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河野裕子

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読書

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かわのゆうこ

1946年生まれ。2010年8月12日、死去。
歌人。
夫は歌人の永田和宏

母系―河野裕子歌集 (塔21世紀叢書)

母系―河野裕子歌集 (塔21世紀叢書)

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出合いの風景 - 音楽 詩 自然 - 6ヶ月前

「限界まで自力ためさむと決す」 -萎えたるままに-萎えたるは萎えたるままに美しく歩み納めむ この花道を 鶴見和子 「限界まで自力ためさんと決す」 鶴見和子・鶴見和子は、77歳で脳出血で倒れ、左半身不随になりました。「体が不自由になったことで、魂が自由になった」・「最高のハレだと思う。死というのは。 死ぬことほど晴れがましいことはないと思う。」・「どんな場合でも、人間は死ぬまで創造することができると思うんです。」・「病になって、はじめてゆったりとした時間を過ごすようになった。」・「すべての人が、自分の中に埋蔵資源を持っているんです。 その埋蔵資源を深くほりあげて、それに新しい形を与えていく。 それが創造というものなんです。」・15歳で佐佐木信綱…

#限界まで自力ためさんと決す#鶴見和子#河野裕子#美しく歳を取りたいと言ふ人を アホかと思ひ 寝るまへも思ふ#萎えたるは 萎えたるままに美しく 歩み納めむ この花道を

ネットで話題

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14ブックマークたとへば君 四十年の恋歌 - 河野裕子、永田和宏 - さらさら録baumkuchen.hatenablog.jp

10ブックマーク河野裕子 - Wikipedia河野 裕子(かわの ゆうこ、1946年7月24日 - 2010年8月12日[1])は、日本の歌人。「塔」選者。夫は歌人の永田和宏。長男永田淳、長女永田紅も歌人。 宮柊二に師事。瑞々しい言葉で心情をのびやかに表現した。晩年は乳がんに苦しみ、生と死に対峙する歌を詠んだ。歌集に『ひるがほ』(1976年)、『桜森』(1981年)、『母系』...ja.wikipedia.org

関連ブログ

備忘録1年前

永田和宏『歌に私はなくだらう』私淑する永田先生とその妻・河野裕子の物語だが、読んでいるときに目頭が熱くなることが度々あった。 www.shinchosha.co.jp 河野裕子が、乳がんを患ってからの闘病記録でありながら、夫であった永田先生がどういう心境だったのか、その回想録でもある。 しかも、それが歌で披露されているものがあり、しみじみと感じられるものがある。 相聞歌があり、挽歌もある。 河野裕子の精神が不安定な状態に陥った時の家族の苦悩や困難も明かされ、二人の関係が常に良好だったわけではないことがわかる。 しかし、河野裕子の晩年の歌の成熟は、永田和宏なくしてはあり得なかっただろう。 二人の出会いと時間を共にした事実は、…

#永田和宏#河野裕子#短歌#新潮文庫

まくら1年前

河野裕子・永田和宏『たとへば君 四十年の恋歌』河野裕子と永田和宏は二人とも歌人で、夫婦。永田さんは生物学者でもある。二人は仲睦まじい夫婦だったが、河野さんは2010年に癌で亡くなった。という程度の知識(イメージ)でこの本を読んだ。 たとへば君 四十年の恋歌 (文春文庫) [ 河野 裕子 ]価格: 803 円楽天で詳細を見る タイトルにもなっている「たとへば君」は河野さんのこの歌からですね。 たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか 有名な歌。私もとても好きな歌。「ガサッと落葉すくふやうに」から想起される、枯葉の匂い、積もった枯葉を踏み砕く感触、も季節感が濃くて好きだし、あと落葉をすくうという子供っぽい行為が「私をさ…

#河野裕子#永田和宏#短歌#たとへば君

BOOKMAN1年前

飲もう飲もう午前2時起床。20日に締切の『塔』に提出する原稿を書き上げる。 「山谷」の連作を思い出で膨らませる。出来はよくない。量産するので仕方がない。創作とは、このような忸怩たる思いに耐えることである。しかし、一つだけよかったことがある。連作を力業で10首書いたことである。「句は賜り物」とよく言うが、神から言葉が降りてくるのを待っていても仕方がないので、自分で作り上げるしかないのである。5年、10年、これを続けていれば、相当な力になるのではないか。歌人として堂々と名乗れるのではないか。まあ、私の肩書は記者でいいんだけどね。フィクションを書くような想像力もないし、絵空事、夢物語を書くことがそんなに良いこと…

