秦野指定文化財めぐり 蓑毛大日堂・極楽寺・龍法寺 (original) (raw)
11月4日(月・祝)🌤️
秦野指定文化財を見に行って来ました。
本当なら昨日いくつもりでしたが乗り気なれず連休の最終日に行く事にしました
今年の特別公開は鶴巻の極楽寺、南矢名の龍法寺、恒例の蓑毛大日堂です。
市内の文化財巡りなので極力交通機関を使わず自分たちの足で歩きます。
はだの歴史博物館も同時開催ですが場所が離れているためこちらは行きませんでした。
巡る順序をどこのお寺からにするか直前まで悩み、蓑毛大日堂から巡ることにしました。
9時自宅を出発。 気持ちのいい秋晴れです
9:25 東田原ふるさと公園です。
旦那が前回来た時にここのヤマスタスタンプがうまく取れてなかったというのでこちらに寄りました。
シラサギ?が高いところから飛んできてちょうどカメたちのいるところに降りてきました
首を思いっきり伸ばしてカメたち🐢の方を伺っているようです。
狙ってる…❓いやきっと様子見てるだけよね。
ちょっとヒヤッとシーンでした😅
坂道を上がっていき、高取山の東名高速道路を眺めます。
11月だというのに結構暑くて汗かきかきしながら坂道を登りました🥵
柏木林道からヤビツ峠は丸太橋の流失で行けないんですね。。
10:17 蓑毛大日堂に着きました。
阿吽像の門はロープが張られて入れないようになっているので、、
右側の道から中に入ります。
受付テントで今回の指定文化財のパンフレットをいただいた後、五智如来のお堂にお線香をあげていきました。
お線香は無料提供ぽかったですが気持ちばかり100円賽銭箱に入れました。
お堂を巡る前に朱印受付していた女性のお坊さんに御朱印をお願いしました。
「五智如来、薬師如来、奥のお堂にお地蔵様がいらして…3種あります」と説明される。
五智如来、薬師如来は以前に伺った時にいただいてるので今回はお地蔵さまの御朱印にしました。
女性のお坊さんの言う上の方にいるお地蔵様とは…?どこのお地蔵さまのことだろう🤔(聞けばよかった)
閻魔堂(茶湯殿)の隣にお地蔵様がいたので、これのことかな?と写真を撮る。
しかし、今回頂く御朱印のお地蔵さまというのは閻魔堂の十王像らの真ん中にいる地蔵菩薩さまのことだった。
あぁ全く、私たちはそんなことも知らないで(ーー;)毎年のように閻魔堂に伺ってるのに💧
閻魔堂内は撮影禁止のため一体一体じっくり見ていきます。
地蔵菩薩さまは地獄にいる者も、どんな者にも救いの手を差し伸べてくださるという。
地蔵菩薩さまの穏やかなお顔を見ているだけでありがたい気持ちが溢れてきて胸いっぱいになりました。
今回の御朱印はお地蔵さまので良かった。
御朱印テントに戻り女性のお坊さんから御朱印帳を受け取った後アンケート用紙を記入していく
阿吽像の修復のお話を係の女性から聞かせていただいた。
それぞれ写真を見るとまるで重病人を運び出すような、慎重に丁寧に運び込まれている様子が写されていました。
家族というか…大切な我が子を病院に見送るかのような。そんな優しい気持ちになれる写真だった。
あと2年後に戻られるという。
いつも当たり前に立っていた阿吽像たちがこんなにも劣化が激しく大変なことになっていたなんて。
2年後 綺麗に修復されたお姿で門に立たれる日を待ちたいと思います。
大日堂を後にして坂を下る
11:10 また一体増えてる?ピーチ姫かぁ(笑)
次はクッパかな🤭
上原台の信号で左に逸れる。
ニトリ前に出て246のセブンに寄ってドーナツを買って食べる。
パクつきながら弘法山方面の坂道を上がっていく
今年は暑すぎて色づくのが遅いかな
12:10 今回は文化財巡りがメインなので権現山、弘法山には登らず山頂を巻いていきます
コウヤボウキがあちこちよく咲いてます
12:30 吾妻山には向かわず東海大学駅前方面を指す標識から本線を外れる。
先行していたおばさんたちが間違えて尾根道を真っ直ぐ進んでしまい私たちもつられてしまう。
さっき尾根道から左斜めに降りていく道があったのでそちらが正解でした。
一度この道で下ったことがあるのに、つられて行ってしまった旦那を責める。
という私もつられてるんだから人のことは言えない…😓あ〜あ🌀
事態が悪くなると旦那を責めるクセ、なんとかしたい。。
12:45 旦那が汗ばんだTシャツを着替えたいというので小さな公園のベンチで少し休んでいきます
13:02 旦那がランチに予め調べてくれてた『たべれっと』というお店に到着しました
ランチだけでなく晩酌もできる居酒屋風なお店の面もあるのね
