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水上勉

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読書

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みずかみつとむ

http://homepage1.nifty.com/naokiaward/jugun/jugun45MT.htmより

生没年月日

大正8年(1919年)3月8日〜平成16年(2004年)9月8日長野県東御市の仕事場で死去。85歳。

経歴

福井県生まれ。立命館大学国文科中退。

受賞歴

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逍遥堂日乗 a bookish life5ヶ月前

2024/4/25 水上勉「五番町夕霧楼 」[Kindle] 小学館 P+D BOOKSP+D BOOKS 五番町夕霧楼 作者:水上勉 小学館 Amazon P+D BOOKS 五番町夕霧楼 [Kindle] 著者 : 水上勉 小学館 (2016年11月13日発売) f.2024/4/25p.2024/1/18 from amazon site 映画化もされた不朽の名作がここに甦る! 昭和20年代半ば、京都で遊郭の娼妓となった片桐夕子、19歳。貧しい寒村生まれが故、家族のための決心であった。哀れに思った女主人・かつ枝の配慮により、西陣の大旦那に水揚げされそのまま囲われる道もあったが、夕子は自ら客を取り始める。最初の客で頻繁に通ってくる修行僧・櫟田正順、夕子との仲を疑われている彼が…

#五番町夕霧楼#水上勉#京都#読了

ネットで話題

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19ブックマーク水上勉の伝言 「働くことと生きること」 NHKニュース取材のために初めて入った作家・水上勉さんの山荘の書斎には、机があり、パソコンがあり、そして体を横たえるためのベッドが置かれていました。 穏やかな表情の遺影に向かって手を合わせながら、「この人は何を伝えたかったのだろう」と考えました。 それから10年。 東京の世田谷文学館では、ことし、水上さんが残した...www3.nhk.or.jp

5ブックマーク檀一雄・深沢七郎・水上勉…嵐山光三郎が明かす強烈な文士たちの素顔(嵐山 光三郎) @gendai_bizgendai.media

関連ブログ

一朴洞日記6ヶ月前

ガラスの粉水上 勉(1919 - 2004) 昭和二十年八月十五日の正午ころ、水上勉青年は晴れわたった若狭湾の眺望が眼下いっぱいに開ける峠のいただきで、石地蔵の脇に腰を降して、弁当の握り飯を頬張っていた。 村内にチブス罹患者が出た。当村への疎開者の妻だった。疎開してきて間もなく、夫は召集され、妻と子どもが残されていた。応召した夫は水上青年の友人で、疎開の仲立ちをしたいきさつもあることから、水上青年は急遽職場への欠勤連絡をして、自分で責任を取るしかなかった。 感染症に対応できる病院は四里離れた小浜にしかない。列車はつねにすし詰めで、移動理由その他を明らかにしなければ切符を売ってもらえぬ状況だった。病院で証…

#水上勉#若狭#終戦の日#発音#美意識

日本映画1920-1960年代の備忘録6ヶ月前

越前竹人形 1963年 大映監督 吉村公三郎 脚本 笠原良三 原作 水上勉 出演 若尾文子 山下洵一郎 中村玉緒 中村雁治郎 殿山泰司 浜村純 西村晃 村田扶美子 嵐三右衛門 水上勉の作品って暗くて怖い。この映画では原作を少し変えてますがこれもこれでなかなか良い。原作通りだと2時間越えは必死でしょう。 若尾文子の写真集の表紙に使われたのがこの作品の若尾文子。もう美しさ満開♡♡ 若尾文子の写真集の若尾文子(文が変?w) 若尾文子・山下洵一郎 昭和のはじめ。福井の山村で竹細工職人だった父が亡くなり、21歳の喜助(山下洵一郎)がひとり残された。 そこへ芦原から来たという玉枝(若尾文子)が生前父にお世話になったと現れてお線香をあ…

#山下洵一郎#若尾文子#大映#水上勉#中村玉緒

哲学日記7ヶ月前

水上勉の傑作「飢餓海峡」「飢餓海峡」は水上勉の社会派推理小説の傑作で、繰り返し映像化されてる。 ウィキペディア 飢餓海峡【あらすじ】より引用させて頂きます。 戦後まだ間もない昭和22年、北海道岩幌町の質店に強盗が押し入って大金を強奪したうえ、一家を惨殺し、証拠隠滅のため火を放つ事件が発生する。火は市街に延焼し、結果的に街の大半を焼き尽くす大火となった。その夜、北海道地方を襲った猛烈な台風により、青函連絡船・層雲丸が転覆して多数の死傷者が出る。翌日から現場で遺体収容に従事した函館警察署は、連絡船の乗船名簿と該当しない、身元不明の2遺体を発見する。 函館署の弓坂刑事は、身元不明の2遺体が質店襲撃犯3人の内の2人であり、強…

