江國滋とは 読書の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)

江國滋

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読書

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えくにしげる

随筆家。演芸評論家。

昭和9年東京生まれ。慶應義塾大学卒業。「週刊新潮」編集部勤務後、著述業に。

直木賞作家、江國香織は娘

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さすらう隠居人の日記3年前

江國滋さんの闘病俳句このブログで、何度か東京やなぎ句会のことを取り上げたが、江國滋さんもそのメンバーの一人であった。彼の本は楽しくて蘊蓄があり、私は落語や俳句、旅行などのエッセイをよく読んでいた。 しかしながら、江國さんは平成9年(1997年)2月6日に食道癌の告知を受け、同年8月10日に62歳で亡くなった。その間、闘病日記を書き、闘病俳句223句を残している。 江國滋「おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒」新潮社 この本は、1997年12月に発行されるとすぐに購入して読んだ。亡くなる2日前に書き付けた辞世の句 おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒 が本の表題となっている。いつもは本を購入すると帯は取って捨ててしまうが、帯の裏側…

#江國滋#東京やなぎ句会#おい癌め#俳句とあそぶ法

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6ブックマーク江國滋さんの闘病俳句 - さすらう隠居人の日記sasurau-jun.hatenablog.com

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◼新型コロナ危機のなかで16日前

[1745](寄稿)医療あれこれ(その113)ー2 本の話 黒木登志夫『死ぬということ 医学的に、実務的に、文学的に』ペンギンドクターより その2 本の話その1 残暑というより真夏の暑さが続きます。9月9日(月)今日は救急の日です。 さて、先日次のようなことを思いつきました。 今私は、医療関係の本や時事的な新書、あるいは書庫に眠っている昔購入した本など、本を読むとそのつど読書記録を綴っています。これは60歳で常勤医をやめた時、自らに課したメインの仕事です。しかし、この読書記録はあくまでも自分の備忘録です。自分以外の人に読んでもらうものではありません。しかし折角読んだのですから、医療関連については、もっと詳しく記録を残し皆様に紹介しようと思ったのです。今まで医療情報の送信のついでにちょっとした本の感想を送信して…

karumerabunkoのブログ20日前

講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版2024年9月20日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,317点(日本文学1,245点/海外文学72点、ワイド版を除く)をあげた。文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。編者、訳者は一部を除き割愛した。 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日本…

半睡半醒日誌5ヶ月前

2023年8月に読んだ本『世の中ついでに生きてたい/古今亭志ん朝』『うつの医療人類学/北中淳子』『芸術立国論/平田オリザ』『尾根を渡る風/笹本稜平』『他人の空似/桜沢ゆう』『思いつきで世界は進む「遠い地平、低い視点」で考えた50のこと/橋本治』『泥濘/黒川博行』『図解使える失敗学大全/畑村洋太郎』8冊も読んでいました。 雑誌『世界』『前衛』も部分的に読んでいます。 本当によく読みました。いずれも面白い本でした。しかし、これらを書くのもまた大変です。2回で収めます。 『世の中ついでに生きてたい/古今亭志ん朝』 対談本です。対談した人とタイトルを書いておきます。 「ぼくら、廓を知らなくとも廓話はできる/山藤章二」「最後ま…

瑣事加減6ヶ月前

祖母の蔵書(186)江國滋・『日本語八ツ当り』 単行本は仏間の硝子棚、文庫版は寝間の本棚にあったと思う。 ①単行本(一九八九年八月一五日 印刷・一九八九年八月二〇日 発行・定価971円・新潮社・208頁)日本語八ツ当り作者:江國 滋新潮社Amazon※ 帯あり、書影に同じ ※ 巻四つ折のチラシ「新潮社/新刊案内/8」挟まる。 ※「『日本語八ツ当り』愛読者カード」挟まる。「料金受取人払[牛込局承認 1 9 9 ]差出有効期間/平成3年 /1月31日まで」 ②新潮文庫4997/え-6-3(平成 五 年 一 月二十五日 発 行・平成 五 年 四 月 十 日 三 刷・定価350円・新潮社・230頁)日本語八ツ当り (新潮文庫 …

yatsugatakeのブログ6ヶ月前

「佐久の季節便り」、4月、佐久の地にも、ようやく「遅い春」が…。「浅間山」が、白い噴煙をあ上げています。 衣装部屋の温度は13度、昨夜から下がっていません。 アメダス、最低気温は5.4度(7:12)、「晴れ時々曇り、寒気が流入して、お昼頃には傘マークが…」 日が差す前に、「片栗(かたくり)」全8株を撮りました。 影が無いので、観やすいと思います。 2枚葉の開花株、3個の蕾を探してください。 今日は4月1日、「エープリルフール」・「四月馬鹿」 そう言われても正直、近年は、現実味がありません。 読売新聞 コラム・編集手帳を引用します。 文筆業殺すにゃ刃物はいらぬ、うまいうまいと褒めりゃいい。作家の江國滋さんは、家に届いたファンレターで実感したと記している◆近著…

