ヤマカガシ (original) (raw)

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ヤマカガシ

三次市

カエルなどを捕食し、水のある場所でもよく見かけるヘビです。性格は基本的におとなしく、人間の気配を察知すると逃げていきます。昔から首に毒腺を持つことは知られていたものの、噛まれても大丈夫なヘビだと思われていましたが、奥の牙に死に至るほど強い毒を持っていることが80年代以降明らかになりました。

典型的な個体は斑模様と緑・赤・黄の色が入るわかりやすい見た目をしていますが、地域や個体により色彩の変異が大きく、シマヘビの黒化個体(カラスヘビ)にそっくりなものやシロマダラにそっくりなものなど、専門的な知識がないと他のヘビと見分けがつかない個体がいます。専門家レベルの知識がないかぎり、ヘビ一般に関しては、まず触らないようにするのが無難です(特に中年~年配の人は、「マムシでなければ大丈夫」と思っている人が結構いるので注意)。

三次市・いわゆるアオカガシと言われるものに近い(ロードキル個体)

三次市・水路を泳ぐ姿