#水上勉#飢餓海峡#弘田三枝子

邦画と銭湯7ヶ月前

『波影』(1965・東京映画)若狭小浜の遊里。ただひたすら他人に尽くし愛を与え続けて死んだ娼妓・若尾文子の半生を、娼家の娘の眼を通して描く。豊田四郎監督が脚本八住利雄、撮影岡崎宏三、美術伊藤熹朔と不動のパートナーを配して水上文学に取り組んだ。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:豊田四郎出演:若尾文子/大空真弓/中村賀津雄/乙羽信子/山茶花究/沢村貞子/浪花千栄子 水上勉原作映画のヒロインと言ったら若尾文子である。『雁の寺』も『越前竹人形』も若尾ちゃんだ。 そして大映ではなくともやはり若尾ちゃんなのである。 貧しさゆえに身体を売ることになった若尾。乙羽信子の店で厄介になる。娘の大空真弓は彼女になつき、若尾もまた…

#水上勉#若尾文子#豊田四郎#乙羽信子#大空真弓#中村賀津雄

グランマの信州日記9ヶ月前

美味しい寒ぶりが食べたくて / 浅間山のてっぺんくまさん兄弟に応援ポチお願いします にほんブログ村 美味しいお寿司が食べたくて、久しぶりに「ガッテン寿司」に行って 来ました。 確か前回は、7月に長女が遊びに来た時だったので半年ぶりです。 ちょくちょく行く「くら寿司」や「かっぱ寿司」などの回転寿司 に比べて、この「ガッテン寿司」は職人さんが目の前で握ってくれる お店ゆえ、それなりの値段がするので敷居は高いです。 支払いはPAYPAYで。 ちょうど「ぶりフェアー」をやっていたので、ラッキーでした。 そして、長野県民は必ずと言っていいほど「サラダ軍艦」を食べます。 私も大好きで、この点では長野県民になりきっています。 まだ東京で暮らしていた頃、富…

#ガッテン寿司#ぶりフェアー#サラダ軍艦#天然寒ぶり#水上勉#暖冬

Laozi’s blog1年前

何気に響くセリフあり ◆ 「土を喰らう十二ヵ月」「作家のツトム(沢田研二)は、長野の山荘で一人の暮らしを楽しんでいた。彼は山で採れる実やきのこを集め、畑で育てた野菜を自ら料理して味わい、四季折々の自然を感じながら原稿を執筆。担当編集者で恋人の真知子(松たか子)がときどき東京から訪れ、二人で旬の食材を料理して食べる時間は格別だったが、その一方でツトムは13年前に亡くした妻の遺骨を墓に納められずにいた」シネマトゥデイ 主人公沢田研二さんの標準語が棒読みのように聞こえます。 それ以外は問題なしです(笑)。 「そうや、そうや」と思うセリフがあったので記しておきます。 主人公が畑仕事しながらつぶやく心の声 「明日も明後日もと思うから、生きるのが面倒に…

#水上勉#土井善晴

明治大正埋蔵本読渉記1年前

『黒壁』 水上勉黒壁:水上勉 1961年(昭36)1月~11月、雑誌「新週刊」連載。 1961年(昭36)12月、角川書店刊。 1963年(昭38)角川小説新書。 黒壁:水上勉2 (こくへき)山伏信仰で知られる熊野川流域での殺人事件。電力開発工事の監督官庁の敏腕課長が現地への出張中に失踪し、他殺体で発見される。交通の不便な山奥の集落や山々の風景を土地勘のある視点で丁寧に描いているのが巧みだった。一見何でもない公務員がなぜ惨殺されなければならなかったのか、その犯人の心の奥までは見通せず、また語られもしないのが不透明感として残った。☆☆ 黒壁:水上勉3 国会図書館デジタル・コレクション所載。個人送信サービス利用。…

