2024夏休み旅行 神戸・1日目 (original) (raw)

今年の旅行先はなかなか決まらなかった。

当初は車で京都から静岡に旅に出る予定にしていたけれど、宮崎県、神奈川県で大きな地震が相次ぎ、巨大地震注意の情報が出たため、白紙にせざるを得なくなった。

なにも静岡が危ないと言いたいわけではなく、わたしたちは静岡に行ったことが1度もなかったために、もし旅行中に静岡周辺や自宅のある京都で大地震が発生した場合を考えると、今このタイミングで土地勘が全くない上に自宅から遠く離れた場所に行くことは、不安の種となったのだ。

夫とああだこうだと、その他の候補地のホテルの空き状況や観光地などを調べつつ「なんやったら今年の旅行はやめとこか…」などと毎日調べて話し合った結果…

去年と同じく神戸に行くことにした。

神戸なら土地勘もあるし、京都からもそう遠くない。去年も行った場所だけど、わたしたちは神戸が好きだし。

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↑去年の夏の旅行の様子

というわけで、出発前々日にしてやっと去年も泊まったホテルオークラ神戸を予約して、今年の夏の旅行の行き先が決まったのだった。

去年は神戸から姫路や徳島へ足を伸ばしたが、今年は兵庫県内の博物館と美術館を周る予定だ。

1日目

9:00 明石市立天文科学館 に到着

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旅の初めは、気にはなっていたけれどまだ一度も行ったことのなかった明石市立天文科学館へ。息子(9)は宇宙に興味もあるし、何よりわたしたちは日本各地の科学館に行くことが好きなので、今年はここに来てみた。

わたしの趣味のマンホール写真!

マンホールの見本が天文科学館の入り口に 飾られていたので思わず撮った(右端)マンホールカードの一覧もあって嬉しい

天文科学館は9:30オープンだったため日陰で待つことにしたが、この日も蒸し暑く、日陰にいても体力がどんどん奪われていく。すぐそばにお寺もあったが暑すぎて開館まで観光をする気になれなかった。

開館時間となり、同時に9:50から始まるプラネタリウムの整理券ももらうことができたので、早速プラネタリウムへ。

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日本に現存する中で1番古いプラネタリウム設備

この明石市立天文科学館のプラネタリウムは、ドイツのイエナ社で製造されたとても古く複雑なプラネタリウム設備ということだったが、案内してくださる館長さんの説明から、この科学館がどれだけこの設備を大切に扱っているかがよくわかり、いい科学館だなあと思った。またこのプラネタリウムの機械がめちゃくちゃ大きくてかっこいいのだ。(このあとミュージアムショップでこのプラネタリウム機のクリアファイルを買った)

この日のプラネタリウムでは、太陽系グランドツアーというものが投影されるということだったので、楽しみにしていた、のだが…気づいたら、寝てしまっていた!

残念ながら、わたしが今回のプラネタリウムで得た知識は「かんむり座T」という星がもうすぐ爆発するということだけだ。太陽系のところなどすっかり夢の中で、あとから聞いたら家族の中で最初から最後まで起きて見ていたのは、なんと息子(9)だけだった。

プラネタリウムを出たあとは、各展示物を見て回った。

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日時計広場で実際に太陽と影を使って時間を調べる息子(12)

この時の時刻は11:03。日時計ってこんなに正確だったのか!

11:30 明石天文科学館を出て、 明石市立文化博物館

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明石ゾウや、明石原人など、今まで知らなかった明石にちなんだ資料がたくさんあり、とても興味深かった。

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この「鴟尾」って言葉どこかで…と、思ったら、最近行った東大寺で見たものだ!

12:00 明石文化博物館を出て BOOKOFF

ここ数年はあまり行っていなかったけれど、わたしたちは元々旅行先のBOOKOFFに寄るのが好きだったので、明石から神戸に戻る道の途中にあった神戸伊川谷店に行ってみた。旅行先の本屋さんに行くのも好きだが、その土地の古本屋さんも珍しい本や探していた本と出会えたりして楽しい。

さて、BOOKOFFをあとにして、せっかく明石に来たのだから明石焼きでも食べたいなーと、思っていたけどすでにお腹はペコペコ… それに明石焼きが美味しいお店も見当がつかない。でも早く食べたいし… というわけで、

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いや、どこでも食べられるやん

かつやの看板が見えた途端夫が「行く?」と聞き、全員お腹が空いていたので「行こう!」と答えてしまったのだ。せっかく明石に来ているのに…とは思ったが、朝から科学館と博物館で色々な知識を頭に入れて疲れていたのもあって、とにかく早くエネルギーを体に取り込みたかった。新しいことを知るって疲れるからね。

(それにしても安定のかつやは、やっぱり美味しかった)

その後、せめて何かご当地っぽいものを!と、兵庫県内だけの展開のご当地スーパー「マルアイ」を見つけたので、ここで大好きな「うまいか」を購入。この「うまいか」は兵庫県内でしか見かけない。本当に美味しいのでおすすめだ。

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スーパーを出て、神戸へと向かう道中、気づいたら車の中で寝てしまっていた。わたしは普段あまり車で寝ることはないし、今日はプラネタリウムでもすやすや寝たというのに!

15:00 ホテルオークラ神戸 に到着

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ただいま!わたしたちの愛する場所

今回のお部屋からは、神戸のランドマークたちは見えなかったが、大好きな海側でとても嬉しかった。しかも首をぐいっと左に向けると神戸の山々も見えた。山と海とさらに夜には美しい夜景、その3つの風景が楽しめるとはなんて贅沢だ!遠くには神戸大橋や、前に泊まったこともある神戸ポートピアホテルも見渡せて、わたしたち家族は景色に見とれてしまい、しばらく窓の前から離れられなかった。

部屋で荷物を片づけて、家族それぞれのんびり…としていたはずが、なんとベッドの上でまた眠ってしまっていた。そうか、わたしは疲れているのか。

19:00 せっかくなので mosaicとumie周辺 までお散歩

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陽が落ちて少しは街も涼しいだろうと思ったけど、まだまだ暑くてむわっとしている。普段、わたしたちの住む場所は海から遠く離れているため「海辺はやっぱり涼しいのかな」と思ってたのが大はずれなほど蒸し暑い。

夕食はいつも神戸に来たら必ずと言っていいほど食べる、家族全員が大好きなSUBWAYを買ってホテルに持ち帰ることにした。

(少し前にイオン京都にSUBWAYが開店したけど、やっぱりSUBWAY=神戸なので京都では1度しか食べていない)

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4月に改修が終わった神戸タワーの赤が鮮やか

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部屋でSUBWAYパーティーだ!

ふとピクミン・ブルームを開いたら、この日歩いたのは、11502歩だった。博物館ってわりと歩くよね

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夕食を食べ終えてお風呂に入り、寝る時間となったが、わたしは朝と夕方と、散々寝てしまっていたので夜はもう寝れないかも…と思っていたのに、気づいたら朝だった。どうもこの暑さで体がやられてしまっているようだ。

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眠る前、家族で「また旅行に来れたね」と話した。知らなかったことを見て聞いて楽しい1日目だった。