言葉に込めた想い、その全て (original) (raw)

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こんにちは。

木之下ゆうりです。

創作TALKさんの企画に寄せて、今年2022年の創作振り返りと、新年2023年にかける想いについて綴りたいと思います。

2022年前半振り返り……らしきもの。

まずは2022年前半の振り返りから。結論、記憶がありません。端から頓挫、しょーもない!

いくつかオンラインイベントにも参加していたのですが、すっぽかしてしまい……主催者さま、空白を作ってしまいましたこと、改めてお詫び申し上げます!!

恐らく、ツイッター上のワンドロや投稿企画にも未参加だったのではと思います。その理由はプライベート(仕事)の多忙。慣れないこと続きで創作に充てる余力がなかった様子。結果として良い事もありましたが、やはり仕事の虫には成れないなと確信しました。

だってそれでは、アイデアも創作欲求も溜まる一方。その後どうなるかといえば、ストレスに同じ。そう、爆発♡ やだ、物騒!

2022年後半の振り返りは怒涛のごとく。

話を元に戻して。後半はイベントラッシュ。今思えば無計画にも程があるのですが、追い込み切った爽快感がありますね。そしてつくづく思うのです。私って本当にどえm……あ、全年齢対象で書かなきゃ!(もはや無意味。笑)

参加したイベントはコチラ

9/10-11 ジャンル迷子オンリーさん

10/29 ペーパーウェルさん

10/30 ドットテキストさん

11/5 紙本祭さん

11/27 Booknookさん

12/3 みんなの大好き大集合!

12/4 ふらっとぺらっとpage1さん

12/11 そこの路地曲がったとこ文庫さん ミニ会

みん好きは主催していたので、10月頃から企画や準備等が入りつつの各イベントの準備でした。

新刊こそ出なかったものの、今年(後半)はネットプリント及びツイノベ企画に熱中。新しい掌編を書き、折本等にする過程は新刊発行にも似ていて、想像以上に楽しめました。

この期間には過去作のブラッシュアップと再投稿に集中。彼らをより良く伝えていくためにも、そして、彼らのチャームポイントを私だけでなくたくさんの人に届けたくて、新作より加筆修正を選択しました。

「愛情の記憶」と「ディストーション

加筆修正したのがこちらの二作。前者は愛、後者はミステリーをベースにした小説。自分で言うのもなんですが、「よくまとまったな」と評価できる作品です。特に後者は主人公とその相棒が活躍、というよりキュンほっこりする日常を切り取ったマンガ「バディーx バディ」に発展。こんな広がりを見せるなんて、二人ともありがとう。

両者とも、過去や友情、葛藤や愛情といった「見えないもの」にフォーカスが当たっています。読者様からのお声で明白になり、ああ、そうだったなあとしみじみ。私が普段からそれらを意識できているかといえば答えは否。不器用な私には、見えるものの方が断然理解しやすいので。一方、大切にしているかと問われれば答えはBIG YES。

愛情の記憶に出てくるエイトがこう言ってました。

「自分には、見えないものが、たくさんあると思う。パトリックのことも、知らないことの方が多いと思う。それでもいい。どんな過去を過ごしていてもいい。その過去全部があったから、今のパトリックがいて、今見えているその手を、綺麗だと思うから。他の誰でもない、パトリックの手が好きだから」

ね? BIG YES。

話がだいぶ逸れちゃった。2022総括。

まとめますね。一言で言うなら楽しかった、全文で表すと人生イチ楽しかった。

やはりイベントに出たり主催したりすると、ご縁が繋がったりするのです。拙著をお買い求め頂くのも嬉しいですが、会場や企画内で「はじめまして」からの「この作家さん、好きだーーーっ!!」って一目惚れした時の高揚感、堪らないですよね。今年は一目惚れ大豊作の年(聞こえが悪い!笑)。

ツイッターの相互フォローさんとのやりとりも今まで以上に活発で、投稿作品に反応もらえた時に「あなたは天使なのですか? いえ、神ですね? THANK GOD!!」の境地を何度味わわせてもらったことか。本当にありがとうございます。……THANK GODなどと申しておりますが無事に伝わっておりますでしょうか私の感謝……本物なんです……本当に……!

