【2023年】ZUUの内定〜配属までのオンボーディングがいい感じな件について (original) (raw)
(1)はじめに
こんにちは!2023年新卒入社 株式会社ZUU プロダクト開発部の門田です。
現在はフルスタックエンジニアとして金融系メディアなどの自社プロダクトの開発・運用を担当しています。
本記事では、未経験エンジニアだった自分がZUUに内定をもらってから部署配属されるまでのオンボーディングについて書いています!
この記事を通して、ZUUに興味を持ってくれる人が増えてくれると幸いです!
(2)内定〜入社までのサポート
ZUUでは、内定をもらってから入社までの間で、以下のサポートを受けられます!
1. Udemy講座を無料で受けられる
ZUUでの業務でよく使う技術である「Go言語」「Vue.js」「Docker」「TypeScript」「JavaScript」「CSS」を学べる講座を無料で受けることができます。
全ての講座を個人で勉強しようと思ったら1万円は軽く超える内容なので非常にお得です。自分は入社までの期間でめちゃくちゃ利用しました!
以下が無料で受けられる講座になっています!
現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発
米シリコンバレーDevOps監修!超Docker完全入門(2022)【優しい図解説とハンズオンLab付き】
超Vue.js 2 完全パック (Vue Router, Vuex含む)
【2023年最新】【JavaScript&CSS】ガチで学びたい人のためのWEB開発実践入門(フロントエンド編)
【世界で7万人が受講】Understanding TypeScript 日本語版
2. 基本情報技術者試験のサポート
基本情報技術者試験の受験料負担の他に、週に1回Zoomにて、学習の進捗確認と基本情報の科目Bの過去問演習があります。
学習の進捗確認では、1週間どんな学習をしたか、難しいと思う範囲はどこかを確認します。そして、過去問演習では、進捗確認で難しいと思う範囲の中から、問題が出るようになっています。
この過去問演習は自分が基本情報技術者試験の勉強をするうえで非常に役立ちました!
また、自分は参加できなかったのですが、本社に通勤できる人は内定者インターンとして、実際に働くこともできます!
(3)新卒研修の概要
ZUUの新卒研修はエンジニア職、総合職、デザイナー職含めての全体研修とエンジニア職だけで行うエンジニア研修の2つがあります。
全体研修についてはZUU独自の確信的新卒研修! 鬼速PDCA<前編>をご参照ください。
エンジニア研修では、技術統括室長である辻さんが既存課題の中から1つ抽出し、それを解決する機能を新卒エンジニアが開発するという内容になっています。
研修は、辻さんと新卒2年目社員2人の合計3人を講師として実施しました。
研修の流れとしては、辻さんにヒアリングし、現状のサービス課題をドキュメントにまとめ、それをもとに要件定義書を作成し、開発するというものでした。
また、研修中は毎日KPT形式で振り返りを実施しました。この振り返りでは、実際に技術統括室の辻さんからフィードバックをもらいました。
辻さんから直接成果物や自分の振り返りについてフィードバックをもらえるのは大変貴重な機会でした。毎回のKPT振り返りで多くの気づきと学びがありました。
実際の業務を一通り経験できる研修となっており、開発のフロー全体を学べる内容になっています。
(4)研修で使った技術
エンジニア研修では主に以下の技術を使いました!
- Go言語
- Vue.js
- PostgreSQL
- その他
(5)エンジニア研修の流れ
エンジニア研修は以下の流れで進めました。
1.仕様書作成
- 要求定義書
- 要件定義書
- 画面設計書
- 機能設計書
- API仕様書
- シーケンス図
- E-R図
2.実装
- 仕様書を参考にガントチャートを作成
- API仕様書を参考にREST APIを作成
- 作成したAPIがPostgreSQLと接続しているかTablePlusを使って確認
- 画面設計書を参考にVueでフロント開発
- フロントからAPIを叩き、サーバーの処理が走るかpostmanを使って確認
- サーバーとフロントのバリデーション処理
- Git / GitHubの基礎を学ぶ
3.テスト
- テスト仕様書を作成
- API・ユーザーテストを実施
- テストコードを作成し自動でテスト
4.プロダクト担当チームにPull Requestレビュー
5.完了!!
- masterブランチにマージ
- 本番環境にデプロイ
- 人事向けに研修内容の発表
実際の開発と同じように、はじめに仕様書を作成し、それをもとに機能開発を行うという内容になっており、システム開発の流れ全体を学べる研修となっています!
日々のタスクは実装前に作成したガントチャートを参考にしながら、毎朝今日一日何をするかを決めていました。
ガントチャートがあることで、現在の進捗度、逼迫具合が確認できるので、システム開発をするうえで非常に重要であることを実感しました。
また、研修中に辻さんから対面でWEB研修とDB研修を受けました。この研修では、WEB、DBの基礎を詳しく学べました。
研修の最後には、新卒エンジニア研修で学んだことや成果物についての発表を人事の人たち向けに行いました。相手が理解できる内容と自分たちがスライドで伝えたい内容を意識し、スライドを作成しました。
開発知識があまりない人に対して自分たちのやったことを説明するのはかなり難しかったのですが、スライド作成を通して、自分たちのやったことや学んだことを再確認することができました。
図. 人事向けに発表したのスライドの表紙
(6)最後に
研修での学び
研修では以下のことを学びました。
定義ジャンプを駆使する
コードを理解するのは非常に時間のかかるプロセスです。
定義ジャンプを駆使することで、すぐに関数の定義先に移動することができます。
当たり前のことですが、非常に大切なことだと学びました。
クライアントと認識のすり合わせを徹底する
クライアントの認識をすり合わせることはエンジニアでなくても、**ビジネスパーソンとして非常に重要なこと**だと研修を通して感じました。
質問の意図を明確にする
曖昧な質問は誰のためにもならないと研修を通して学びました。
質問が明確だと、相手の時間も自分の時間も奪わずに済みます。
質問をするときは、「自分のやったこと」「解決したいこと」は最低限押さえておくようにすることが大切だと学びました。
感想
1ヶ月半の研修でしたが、開発における流れにおける重要なことを多く学べる研修でした。
開発する中で、コードの理解に時間がかかり、しんどい時もありましたが、先輩社員がとてもやさしく教えてくれました。
本当にありがとうございました!
ZUUでは未経験でも関係なく、手を挙げればやらせてもらえる環境があります。この環境を活かして、どんどん手を挙げ、行動していきたいと思います。
ZUUを代表するエンジニアになれるよう日々インプットとアウトプットを意識して行っていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
一緒に働くエンジニア募集!
ZUUでは一緒に働く仲間を募集しています!
詳しくは下記をご参照ください。