Diesel-Power (original) (raw)

洋裁と鉄道と・・・。夫婦で綴る、趣味の雑感。

by zakkan-daily

Diesel-Power

2013年 05月 20日

KATO・HO DD51形ディーゼル機関車。同社初の日本型HOプラ製品で今年28歳を迎えるロングセラー。
N/HOを問わず誰もが手にする機関車と言ってもよい。

DD51は天●堂「カンタムサウンド」やムサ●ノモデル高級真鍮製も存在する。
実際にKATOは外観、走行性能、コストパフォーマンス全てにバランスの取れたアドバンテージが付く。(単にプラ製品にしか手が出せないだけ)

情けないことに、良いタマが出てくると持っているくせに増備してしまう・・。

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2両ないと重連が組めないから?等という言い訳は通じず北斗星や貨物更新色を含めると6両になってしまった・・・。
何よりも旧型客車と組み合わせると安らぐ。

実物のDD51で印象的だったのは「三つ目」の745号機。2002年に引退するまで、晩年は磐越西線で活躍した。

1997年3月、新津行「SL阿賀野号」の後押しを務める745号機。(馬下駅にて)

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津川方面への回送。いちばん後ろにぶら下がる蒸気機関車はC58-363 本来任務に就くD51-498の故障により、この年の春運転が最初で最後のC58登板となった。
メインイベントのシゴハチが後ろ姿とは…罰当たりな?

この頃2、3年にわたり新津~津川間で運行されたSL阿賀野号が、1999年4月に復活したC57「ばんえつ物語号」への布石となったことは言うまでもない。

数を減らしながらも、お召列車・寝台特急・貨物列車牽引で活躍するDD51形ディーゼル機関車。
特に重連で活躍する姿は頼もしい。特に2011年3月、東日本大震災直後、ライフライン寸断による福島県へのガソリン輸送列車は晩年の同機が最も輝いた仕事だった。
吹雪の中、空転しながら峠を越える姿は、定年間際、身を挺して会社を支えたベテラン社員のように映った。

北海道新幹線函館開業時、寝台特急の牽引はどうなる?近年相次ぐ貨物列車縮小の影響は?
最終製造機でも36歳。
カウントダウンに入りつつあるようだが末永く活躍してほしい。

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