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吉田喜重
:映画監督
吉田喜重(本名喜重(よししげ))
略歴
- 1933年 福井県福井市生まれ。
- 1955年 東京大学文学部フランス文学科卒業。同年、松竹大船撮影所に助監督として入社。木下恵介監督に師事する。
- 1960年 映画『ろくでなし』により、映画監督としてデビュー。
- 1964年 女優、岡田茉莉子と結婚。松竹を離れる。
- 1966年 独立プロ、現代映画社を設立。
- 1974年-1977年 テレビ美術番組『美の美』シリーズを制作
- 1979年-1982年 メキシコ滞在
- 1984年 著書「メヒコ 歓ばしき隠喩」(岩波書店刊)により、メキシコ政府からアギーラ・アステカ賞を受ける。
- 1987年 映画『人間の約束』により芸術選奨文部大臣賞を受ける。
- 1990年-1995年 フランス オペラ・ド・リヨンで「蝶々夫人」を演出。
- 1998年 著書「小津安二郎の反映画」(岩波書店刊)により、芸術選奨文部大臣賞を受ける。
関連人物
岡田茉莉子(妻)
大島渚とは1年違いで松竹に入社
フィルモグラフィー
- 1960年 ろくでなし 松竹大船
- 1960年 血は渇いてる 松竹大船
- 1961年 甘い夜の果て 松竹大船
- 1962年 秋津温泉 松竹大船
- 1963年 嵐を呼ぶ十八人 松竹京都
- 1964年 日本脱出 松竹大船
- 1965年 水で書かれた物語 中日映画
- 1966年 女のみづうみ 現代映画社
- 1967年 情炎 現代映画社
- 1967年 炎と女 現代映画社
- 1968年 樹氷のよろめき 現代映画社
- 1968年 さらば夏の光 現代映画社
- 1970年 エロス+虐殺 現代映画社
- 1970年 煉獄エロイカ 現代映画社=日本ATG
- 1971年 告白的女優論 現代映画社
- 1973年 戒厳令 現代映画=ATG
- 1977年 BIG−1物語 王貞治 読売新聞社=東京読売巨人軍 ... 監督、構成
- 1985年 狂言師 三宅藤九郎 ポーラ文化財団=日経映像
- 1986年 人間の約束 西友=テレビ朝日=キネマ東京
- 1987年 幕末に生きる 中岡慎太郎 高知県安芸郡北川村
- 1988年 嵐が丘 西友=西武セゾングループMEDIACTU...
- 1992年 愛知の民俗芸能 聖なる祭り 芸能する心 現代映画社=日経映像
- 1993年 愛知の民俗芸能 都市の祭り 芸能する歓び 現代映画社=日経映像
- 1993年 吉田喜重が語る小津さんの映画 NHKクリエイティヴ=アドックシステムズ
- 1995年 リュミエールと仲間たち(オムニバス)
- 1997年 知の解放 知の冒険 知の祝祭 東京大学 学問の過去・現在・未来 日経映像=現代映画社
- 2003年 鏡の女たち グルーヴコーポレーション=現代映画社=ルートピクチャーズ=グルーヴキネマ東京
テレビ作品
- 1964年 ヨーロッパ昨日今日
- 1975年 日本を恋うる手紙 東京12チャンネル
- 1976年 ギリシャ旅情
- 1976年 われらの主役 萩本欽一VS吉田喜重 東京12チャンネル
- 1979年 アンデス美の巡礼
- 1980年 海へ 限られた命 ポー?世号は行く 東京12チャンネル
- 1993年 吉田喜重が語る小津さんの映画 NHKクリエイティヴ
- 1993年 吉田喜重が語る小津安二郎の映画世界 NHK
- 1995年 夢のシネマ・東京の夢 明治の日本を映像に記録したエトランジェ ガブリエル・ヴェール 東京MXテレビ=現代映画社
美の美
- 74/01/07 「モナリザは語る その微笑は永遠の謎か…ダビンチの晩年」
- 74/01/14 「聖アントワーヌの誘惑 グリュネルワルトが描く天国と地獄」
- 74/01/28 「一条の炎は物語る 画家ジョルジュ・ラトゥールとは誰か」
- 74/02/04 「謎のパリジェンヌはささやく クレタ・ミケーネの神話世界を行く」
- 74/02/11 「コロー、ミレー、クールベ[?]画家はなぜ風景を描くのか」