#短歌#塔#河野裕子#永田和宏

がんになった あなた と わたしへ2年前

髪がなくなる そのときの気持ち本ページはプロモーションが含まれています 抗がん剤によりいよいよ髪が抜けていった頃 私は、なるべ悲しくならないように 「これは大型犬の毛の生え替わりの時期みたいなものだ」 と自分にナゾの言い聞かせをして、 せっせと抜けた毛の始末をしていました。 落ち込まないように少しでも自分を保っておくために 感情にそっとフタをする。 きっとそれはじぶんの心を守る防御策だったんだと思います。 あんなにも脱け続けゐし髪たちは悲しかつたらう生きたまま脱けて 『たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション』河野 裕子 著 中央公論社 最近この句に出逢い、 あー、ほんとはあの時悲しかったよねー。たっぷりツヤツ…

#乳がん#抗がん剤 副作用#髪が抜ける#河野裕子

いろいろ感想を書いてみるブログ2年前

小林恭二 『短歌パラダイス』感想 2-14「昔」『短歌パラダイス』感想の注意書きおよび歌合一日目、二日目のルールはこちらです。 yuifall.hatenablog.com 最後は「昔」です。 昔からそこにあるのが夕闇か キリンは四肢を折り畳みつつ (一郎次郎) 呪ひをいくつも唱へ子は昔ガガンボの影してひぐれの塀に (七福猫) このあろはしゃつきれいねとその昔ファーブルの瞳(め)で告げたるひとよ (ぐるぐる) 昔からそこにあるのが夕闇か キリンは四肢を折り畳みつつ (一郎次郎) 「一郎次郎」の歌、好きです。行ったことないけどサバンナの夕闇をイメージした。夕方になってキリンが四肢を折り畳み、休もうとしている光景があって、そこでキリンが長い長い…

#短歌#感想#吉川宏志#河野裕子#穂村弘

fukugen(福言):出会い気づき変わるためのヒント2年前

保守では浮き上がれない たとへば君、、、◯さらってくれる君 NHK番組「あの胸が岬のように遠かった〜河野裕子と生きた青春〜」 永田和宏さんは、同じく歌人で妻の河野裕子さんを12年前、亡くしました。その後、妻の残した日記で、彼女の歌の背景、秘密を知っていく、そのドラマ版を見ました。 河野裕子さんの代表作 たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに 私をさらって行ってはくれぬか の、たとへば、って、 なんで、と思っていましたが、、もしかすると、そういう複雑な背景もあったのですね。 仮に、たとへば、好きになった二人のうち、君の方が、、 となると、これまでの解釈が大きく変わるのでしょうね。 たまたま、小泉今日子主演の「贖罪」も見たので、 最後に秘…

#贖罪#小泉今日子#河野裕子#永田和宏#岸田総理#人材難#政策難#参院選#短歌#たとへば君

ジジの戯れ事2年前

梅雨入っちゃいましたか2022.06.06(月)雨 パンパカパ~ン!関東甲信越、梅雨入りしました。 これから、合羽を着ての作業が多くなりそうです。 「憂鬱じゃ~」 【バースデーカード】 6月6日生まれの方 お誕生日おめでとうございます! 今日の誕生花は『アストランティア』 アストランティアって花、知らな~い。 日本では切り花として利用されるお花らしいですよ。 花言葉は『星に願いを』 花言葉はとても良いですね~。 ここで戯れ歌。 ただ一つ 星に願いを するならば もう少しだけ 生かして欲しい 📌 《お知らせ》 6月6日(月)午後9時から BSプレミアム あの胸が岬のように遠かった~歌人、河野裕子と生きた青春 【写真日…

#バースデイカード#誕生花#花言葉#戯れ歌#河野裕子#写真#俳句

いろいろ感想を書いてみるブログ2年前

小林恭二 『短歌パラダイス』感想 2-1「ふらここ」『短歌パラダイス』感想の注意書きおよび歌合一日目、二日目のルールはこちらです。 yuifall.hatenablog.com 前回までの10回で1日目が終わり、次からは2日目になります。2日目はまたルールが変わっています。幕間ではその理由や歌合にかける熱い思い、以前行った歌合で提出された歌とそのコメントなどが語られていますが、「注意書き」に書いたように歌合に提出されたもの以外の歌の引用は差し控えます。2日目ルールおよびチーム分けも「注意書き」に書いているのでご参照ください。 1試合目の題は「ふらここ」。ブランコのことで、ブランコ、鞦韆、ゆさはり、ふらんど、半仙戯など、どの呼び方を使ってもいいよ…

