WLM システムテーブルとビュー - Amazon Redshift (original) (raw)
WLM は、内部で定義されている WLM サービスクラスに従ってクエリキューを設定します。Amazon Redshift は、WLM 設定で定義されたキューとともに、これらのサービスクラスに従っていくつかの内部キューを作成します。_キュー_および_サービスクラス_という用語は、通常、システムテーブルでは同じ意味で使用されます。スーパーユーザーキューは、サービスクラス 5 を使用します。ユーザー定義キューは、サービスクラス 6 以上を使用します。
クエリ、キュー、およびサービスクラスは、WLM に固有のシステムテーブルを使用して確認できます。次の操作を実行するには、次のテーブルに対してクエリを実行します。
- ワークロードマネージャーによって追跡されているクエリと、割り当てられているリソースを確認する。
- クエリの割り当て先のキューを確認する。
- 現在、ワークロードマネージャーによって追跡されているクエリのステータスを確認する。
システムテーブルのクエリを追跡するには、タスク ID を使用します。次の例に、最近送信されたユーザークエリのタスク ID を取得する方法を示します。
select task from stl_wlm_query where exec_start_time =(select max(exec_start_time) from stl_wlm_query);
task
------
137
(1 row)
次の例では、現在実行中あるいは複数のサービスクラス (キュー) を待機中のクエリを表示しています。このクエリは、Amazon Redshift の全体的な同時実行ワークロードを追跡するのに役立ちます。
select * from stv_wlm_query_state order by query;
xid |task|query|service_| wlm_start_ | state |queue_ | exec_
| | |class | time | |time | time
----+----+-----+--------+-------------+---------+-------+--------
2645| 84 | 98 | 3 | 2010-10-... |Returning| 0 | 3438369
2650| 85 | 100 | 3 | 2010-10-... |Waiting | 0 | 1645879
2660| 87 | 101 | 2 | 2010-10-... |Executing| 0 | 916046
2661| 88 | 102 | 1 | 2010-10-... |Executing| 0 | 13291
(4 rows)
WLM サービスクラス ID
次の表は、サービスクラスに割り当てられている ID の一覧です。
ID | サービスクラス |
---|---|
1~4 | 将来の利用のために予約されています。 |
5 | スーパーユーザーキューで使用します。 |
6~13 | WLM 設定で定義されている手動 WLM キューで使用します。 |
14 | ショートクエリアクセラレーションで使用します。 |
15 | Amazon Redshift で実行されるメンテナンスアクティビティ用に予約されています。 |
100~107 | auto_wlm が true の場合に自動 WLM キューで使用します。 |