- 74/02/18 「コロー、ミレー、クールベ[?]彼らは究極には人間を描いた」
- 74/03/11 「イタリア・アンジの壁画[?]聖フランシスとは誰か」
- 74/03/18 「イタリア・アンジの壁画[?]そして壁画は消えた」
- 74/04/01 「中世の秋 そして十字軍は出発した」
- 74/04/15 「ローマの墓 帝王の墓から野辺の石まで」 (N)岡田茉莉子
- 74/04/22 「ポンペイ廃墟の美[?]ある都市空間の終末について」 (N)岡田茉莉子
- 74/04/29 「ポンペイ廃墟の美[?]それは享楽の都か」
- 74/05/06 「都市国家シエナの春[?]中世への別離」
- 74/05/13 「都市国家シエナの春[?]市民たちの美意識について」
- 74/05/27 「ルネサンスへの旅立ち フラアンジェリコ、その天上の美」
- 74/06/03 「ルネサンス的人間とは ミケランジェロ・メディチ家礼拝堂は語る」
- 74/06/10 「ルネサンス恐怖時代 ボッティチェルリ、その神秘主義」
- 74/06/17 「幻のフィレンツェ共和国 画家にとって祖国とは」
- 74/07/01 「伝導者 ヴァン・ゴッホ 画家はなぜ画家になるのか」
- 74/07/08 「故郷喪失者 ヴァン・ゴッホ 画家は色と形に酔う」
- 74/07/15 「自虐の人 ヴァン・ゴッホ 画家は耳を失う」
- 74/07/22 「ヴァン・ゴッホの自殺 画家はついに故郷に帰れず」
- 74/09/16 「スペインの異邦人 エルグレコ[?]トレドの幻想、光と影」
- 74/09/23 「スペインの異邦人 エルグレコ[?]かたちと線の悲しみ」
- 74/09/30 「スペインの魔術師 ゴヤ[?]不吉な宮廷画家の出現」
- 74/10/07 「スペインの魔術師 ゴヤ[?]近代の無秩序は彼と共に始まる」
- 74/10/14 「スペインの魔術師 ゴヤ[?]理性の眠りは怪物を生む」
- 74/10/21 「幻視の画家 ボッシュ[?]異端の北方ルネサンス」
- 74/10/28 「幻視の画家 ボッシュ[?]地獄への下降」
- 74/11/04 「幻視の画家 ボッシュ[?]千年王国への夢」
- 74/11/11 「聖なるスキャンダル画家 マネ[?]オランピアの露出感について」
- 74/11/18 「聖なるスキャンダル画家 マネ[?]一個の落日、ダンディズム」
- 74/11/25 「クロード・モネ 印象派とは[?]眼に呪われた画家」
- 74/12/02 「クロード・モネ 印象派とは[?]画家は光に失明する」
- 74/12/09 「セザンヌ その孤独なまなざし[?]青春よりはるか遠くにありて」
- 74/12/16 「セザンヌ その孤独なまなざし[?]南仏の一刻の夕立が」
- 74/12/23 「パドヴァ・ある街との会話[?]画家ジョットとダンテの出会い」
- 74/12/30 「パドヴァ・ある街との会話[?]中世大学都市の運命」
- 75/01/06 「ここに画家ファン・アイクありき 北方ルネサンスの誕生」
- 75/01/13 「フランドル絵画 水が語るもの イタリアルネサンスとの出会い」
- 75/01/20 「ブリューゲル 画家が亡国を目撃するとき[?]集団への遠近法」
- 75/01/27 「ブリューゲル 画家が亡国を目撃するとき[?]美しい風景を犯すもの」
- 75/02/17 「ドラクロワ・ロマン主義の逆説[?]時代に遅れてきた青年」
- 75/02/24 「ドラクロワ・ロマン主義の逆説[?]魂の貴族性について」
- 75/03/03 「画家 ギュスターヴ・モローの館 反時代的幻想のひととき」
- 75/03/10 「世紀末芸術 アール・ヌーボー 1881年7月29日の条令」
- 75/04/07 「ウィリアム・ブレーク 詩と絵画のあいだ 一粒の砂の中に全世界を見る」
- 75/04/14 「ターナー・狂喜を誘う風景画家 誰も私の絵を好きになる権利はない」
- 75/04/21 「フェルメール・死を呼ぶ陶酔の空間 大衆状況下に消えた画家」