2023年はたくさんの初めてを経験したい。

2022年、特に記憶に残るのは二つの初めての経験。一つはマンガ投稿、もう一つはイベント主催。イラストは描いていたのですが、マンガを、かつ(一話完結ですが)連載という形をとれていることが驚きです。

何を隠そう、子どもの頃の夢はマンガ家。かなりブレもありましたが、小一から四年生くらいまでは本気だったかな。諦めて、諦めて、また諦めて、大人になって。あの頃の自分に手紙が届くならこう書きます。「好きなものは好きでいなよ」。

粘り勝ちとか、そういうことを言いたい訳ではなく、楽しんで取り組めるもの、やりたいと思える物があるということは、幸せだと思うから。

その楽しさや、作者の人柄は、筆に乗ると思っていて。それは鉛筆にも絵筆にも。

それでね。「ゆうりの作品は安心して読める」。そんな褒め言葉をいただいたよ。小さい頃のゆうり、聞こえるかな?

二つ目の初めては「イベント主催」。これは勢いでスタートした部分が大きいですが、スタートして本当によかったと思います。自己評価は「やりたいことをマイペースにやっていた」ですが、こちらにも「安心できる場所」のようなお言葉を数多くいただきました。これより、ゆうりのミドルネームはANSHINです(そうじゃない笑)。

冗談はさておき、「何かと何かを繋ぐこと」が向いているのかなと思えて、自信がつきました。今回の場合は作家さま同士を繋ぐ、好きなものが似ている方々を繋ぐ、でしたね。これに関連して、2023年の新しい取り組みには、繋ぐことを入れたいな、なんて。その一つが、オフライン同人誌展示即売会の主催、なんてね。これは本当に案だけど、割と熱量の高い案。

2023年、目標と取り組みたいこと

【目標】

・小説「愛情の記憶」、新刊として発表。

・マンガ「バディーx バディー」、新刊として発表。

カクヨムさんにて、愛情の記憶1,000PV。

・小説「美しい夢(仮題)」、新刊として発表。

・ノベルデイズさんからカクヨムさんに小説全移動。

・新しい短編を、何か一つ。

【取り組みたいこと】

・ダークサイドな物語を集めた小説「Black Force(仮題)」を発表。

→そのために、三作品加筆修正。

・招文堂さん、委託応募(愛情の記憶、その他コピー本など)

・架空ストアさん、委託応募(愛情の記憶など)

・バディーたちのアクスタORアクキー作りたいけど需要は俺状態なので予定は未定!

・イラスト、顔を安定させたいので練習を重ねる(描く度に別人にならないように)

アルファポリス登録、7月開催「ほっこりじんわり大賞」応募(ほっこりならまかせろっ!って言っておく!!)

・オフラインイベントの開催検討

今後の活動予定

2/19 はぴZINE(ツイッターでの作品投稿企画。テーマは「私の好き」)

2/26 関係性持論2 (オンライン。ピクトスクエア。バディーを推す予定)

4/22 みんなの大好き大・大集合!(オンライン。ピクトスクエア。主催。愛情の記憶を発表予定)

5/21 文学フリマ東京(オフライン。東京。愛情の記憶と既刊。対面限定の何かを準備したいです)

7月 アルファポリス。ほっこりじんわり大賞応募(作品自体は全体公開と思われる?)

11月頃 未定)コミティア参加検討中。バディーたちのコンディションによる。

その他 いまさらTwitter文芸部 部誌参加(八月頃入稿、その後公開。無料PDFと文庫双方でお楽しみいただけるようです)

またも詰め込み過ぎの予感しかありませんが、まあいっか。好きだから!

