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児玉竜一

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アート

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こだまりゅういち

演劇学者、早大教授。1967年兵庫県生まれ。早稲田大学文学部卒業。東京国立文化財研究所、日本女子大学文学部助教授、2007年准教授、2009年教授、2010年早大文学学術院教授。

著書

共編

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「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog3ヶ月前

早稲田大学歌舞伎学会 2024年夏季企画「演劇の証言~中村京蔵丈に聞く~」に行く国立劇場第6期歌舞伎俳優研修を修了(1982年)された中村京蔵さん。その後4世雀右衛門に入門して40年を超え、今や女方の要として歌舞伎界にとってなくてはならない存在です。 早稲田大学の歌舞伎学会のイベント「演劇の証言〜中村京蔵丈に聞く」があると聞き、行ってきました。 京蔵さんって、私にとっていつも見ていて安心な脇役という感じでした。ところが驚かされたのは昨年「フェードル」の舞台でした。卓越した演技力は知っていても、この難しい和洋折衷の芝居を自主公演でやり遂げた力というのは一体どこから来たのだろうと、感嘆の思いを禁じえず、それから特に舞台では注目してきました。「紀尾井町家話」に出演時は、ものすご…

#中村京蔵#児玉竜一

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TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹2ヶ月前

文楽 和生・勘十郎・玉男三人会『一谷嫰軍記』『伽羅先代萩』紀尾井ホールおととしから毎年開催されている「和生・勘十郎・玉男三人会」の3回目にして最終年、今回は玉男さんの回。昨年までとは異なり、今年は本人の得意役+本人初役の演目という意外性をもたせたプログラムとなっていた。 ◾️ 一谷嫰軍記、熊谷陣屋の段 。「前」のみの上演。熊谷=玉男さん、相模=和生さん、藤の局=勘十郎さん。 玉男さんの熊谷は、表情がない。表情のない人形それ自身のままの貌をしている。分厚い刃物のような強い鋭さをもった、「公(おおやけ)」の顔。「前」であっても熊谷が隠している本心を伏線としてやや匂わせる人もいるなか、玉男さんは完全に内面を塗り固めて、表面だけで相模・藤の局と対峙している。しかし、〈物…

32の味わい4ヶ月前

青い月のメンフィス感想7/19(金)、早稲田大学大隈記念講堂にて。 英語能「青い月のメンフィス」はUCLAと早稲田大学の共同連携事業として発足した柳井イニシアティブによる、全編が英語で演じられる70分の能である。 物語は八月十六日の夜、エルヴィスの命日に彼が眠るメンフィスのグレイスランドの優美の聖堂を目指して車を走らせる40歳のファンガール・ジュディによる語りで始まる。一万人のファンが詰めかけているため、管理人からは瞑想の庭には入れないと言われたジュディの前にブルースの男が現れ、エルヴィスの様々な在りし日の姿について語る。男が消えたあとにジュディがブルームーンを歌っているとエルヴィスの幽霊が現れる…。 このあらすじ…

TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹6ヶ月前

「映画と義太夫――旧劇映画の声と音」早稲田大学小野記念講堂戦前期にあった、義太夫伴奏をともなっていたでろうサイレント映画(旧劇映画)についてのシンポジウムへ行った。 映画のサイレント時代、映画館には「活動弁士」がいて、彼らが音声部分を担当し、セリフや状況を語り聞かせていたというのは広く知られており、今日でも、当時の様子を再現するパフォーマンス的な活弁付き上映がしばしば行われている。しかし、現在では失われた形態として、義太夫を伴奏とした「旧劇映画」(義太夫狂言を映画化したもの)が存在していた。役者(いわゆる「大歌舞伎」ではない芝居に出演するような層)が『先代萩』などの義太夫狂言を演じるさまを撮影し、映画館では弁士が義太夫を語ったというものだ。 映像とし…

富柏村日剩9ヶ月前

春一番甲辰年正月初六。気温摂氏1.6/20.9度。四月中旬並の陽気。風15.3mで春一番の由。 「牛のハチノスの煮込み」といふと野蛮だが “Tripa de carne estufada” といふと途端に葡萄牙の葡萄酒が美味しさうで “Trippa di manzo in umido” といふと意太利料理になるから。アラヂンのストーヴで温めるのも格別。赤葡萄酒でお気軽に意太利の Nero d'Avola(2001年)をぐび/\といたゞく。 家人が植田商店(旧旭村)でトリッパを仕入れてきて、これを煮込んでくれた。香港では街市で手軽に並んでゐた新鮮な牛の第二胃袋も日本ではさう容易に入手できない。それが植…

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