- 75/04/28 「ヴェネチア絵画の光と影[?]市民たちの祭りの空間」
- 75/05/05 「ヴェネチア絵画の光と影[?]その生活空間の美について」
- 75/05/12 「ヴェネチア絵画の光と影[?]画家達が描く政治空間」
- 75/05/19 「ヴェネチア絵画の光と影[?]ティントレット、個人空間の出現」
- 75/06/16 「画家カラヴァッジオの犯罪[?]殺人の果ての写実性」
- 75/06/23 「画家カラヴァッジオの犯罪[?]シチリア・マルタ島への逃避行」
- 75/06/30 「幻想のグラナダ[?]鏡に化身した街」
- 75/07/07 「幻想のグラナダ[?]アルフンブラ滅亡の美」
- 75/07/14 「コルトバ追想 狂い咲く異教徒の都」
- 75/07/21 「呪われたユダヤ流民の美 スペイン異端審問会議」
- 76/04/04 「古代エジプト・遥かな原風景 ピラミッド空間の出現」
- 76/04/11 「古代エジプト・遥かな原風景 ナイル空間への旅立ち」
- 76/04/18 「古代エジプト・遥かな原風景 冥府幻想王家の谷」
- 76/04/25 「古代エジプト・遥かな原風景 ファラオたちの肖像」
- 76/05/02 「古代エジプト・遥かな原風景 ツタンカーメン黄金伝説」
- 76/05/09 「古代エジプト・遥かな原風景 死者の都の貴人たち」
- 76/05/16 「古代エジプト・遥かな原風景 墓造りの職人たちの芸術」
- 76/05/23 「古代エジプト・遥かな原風景 孤独な虚像・アブシンベル宮殿」
- 76/05/30 「古代エジプト・遥かな原風景 ナイル空間その終末のとき」
- 76/06/06 「古代エジプト・遥かな原風景 砂漠の白日夢・コプト修道院」
- 76/06/13 「シチリア紀行・地中海文明とは ギリシア植民都市時代」
- 76/06/20 「シチリア紀行・地中海文明とは 中世の異端・ノルマン王朝の美」
- 76/06/27 「シチリア紀行・地中海文明とは ルネサンスと『死の勝利』」
- 76/07/04 「シチリア紀行・地中海文明とは 辺境の悲しみとバロック」
- 76/07/11 「マントヴァ・侯爵館の幻想ルネサンスへの証言」
- 76/07/18 「スペイン絵画・黄金時代 ベラスケス画家の眼差しとは」
- 76/07/25 「スペイン絵画・黄金時代 ベラスケス鏡の向こう側」
- 76/08/22 「アングル古典主義画家の孤独な反乱 形態のエロティシズム」
- 76/08/29 「アングル古典主義画家の孤独な反乱 絵画の官能とは」
- 76/09/05 「ロダン美術館散策 職人の手がつかむ永遠のとき」
- 76/09/12 「ロダン美術館散策 神の手と地獄の門」
- 76/09/19 「世紀末画家ロートレック 抜きさしならぬ放蕩と歓楽」
- 76/09/26 「世紀末画家ロートレック 人間の大砂漠にありて」
- 76/11/07 「肉筆秘画の世界 隠された美の系譜」
- 76/11/14 「十一面観音の道 遥かな民間信仰」
- 76/11/21 「極楽浄土のイメージ 阿弥陀来迎図をめぐって」
- 76/11/28 「六道地獄めぐりの美 中世無常観のひととき」
- 76/12/05 「江戸二大悪所の美 肉筆浮世絵師・宮川長春」
- 76/12/12 「北野天神縁起絵巻 道真・怨霊の美」
- 76/12/19 「信貴山縁起絵巻説話 空間と漂白のこころ」
- 77/01/16 「肉筆秘画の世界 歌麿、北斎、その非合法の美」
- 77/01/23 「東寺・塔のある世界 密教美術の空間」
- 77/01/30 「百鬼夜行絵巻 中世風流の美学」
- 77/02/13 「蕪村の晩年 画俳二すじ・無用の美」
- 77/02/20 「古九谷 豪放華麗な色絵」
- 77/02/27 「近世異端の画家粛白 江戸悪趣味の美」
- 77/03/13 「桃山金箔乱調の美 妙心寺天球院方丈」
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