来年の今頃、今年も人生イチ楽しかったって、振り返っている自分がいますように。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

木之下ゆうり

2022.12.30

作品リンク集

<小説>カクヨム

<マンガ>

Twitter

その他活動先おまとめリンク

こんにちは。

こちらの投稿では2022年12月3日に開催されたオンラインイベント「みん好き」を振り返ってみたいと思います。

目次

感謝

まず、イベント立ち上げ当初、こんなにもたくさん参加いただけると思っていませんでした。

「2、3名参加してくれたらいいな。私と合わせて4人くらいかな、ヨシ!」

そして蓋を開けてみたら41人(私を含む)て、んえ? 夢ですか? ありがたい限りです。

今回、会場での書き込みやコミュニケーション、イベント後の感想に多かったお言葉がコチラ。

「過ごしやすかった」

「安心して参加できた」

「楽しかった」

ご参加のみなさまのおかげですね。

個人的な感覚として、イベントの主催者というものは、パーティ会場おさえる人みたいなものでして。雰囲気と何を楽しみたいかは提示できても、実際に楽しんでくれる方々がいないと始まらないと思うのです。

参加者さまの心持ちや作風、発信によって肉付けされ充実し、完成していく。立ち上げから今までの流れを見て、そう体感しました。マイペースパーティヤロウにお付き合いくださり感謝です。

企画参加の際、新しく作品を仕上げたり、過去作ならどれがテーマに沿うか考えたりと、お時間たくさんとってもらったと思います。何度となく心を寄せてもらったと思います。

お品書き準備やネップリ登録なども、忙しい合間を縫って対応されたのではないでしょうか。販売実績のある方は梱包・発送もありますね。さらには感想ツイートもしてもらっています。

その全ての時間と過程が、あなたさまの糧になっていますように。

そこまで頑張ってないよと思われたあなた、ご謙遜なさらぬよう。

参加している時点で一億点満点のはなまるです。

イベントお疲れ様でした!!

本当にありがとうございます!!

反省点

エリア分け

・申込時に自動振り分けされると、希望エリアと異なることが多く紛らわしいので二回目は後日振り分けとしました。

少し新しいポイントも入れたかったので、にじいろエリアを追加してみましたよ。

企画が多すぎたかも?

・アンソロ募集に加え、月イチで新規作品投稿って相当ハードだったかも、と反省しています。過去作や自己紹介OKなど自由度を上げていたものの……いかがでしたでしょうか。

わっしょい(作品投稿企画)楽しかったという感想もいただけているので、次回の回数設定は悩むところです。

つぶやきは計画的に

・開催直前にスペースしたいとか言ってやるやる詐欺してごめんなさい。

盛り上がる&繋がるきっかけになればと思ったのですが、対応しきれずでした。次回こそ!

引っ越しは計画的に

・これは完全余談ですが、実はイベント一週間前に引っ越しまして。完全にタイミング間違えました……旧アパートの環境がアレでしてな……耐えられんかったんや(猛省)

とある土曜昼、みん好き用作品の作成に全集中しているとき。良い天気だったので窓を開けていたら歌が聞こえてきて。にんげんていいなを熱唱された時にはもう「あ、引っ越そ笑」ってなりました笑。

でもまさかイベント直前になろうとは。創作&引っ越し&仕事に生活、よく頑張ったな俺!!!