あぶらげ推しとは珍しい。。😳
私はすぐ定食(800円)にした。
けんちん風の豚汁とご飯、小鉢から3種類のおかずが選べます。
程よい量で色んなおかずが食べれるのが嬉しい。ワクワクしながら食べる。
豚汁はツミレからの出汁がよく染みて美味しい。あぶらげはフカフカして風味が香ばしく具沢山で食べ応えある汁物でした
旦那はあぶらげ定食(900円)のバター醤油をチョイス。
あぶらげが主役の定食で、小鉢が一品つく。
普段あぶらげをメインにして食べるというのはなかなかない。
栃尾のあぶらげはかなりボリューミーで一枚食べただけで旦那はかなり満腹になったようだ
カウンターの前に並べられた小鉢から好きなおかずを選んでお店の人が温めて提供される。
私は『豆乳チキングラタン』、『かぐら南蛮と豚のスタミナ炒め』、『ちくわぶの甘辛おでん』の3種をチョイスした。
好き嫌いの多い私は選べる小鉢が嬉しかった。
旦那の定食は小鉢が一品付くので『豆乳チキングラタン』を選んでいた
お土産にマフィンを2個テイクアウト。2人分の食事とマフィン合わせて2200円はリーズナブルだ。
値上げの時代に、こんな手頃なお値段でランチできるなんて✨
小田原のしもなか食堂と同様、ここも再訪したいお店の一つになった
お腹いっぱいになって満たされたところで次の目的地に向かう
13:46『たべれっと』から徒歩5〜6分で極楽寺に着いた
ここを訪れるのは2回目。
相変わらず誰も対応せず勝手に中に上がって見て行ってくださいというスタイル。
自由拝観できるのはいいのだけど、お寺さんならもう少しふれあいのようなものがあってもな…と思う
先客の男性の方と入れ違いでお堂に入る
木造十一面観音菩薩立像。
2人しかいないのでじっくりと拝観していく。
極楽寺を出た後行き違いに大人数のグループが極楽寺に向かって歩いていった。
あと4〜5分遅かったら重なるところだった。アブナイアブナイ^^;💦
正面に弘法山が見えます
14:30 龍法寺に到着。極楽寺から50分ほど掛かりました
特別公開は15時までなのでどうにか間に合いました。
先客でいた親子連れとちょうどすれ違いでした。
指定文化財である毘沙門天、不動明王を見る
左側が毘沙門天
右側が不動明王
そして、龍法寺といえばこれ。
この像の名前は忘れてしまったが。これは撫でて顔が無くなってしまったのではなく雨乞いの意味で川でタワシのようなもので擦りあげていたからだという。
以前来た時この像がやたら印象に残っていた。
7年前の特別公開以来の再会です。あの時はコロナ前だった。
「お寺の周りが竹藪に囲まれているので湿気が多く、仏像を保存するのに適した環境ではないんです」とお寺の女性の方はいう。
「補修は新しい仏像を買うよりも費用がかかるしこんな古いお堂に新しい仏像は合わないと思うのでね…😌」と仰られていた。
確かに。古い時代のものは古いまま、後世に残されているということに価値があるのだと思う
かなりボロボロで色んな所が落ちてしまっている。
毘沙門天、不動明王は一度補修され今のお姿になっているが、いつまでも同じ状態で見ていけるとも限らない。
これっきりの可能性もある。
そう思うと一期一会というか、今この時出会えたご縁を大切にしたいと思う。
御朱印を気持ちよく引き受けてくださった。
7年前来た時は御朱印というものに興味がない頃だったので今回はいただきたいと思っていた。
朱印の代金を言ってくる様子がないので聞くと
「では300円賽銭箱に入れてくだされば…」と小声で控えめに。300円賽銭箱に入れていく。
女性の方は最初からダダで引き受けるつもりの様子だったので流石にそれは…と。
そんな心優しい雰囲気漂うお寺さんでした。
前回来た時もこの女性が対応してくれていたと思う。
丁寧な説明とご接待(お茶だったかな)を受けてとてもいい印象が残っていました
14:54 龍法寺を出て、山道を登ります
久しぶりのせいか結構息あがります🥵ハァハァ💦ヤバいな〜
15:04 馬場道に出ました
15:07 すぐ男坂で下る。
山越えの文化財めぐり。
おおよそ車か公共交通機関を使って巡るのが大半だろうけど 自分たちの足で文化財巡りするのが私たちのスタイルです。
まぁ秦野市内だからこそですが^^;
2週間引きこもりからの長距離ウォーキング。
『たべれっと』のお店に向かう途中で右膝が少し痛み出しました😖全然歩いてないから膝周りの筋肉が弱ってしまったかな。。
鶴巻から龍法寺の間の小刻みなアップダウンで色んな箇所の筋肉が刺激されたようでいつの間にか膝の違和感はなくなっていました。