#短歌#感想#井辻朱美#河野裕子#奥村晃作

いろいろ感想を書いてみるブログ3年前

小林恭二 『短歌パラダイス』感想 1-3「パラシュート」『短歌パラダイス』感想の注意書きおよび歌合一日目、二日目のルールはこちらです。 yuifall.hatenablog.com 3番目は「パラシュート」です。 ふくだみてパラシュート浮く春の昼馬魚様の人体さがる (河野裕子) パラシュートひらきし刹那わが顔のステンドグラス荒天に見ゆ (水原紫苑) これは、河野裕子の歌はそれほど難解ではないと思います。なんかほっとしました(笑)。春の昼に空を見上げると、パラシュートを開いて降りてくる人がいて、タツノオトシゴみたいに人の身体がぶら下がっていると。情景も目に浮かぶし、「ふくだみて」「馬魚様」っていう言葉の使い方も好きです。難癖をつけるとすれば、一体どこ…

#短歌#感想#河野裕子#水原紫苑

yachikusakusaki's blog9日前

秋の雲を詠んだ短歌 真夏日の今日,夕方見た雲は,すじ雲に少しだけ近づいているようにも思います. 白雲に羽うちかはし飛ぶ雁の数さへ見ゆる秋の夜の月 よみ人しらず ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲 佐佐木信綱 水に沈む秋ひとひらの黄色雲音なき寺の庭の真昼日 太田水穂 鱗雲鉄塔の上にひろがれり滑車一つが音立つるのみ 近藤芳美 すぐ軋む木のわがベッドあおむけに記憶を生かす鰯雲あり 寺山修司 目瞑ればまなうら寒くこがしつつ鯖雲ながるるふるさとなりき 河野裕子 よく晴れた,暑い1日.真夏日だったとのこと. 昼すぎの西の空.秋の浮雲と呼ぶのかもしれませんが,真夏の雲といえなくもないような気がします. 全国的に真夏日が続出の1日だったようです. 10月の真夏日は東京は三年ぶりで,仙台では統計開始後はじめてとのこと. https://tenki.jp/forecaster/domoto_yukiyo/2024/10/02/30808.html 来週の半ば以降,ようやく夏を脱出できそうですね. https://tenki.jp/forecaster/domoto_yukiyo/2024/10/02/30808.html そんな1日でしたが,それでも,夕方近く…

◼新型コロナ危機のなかで16日前

[1745](寄稿)医療あれこれ(その113)ー2 本の話 黒木登志夫『死ぬということ 医学的に、実務的に、文学的に』ペンギンドクターより その2 本の話その1 残暑というより真夏の暑さが続きます。9月9日(月)今日は救急の日です。 さて、先日次のようなことを思いつきました。 今私は、医療関係の本や時事的な新書、あるいは書庫に眠っている昔購入した本など、本を読むとそのつど読書記録を綴っています。これは60歳で常勤医をやめた時、自らに課したメインの仕事です。しかし、この読書記録はあくまでも自分の備忘録です。自分以外の人に読んでもらうものではありません。しかし折角読んだのですから、医療関連については、もっと詳しく記録を残し皆様に紹介しようと思ったのです。今まで医療情報の送信のついでにちょっとした本の感想を送信して…

yachikusakusaki's blog25日前

茗荷を詠んだ短歌 日本で最も古くからある野菜の一つにして,現代では和風薬味の代表の一つ.新しいレシピも試してみたい野菜です. 日はしづみ茗荷の花の淡く黄なり夕習はしの畑道ゆけば 佐佐木信綱 ほのかなる茗荷の花を見守(まも)る時わがおもふ子ははるかなるかも 斎藤茂吉 茗荷の子汁に刻めば匂ひ立つ朝の清しき梅雨はれゆくも 馬場あき子 鬱がちの家系の尖(さき)に咲きゆるび茗荷のはなのごときわれかも 河野裕子 和風の薬味の代表といえば,アオジゾ. 和食限定ではないものの生のまま食べると和風になるのがショウガ,ネギ. そして忘れてはいけないのがミョウガ.好き嫌いはあるかとは思いますが,私は大好きです. https://www.sirogohan.com/recipe/myougasengiri/ ミョウガは,日本では最も古くから食べられていた野菜の一つとされ,平安時代に編纂された延喜式にも,その名前が挙げられているとのこと(改訂版世界大百科事典). https://ja.wikipedia.org/wiki/ミョウガ ショウガと同じ,ショウガ属ですが,辛さはあまり感じられません. 江戸時代の料理物語に…

