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久野収

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くのおさむ

1910年大阪府生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。哲学者、評論家。市民運動など精力的に参加。『週刊金曜日』編集委員。著書に「平和の論理と戦争の論理」「市民の精神」「思想のドラマツルギー」(共著:林達夫)「現代日本の思想」(共著:鶴見俊輔)他。

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関連ブログ

大宮日記 ラテン語、チョコザップ、漢文、大宮図書館16日前

【読了】林達夫・久野収『思想のドラマトゥルギー』平凡社さいたま市立大宮図書館所蔵 www.lib.city.saitama.jp 2024/09/20 大宮図書館より借入 2024/09/28 読書開始 2024/10/01 読了、大宮図書館へ返却 (以下、敬称略) 凄い。読書猿が十年かけて読むといった意味がわかった。その知の内容はうかがい知れないが、二人とも、特に林達夫がすごく楽しそうである。久野が言うことに嬉しそうに応える。 久野 その演劇性の問題のほかに、もう一つ、日本の研究だと、ロゴスが新しいロゴスを生み、ロゴスの自己発展になるか、あるいはまた、パトスが新しいパトスを生み出すパトスの自己陶酔になるとなるということがある。しかし、何とも言え…

#読了#思想のドラマトゥルギー#林達夫#久野収#平凡社#読書#読書猿#松岡正剛#大宮図書館

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12ブックマークAmazon.co.jp: 思想のドラマトゥルギー (平凡社ライブラリー): 林達夫, 久野収: 本www.amazon.co.jp

9ブックマーク久野収のファシズム論・その1 - Arisanのノートarisan-2.hatenadiary.org

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関連ブログ

一朴洞日記6ヶ月前

ギリギリの抵抗他人事ではない気がしている。 京都大学での滝川事件を境に、同大出身の俊英たちはファシズムの急速な膨張気配に対する危機感を深めた。昭和八年のことだ。東京では、日本共産党の理論的指導者の一部と目されていた佐野学・鍋山貞親の両名が、獄中にあって懺悔とも自己批判ともとれる転向声明を公表してしまい、それまで歯を食いしばって活動してきた全国の学生や勤労青年たちが、激しい動揺に見舞われた年である。 中井正一を中心とする京都の俊英たちは、ファシズム監視と文化防衛とに目処を置いた同人雑誌『世界文化』を発行した。中井が発行していた『美・批評』の発展拡大版との位置づけだった。同人各個の専攻分野に関する、最新の海外情…

#世界文化#土曜日#京都#抵抗#中井正一#久野収#和田洋一#野間宏#思想の科学

一朴洞日記9ヶ月前

事の始まり民主主義という語を、いつどこで覚えたのだったろうか。 小学五年六年時の担任教諭は、いかにも戦前の女子師範の節度謹厳を思わせる怖いオバチャン先生だった。私は自分の出来には余る教師運に恵まれた男と思っているが、まず最初がこの先生だ。あれこれの場面を今思い返しても、尊敬の念が湧く。四民平等も基本的人権も、この先生から伺ったのが最初だったにちがいない。なにしおう今では甲論乙駁半ばする「戦後民主主義教育」のまっただなかだった。 巡り合せでつい入学してしまった私立中学は、文部省(当時)学習指導要領なんぞは大胆に踏み破って平気な、独自カリキュラムの学校だった。社会科科目には「日本史」「世界史」「地理」のほか…

#久野収#佐高信#鶴見俊輔#林達夫

一朴洞日記9ヶ月前

険しい時代の人たち若き日の一時期、なんとかして理解しようとムキになってはみたものの、容易には歯が立たなかった本というものがある。今想えば、肩の力を脱いて、平易に読めばさほどの本でもなかったものを、未熟ゆえにそうはできなかったという苦い思い出である。それもこれも手遅れだ。再読もしくは参照の機会ありそうなものだけを残して、おおかたを処分する。 吉本隆明については、初期評論からは『藝術的抵抗と挫折』『高村光太郎』『言語にとって美とは何か』(全二巻)のみを残す。また『源 実朝』『最後の親鸞』を残す。他は出す。『情況』のような時局的発言もあったが、拙宅内のどこに収納したものか、今即座には出てこない。見つかったら順次出す。…

