日焼け止め成分配合のメイクは意味あるの…? (original) (raw)

前回見ていた日焼け止めパウダーの記事はメイク関連の記事だったこともあり、文中のリンクでまたまた「メイクに入っている日焼け止めで十分なの?」という似たような記事が目に付きました(↓)。

health.clevelandclinic.org

…と、記事のタイトルとリンクカードに表示されるランニングタイトルが少し違うパターンのようですが(=リンクカードのタイトルは「日焼け止めは、メイク前に塗るべき?」という感じですね)、まぁいずれにせよメイクと日焼け止めに関する記事なわけですけど、僕はメイクも日焼け止めもしないので本当に全然関係なさすぎる記事な上、前回の「日焼け止めパウダーは、補助的には有効だけど単独では心もとない」という結論とどうせ同じなんでしょ?…としか思えないものの、時間のない日が続いていることもあり、程よい短さのこの記事も、ネタ水増しの一環で使わせていただくといたしましょう。

せっかくなので何か、前回の記事以上の新しい知見があるといいのですが…。

メイクの中に入ってる日焼け止めは十分なの?(Is the Sunscreen in Your Makeup Enough?)

SPF付のメイクはある程度の保護効果をもたらしますが、日焼け止めと組み合わせた方がより良いです

現代のせかせかした生活では、マルチタスクが大流行しています。そう、日焼け止めが配合された化粧品を使えば…まぁ、スキンケアと美容のルーティンにおいて、一歩先を行っていることにはなりますね。

しかし、そういったツー・イン・ワンのコスメ製品は、太陽の有害な光線から皮膚を守るために必要なの保護を完全には提供しないかもしれません、と皮膚科医のエイミー・カッスーフMD(医師)が語っています。以下がその理由です。

SPF付き化粧品だけを使うことの限界

最近では、紫外線保護効果(SPF)が配合された化粧品を見つけることはとても簡単になっています。コンシーラーやモイスチャライザー(保湿剤)からアイシャドウや口紅に至るまで、SPF値30以上の製品は日常的に提供されています。

残念ながら、化粧品に含まれるSPFだけでは、肌を焼きつける紫外線(UV)の有害な影響を抑えるには不十分でしょう、とカッスーフ医師がおっしゃいます。

実際、せいぜい想像の半分程度の保護効果しか得られていない可能性が高いとのことです。その理由は?スキンケア会社はSPF値のテストをする際、製品を極めて厚めに塗りたくっているからです。現実の世界では、それほど多くの量を顔に塗ることはありません。

「誰しも、塗りやすいと思う量だけ塗って、すぐに出かけるものです」とカッスーフ医師が話しています。「だから、ラベルに記載されているような保護効果は、完全には得られないのが普通なわけですね。」

公平を期すために触れておきますと、これは化粧品だけの問題ではありません。日焼け止めでも同じことが成り立ちます。調査によると、ほとんどの方が日焼け止めも十分な層を塗っていないとのことです。

解決策は何でしょうか?重ね塗りをすることです。「少なくともSPF値30の日焼け止めを塗り、そしてSPF値30のメイクをしましょう」とカッスーフ医師がアドバイスしています。「一緒に使うことで、必要な保護効果を高めることができますよ。」

日焼け止めはまた、メイクがどうしてもこすれて落ちてしまうときにも、肌を守る手助けをしてくれます。

日焼け止めはメイクの前と後、どちらに塗るべき?

日焼けを最大限に防ぐには、スキンケアや美容製品を塗る順番が重要です。

一般的には、日焼け止めを塗るのは、洗顔と保湿の後、メイクをする前が良いでしょう。「日焼け止めは、綺麗な状態の肌に直接塗るのが一番効果的です」とカッスーフ医師が話している通りです。

日焼け止めが乾いて肌になじむまで数分おいてから、メイクを始めましょう。メイクを始めるのが早すぎると、日焼け止めのSPFが損なわれる可能性があります。

日焼け止めを塗るコツ

ここまで読まれたということは、なめし革のように綺麗な顔を保つことに興味をお持ちだということですね。カッスーフ医師が、紫外線保護効果を最大化するために、以下の5つの提案を紹介してくれています:

  1. 広域スペクトルの日焼け止め製品を使う。こちらは、ツー・フォー・ワン(1個の値段で2個分)の取引が成立するものです。広域スペクトルの日焼け止めは、UVAとUVBという、害をなす2種類の紫外線から肌を保護してくれます。通常の日焼け止めもSPF付き化粧品も、広域スペクトルのものが入手可能です。
  2. SPF値30以上の日焼け止めを選ぶ。外で長時間太陽の下にいる場合は、最低でもSPF値30を目標にしましょう。より高いSPFの製品もありますが、このレベルの数字になると、大きくなっても防御力はわずかに上がるだけです。
  3. 日焼け止めを厚く塗る。日焼け止めを塗るときに最もよくあるミスは、塗る量が足りなすぎることです。ケチらないようにしましょう。
  4. 顔以外の部分も忘れずに。首や腕など、太陽にさらされている他の部分の肌も保護とケアをするのに値します。(こういった部位をカバーしなければいけないということも、SPF付き化粧品だけではあまり良くない理由だと言えましょう。)
  5. 常に最新の日焼け止めを使う。日焼け止めは永久には持ちません。使用期限に注意し、必要な日焼け止め効果が得られるよう心がけましょう。