sazaesansazaesan’s diary1ヶ月前

評論文の背景 木村敏木村敏という精神科医・哲学者について トイビト 学問したいすべての人へ | トイビト というサイトの 33. 日本語と哲学(7)――木村敏の哲学 - 中村 昇 | トイビト が紹介しています。 おまけ 木村氏は 『歌に私は泣くだらう―妻・河野裕子 闘病の十年―』 永田和宏 | 新潮社 という本に、河野氏の精神科医としても登場。 『知の体力』 永田和宏 | 新潮社 では木村の著書を何度も読んだことが書かれる。 以上です。

知る日々の日記1ヶ月前

2024.9.6仕事。昨日までの仕事で至らないところがいろいろあって注意を受けつつ今日は今日。来週納品の仕事やら、今日中にわかっておかなきゃいけない仕事やら、様々あって気付けば16時。ぼんやりしつつ退勤。 帰ってきて隣のおじさんと喋る。はっきりとした口調でわたしをいじっている。玄関の前に並べたポットにパンジーやらなんやら、かわいらしい花が咲いていて、それらに優しく水をやる。 玄関に入ってやっと帰宅。トマトを切って塩とオリーブオイル、油揚げをフライパンでちょっと熱して麹マヨと醤油。グラスに氷をつめてタイで買った真っ黒なわけわからん薬草酒みたいなものを並々注いで軽食。 ずっと電灯のなかった部屋にこないだもらったお…

短歌を作ってみました。1ヶ月前

お茶「お茶でもいれましょ」と言ったのに「お茶がはいりました」の言葉やさしい いつだったか、JR(西日本)の車内放送が、それまで「扉が閉まります。ご注意ください」と言っていたのを、「扉を閉めます。・・・」に改めた時期があります。誰かが「扉が勝手に閉まるわけがない。『扉が閉まります』という言い方はおかしい!」などとクレームをつけたのでしょうか。 しかし、しばらくたつと元の言い方に戻ってしまいましたよ。やっぱり、これはこれで変だよねーということになったのでしょうか。たしかに、聞き慣れないせいもありましたが、「扉を閉めます」だと、なんとなく威圧的な感じがして、ちょっと好きにはなれなかったですね。勝手に閉ま…

7オンスの庭1ヶ月前

呪文よ世界を覆せNHK短歌で紹介されていたニコ・ニコルソンの『呪文よ世界を覆せ』1巻を読んだ。読みやすくて面白い、関西のノリも良い。引用される歌も私が好きな河野裕子氏の辞世の一首をはじめ、知っている歌や知らない歌がたくさんあって楽しい。巻末には各エピソードで登場した歌がまとめられているのも親切。

sazaesansazaesan’s diary1ヶ月前

評論文の背景 死文学でも評論文でもよく出る「死」について考えさせられる本を紹介します。 K-SOHYA POEM BLOG 永田和宏『歌に私は泣くだらう―妻・河野裕子 闘病の十年―』・・・・・・・・・木村草弥 看護師・僧侶の玉置妙憂さんに聞く負の感情の手放し方 | ハルメク暮らし 『たましいのケア 病む人のかたわらに』(藤井理恵・藤井美和) | ほたるの学校 【人はどう死ぬのか】 - 本要約ブログ 『そうか、もう君はいないのか』城山三郎 | すっぴんマスター 以上の死ぬ間際の人の話をふまえたうえで、 Shin-Ichi Fukuoka|福岡伸一 公式サイト の「動的平衡宣言」を読むと。 以上です。

azutatsuの日記2ヶ月前

円原川光芒の里往復(79.8km)、暑日是耐久、永田淳氏「湖をさがす」読了7月31日岐阜高島屋が閉店し全国ではデパート無し県の4県目に正式になったらしい。同日、ひと昔に退職した会社でその後規模縮小して継続されていた部署の解散会が岐阜駅近くで開催された。声をかけていただいたので参加する。退職後、実に10年ぶりにお会いする方も多い。少なくとも参加された方々は皆さんお元気で懐かしくお会いできてによかった。再就職やこれからのことに不安を口にされる方もおられたが、塞翁が馬。人生タイミングは色々あるとは思うが10年前とは違って今は半導体業界は一応人材不足と言われて、再就職事情は大分違っていると思うのだが・・。13年前にM&Aをした外資として半導体の開発部門は日本から撤退となる。…