#吉本隆明#田中英光#藤田省三#久野収#鶴見俊輔#中井正一#安田 武#山田宗睦#中島誠

一朴洞日記1年前

古戦場から『佐野學著作集』〈全5巻揃〉佐野学著作集刊行会 編(1957.9 ~ 58.6)定価ナシ。奥付には「特に会員のみに配布」と明記。 もはや読返す体力も時間も、残されてはいまい。隣室へ移動するにさえ、手順足運びに気をつけねばならぬゴミ屋敷にあって、障壁や足場や障害物や目印となったままの書籍・書類のうちで、いずこかのどなたかのお手許にあれば、今なお内容的にか資料的にか、なんらかの値打ちを発揮できるかもしれぬものは、一日も早く手放すにかぎる。懇意にさせていただいている雑司ヶ谷の古書肆「往来座」さんに、お手助けいただかねばならない。 ただし余生の「ヘタな考え」の筋道でふと、あれにはどう書いてあったろうか…

#佐野学#鍋山貞親#古書往来座#本多秋五#平野謙#吉本隆明#久野収#鶴見俊輔#藤田省三#転向

栗カメの散歩漫歩10日前

ファーブル「昆虫記」鷲巣力著「林達夫のドラマトゥルギー」の第2幕、その第3場。 ファーブル『昆虫記』ーー悪文と名訳 林は、『昆虫記』の翻訳に強い思い入れがあった。 鷲巣氏がまだ駆け出しの編集者見習いをしていた頃に、林との会話でたまたまファーブルの『昆虫記』の訳文に話が及んだときのエピソードが興味深い。 『昆虫記』は、山田吉彦(きだみのる)と共訳をしている。 一部引用すると、 《山田吉彦(筆名きだみのる)との共訳で名訳との誉れ高い書である。「あれは名訳といわれるが、名訳とはいえない」といった。その理由は何だろうかと尋ねた。「ファーブルのフランス語はごつごつした感じがあるんだけれど、それが訳せていない」と林は答えた。…

Living, Loving, Thinking, Again1ヶ月前

「革自連」について幸子さんと私──ある母娘の症例 (朝日文庫)作者:中山千夏朝日新聞出版Amazon中山千夏『幸子さんと私』*1から。 中山千夏さんは1972年から雑誌『話の特集』に執筆を開始し、『話の特集』の編集長、矢崎泰久*2と知り合う(p.157)。 一九七六年、矢崎の誘いに応じて、革新自由連合(革自連)の発足に参画した(発足は七七年四月)。(略)大の政治嫌いながら、リブのなかで知り合った市河房枝、小沢遼子(当時、浦和市議、べ平連メンバー)などの影響で、差別解消に政治は無視できない、と私は考え始めていた。だから、革自連が、シロウトによる政権を目指さない政治団体、というのは魅力だったが、目前の参議院選挙にか…

佐藤守弘の講義情報2ヶ月前

佐藤守弘「ガリ版のメディア考古学」参考文献・図版出典オンライン・レクチャー:佐藤守弘「ガリ版のメディア考古学——複製・コミュニティ・メディア」 佐藤 守弘 (Satow Morihiro) - マイポータル - researchmap 参考文献一覧(著者名アルファベット順) バルト、ロラン(1997)『明るい部屋——写真についての覚書』花輪光訳、みすず書房 フータモ、エルキ『メディア考古学』(2015)太田純貴訳、NTT出版 石田英敬、吉見俊哉、マイク・フェザーストーン編(2015)『メディア表象』(「デジタル・スタディーズ」2)、東京大学出版会 石田和男編(1952)『夜明けの子ら——生活版画と綴方集』春秋社 ヤコブソン、ロマン(2015)「…

一条真也の新ハートフル・ブログ2ヶ月前

『偽史の帝国』一条真也です。『偽史の帝国』藤巻一保著(アルタープレス)を読みました。「〝天皇の日本〟はいかにして創られたか」というサブタイトルがついています。著者は1952年北海道生まれ。作家・宗教研究家。中央大学文学部卒。雑誌・書籍編集者を経たのち、宗教を軸とした歴史・思想・文化に関する著述活動を行っています。東洋の神秘思想、近代新宗教におけるカルト的教義と運動に関する著作を数多く手がけています。本書は、宗教研究家である著者が、「天皇制」の根幹となった「明治以降、国民に浸透した日本史」の正体を明らかにする一冊です。歴史・宗教に関する幅広い知見、膨大な資料の裏付けによる、特に宗教史の面からの深く詳細な考察は…

Stantsiya_Iriya4ヶ月前

『わが心のスペインーシンポジウム〈スペイン戦争+1930年代〉』"SPAIN IN MY HEART. -Symposium <Spanish Civil War+1930s>" by Itsuki Hiroyuki 五木寛之_晶文社版 SHŌBUNSHA 読了『青年は荒野をめざす』*1『さらばモスクワ愚連隊』*2『海を見ていたジョニー』*3『蒼ざめた馬を見よ』*4と読み進み、さいごの本の解説に、この後『わが心のスペイン』『戒厳令の夜』と読み進めとあったので、これも読みましたが、前作まででよかった気瓦斯。 わが心のスペイン | NDLサーチ | 国立国会図書館 上は表紙と裏表紙のカバー、もしくはカヴァー。 この後全集にも角川文庫にもなってますが、読んだのは1972年の晶文社版。『土偶を読む』で一躍有名を馳せた晶文社の在りし日の歌。 1月30日初版で、読んだのは同年3月1日の三刷。 著者寄贈図書とある意味が分かりませんが、厚木基地が厚木にあるとカンチガ…

