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東塔と西塔
行きつ戻りつの気候ではあるが 春の近づきを感じるようになった。
庭の梅は選定し過ぎたのか花の数が少ないが薬師寺ではこんなに咲いていた。お水取りのお松明が始まった1日から 薬師寺でも東西両塔の特別公開が始まった。
拝観時間が8時半からというので 朝ドラを見てすぐ出かけた。
東塔は2009年から2018年までの予定で解体修理が進められているが 遷都1300年行事中中断し 2011年9月から東塔全体を覆う素屋根が設置されている。
今回は昨年12月に心柱最上部から発見された仏舎利が納められた蓮華形舎利容器が公開されている。(← 勿論、塔内 撮影禁止であるが これはパンフレットより) 仏舎利とは 釈迦の遺骨を意味するが これまで文書でしか確認されていなかった。玄奘三蔵がインドで赤い色の舎利を得たと「法相宗伝来肉舎利縁起」に記されているそうで この仏舎利も赤い色で大変な発見だったようだ。また、西塔の内陣に入堂し 初公開である重要文化財の四天王も拝見出来た。
こちらも撮影禁止であるが 開扉された西塔内陣を 外からホンの一部分を。
2008年には東京博物館で開催された平城遷都1300年記念「国宝・薬師寺展」に 日光菩薩、月光菩薩は出展され その時、薬師如来と共に光背が外された。左写真は その時のもの。 【2008/1/3に記載】光背で こんなにも感じが違って見える。今月末(30日~4月5日)には花会式が開催される。 by souu-m |
2013-03-03 07:06
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