メイクの上から日焼け止めを塗り直すベストな方法

まず日焼け止めをベースとして顔に塗り、その上からSPF付きのメイクをするのは、曇りの日も含めて、どんな一日を始めるにも良い方法です。しかし、これで厄介な紫外線対策が終わりなわけではありません。

日焼け止めは2時間おきに塗り直すか、泳いだり汗をかいたりして前の保護層が弱くなっている場合は、もっと頻繁に塗り直す必要があるのです。

塗り直しのルールは、屋内にいるときにも適用されます。窓際に座っていれば、結局のところ光線をキャッチしてしまい得るわけです。加えて、いずれは外に戻ることでしょう―なので、定期的な塗り直しを日課にするのがベストなんですね。

ミネラルパウダー(物理的なシールド)の日焼け止めは、日中のタッチアップ(手直し)に理想的でしょう、とカッスーフ医師が付記しています。

「ミネラルパウダーは重ね塗りに最適です」とカッスーフ医師が続けます。「ミネラルパウダーはどんなテカりもマットに抑え、同時にSPFも追加してくれるわけですね。ここで使われるミネラルは、天然で広域スペクトルを有するもので、まさに必要としているものだと言えましょう。」

別の選択肢は?カッスーフ医師が、日焼け止めとして「最高の新製品のひとつ」と称している、ミネラルベースの色付きUVブロッカーをお試しになってみてはいかがでしょうか。

亜鉛とチタンをベースにした日焼け止めに酸化鉄を加え、製品に日焼けしたような色が付いているんです」とカッスーフ医師が説明しています。「こうすることで、肌のトーンを均一にすることもできる製品の中で、最も広いスペクトルの日焼け防止効果を得られるわけです―しかも、塗り直すにはこれ一本で済んじゃうんですよ。」

なぜ日焼け止めが重要なのか

岩の下で暮らしていない限り、日焼け止めが超重要であることはどなたもご存知のことでしょう。(良い面としては、もし岩の下で暮らしているのなら、日焼け対策について心配する必要はありませんね。)

直射日光の照射は、皮膚ガンの最大の原因です―これには致命的になり得るメラノーマも含まれます。また、日光は皮膚細胞を傷つけ、シワや小ジワや変色を引き起こすことで、肌の老化も促進させてしまいます。

UVAとUVBは、眼障害(白内障を含む)を引き起こし、免疫系を抑制することもあるものです。

SPFを理解する

日焼け止めや化粧品に含まれるSPFレートは、UVB光線に対する防御力を示します。UVBは、真っ赤に発色する日焼けや、ほとんどのメラノーマの原因となる太陽光線です。

シワやその他の老化の兆候を引き起こし、シャーペイ(※中国原産の、シワが特徴の犬種)の子犬のような見た目に変えてしまう可能性があるのは、太陽のUVA光線の方です。広域スペクトルの日焼け止め(前述)は、こちらの領域を保護してくれます。

理想的な状況では、日焼け止めと化粧品は広域スペクトルの保護をもたらしてくれるでしょう、とカッスーフ医師がおっしゃいます。しかし、もしどちらか一方のみがその基準を満たすだけなのであれば、高SPF値の日焼け止めでベース層が広域スペクトルである方がより良いとのことです。

概ね想像通りの内容でしたが、カッスーフ医師が「最高の新製品のひとつ」と称賛している、「mineral-based tinted sunblock(ミネラルベースの色付き紫外線ブロッカー)」なるものは気になりますね…

…早速検索してみたら、いっぱいヒットしてきました!

https://www.google.com/search?q=mineral-based+tinted+sunblockより

…まぁ、そもそも日焼け止めがどういうものか知らないので、「普通の日焼け止めもこういうのじゃないの?」って気もしたものの、まま、こちらはメイク・メイク直しにも使えるのが特徴ということですね。

レビュー件数もすこぶる多いですし、人気商品であることが窺えます、僕が使うことはないですが、女性にはオススメと言えましょう。

…と、記事については特にそのぐらいの小学生レベルなコメントぐらいしかなかったのですが(笑)、いつの間にか11月になり、11月の第一日曜はそう、恐怖の冬時間のスタート…!

毎シーズン触れていたはずですけど、特にこの辺の初期の記事(↓)で詳しく触れていた、サマータイムことDaylight Saving Timeが、また日曜の深夜をもって終わってしまう感じなのです。

con-cats.hatenablog.com

con-cats.hatenablog.com

これで日本との時差が夏時間中よりも1時間広がることになるわけですが、例によって、時計に従って生活している現代人的には、アメリカ時間で今のタイミングで投稿するのがちょうどいい感じなので、今回も冬時間になる明日以降、日本時間正午ではなく、1時間遅らせて13時投稿に変更させていただく予定です。

まぁ時々間に合わなかったときは遅刻してますし、特に厳密な時間ってわけでもないんですけど、予定投稿時刻としてはまた、冬時間中は13時になる形です、という事務連絡でした。

日没も一気に1時間早くなりますし、気分が滅入りますねぇ~、サマータイム早よ!(現地ではまだ終わってもいませんが(笑))

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村