ボーイスカウト東京北1団のブログ (original) (raw)
令和6年(2024年) 9月27日
当団より一人のスカウトが、東京連盟において面接を受けました。
その面接の内容は『富士章』の全ての課題を終了して臨む最終面接です。
富士章とは、ボーイスカウト活動のスカウトとしての一つの到達点です。
ボーイスカウト年代(中学生)では、初級章、2級章、1級章、菊章があり、ベンチャースカウト年代(高校生)では、隼章があり、最後に富士章があります。
当然、ビーバー年代、カブ年代にも課題が設定されています。
各章には課題が設定されており、その課題をクリアする必要があります。
例えば移動キャンプの実施とか、自己の成長と社会に役立つ為の課題を自ら企画して、プロジェクトとして報告するなどがあります。
富士章取得で一番重要な課題がプロジェクトへの取り組みです。
それら全ての課題をクリアし、令和6年10月4日に富士章の伝達式が行われました。
東京連盟理事長より認定書の伝達を受ける当団のスカウト
東京連盟コミッショナーから紀章の伝達を受ける当団のスカウト
当団に新しい富士スカウトが誕生しました。
更に当団において史上初の女性富士スカウトの誕生です。
これまでの並みならぬ努力の成果が見事に結実しましたね。
おめでとうございます。
前述の通り、富士章とはスカウト活動における一つの到達点です。
富士章の取得が最終地点ではありません。
今までに培った技術・経験を活かして、スカウト活動、そして私生活等、全てにおいて皆の範となり、素晴らしい大人になってくれますよう、大いに期待しております。
富士章取得を祝し、今後の益々のご活躍を!
弥栄!弥栄!弥栄!!!
最後に、今回のテーマに掲げたのは、「捨て猫問題について」でした。
昨今、マスコミやSNS上でも問題にあがっている内容です。
テーマに沿って、自分で調べ・足を運び・そして啓蒙活動を行いました。
令和6年10月6日
東京北1団では、赤羽駅のご協力の元、赤羽駅コンコースにて赤い羽根共同募金活動を行いました。
今回は、ビーバースカウト隊とカブスカウト隊が、募金活動に勤しんでくれました。
募金箱を首からさげて赤い羽根を用意し、募金活動の開始です。
『あかいはね きょうどうぼきん ごきょうりょく おねがいしま~す!』
おおきな声で募金のお願いを始めると、ちらほらと募金をしていただける人が来てくれました。
小さなお子様をお連れのご家族様も募金に協力してくれました。
海外の方も、一生懸命に募金活動をしているスカウト達を見て、募金をしていただき、励ましてくれました。
みんなのお陰で、多くの皆様が足を止め募金に協力してくれましたよ!
お預かりした募金は全額「社会福祉法人 共同募金会」に振り込ませていただきました。
BLOG上で申し訳ございませんが、この場をお借りして募金にご協力していただいた皆様に深く御礼申し上げます。
ボーイスカウト 東京連盟 北1団一同
夏も終わりが見えてきた9月最後の日曜日。
東京北1団ビーバスカウト隊では、アスレチックをしに行ってきました。
いつもは、指導者や親御さんが購入している切符も、今回は自分達で券売機にお金をいれて発券しました。
電車に揺られて辿り着いた所は、お隣埼玉県川口市にある、グリーンセンターです。
早速、敷地内にある「冒険の森フィールドアスレチックコース」でスカウト達は様々なポイントをクリアしていきました。
最初はチャレンジの壁!
かけのぼりステップでは、丸太の上を上手に飛んでいました。
丸太はしごのぼりもなんのその
スライダーを颯爽とすべりおりて、ウェイボードを疾駆して~
ゴール!!
高低差なんて、なんのそので、みんな元気に楽しんでいました。
ちなにみ、グリーンセンターのフィールドアスレチックは、全部で22のポイントを組み合わせて、小学校低学年向けの「わくわくコース」、小学校中学年向け「どきどきコース」小学校高学年向けの「チャレンジコース」の3コースが構成されています。
アスレチックで楽しんだあとは、「昆虫の森」で散策をしました。
みんな、いろんな所に興味深々です。
これは立派なガマ(蒲)ですね!