さて話を戻して。

感想

「愛のカタチは自由だな」

これにつきます。

私の素の部分には、視野の狭いきらいがあって。興味あるものしか手に取らずにいたので、主催役をしてみて機会を逃していることが多かったなと痛感しました。

ツイートや企画作品をじっくり鑑賞しながら思ったのは。

「こういう愛の表現もあるのだな」

「こうやって描くと臨場感出るね」

「何このジャンル初めまして!」

「やだ……すき……」

「痺れる〜ツボ〜!!」

「今まで何処にいたんですか?もっと早く会いたかったです!!」

などなど、ポジティブ感情がもりもり湧いて楽しかったです。

それは作風がポジティブだからという訳でも、ハッピーエンドだからという理由でもないです。正直ダークスパイス多い方が好きですしね。

作者の想いって、作品に反映されると思っていて。意識するか否かに関わらず、また、反映度の濃度に関わらず。そこにある想いが自由であることが、とても嬉しく感じました。

また、さまざまな作品=愛情=作者さまと出会うことで、創作の自由度を増していきたいと思えています。受け手の印象や影響は、受け手にしかわからない。ダークで重いな不幸だなと思って仕上げた作品が、最高の幸せとして届けられることもある。

対岸(受け手)のことは遠くて見えないから、気になる気持ちが湧くのは自然なことなのでしょうね。

ただ、気にしすぎることなく、のびのびやったらいいかもしれない。

不思議なもので、類は友を呼ぶのでしょうか。表現されるものは多種多様でありつつ、根底に流れる想いは似ているものを感じましたね。

(これはかなり余談ですが、辛いOR悲しい風景を描くには、想像力はもちろんある一定の経験が支えることも多分にあると思っているので、そういう一面を作品の中に見つけた時は、その過去が輝きますようにと魔法かけたりしています。なんちゃって。

まあ、とんだお節介ヤロウなんですけどね。すみません(陳謝))

その他

あとは何かな。色々お伝えしたくて考えをまとめていたんですけど、三歩歩いて忘れた模様。残念!!

あ、そうそう。引っ越し等の関係で予算がアレだったので、購入保留にしているものがありまして。イベントも何もないタイミングで購入の連絡が入ったら「給料日が来たんだな」と笑ってやってください(*´꒳`*)

ヨシ!!!

ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

もしよろしければ第二回も募集オープンしていますので、良いご縁になれば嬉しいです。

pictsquare.net

それと、イベント当日に配布していた参加証や書き込み用データはこちらにあります。

言音花香(ダウンロード頒布) | pictSPACE - 創作活動を支援する同人専用自家通販サービス

ではでは、これを読んでいるあなたさまが、穏やかな時間に包まれますように。

みん好き

木之下ゆうり

少し、もしかしたら人によっては大いに、ふわふわしたお話をしますね。

私、言葉にはエネルギーが宿っていると思っていて。

発話者や発信者の意図がどうあろうと、受け取った時に何かしらの感触がある。刺さるような冷たさ、イラつき、楽しさ、喜び。

広告のような大衆向けのものからはあまり感じることがなく、ツイートやメール、ブログ、同人創作家さんの作品中の言葉など、個別に思いを込めたものから強く感じます。

特に私は小説をメインに同人活動をしますので、言葉に触れる機会が多くて。このところ、この言葉のチカラを感じる機会が多いんです。

主にTwitterでお褒めの言葉をいただけるようになってから、作品に対する自信が湧いたり、創作意欲が湧いたり、アイデアがたくさん降ってきたり。日々の仕事の方でも何故か褒められることが多くなりました。