普段使いの文章 生存確認用として5ヶ月前

思う 損得勘定引きこもり中の友はテレビである。テレビのCM。私はテレビ番組はCMを視聴者に送り届けるための撒き餌だと穿った考え方をする人間だ。さて、そのCMはほぼこう語っている。「損はだめですよ。お得に生きなきゃ」CMの言葉の帰結はすべてここにある。あなたたちは経済人として損得勘定に長けた人たちでなければなりませんよという新自由主義への洗脳である。生前、経済学者の宇沢弘文は新自由主義の中心的人物フリードマンを徹底して批判した。損得勘定が充満した社会は野獣の社会である。久野収は「利よりも理を」と語った。理性を保ち、知性を支えに生きよ

Stantsiya_Iriya5ヶ月前

『蒼ざめた馬を見よ』"Look at the pale horse." 《Вот конь бледный》Автор Ицуки Хироюки by ITSUKI HIROYUKI 五木寛之(文春文庫)読了『青年は荒野をめざす』*1『さらばモスクワ愚連隊』*2『海を見ていたジョニー』*3と読み進んだので、ついでにこの直木賞受賞作も読んでみました。短編集です。ほんとにこの人は読みやすい。すらすら読める。解説によると、『わが心のスペイン』『戒厳令の夜』と進むそうで、すらすら読み進んでもいいのですが、どうしますか。『戒厳令の夜』は樋口可南子の脱ぎっぷりが検索結果でバンバン出ますし、甲府湯村温泉の竹中英太郎記念館のイラストで見てはいるのですが、読んでません。いちおう南米の話なのかな。 蒼ざめた馬を見よ (文春文庫) 作者:五木寛之 文藝春秋 Amazon カバー・宇野亜喜良 読んだのは2006年12月の…

shin422のブログ9ヶ月前

反地球市民的人間の遊撃自分自身のことを「日本人」であると自覚することは度々あれど、「地球市民」と思ったことなど一度たりともなかったし、なりたいと思ったこともない。加えて、「地球市民」なる人種に生まれてこの方一度として出会ったためしなどないし、おそらくこれからもないのだろうが、そう思う理由の一つは、おそらく「地球市民」という言葉の持つ胡散臭さないしはアホっぽさにあるのではないか。 もちろん、公共哲学的主題として真面目に検討されてしかるべき問題がそこに含まれていることを認めるに吝かではないが、そうであるにしても、どうしても馴染めない理由を更に探ってみると、究極的には、特に近代以降の社会思想において中心的主題の一つとして…

bogus-simotukareのブログ1年前

珍右翼・高世仁に悪口する(2023年11/26日分)ウクライナ戦争―大国には見えない世界2 - 高世仁のジャーナルな日々 『中村哲という希望~日本国憲法を執行した男』(旬報社)が来月25日に発売になります。私と佐高信さんが中村哲医師について対談し、私がテーマごとに解説を入れました。 なお、高世は旬報社から ◆『スーパーKを追え』(1997年) ◆『娘をかえせ息子をかえせ:北朝鮮拉致事件の真相』(1999年) ◆『イスラム国とは何か』(2015年、常岡浩介との共著) ◆『自由に生きていいんだよ お金にしばられずに生きる"奇跡の村"へようこそ』(2017年、森本喜久男*1との共著) を出していますが、今回は 【旬報社からの佐高著書】 ◆佐高信評伝選…

bogus-simotukareのブログ1年前

今日も「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」ことkojitakenに悪口する(2023年11月4日記載)柿沢に区長選買収の疑い&維新出陣か(ブログ『日本がアブナイ!』) - kojitakenの日記 自民党に数多いる「世襲貴族」たちが国民の怨嗟の的になることは避けられないからです。私は岸田内閣支持率低下の最大の原因はその「世襲貴族」たちへに対する人民の怒りではないかと思っています。 以前 今日も「カス駄犬」「クズ駄犬」「クソ駄犬」こと「ニシシン(西村盲従分子、西村信者)」kojitakenに悪口する(2023年11月2日記載) - bogus-simotukareのブログ 「安倍首相(岸元首相の孫、安倍晋太郎*1の息子)」「麻生副総理・財務相(吉田元首相の孫)」の「第二次以降安倍政権(世襲政治家…