さて、この蒲と言う漢字ですが、蒲団(今は布団の表記の方が多いですね)の頭文字と同じですね。
そうなんです、寝具にガマの綿毛を入れたりいた所から蒲団(ふとん)と言う文字になり、更にはうなぎの焼き方(焼き色)や昔の蒲鉾(かまぼこ)が蒲(がま)の花の付け方に形が似ていたため、蒲鉾(かまぼこ)、蒲焼き(かばやき)の語源になったそうです。
他にもいろんなスペースがあって、いろんな遊具で楽しんでいました。
で・・・君たち何をやっているのかな?・・・身体の柔らかさのアピールかな?
よく反ってるねぇ~(笑)
みんなでお弁当を食べ、楽しい一日を過ごして帰ってきました。
何が一番楽しかったかな?
令和6年度(2024年)9月22日~23日
ボーイスカウト隊では、赤羽自然観察公園にて、秋期訓練キャンプを行いました。
小雨降る中、開村式を行います。
開村式を終えると、早速設営です。
最初にタープを設営し、荷物をタープの下に入れて、本テンを設営していきます。
タープを先に設営するのは、雨対策だけでなく、夏場等では日陰を作るのにも有効なので、可能ならばタープから設営するのが望ましいんですよ。
手分けをしてペグを打っていきます。
この1年の成果が出ていますね。
フライシートと本体の間が綺麗に開いているので、フライシートを伝って雨による浸水の心配がありません!
テントを張り終えたら、今度は薪作りです。
長い角材の廃材を切断して薪を作っています。
刃物の扱いも慣れてきました。
出来上がった薪を積み上げて何か始めたと思ったら・・・
ジ●ンガ(_J●nga)_!
タワーから崩さないように注意しながら片手で一片を抜き取り、最上段に積みあげる動作を交代で行うゲームです。
みんなして、おっかなびっくりしながら引き抜いては上に置いていきます。
そして副長が難しい所を何とか引き抜いて、上に乗せた瞬間・・・
どんがらがっしゃ~ん!
見事に崩れ落ちてしまいました。
しかし、角材でこの遊びをする発想は中々良いですね!
今回の訓練キャンプは、結索・手旗信号・読図・計測と進級を目指した内容を中心におこないました。
ボーイ隊のキャンプと言えば、毎回面白い献立が上がってきます。
今回は何を作るのでしょうか?
これはナンを練っている所です・・・そう、今回の献立はカレーです。
奥で作っているのは、インドカレー屋さんで良く出てくるニンジンサラダ(キャロットラベ)です。
そして、カレー粉も自作ブレンドと本格的に!
ターメリック・パプリカ・コリアンダー・クミン・ガラムマサラ等を配合して、水を加えてよく練っていきます。
その頃別チームでは、鶏肉や玉ねぎを細かく切った物を、ニンニク・ショウガ・鷹の爪と一緒に煮込んでいきます。
火が通った頃に、先ほどブレンドしたカレーペーストを入れ、更にトマトジュースとコンソメ等をいれて味を調えて煮込んでいきます。
完成したカレーがこちら。
そして、頑張って練り上げたナンの生地を薄く延ばして~
バターをひいたフライパンで焼き上げていきます。
どうです、この本格的なカレー!
若干1名が辛い辛いと言ってましたが、ちょっとピリ辛の大変美味しいカレーでした。
夜プロを終えた後に、翌日の食事の準備が行われました。
隊長が豚肉のバラ肉をタコ糸で縛り上げていきます。
深鍋に水をはり、縛った豚バラ肉・豚の背油・ショウガ・長ネギ・ニンニク・鶏ガラスープを入れ弱火でじっくり煮込んでいきます。
豚の背油が、持ち上げると崩れ始める位まで煮込んだら、調味液に付け込んで一晩寝かせます。
「アブラマシヤサイマシニンニク」
前日から作っていたのは、二郎系ラーメン用の叉焼とトッピング用の背油でした。
朝からガツンとボリューミーな食事でしたよ。
本来でしたら、別場所で行われる予定だった秋キャンプでしたが、諸般の事情に依り野営地が一時閉鎖中になってしまいましたが、その分内容を凝縮し訓練と食事を楽しました。
最後に、隊長より表彰を受け素晴らしい品を受け取っていました。
みんな進級出来るように頑張って欲しい。
令和6年9月8日
「スカウトの日」とは、「スカウトが一斉に社会のために良い行いをしよう!」との思いで始まった奉仕活動です。
その昔は「カントリー(缶取)大作戦」と言って、空き缶拾いとかしていましたが、現在は空き缶拾いだけでなく、上記のように幅広く社会のために良い事をしようと言う奉仕活動をする事になりました。
東京北1団では、普段使用させていただいている団倉庫の付近の雑草とりを行う事にしました。
雑草と言う名前の植物は無い!と言われるか方もいらっしゃるでしょうが、今回は植生して欲しくない草木を相称して「雑草」と呼称させてもらっています。
自治会長様より、対応して欲しいエリアと除去して欲しい雑草の説明を受けでいます。
雑草とりの始まりです。
夏の日を存分に受け、見事に雑草まみれです。
みなで手分けをして雑草を引き抜いていきます。
今回は、ビーバースカウト隊とカブスカウト隊が参加してくれました!