#水上勉#御正伸#熊野川#新宮#那智勝浦#請川#洞川

上野日記1年前

水上勉の『雁の寺』を読んだ水上勉の『雁の寺』を読んだ。1961年に別冊文藝春秋に掲載され、同年第45回直木賞を受賞した小説で、第一部の「雁の寺」に続く「雁の村」、「雁の森」、「雁の死」を加筆して文庫として1974年に出版された。映画化(1962、若尾文子)やテレビドラマ化(1989、かたせ梨乃)もされており、映画は先日(6/24)BS松竹東急で放送されたので録画した。ようやく観れる。以下の概要はAmazonより引用: 頭の鉢が異常に大きく、おでこで奥眼の小坊主・堀之内慈念は寺院の内部になにを見、なにをしたか。京都の古寺、若狭の寒村、そして滋賀の古刹を舞台に、慈念の漂流がつづく。著者の体験にもとづいた怨念と、濃密な私小説…

#読書#水上勉#雁の寺

だらだら憩1年前

劇団青年座『金閣炎上』を観た 新宿 紀伊国屋ホールにてこんにちは、憩です。 紀伊国屋ホールで5月12日(金)~5月21日(日)の期間で上演中の 劇団青年座さんの『金閣炎上』を観ました。 あらすじ 大正14年、若狭湾に面した寒村の成生に若い女がやって来た。西徳寺の住職道源のもとに嫁入りする志満子である。この辺境の末寺で結核に病む道源と結婚生活が始まった。昭和4年、養賢が生まれる。しかし成長するにつれて養賢には重度の吃音症があらわれる。「貧寺の子が生き残るためには僧侶になるしかない…」そう考えた父は養賢を金閣寺に入れたいと強く願う。昭和18年、父の死から一年後、養賢は金閣寺で得度式をあげ見習い僧となる。しかし父から受け継いだ肺病症状が現れ、母の待つ故…

#観劇#舞台#劇団青年座#金閣炎上#水上勉

dandy-papaの休日4日前

つぶやき、読書会つぶやき、読書会 復活、テニス 右足の太腿の筋肉損傷から本日、復活テニス。と、思ったら、右足をかばって、腰が痛くなりました。 まあ、痛いところを騙しながら動かないと、仕方ありませんね。 ほぼ、2週間、大人しくしていたので、今週は、特段のイベントはありませんでした。 ちょいと、足が不自由だったので、近所で開催された読書会に参加しました。 この読書会は、課題図書システムではなく、参加者が、それぞれ「推し本」を持ち寄り、押しの理由をプレゼンするシステムです。 参加者は、6名(うち5名は、女性)・・・ということで、今回は、男性は、ぼくだけ・・・緊張するわ! ぼくの推し本は、 「禅とは何か」水上勉 中公…

松村かえるの「かえるのねどこ」11日前

2024年10月5日(土)の日録。高良山に登る(048) 5日の記録。 高良山に登る(048) 「いつかお百度参り達成を目指そう 高良山登山第48回」です。 もともとは知人の弟さんが行方不明となったことを知り、発見されるよう祈願してはじめた高良山詣ででした。半分壊れて焦げたレンタカーと荷物が発見され、そこでやめてもよかったのですが、その後も思うところあって継続しています。 今日は西から東へ向かって登り、また西に戻ってくる経路を歩きました。 うっかり4時半に起床してしまいました。いそいで荷物を準備します。道中のおやつにボンタンアメをひと箱準備します。 子供のころ「オブラートはそのまま食べられます」と箱に記載はありませんでした。と…

卯月ユウトの読書日記12日前

直木賞受賞作(1960年代)直木三十五賞(通称・直木賞)の1960年代の受賞作品一覧です。 目次 第43回(1960年上半期) 第44回(1960年下半期) 第45回(1961年上半期) 第46回(1961年下半期) 第47回(1962年上半期) 第48回(1962年下半期) 第49回(1963年上半期) 第50回(1963年下半期) 第51回(1964年上半期) 第52回(1964年下半期) 第53回(1965年上半期) 第54回(1965年下半期) 第55回(1966年上半期) 第56回(1966年下半期) 第57回(1967年上半期) 第58回(1967年下半期) 第59回(1968年上半期) 第60回(1968年…

