女王からいきなり求婚され始まる改革の物語との事。しかし積み重ねてしまった負の輪廻というのは長い年月を見て解消していくものなイメージがありますが、味方ゼロから短期間で覆す事は出来るのか。注目していきたいですね。

MF文庫J

・パルパネルはふたたび世界を救えるのか

・著:十文字青先生 絵:しおん先生

ではここからはMF文庫Jからの紹介です。こちらは「灰と幻想のグリムガル」シリーズで名を馳せられる十文字青先生の新作です。勇者が魔王をぶち殺した後、しかし勇者の顔は浮かなく、光を失った天使と一匹のカエルと共に過ごすスローライフとの事。天使とカエルのイラスト違い過ぎないか、と気になりますが死ねないとは情けない、というのは気になりますね。死んだほうがいいのか、そもそも何故浮かない顔をしているのか。期待していきたいですね。

・みみみみ ―神手洗澪には未来が見える―

・著:岬鷺宮先生 絵:イコモチ先生

二作品目はこちら。こちらは「あした、裸足でこい。」シリーズ等を手掛けられた岬鷺宮先生の新作です。今度は人類と外敵の戦争が終わった世界で、英雄となった少女とそのお世話役になった主人公とのラブコメ、との事。岬鷺宮先生の作風としてラブコメはきちんと描かれそうな気がしますが、こういう戦争後のお話って、残党だったり英雄を危険視する、という展開もよくある気がするんですよね。果たしてどんな展開になっていくのか。期待したいですね。

・横溝碧の倫理なき遊戯の壊し方

・著:枢木縁先生 絵:こゆびた べる先生

三作品目はこちら。こちらは「少女怪異紀行」という漫画の原作者であられる枢木縁先生の新作です。SNSで活躍する名探偵が妹に生活費を使い込まれ、というツッコミを入れたくなる状況から司会を人質にとりデスゲームクリアを目指す作品との事。文字通り倫理観がぶっ飛んでいる行いですが、デスゲームを事件と定義するのは珍しい気がしますね。果たしてそんな「事件」を攻略する事は出来るのか? 楽しみですね。

以上、期待の六作品でした。では発売日を待ちましょう。