何が起きたのか分析したとき、見えた答えは「自分にかける言葉が変わった」。

大丈夫かな?から、大丈夫かも、へ。

同人活動をしばらく続けて、個人的には楽しいものの、特にこれといった反応がなく、自分の行いに意味があるのかと疑念が拭えなかったんですよね。

これは承認欲求というよりも、続ける価値のある労力か否かを理性で考えている部分と、一方通行の片思いが辛いのと同様、気持ち的な面もあって。

そこに起きた改革、作品へのコメント。

見てくれている人がいるんだなって。ちゃんと届いたんだなって。素直に嬉しかったです。

もしかしたら、このままでいいのかもしれない。確信までは行かずとも、そう思えたときからモチベーションが高く維持されています。

あれもやりたい、これもやりたい。

どんどん発表していきたい。

閲覧数や売上のためでなく、私の願いを満たすために。

願い、それは届け続けること。

癒し、愛情、励まし、寄り添い。もしかしたら気づき。

みなさま、本当にありがとうございます。

みなさまのおかげで、この言葉を書けています。

この言葉に込めた思いが、どうかあなたに届きますように。

P.S. 周りに集まってくる言葉の質も変わりました。ポジティブだったり、作品愛(自創作キャラ愛)などを豊かに感じられる人々ばかりになりました。類は友を呼ぶのか、それらに集中できるような視点に変わったのか。不思議ですね。やっぱり頭の中で頻繁に使う言葉=自分にかける言葉は魔法のスペルだと思います。黒魔道士か、白魔道士かは、自分で決められる。たぶんね。

たまに無性に本屋さんに入り浸りたくなるんですよね。触れたことのない知識や、まだ見ぬエンタメに出会えるワクワク感が大好きで。

小説や漫画のコーナーで、平積みではなく背表紙がズラッと並んだ棚を眺めて、「どのタイトルが一番心惹かれるでしょう選手権」みたいなことを、楽しんだりする。

今日の一冊を求めて探索中。背後に流れてきた会話の一部がこちら。

「いま流行りのBLでも読んでみる?」

いいかい、お嬢さん。老婆心ながら言わせてもらうよ。

話題だからではなく、読みたいから読む作品をお求めなさい。流されるのではなく、自分の気持ちの流れを汲みなさい。

気持ち、その中身は興味や希望や好きなもの。

世間で流行るからには理由がある、きっとそうでしょう。話題になっているのは受け取るものが大きいからに違いないでしょう。ただ、それがあなたにも同じように感じ取れるかは、別の話ではないですか。

世間の審美眼とあなたの審美眼。

新たなものに触れ、心を動かしたり経験を増やすことは大事でしょう。一方で、全てを取り入れる必要はないのですよ。あなたの声が、望まぬのなら。

その声を聞いてあげてください。何をしたいのですか。どうしてですか。

あなたの大事な審美眼。周りから見たあなたを大切にするのではなく、あなたから見えるあなたを大切にするのです。あなたを一番好きなのは、あなた自身であられるように。

あなたの目をお持ちなさいね。

老婆心は以上です。

P.S BLコーナー探索してたのがバレバレなのは気づかないふりをしておきまーす

こんにちは。

お久しぶりの投稿です。

最近はまあ、年末に向けてオン・オフ双方のイベント盛りだくさんで、小説やイラスト創作に励んでおりました。まったく、なんでこんなに忙しいんだ。計画性をどこに落としてきたんいい……自分!!

そんな自虐はさておき(冒頭からさておくな笑)、ふと思ったことを綴ります。タイトルの通りです。朝食を食べながら、ふと思ったんですよね。死生観について考えるの好きだなって。そしてそれは、子どもの頃から変わらないんだなって。

こちらがダイニング兼作業スペースのテーブルの上。お気に入りのポストカード等集めたら、こんな感じになりました↓

workspace

あの、乱雑さはご容赦いただいてですね。参照したいのは内容の方です。

お分かりいただけただろうか、この頭のネジ取れてるどころか、ネジを持って生まれてこなかった雰囲気を……我ながらやべえヤツって思います。今更ながら笑。

私が見ている世界観を要約するとこう。

時間で言ったら昼より深夜、明るさで例えたら太陽より三日月。色は断然白より漆黒。生死でいうなら後者に視線が行く。

好きな言葉は諸行無常に有為転変、ヴァニタス、メメントモリ

うおおおおお厨二かよ!! いやもう一周回って卒業できずに中八くらいだよ!!!