消えた赤線放浪記 318日前

水上勉「山陰本線丹波口駅─────遊女の町」(『停車場有情』昭和55年 所収 )[8] そして、『丹波物語』では、角屋の維持のために当時の国鉄が施した対策についても述べられています 「丹波口の新駅ができ、山陰線が高架になって、ご当主徳右衛門さんに心配のタネができた。駅舎はずっと北へ離れていったが、線路と角屋は道をひとつ距てたきりなのだ。電車の客がもし、火のついたタバコを投げ捨てたら、という火事の心配である。何しろ寛永年間の木造、瓦葺きの重要文化財である。茶室は茅葺だから、もし火のついたタバコが降ってきたらひとたまりもない。そこで国鉄への厳重抗議となった。国鉄でもこの重要文化財を守るため、現在ある一メートル九十センチの側壁の上に、更に一メートルの金網を張り足すことにしたという。」 …

tamutamu2024のブログ21日前

立憲民主党新代表に関する社説・コラム(2024年9月24・25・26日)立憲民主党の新代表に選出され、挨拶する野田佳彦氏(23日、東京都港区) 東京新聞 「悪夢」を有権者は忘れていない(2024年9月26日『産経新聞』-「産経抄」) 万葉集に山上憶良の知られた歌がある。<萩(はぎ)の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴(ふじばかま) 朝貌(あさがお)の花>。これで「秋の七草」を覚えた人も多いだろう。尾花はススキのこと。夏を思わせるアサガオがあるのはなぜか。 ▼先の歌が詠まれた時代は、「朝貌(朝顔)」といえばキキョウ、あるいはムクゲを指したらしい。ムクゲは「木槿」と書く。アサガオと同じく朝に開き、夕方にはしぼむ一日花として知られる。「朝顔の花一時(ひと…

一朴洞日記22日前

谷中霊園広津家墓所。谷中霊園。垣内に四代の墓石と墓誌石碑とが肩を寄せ合う。 祖父弘信は久留米藩の儒者の家柄。医術を学んで長﨑にて開業するも、併せて諸外国事情を学び、やがて上京。外交官として朝鮮との国交樹立の現場担当官だった。交渉はこじれて、結果として征韓論を誘発する結果にもなった。明治16年(1983)没。孫の和郎誕生時にはすでに他界していた。 父直人は、尾崎紅葉率いる硯友社の一員たる小説家広津柳浪。明治期屈指の小説名人の一人だ。外国語学校にてドイツ語を学び東大医学部予備門に入学するも、肺病を病んで中退。父の伝手で五代友厚家に見習いとして居候し、農商務省の役人にはなったものの文学好きの駄目官吏で、免職…

昭和寅次郎の昭和レトロブログ22日前

岩下志麻さんから自然描写から物語まですべてが美しい!障害者映画⑤「はなれ瞽女おりん」障害者映画ラストは視覚障害! おおまかなストーリー 映画の感想 ➀おりん役の岩下志麻さんの演技が絶品! ②北陸地方の自然描写が美しい! ③瞽女さんが存在していたことを始めて知った 瞽女さんとは一体どのような人たち? はなれ瞽女とは? この映画のエピソード ➀岩下志麻さんの役作り ②原田芳雄さんの粋な気遣い 障害者映画ラストは視覚障害! これまで4作品紹介してきた 障害者映画シリーズの最終回は かつて日本に存在していた 視覚障害を持った三味線弾きの 瞽女さんを主人公にした映画 「はなれ瞽女おりん」(1977年)です! (映画「はなれ瞽女おりん」より。原田芳雄さん(左)と岩下志麻さん(右)) 果た…

karumerabunkoのブログ24日前

ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版2024年9月20日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,065点(セット版を除く)をあげた。文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら→ちくま学芸文庫M&S刊行書目一覧 最新版 - karumerabunkoのブログ 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『…

karumerabunkoのブログ1ヶ月前

講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版2024年9月20日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,317点(日本文学1,245点/海外文学72点、ワイド版を除く)をあげた。文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。編者、訳者は一部を除き割愛した。 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日本…

ippo20111ヶ月前

『飢餓海峡』(1965)京都文化博物館フィルムシアター、【没後20年】水上勉の世界を描く。13日は『飢餓海峡』(1965)。戦後すぐの飢餓状況の中、追いつめられ殺人・放火を犯した男。それを元手に実業家として成功しながらも再び殺人を犯してしまう。そして不幸な生の狭間に一見の客と心かよわせ、一度はその男に助けられながらも最後には彼に殺される娼婦。これらの事件の偶然で結び合わされた糸をたぐり、犯人を追いつめてゆく老刑事。内田監督は不幸な背景を持つ男と女の中に、物心双方の飢えを対位させて描く。 https://www.bunpaku.or.jp/exhi_film/schedule/ 『飢餓海峡』1965(昭和40)年東映東…

