2024/09/29〜2024/10/14 (original) (raw)

2024/09/29(日)
夜勤。相変わらず出勤前にうまく仮眠できない。夜中起きてないといけないと思うと、グミとかチョコとか細々したお菓子を一晩中食べ続けてしまい朝が来る頃にはいつも胸焼けしている。なんとか打開策を、と思ってガムを買って持っていったらこれが良かった。単に眠さと緊張感が相まって口寂しいだけだったと気づいた。

2024/09/30(月)
人の考えていることがよくわからない、なぜなら行間のさらに裏を読みにいってしまうからだ、という話をして、それから人が人のことを好きになることの道理みたいものについて考えた。何か大きなものを間違えたような気がしなくもなかった。ワインをたくさん飲んでへろへろになった頭ではもう何も考えられなかった。人のことを踏みにじりたくない、誠実でいたい、と思えば思うほど逆方向に爆走しているような気がする。

2024/10/01(火)
朝。二日酔いの気配がそこにはあり、しかし起きて気づいたがどうやら昨晩寝てしまう前にミラグレーンとキューピーコーワゴールドヒーリングを飲んだらしい。その律儀さたるや、と自分で自分に慄く。
夕飯。鯛のパスタを作る。昨日夜勤明けで寄った近所のスーパーで、小鯛(といっても結構大きい)の三枚おろしになったやつが500円くらいで売られていた。朝一番にスーパーに行くとこういう掘り出し物と出会えることもある。
鯛を適当な大きさに切り身にして塩を振り、オリーブオイルを引いたフライパンで焼いていく。1%強の塩分濃度でパスタ(1.5mm)を茹で始める。アルミパンにみじん切りにしたにんにく、オリーブオイル、唐辛子オイルを入れて火にかける。やんわりにんにくが色づき始めたらアンチョビひとフィレを加える。アンチョビが粉々に溶けたらトマトソース(土曜に仕込んでおいた)と焼いておいた鯛を加え、身を潰してソースにする。パスタが茹で上がったらソースと絡めて、おいしいオリーブオイルとバジルを入れてサッと混ぜ合わせる。皿に盛り付け、最後に飾り用に別にしておいた鯛の切り身を乗せて完成。料理ってつくづくコンビニエンスな自己肯定感の獲得方法だと思う。食べたら無くなってしまうという清々しさも含めて。f:id:analog_3:20241003220753j:image

2024/10/12(土)
三連休初日。夜勤明け。2時間残業して帰宅即爆睡して起きたら18時だった。体がだるい。夜勤明けこそなぜかいつも手間の掛かる面倒くさい料理をしたくなる、それで今日は里芋のコロッケだった。めんどくせ〜と思いながら芋を茹で、潰し、丸め、揚げた。宝ヶ池で花火が上がり、窓からしばらく眺めた。f:id:analog_3:20241014170243j:image

2024/10/13(日)
三連休2日目。昨日行けなかった下鴨中通ブックフェアに向かう。この前の休みに余波舎に行った時に、出店するので良かったら、と教えてもらっていたのだった。釣果は東浩紀『観光客の哲学』(ゲンロンver.)、浅田彰『構造と力』。意外と新刊を置いてるブースが多かったなという印象。そのまま自転車を走らせてものやへ。フィンランド製の照明をゲット。磁石でライトの方向が可変なところがかわいい。お店の人といくらか会話。"買った人の顔は全然覚えられないんですけど、売った「もの」は全部覚えてるんで!"と言っていたのが良かった。

2024/10/14(日)
三連休3日目。友人が出るイベントをはしご。それぞれ久しぶりに顔を見た。おすおす!と挨拶、いくらか会話し、またまた!と別れる。出番を終えた人の顔というのはいいものだなと思う。ちょうど良く疲れと弛緩と満足が交差している顔。