「言葉こそ人生」読むだけ元気お届け人の"今ここを生きる心"の裏側7ヶ月前

【読書】「俳句とあそぶ法」江国滋:著昭和に「俳句ブーム」があったそうな。昭和62年の著書です。 俳句の素人と自称しながらも、先人の句を容赦なく断罪する著者が、俳句のノウハウを指南する内容。 俳句は遊び、遊びだからこそルールが大切。 なので、あくまでも基本に忠実に、恐れずに俳句と向き合えば良いということ。 何事も基本が大切。その反復が自分のスタイルの構築に役立つということなのです。 俳句とあそぶ法 (中公文庫) 作者:江國滋 中央公論新社 Amazon imakokowoikiru.hatenablog.com ↓応援クリックして頂けると励みになります。ありがとうございます。↓ にほんブログ村 ↓はてなIDがなくても拍手して頂けま…

ヒロの本棚8ヶ月前

【本】江國香織『ひとりでカラカサさしてゆく』~凛としてこの道を歩いていく~1、作品の概要 『ひとりでカラカサさしてゆく』は、江國香織の長編小説。 『小説新潮』2020年4月号~2021年7月号に連載された。 単行本で232ページ。 “Friendship”(C)Marie Gudme Leth, Designmuseum Denmarkの装画。 自死した3人の老人と、その遺族やかかわった人たちの視点で綴られた。 2、あらすじ 大晦日の夜に、3人の老人がホテルで猟銃自殺をするという衝撃的な事件が起こる。 警察に呼び出された遺族や知人たち。 嘆き悲しむもの、首をかしげるもの、故人との記憶に思いを馳せるもの・・・。 彼らはなぜ自死を選んだのか? ひとりでカラカサさしてゆく…

脱積読宣言8ヶ月前

『日本語八ツ当り』痛いニュース(ノ∀`) : 【闇深】『セクシー田中さん』漫画家・芦原妃名子がダムに身投げ自殺 日テレドラマ原作改変で揉める - ライブドアブログ 考えられる限り最悪の結末。原作者の著作人格権とかの難しい話以前に、無能で前科持ちのプロデューサーと脚本家がのうのうと生き残れる様な業界の現状を早く改善するべきです。 母の通うカルチャースクールの書道の先生が出展してるというのでタダ券もらって「産経国際書展 新春展2024」へ。思った以上に玉石混交というか奇の衒い方が的を外してたり、そもそも練習量が・・・って作品もちらほら見受けられて、教えられた先生の作品がひどい出来だったらどうしようと思いながら回って…

Kindle作家九頭龍一鬼(くずりゅうかずき)の人生と意見9ヶ月前

愚生が勝手にえらぶ『人類史上最高の藝術』かつて、丸谷才一をはじめ、各界の知識人をあつめて『千年紀最高の作品をえらぼう』という企画がなされました。文学のみならず、絵画、映画、建築まで、日本の知性を総結集して人類千年史をふりかえったのです。愚生は曩時より、本作を読みたかったのですが、ながらく絶版のようで、結局、『人類史上最高の作品はなんなのか』よくわからないままになりました(検索したら、『源氏物語』が一位だったようですが、理由は不明です)。そこで、愚生は、個人で勝手に『各分野の人類史上最高峰の作品をえらぼう』と妄想したのです。 くだんの妄想の結果、映画、絵画、文学、詩、などの暫定ベスト1をえらび、ここに列挙いたしました。本頁の最後に、『…

ヒロの本棚10ヶ月前

【本】江國香織の書評まとめ。作家性とその魅力を語る。☆江國香織の略歴☆ 江國香織は、1987年『草之丞の話』で童話作家としてデビュー。 1991年『きらきらひかる』で小説家としてデビューし、紫式部文学賞を受賞。 以来、小説、エッセイ、童話、詩集、翻訳など幅広く活躍している。 父親はエッセイストの江國滋。 代表作は『きらきらひかる』『落下する夕方』『神様のボート』『冷静と情熱のあいだRosso』など。 ↑ヒロ氏の本棚にある江國香織の著作 ☆江國香織の魅力☆ 彼女の作品を評してよく使われる言葉は「透明な~」という言葉ですが文体も、そこからイメージされる世界観も透明感がとても独特だと思います。 一方、ただ綺麗なだけではなくて毒や、狂気をひと握り含ませ…