残念ながらボーイスカウト隊は、サマーキャンプの解隊式のために、参加できませんでした。
頑張って引き抜いた雑草を誇らし気に掲げているカブスカウト。
お~!いっぱい引っこ抜いたねぇ~。
ビーバースカウトも負けていません。
両手で抱えるようにしながら、引き抜いた雑草を運んでいます。
すごい!すごい!
引き抜いた雑草を袋詰めしていきます。
大袋に詰め込んだ雑草です。
ビーバースカウトが入りそうな大きさの袋の中に、雑草がびっしり!
ゴミ捨て場に雑草満載のゴミ袋を運ぶカブスカウト。
青草は水分含んでいるから重いよね~。
ビーバースカウトだって運びます・・・って、カブスカウトのお兄さん達が背負うようにして運んでいたのに、両手で抱えて運んでいます。
凄い力持ちさんだ!
みんなで頑張った結果です。
何と言う事でしょう!
あれほど雑草まみれだった所が一面綺麗になっているではないですか!
残暑厳しい中、全員で力を併せて頑張った結果がこちらです。
みんな誇らし気でした。
お疲れでした!
きっと、自治会長様を始め近くでお住いの皆様も喜んでくれている事でしょう。
***************
オマケ その1
***************
これ何かわかりますか?
カブスカウト隊の夏のキャンプで作った「杉の煉り香」です。
作った時は、練り上げるために水分を含ませていたのですが、2週間程乾燥させたら綺麗に出来上った物なんです。
煉り香の先端に火をつけると、杉の良い香りが漂ってきました。
カブスカウトのみんなは、自分で作った煉り香の香りに興奮し、とても楽しんでいましたよ。
***************
オマケ その2
***************
8月はとても沢山のイベント活動があり、ちょっとご無沙汰していた「北1ファーム」の様子です。
土壌が良く、日照も良く、そして程よく雨が降ったお陰で、休耕地を含めた団畑一体が物凄い雑草の繁殖地になっていました。
団委員、隊リーダーによる有志の皆様にて、雑草除去作戦が某日に行われました。
堆肥を作る場所に山のように・・・えーえー、本当に山でした・・・うず高く積み上げられた、引き抜かれた雑草達。
ご覧ください。
こちらも見事に綺麗になりました。
さて、これは何でしょうか?
答えは「サトイモ」です。
葉っぱは大きくなり、大人の背丈程に茎が成長しています。
まるで、「トトロ」のワンシーンのようでしたよ。
令和6年(2024年)8月22日~8月25日
東京北1団カブスカウト隊では、奥多摩にある「山のふるさと村」で夏のキャンプを実施しました。
赤羽駅に集合し、JR線を乗り継いで奥多摩駅まで移動、そこから更にバスにゆられて山のふるさと村に無事に到着。
開営式を終えたら夕食の準備です。
初日の晩はカレーライス。
スカウト達はリーダーの指導のもと、食材をカットしてみなで美味しいカレーを作りました。
いただきます!
自分達で作ったカレーは美味しかったかな?
明けて2日目の朝は、パスタバイキング。
湯がいたパスタに、自分好みのソースを掛けて楽しい朝食をとりました。
今回の夏キャンプはボーイスカウト隊から1名のスカウトがデンコーチとして参加していました。
デンコーチが野外炊事章取得の一環として、鯛を捌いてオリーブオイルとアウトドアスパイスで炒めて、パスタを作っていました。
ペペロンチーノ風で大変美味しかったですよ。
朝食を取り終えたら、今度はお昼のお弁当作りです。
自分たちで握ったおにぎりを持って、いざ出発!
