北総鉄道とは 地理の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)

北総鉄道

かつて千葉県にあった鉄道会社。現在の東武野田線の前身。現在ある北総鉄道とは無関係。

1929年に総武鉄道(総武本線の前身とは無関係)に改称し、1944年に東武鉄道に合併された。

北総鉄道

千葉県内に路線を持つ京成グループの私鉄。
f:id:mikagekawase:20061105131413j:image

路線

以下の路線(合計 32.3km)を運営しており、総称して「北総線」と呼ばれる。

沿革

1960年代に開発計画が始まった千葉ニュータウンと東京の都心を結ぶ鉄道は、都営浅草線の延長と都営新宿線の延長という2経路が建設されることになっていた。これら2路線のうち前者の運営主体として、1972年5月10日、設立されたのが「北総開発鉄道」である。
営業開始は1979年3月9日の北初富−小室間が初めで、当時の列車は北初富から新京成線を松戸まで乗り入れていた。
1991年3月31日には京成高砂−新鎌ヶ谷間の新線が開業、当初計画どおり京成線・都営浅草線・京急線への直通運転を開始し、翌年7月7日限りで新京成線への乗り入れは中止された。
また、1984年3月19日には住宅・都市整備公団(後の都市基盤整備公団、現在の独立行政法人都市再生機構の前身)が保有する小室−千葉ニュータウン中央間の路線も開業し、直通運転を開始している(現在は北総の第2種鉄道事業)。公団の路線はその後1995年4月1日に印西牧の原、2000年7月22日に印旛日本医大まで延長されている。2004年7月1日には公団の独立行政法人化に伴い鉄道事業は千葉ニュータウン鉄道に譲渡された。それまで京成高砂−印旛日本医大間の路線は「北総・公団線」と呼ばれていたが、「北総線」に変更された。また同時に、「北総開発鉄道」の社名も現在の「北総鉄道」に変更された。
運賃が高いことでも知られる。

成田スカイアクセス(京成成田空港線)

印旛日本医大から成田空港までの新線として、2010年7月17日開業。北総線を経由して東京(京成上野・押上・新橋・羽田空港方面)と成田空港を結ぶ直通列車が走っている。京成高砂〜成田空港間をひっくるめて京成成田空港線といい*1成田スカイアクセスという愛称がつく。

駅一覧

駅番号 駅名 読み 接続路線
KS10 京成高砂 たかさご 京成本線・押上線・金町線
HS01 新柴又 しんしばまた -
HS02 矢切 やぎり -
HS03 北国分 きたこくぶん -
HS04 秋山 あきやま -
HS05 東松戸 ひがしまつど JR武蔵野線
HS06 松飛台 まつひだい -
HS07 大町 おおまち -
HS08 新鎌ヶ谷 しんかまがや 新京成線、東武アーバンパークライン
HS09 西白井 にししろい -
HS10 白井 しろい -
HS11 小室 こむろ -
HS12 千葉ニュータウン中央 ちばニュータウンちゅうおう -
HS13 印西牧の原 いんざいまきのはら -
HS14 印旛日本医大 いんばにほんいだい 成田空港方面(一部直通)

車両

北総鉄道の車両は自社が保有しているものと、千葉ニュータウン鉄道が保有しているものがあり、北総が一括して管理し、共通で運用している。他に乗り入れの関係で京成や京急、東京都交通局の車両が走る。

使用車両

乗り入れ

主要株主

*1:狭義には印旛日本医大〜空港第2ビル間

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。