って思うんですけどね。性分ってヤツです諦めです♪

振り返ると、小さい頃、それこそ低学年の頃から変なことばかり考えてたんですよね。

「人はなぜ人に包丁を突きつけないのか。切れる器具と力があって、それを調理にのみ使うのは人の何がそうさせているのか」

「家族って何だろう。家族はなぜ家族なのか、同じ場所にいるからか、それとも?」

「こんなにもたくさんの人が周りにいるのに、どうして他人なのだろう。知り合いと他人の境界線って何なのだろう」

「愛って何だ、好きってなんだ。何がそうさせるんだ」

「生きる意味って何だろう」

大人になった今でも、分かるようで理解しきれない。或いは経験を重ねる中で答えが更新されていくんです。私の中では。

もちろん子どもの頃は、これらの疑問を抱えていることは口外してませんでしたし、それでもふわふわはしてたので、周りには不思議ちゃん程度に思われていたことでしょう。疎外感から学ぶこともあるよね。

世界観の話に戻ると、私、儚さや有限を醸し出すものに強く惹かれるんです。

推しで例えると、セーラーサターン渚カヲルくん、魘夢くん、花京院くん、真人くん……ご存命なのは真人くんだけかな……あ、大丈夫だヴィクトルがいる!

じゃなくて、一応補足すると散るから好きなのでなく好きになったら散ってしまった流れです。わしゃあ死神か笑

この辺りの価値観や視座が、小説に反映されていたりして。「愛情の記憶」の主人公パトリックは花の儚さを愛でて(その花は他の存在ともリンクする)、「門番」だと生きているということの定義を問うし(≒生きる意志の有無)、オオカミの涙は家族と復讐(作者的には正義)、ディストーションは真実と事実の乖離と向き合い方が裏テーマで……ゆうりくん、明るい話はないのかえ?笑

明るい話はBL界隈の皆々様に頑張っていただいてですね。はい。深夜のテンションと脳内御花畑のノリが共存しているので、どちらにハンドルきるかの問題ですな。そうですな(?)

強引ながらも話をまとめると、自分でも何故そのようなことをするのか分からず、意味のないことをしているのではないかと、無価値観を抱えていたとしても、それはいずれタイミングが来たら、有価値観に変身を遂げる。

疑問や想いや信条や目標、それらがあってもなくても、それらに結果が出ても出なくても、いつか何かしらの形で返信が来るのだと思う。

あの時のあれはね。実はね。

それがきっと、見えなかったものが見えるようになった合図だと思う。あなたの変身。

さあて。こんな感じです。これからパトリックになってバリバリ書かなきゃ。彼はお上品だからお紅茶でもお淹れしておクラシックでもお聞きしながらお作業を……くどいっ笑

執筆中のこちらは10月末開催のweb配信企画ペーパーウェルさんやオンラインイベントのドットテキストさんで配布予定。あとはそこ文さんかな(未定)

サイドストーリーとうたいつつ、結構文章量あって内容も濃いめ。大学生パトちゃん♪ 彼の過去が垣間見えたりしちゃうやつ。本編=エイト編に比べるとゆるふわ感低め。たぶん。

と、いうことで、ここまでお読みくださりありがとうございました!

また次回お会いしましょう〜どなたさまも穏やかな日々を過ごされますように。

小説「愛情の記憶」リンク

kakuyomu.jp

たまにやってくる、勝手にレビューしたい熱。久しぶりに高まったのでエネルギーそのままに書き綴ります。

「ワンピースフィルム レッド」

ややネタバレします。感想は素直にお伝えします。そして最初に申し上げておきますが、私=レビュー者はワンピース素人。イチ映画好きとして鑑賞していますよ。

自分の正義を貫くルフィの勇姿や、序盤から劣勢に立たされるハラハラ感。カラフルな世界や救世主シャンクスの描き方は好印象なのですが……個人的には「ワンピース色」が薄くて、ちょっぴり物足りなさを否定できませんでした。