向かった先は御岳山。
暑い中山頂の御岳神社まで登って参拝をし、御神籤を引いてきました。
2日目の夕飯は、ガーリックチキンにポトフです。
デンコーチが腕を振るって美味しく焼き上げてくれました。
3日目の朝食は、フレンチトーストです。
たこさんウインナーを焼いたり、デンコーチの指導のもとフレンチトーストを焼いたりしました。
3日のハイキングは、山のふるさと村から歩いて行ける麦山浮橋を経由して小河内神社までのコース。
奥多摩湖面には麦山浮橋の他に留浦浮橋の合計2か所の浮橋が架けられています。
これらの橋は当初浮体にドラム缶を用いていたことから、今でも通称「ドラム缶橋」と呼ばれています。
スカウト達は、歩くたびに揺れ、継ぎ目のたびに上下するドラム缶橋を楽しそうに渡っていました。
お昼は手打ちうどんです。
前日の夜に小麦粉からうどんの仕込みをし、みなで踏みながらよく練り上げていたのです。
ハイキングから戻ってきたスカウト達は、リーダーに教わりながら前日に仕込んだうどんを麺棒でのばして切っていきました。
こしのある非常に良い出来で、あっと言う間に完売御礼!
良く食べたなぁ~。
お昼ご飯を食べ終えたら、今度は自作の水鉄砲を使って遊びました。
竹を自分で切出して穴を開けて。
あまり飛ばなかったのもあったり、もの凄くよく飛んだりと、みなでわいわいと楽しんでいました。
水鉄砲遊びで楽しんだあとは、すいか割りをしました。
もの凄いことに、ほとんどのスカウトがすいかに見事に当てていました。
そして最後に叩いたスカウトが見事に粉砕!
美味しくいただきました。
夏キャンプ最後の晩御飯はBBQ!
BBQグリルで焼いたお肉や野菜をお腹いっぱいに食べました。
最後の夜の締めくくりは空き缶ランタンで夜の集いを行いました。
前日の夕方に空き缶に画びょうで穴を開けた物に光源(LEDライト)を入れて、空き缶ランタンにしました。
いろんな模様が浮かび上がった空き缶ランタンは幻想的な雰囲気をだして、室内を彩っていました。
楽しかった3泊4日の夏のキャンプも、あっと言う間に過ぎさり、お世話になった「山のふるさと村」に別れを告げる事になりました。
奥多摩駅へ向かうバスを待っていると、ビジターセンターで杉の練り香作りの体験をしていたので、皆でチャレンジをしてみました。
乾燥した杉の葉っぱを切集め、すり鉢で粉末状にして、水を足して練り上げていきます。
最後に型に押し込んで形を整えて完成です。
作業工程が色々とありましたが、みんな上手に作っていました。
その後、来た経路を辿って無事に戻ってきました。
みんな色々と経験しましたね。
どんな事が思い出に残ったかな?
長期間のキャンプ生活お疲れ様!
***** オマケ *****
デンコーチのお兄さんと、BS隊長、副長補、VS隊長、一部の団委員が宿泊していた野営エリアはこんな感じでした。
令和6年8月25日 東京北1団ビーバースカウト隊ではデイキャンプを行いました。
この日は天気に恵まれましたが、気温は34度位とかなりの猛暑でしたが、木陰の多い赤羽自然観察公園で色々な事をして楽しみました。
こちらは、缶釣大会の様子です。
枯れ枝を使って、枝の先端に紐を結び釣り針をつけて、缶を釣り上げていきます。
小さな飲み口に釣り針を器用に落とし込んで、皆上手に釣り上げていました。
デイキャンプの記念賞ゲットだぜ!
缶釣を終えたビーバー隊のみんなは、お昼の準備を始めます。
これはトウモロコシの皮をむいている所です。
このトウモロコシ、北一団の畑(北一ファーム)で収穫したものなんです。
こんな風にたわわに実っていたんですよ!
そして、牛乳パックを何やら加工していますね。
これは!
カートンドッグですね。
と、思いきやカートンドッグならぬ、カートンホットサンドでしたか。
綺麗な焼き目が入ってとても美味しそうです。
それと、先ほど皮向いたトウモロコシも。
楽しく、美味しいランチでした。
その後当団のアマチュア無線クラブ局のコールサインを使用して、交信体験も行いました。
その昔は携帯電話など無かったので、近距離通信にはパーソナル無線やCB無線、周波数帯域が広く、資格によっては大きな出力で通信できるアマチュア無線等を使って、遠地の人と通話を楽しんでいた物です。
そんなアマチュア無線ですが、携帯電話が使用できない状況下(災害や山野での通信が難しい時)では、今でも非常に有効な通信手段なんですよ。
色んな事を経験してもらいたいと言う一環で、このようなプログラムも用意してみました。
アマチュア無線を少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。