京都映画サークル協議会1ヶ月前

12月 第693回小劇場例会『土を喰らう十二カ月』12月 12月の映画は、公開時ちょっと話題になった映画です ジュリーが水上勉さんをモデルにした作家さんを演じています。 どんな映画となったのか、楽しみ😋 tsuchiwokurau12.jp 美味しいモノもたくさん出てくるのかな? 土を喰らう十二カ月 京都映画サークルの活動内容は次の通りです。 1 〉毎月1回、京都教育文化センターホールで「小劇場例会」(上映会)をおこなっ ています。例会作品は運営委員会で決めています。年に1~2本は会員アンケートで選出しています。 2 〉3人以上のサークル単位で活動しています。個人でも入会できます。 3 〉毎月、機関紙「映画タイムス」(例会作品の解説・感想等を…

久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」1ヶ月前

「芹沢銈介の世界」展(日本民芸館)ーーつくる喜び(染色家)とつかう喜び(蒐集家)日本民芸館の「生誕130年 芹沢銈介の世界」展。 「日本民芸館」という題字は、芹沢銈介の字だった。 静岡市立芹沢銈介美術館を訪問したい。 芹沢銈介の日本 (293;293) (別冊太陽 日本のこころ 293) 平凡社 Amazon 「別冊太陽」の「芹沢銈介の日本」では、図案家から染色作家への20代、柳宗悦と紅型(びんがた)に導かれた30代、棟挙移住と沖縄への旅の40代、終戦から復興への50代、津村の暮らしと相手なしの仕事の60代、「もうひとつの創造」への情熱の70代、パリ展と最晩年の日々の80代というように芹沢の生涯を総括している。 芹沢は柳宗悦『工藝の道』を読んで「長年悩みつつありし工藝に関…

久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」1ヶ月前

『図解コミュニケーション全集』第9巻「応用編3 日本探検」を刊行。『久恒啓一図解コミュニケーション全集』第9巻「応用編3 日本探検」を刊行。日本歴史、地域活性化、日本の白書、今の日本を図解で解説した。以下の著書が含まれている。「日本探検」のための数百枚の図解と解説を並べている。図解の書き直し等もあり、時間がかかった。 Ⅰ .『日本一わかりやすい 図解日本史』(PHP 研究所) Ⅱ .『事業構想学入門』(学文社)「事業構想力を鍛える教育の試み」 Ⅲ .『大胆図解 日本の白書』(同文舘) Ⅳ .『図解 今の日本がひと目でわかる!』( 三笠書房) 久恒啓一 図解コミュニケーション全集9 応用編3 日本探検 作者:久恒啓一 Independently publish…

みんなの笑顔が三重(みえ)てくる Jima-t’s diary1ヶ月前

不断桜 in 子安観音寺Ep.219 社会派推理小説で知られた水上勉(1919-2004)。 その壮年期の作品の一つに『櫻守』(さくらもり。1969年)がある。 桜を守り、育てることに情熱を燃やしたある庭師を主人公に、 「滅びゆく自然への深い哀惜の念とともに、なつかしく美しい言葉で綴り上げた感動の名作」(新潮社HPより) である。 水上勉 朝日新聞より 『櫻守』 新潮社HPより 作中、以下のような一節がある。 「 伊勢の白子へ廻って、鬼子母さんの不断桜見てきたんやけど、不断桜は、美濃にもあったが、白子のは花が大きかったわ。不思議なもんや。夏も秋も、冬も咲きよる。わしらの行った日イは、天気がよかったで、一本だけ枝さきに…

4310(昭和94年2月~)2ヶ月前

労働映画列島!(2024年09月)◎新作ロードショー ゴミ屑と花 《9月1日(日)から 東京 テアトル新宿ほかで公開》 自衛隊を辞め、ごみ収集の仕事に就いた男。1日200件の収集作業の中で、ひたむきに働く先輩女性の姿に「美しさ」を感じる。(2023年 日本 監督/大黒友也) シサム 《9月13日(金)から 東京 TOHOシネマズ日比谷ほかで公開》 江戸時代前期の松前藩。兄の仇を追って蝦夷地に向かった青年が、アイヌの文化や風習に触れていく。(2024年 日本 監督/中尾浩之) 本日公休 《9月20日(金)から 東京 新宿武蔵野館ほかで公開》 台中の街で40年以上続く理髪店。ある日、店主は「本日公休」の札を掲げ、病床に伏した常連客…