8月のリザルト (original) (raw)

人はサボりまくってたリザルト日記を自由に復活させていい。

とにかく本を読んでいなすぎてヤバい。読みます。

本

『方舟』

『方舟』読みました うわ〜〜〜オモロ… 久々にミステリでも読むかと思いサイン本があったのでつい手に取ったけど気持ちよい読後感で最高 ちゃんとガチガチのクローズドサークルでフェアなフーダニットをやりつつ…………みたいな…… そこか…みたいな笑 pic.twitter.com/8mIshcvzmV

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月30日

これかなり面白かったです。ギチギチに固まった読書歯車を動かすために潤滑油をドバドバ注ぐか…！と思って手に取ったミステリでしたがマジで実働2,3日くらいでがーッと読めました。

すごくシンプルで真摯な本格……納得感はもちろんそれだけで終わらないエンタメとしての面白さ……ありがとう……。

映像系

『地面師たち』

地面師1話観た これ多分演者と構成？が上手い気がする やってること自体に派手さはないけどこういう話特有の嫌なスリル感が紙一重できもちええみたいな

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月1日

電気グルーヴのファンにもおすすめの『地面師たち』ですが、ほどよい緊張感とテンポの良さ、ところどころ「は？」みたいなちょっと面白いセリフ回し、ノワールもの特有の暴力一転攻勢の目の離せなさで一気に観ちゃいました。

主人公の辻本とハリソン山中の関係、草下シンヤさんのピカレスク小説『半グレ』の主人公と師匠の感じに通ずる萌えを感じました。こっちもおすすめです。

なんか…裏社会とか犯罪とか無職っぽい人とか芸術やサブカルのために死ぬ系がなんとなく好きなの、おそらく「そういうふうにしか生きられない人たち」の話が好きだからかもしれない

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月3日

少し前から阪元裕吾作品をちょいちょい観てて思ったことも含まれてますが、あの人の作品もちょっと不謹慎な日常コメディの中にこれ系の要素があって、それこそがあの世界観の虚構の暴力とあわさってコミカルな魅力に昇華されている感じが良いなと思ってます。

『劇場版モノノ怪 唐傘』

さ、最高〜〜〜〜！どういう話だっけ？と思いつつ始まったらあ〜これね！みたいな懐かしさがあって感動しちゃった 俺は中村健治アニメーションがマジでめちゃくちゃ好きなんだなという気持ちになった またノイタミナでなんかTVシリーズやりませんか pic.twitter.com/lORNe823rO

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月3日

お、おい！めちゃくちゃ大傑作なのに全然話題になってなくて普通に悲しい！！！！

とにかくアニメの表現の面白さとか創意工夫がこれでもかってくらい詰まってて、アニメって最高～～～！の気持ちになりました。この監督のアニメはいつもそういう気持ちにさせてくれますね。

『花束みたいな恋をした』

菅田将暉がパズドラしかできなくなったようにアタシもオモコロチャンネルしか見れなくなってきて、語彙がうんこしっこジジイになったら、その時はみんなトドメをさしてくれ

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月25日

実際観たの結構前なんだけど、とにかく『花束みたいな恋をした』の話をどこかでしなきゃいけないんですよ。良いとか悪いとか好きとか嫌いとかそういう次元じゃなくて……。

もうあらすじについてはスキップしますが、これは本当にすごい映画で、サブカルと生活と恋愛と結婚と人生と今の社会すべてがあるんです……。

私はもう二人が穂村弘と長嶋有の文庫本を交換してカラオケできのこ帝国を歌って文芸ムック『たべるのがおそい』が出てきたあたりで１回気絶してしまいました。

一生サブカルを愛でて暮らしていけたらいいけど社会とは対極の概念なので、どこでどのくらい折り合いをつけようって話になっちゃうんですが、ここで色々すれ違いがあるわけなんですね…。

まず絶対二人とも間違ってないんですけど、間違ってないからこそ解決法も無いのが悲しい。

多くのオタクは激務に追われる麦くんの「パズドラしかできない」「息抜きにならない」で胸をうたれるわけですが、これはもう可処分時間以前の問題というか、うーん……どうしたらいいんですかね…これは…。