私にとっての「ワンピース色」は冒険や男気。己のさらに上をいく強者に立ち向かい、パワーと熱い意志で打ち勝つ姿。相手がどんな正義をかざそうとも、「海賊王になる」という夢への道を阻むなら容赦はしない。そんな、理屈よりも気持ちに真っ直ぐで初志貫徹なルフィが好きなんですよね。

今回も「強い相手」ウタちゃんはいるのですが、そのウタちゃんの背景が弱いかなあ。

背景=ウタちゃんの思いは「私の歌を好んでくれる人は、海賊や海軍に苦い思いをさせられ辛い人生を余儀なくされている。彼らは歌に救いを求め、自由を欲している様子。ならば私がそこから解放してあげよう。私の歌声で、新時代を作るの。海賊、サヨナラ。ファンのみんな、気持ちで繋がろう」

わかる、わかるけど。若干独りよがりすぎひんか。

現実世界でも、歌に救いを求めたり癒されたりする人もおろう。だけど大多数の人が応援してくれるからといって、痛みの根源=海賊を見境なく強制排除していい許可にはならんやろ。

子どもの頃の思い出も影響している、それも十分わかる。相手を好きであればあるほど、根深くなるのも理解できる。だけどやっぱり、それを免罪符にしてはよろしくないじゃろう。

数のチカラを感じたのはここだけでなく、倒す方法もみんなで力を合わせて!感が満載。それもいいけど、ここぞというときは絶対王者の力を見せつけるのがヒーローなんじゃないんすかね。

ここに感じる違和感は何だろう。そう思ったとき、そこに見えたのは世間の風潮に寄り添いすぎた結果かなって。

気持ちで繋がる、大事です。

みんなの意見を広く聞く、大切です。

徹底して楽しむこと、良いことです。

でも、私が観たかったもの、それはワンピースです。

ウタちゃん(Adoさん)の歌声は力強くてかっこいいし、サニー号の妖精ちゃん(?)可愛いし、麦わらの一味以外にもたくさんキャラクターが出てきており、エンタメ性は高いと思います。さまざまな意見や楽しみ方があると思うので、少しでも気になる方は実際に鑑賞してご自身にとって響くものを得て満喫してもらえればと思います。

最後に、個人的にワンピースの中でベストオブベストは「Z」ですね。Zことゼファーの生き様がかっこいい。そして終盤の、ルフィーと肉弾戦一騎打ちのシーンが堪らない(BGMが身を潜めるあたりがグッとくる演出……!)

はい。ということで、ワンピースフィルム レッドの鑑賞レビューでした。ご馳走様でした。

『ONE PIECE FILM RED』公式サイト

youtu.be

ずっと大切にしていた記念日。

来ることが当たり前で、近づけば近づくほど良い予感が止まらなくなる特別な日。

けれど、普通の日に戻る瞬間があった。

早く来いと待ち望む気持ちが一気にしぼみ、行き場を無くした期待が恨みになったり、ならなかったり。

早く過ぎ去れ。他の364日と同じく、音もなく流れてしまえ。理性ではそう強がるけれど、思い出が鳴らす「今年も来たよ」の合図。懐かしみたい訳じゃない。それほど大切だった証拠。

今年もその日は来る。普通の日の顔をして。そして過ぎゆく瞬間のその横顔は、「言うほど悪くなかっただろ」とでも言いたげな雰囲気。「楽しい思い出を沢山残してきたよな。今はどうあれ、その事実は認めてくれてもいいじゃん」と、拗ねる余裕すらある。

わかった。白状する。普通の日には戻せない。

記念日ではないかもしれない。でも、たくさんの日々が今の私を支えているという気づきに変わったんだ。後悔や未練じゃない。感謝してるよ。これでもね。

また新たな記念日を迎える日があれば、きっと伝えるでしょう。

「ようこそ私の人生へ。楽しい思い出たくさん作ろうね。このご縁を大切に育みながら」