7オンスの庭2ヶ月前

われを呼ぶうら若きこゑよわれを呼ぶうら若きこゑよ喉ぼとけ桃の核ほどひかりてゐたる 河野裕子 永田和宏・河野裕子歌碑見学ツアー 法然院 思い出の法然院に相聞歌 河野裕子さん十三回忌で夫婦の歌碑 - 産経ニュース

子育て全力エンジョイ記2ヶ月前

子育てのバイブルにしたい本:俵万智「たんぽぽの日々」子育て関係の本は今まで何十冊とかなりの数を読んできましたが、ここまで「(共感の意味の)わかるー!」と「私もこんな風に子育てしたい」と思った本はなかったので、紹介します。 それは、俵万智さんの「たんぽぽの日々」という子育て歌集。 最近X(Twitter)では子供を産むメリット・デメリットは?みたいな議論がされているけど、 この本を読めば、子育ての喜びや、それらが一瞬で通り過ぎてしまう儚さ、 そして子供がいてくれることで親がどれだけ救われているか、 子供がいる日々がどんなにかけがえの無い時間なのかが分かると思う。 本の帯に掲載されている歌 「たんぽぽの 綿毛を吹いて見せてやる いつかおまえも 飛ん…

7オンスの庭2ヶ月前

雲のいづこに河野裕子 短歌、表現の味わい 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ 『古今集』より 清原深養父 夏の夜は本当に短いものだ。まだ夜になったばかりの宵口だと思っていたら、もう明けてしまった。これだけ明けるのが早いと、月もとうてい西の山までたどりついて休むことはできないだろう。今、空のどのへんにいるのやら。雲のどこかに宿をとって、ぐっすり休んでいるんだろうか?夏の夜は まだよひながら 明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ | 小倉山荘(ブランドサイト) | 京都せんべい おかき専門店 長岡京 小倉山荘 夏の夜は刹那の夢。さっき見初めたはずの月はもうどこか違う場所に隠れ去って…

久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」2ヶ月前

パリ五輪メダリストたちの名言などーー「一つ心残りがあるとすれば、名言を残せなかったこと」(北口榛花)パリ・オリンピックが終了。 日本選手団は金20、銀12、銅13の計45個のメダルを獲得。金メダルはアメリカ、中国に次ぐ第3位、メダル総数は、アメリカ、中国、イギリス、フランス、オーストラリアに次ぐ第6位という好成績だった。 日本の若者に希望を感じるオリンピックだった。 以下、世界のメダリストたちの言葉から。 北口榛花(日本。陸上女子やり投げで「金メダル)「不安から解放された。一つ心残りがあるとすれば、名言を残せなかったこと。」 ヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ。陸上女子走り高跳びで金メダル)「母国にいる家族、国のために戦う友人を忘れることはできない。戦争で500人近い選手とコーチが亡くなった。…

shinto-wasaoの日記3ヶ月前

俳句、来たるべきもの(忘却の河)あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ 小野茂樹 [#地から1字上げ](土鳩はどどつぽどどつぽ茨咲く野はねむたくてどどつぽどどつぽ――河野裕子) * 僕はあいかわらず便宜的な世界の中で便宜的な記憶の残像に基づいて、冷蔵庫やオーブン・トースターやコーヒー・メーカーを売ってまわっている。僕が便宜的になろうとすればするほど、製品は飛ぶように売れ――我々のキャンペーンは我々のいくぶん楽観的な予想さえをも越えて成功した――僕は数多くの人々に受け入れられていく。おそらく人々は世界というキッチンの中にある種の統一性を求めているのだろう。デザインの統一、色の統一、機能の統一。 新聞にはもう殆んど…

久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」3ヶ月前

図解「JAPAN」プロジェクト(図解塾)ーーー「法隆寺」「丼」「陶器」「図解塾」を開催。冒頭の近況報告では、人手不足が話題になった。あらゆる現場で、人がいなくて、仕事がまわらなくなってきている。 図解「JAPAN」プロジェクトの本日のテーマは、「法隆寺」「丼」「陶芸」の3つ。 「見方や考え方が格段に深まる体験」「新鮮な驚き」「手描きが深く考えることになる」、、。確実に知識が増えていく実感がある。 以下、塾生の学び。 久恒先生、みなさま本日は図解塾ありがとうございました。今日は図解「JAPAN」プロジェクトの続きで、『日本を知る105章』の中から「法隆寺」「丼」「陶器」の3つの文章を図解で読み解きました。「法隆寺」では、法隆寺の柱の形状や聖徳太子伝説の背景にギリシ…