そりゃ理屈でいえば二人とももっと歩み寄りが必要だし折れる必要もあると思うのですが、結局恋愛って人の気持ちなので、もうダメなんだなあと思ったらダメなんですよね。どれだけ文明が発達しても合理性や正当性が通用しない理不尽コンテンツ、恋愛。でもこの話はわりと理屈あるな。

アニメ

『負けヒロインが多すぎる！』

負けヒロイン…ラブコメというよりこの学校のボロさとか光の当たり方とかの絵的な青春ぽさがかなり良い 気がする

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月23日

久々にラノベラブコメを観ているのですが負けヒロインは全体の画の空気感が本当に素晴らしいです。

ラブコメものにおけるヒロインレースに負けた女の子がメインの話なのですが、負けたその後の話をしっかりやっていくので、「それでも続いていく」的な残酷さがあり、一方で現実的にはこういうこともあるよねみたいなコメディタッチな気まずさとか、適度に笑いに昇華したりしっかり踏ん切りをつけて前を向いていく負けヒロインたちが美しい。

サイコロ系

『もしもの運命RPG イフ・イフ・イフ』

もしもの運命RPG『イフ・イフ・イフ』鰯と柊コンバートで今度は柊・十夜くん主人公で遊ばせていただいております… あらためて本編を思い返して、この場面だったらこうだなというPCの言動と、今のPLだからこそこれを載せたいみたいな紐解き再構築がめｃｃｃｃｃｃｃっちゃ楽しい＆つらい pic.twitter.com/71fz5qA0Nr

— おもり (@chikuwatenp) 2024年7月16日

これ本当に良くてですね。

元々別システムへのコンバートが大好きなのですが、イフイフイフは単なるコンバートのキャラRPが楽しいってだけでなく、シナリオプロットも自分たちで考えて本編(自分たちのセッションの物語)そのものの二次創作的な楽しみがあったなあと思います。

私はTRPGをやっててちょくちょく思ったのですが、PCそのものというよりもPCの関係性と彼らの話とか世界そのものが好きな方で、だからこそこうして本編を紐解いて物語を捏ねくり回す作業がすごく面白かった……と噛み締めております。

最近、あんまり自分のPCとかましてPLそのものを好きになってほしいという気持ちがあまりにも無さすぎるんじゃないかと思って、それはそれで良くないなと思いました。

同人誌を作った

昨日の夜に思い立っていわひらの同人誌作れるなこれ…と思って書きかけの短歌と散文を7ページに散らして中綴じ冊子を作りました✌️ コピーでも本の形になっててめっちゃオモロい

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月17日

#同人工房 夏休みの工作させていただきました 楽しかったです！ pic.twitter.com/Uurvx1T9iz

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月17日

印刷して綴じ込むだけで同人誌になるのオモロ！ってなった。

もっと作りたいぜ。

GMやってて思ったこと

私あんまりNPCのRP（演出的な）そんなにこう…盛るの得意じゃないと思っているのですが、でも「何を伝えたるべきか」は伝わってくれ～～～！と思ってやってるので、うまく汲んでもらえると本当に嬉しい……と思いました

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月22日

この辺は本当に最近色んなところで感じてて、別にNPCのRPだったり情報の出し方だったりではちゃめちゃゴリゴリの演出をしよ〜ってわけでなく、ただシンプルにどういう役割でどういう情報を伝えに来たかっていうのをちゃんと過不足なく届けたいなと思っていて、それがきちんと演出を通してバチっと伝わったときの嬉しさありますね…。しっかりアイコンタクトが通じてキメのところでバッチリ締まってテーマに戻ってきたみたいな気持ちよさというか…。

エモシ不干渉サークル（？）

エモシ不感症サークルほしいな スローガンはみんなで自分の琴線を探り合おう

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月10日

これマジでほしい。

短歌を放流しよう

#短歌 pic.twitter.com/0QdqAfPYW1

— おもり (@chikuwatenp) 2024年8月27日

冷静に絵をインターネットに放流するのと大差ない気がしてきた。

あと純粋に短歌という文芸ジャンルをもっとオタクにやってほしいという気持ち。

おわり！

来月もよろしく✌️