AP 令和元年度秋期 問37 (original) (raw)
インターネットとの接続において,ファイアウォールのNAPT機能によるセキュリティ上の効果はどれか。
- DMZ上にある公開Webサーバの脆弱性を突く攻撃からWebサーバを防御できる。
- インターネットから内部ネットワークへの侵入を検知し,検知後の通信を遮断できる。
- インターネット上の特定のWebサービスを利用するHTTP通信を検知し,遮断できる。
- 内部ネットワークからインターネットにアクセスする利用者PCについて,インターネットからの不正アクセスを困難にすることができる。
解答
エ
解説
NAPTは、TCP、UDPのポート番号を識別し、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスとの対応関係を管理することによって、プライベートIPアドレスを使用するLAN上の複数の端末が、一つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットにアクセスする仕組みです。
- DMZ上にある公開Webサーバの脆弱性を突く攻撃からWebサーバを防御できる。
WAFによるセキュリティ上の効果です。 - インターネットから内部ネットワークへの侵入を検知し,検知後の通信を遮断できる。
IPSによるセキュリティ上の効果です。 - インターネット上の特定のWebサービスを利用するHTTP通信を検知し,遮断できる。
Webフィルタリングによるセキュリティ上の効果です。 - 内部ネットワークからインターネットにアクセスする利用者PCについて,インターネットからの不正アクセスを困難にすることができる。
正しいです。NAPTによるセキュリティ上の効果です。
参考情報
分野・分類
分野 | テクノロジ系 |
---|---|
大分類 | 技術要素 |
中分類 | セキュリティ |
小分類 | 情報セキュリティ対策 |
出題歴
- AP 令和元年度秋期 問37
- AP 平成29年度春期 問36