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真鍋博

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まなべひろし

イラストレーター。1932年、愛媛県に生まれる。多摩美術大学卒業後、 教職、作家活動を経て、同大学院美術研究科修了。 朝日ジャーナル連載「第七地下壕」で第一回講談社さしえ賞受賞。星新一、アガサ・クリスティー、筒井康隆、海外SF小説などの装幀・挿絵を手掛ける。大阪万博、沖縄海洋博、科学博などにも参画。バイコロジーを提唱。諷刺に富んだSF的思考をまとめた著作やまちづくりに関するエッセイもまとめている。故郷新居浜市でも数々のデザインを担当。2000年、新宿区の病院にて生涯を閉じる。

著作

参考サイト

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関連ブログ

教えてアガサ!2年前

🚂 真鍋博氏によるアガサ作品の文庫表紙絵手元にあるミステリーマガジン(2001年2月号)によると、長くアガサ作品の表紙絵を描いておられたイラストレーター真鍋博氏は2000年10月31日(享年68歳)になくなられたそうで、クリスティー作品の表紙絵でそのお名前は知っていましたが、若き日の筒井康隆作品にも携わっておられたことを、今になって知りました。 本棚にあるアガサ作品で氏の描かれた作品が、6作ありましたがやはり“オリエント急行の殺人”は、何回も手に取ったせいか一番傷んでいました。 昨日は落語家、笑福亭笑瓶さんが逝かれましたが、真鍋画伯と享年がほぼ同じこの年齢で亡くなることに、残念な気持ちになります。

#アガサクリスティー#イラストレーター#真鍋博

ネットで話題

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10ブックマーク真鍋博 - Wikipediaja.wikipedia.org

5ブックマーク真鍋博の伝言 未来を創り出すために NHKニュース「未来は占ってはならない、創るべきものだ」。 高度成長期に独特のタッチで未来の姿を描き続けたイラストレーター、故・真鍋博さんのことばです。 真鍋さんが亡くなって13年、このほど作品集の1つが復刊されました。 東日本大震災を経験し、未来への模索が続く日本。 真鍋さんが今、生きていたら、一体、何を描いた...www3.nhk.or.jp

関連ブログ

餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?4年前

電気羊と松山城~「真鍋博2020」で、奇跡のコラボレーションが実現!「没後20年 真鍋博2020」会場の売店では、展示にまつわる、さまざまな関連商品が発売されていた。 展示内容を見て感服した僕は、それらの商品群も大いに気になった。 トートバッグ。 ブックカバーやしおり。 ポストカード。 なんと、お酒まで販売されていた。 その他、関連書籍やクリアファイルなど、さまざまなものが並んでいたけれど、僕がとりわけ惹かれたものは、これ。 《電気羊》のガレージキット(レジンキャストなどの樹脂で少数生産される組み立て式の模型)だ。 これは、フィリップ・K・ディックの名作、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」(ハヤカワSFシリーズ版)表紙装画をモチーフにしたものになっている。…

#真鍋博#フィリップ・K・ディック

餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?4年前

「没後20年 真鍋博2020」(愛媛県美術館)の凄さに感服。圧巻。 「真鍋博2020」の展示内容は、まさに《圧巻》としか言えないものだった。 僕は、ここを訪れる前に、筒井康隆先生のトークイベントに参加。 この講演で筒井先生が語られた、真鍋博先生の凄さを、僕はまざまざと実感した。 いやはやなんとも独創的で、そして緻密な絵の数々だろう。 まさに、真鍋博先生しか描けない世界に、僕は酔いしれまくった。 展示会場内の撮影は禁止だったのだけれど、会場で販売されていた公式図録を見直して、僕はその素晴らしさを再度認識している。 真鍋博の世界 (日本語) 単行本(ソフトカバー) 展示の内容は多種多彩だったが、とりわけ僕は、SF・ミステリとの関わりについて、興味深く鑑賞さ…

#真鍋博

餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?4年前

「筒井康隆氏 スペシャルトーク」イベント(愛媛県/松山市民会館)に参加!数日経った今でも、まだ、講演の余韻が残っている。 あぁ、松山まで遠征してよかった。 本当に、心からそう思える、極上のスペシャルトークだった。ツツイスト冥利に尽きる。 没後20年 真鍋博2020|愛媛県美術館 この講演は、現在、愛媛県美術館で開催されている《真鍋博2020》展覧会関連のイベントとして企画されたもの。 当初は、定員60名で行われる予定だったが、申込者が続出で、250名に増員。 会場も、県立図書館内のホールから、松山市民会館ホールに変更となった。 開演30分前の会場風景。 250名の定員は、予約だけであっという間に満杯となったため、当日券はなし。 時節柄、席は1席おきとなっているが、…

#筒井康隆#真鍋博

日常整理日誌2ヶ月前

殺人狂時代 久里洋二作品集 2ふや町映画タウンに森高千里さんのプロモーションビデオがあり、吉川ひなのさんの「TOKYO EYES」*1を観て以来、90年代前後のアイドルににわかに興味を持ったものだからレンタルを申し出た。 これは、久里洋二さんがアニメーションをつけておられるということで揃えられたそうで、久里洋二さんの作品集レンタルのおまけとして貸し出しておられるとのこと。 久里洋二さんの作品は以前TV放映で観たことがあった*2のだが、再見することにした。 同封されていた音楽評論家のあきやまくにはるさん*3の解説によると、1960年代"前衛芸術の震源地”とひとびとに称された草月アートセンターで、画家、漫画家、イラストレーター…

五十の手遊び 佐藤拓夫のライター徒然草3ヶ月前

余生を無駄にしないための選書(仮)(8/2)ひとまず100点選書。第一弾の選書なので推薦本には頼らず。蔵書とアマゾンのブックリスト、これまでの読書経験と知識を駆使して、読みたい本を直感で選んだ。 今のところ順番はランダムだ。3500の選書リストが完成するまでには適切な分類法を見つけようと思う。その際、選書やリスト作成におけるルールも付記する(表紙画像は載せない、アマゾンや出版社ページへのリンクは貼らない等)。 (8/3)200点選書。 (8/4)300点選書。 (8/5)400点選書。そろそろ分類しないとね。日本十進分類法を参考にする予定。 (8/9)500点選書。 (8/10)600点選書。 (8/11)700点選書。 (8…

「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記5ヶ月前

「怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち」その2(切通理作)怪獣使いと少年ウルトラマンの作家たち 増補新装版 作者:切通 理作 洋泉社 Amazon 過去、7,000冊以上の本を読んでいると、読み進めているうちに、あれ!?コレ、以前読んだことがあるなー!と気づくことがある。また気づかずに、ブログを書いていると、ありゃ!ムカシ、取り上げたなあ!と後で気づくことが多々ある。(^^) 実はこの本もそれだ!!! lp6ac4.hatenablog.com しかも、著者が、いつもお世話になっているブックカフェネオ書房@ワンダーの切通理作さんだったとはダブルでビックリ!!!(笑) 「差別・犯罪・初恋・妄執…四人の作家が怪獣に託した〈孤独〉を〈痛み〉とともに体験し直…

Living, Loving, Thinking, Again5ヶ月前

Correspondence筒井康隆*1「夜を抱いて走る男」『波』(新潮社)649、pp.2-5、2024 色々な未発表の「断片」が公開されているのだけど、これは「断片ではなく「スター・ウォーズ」に出てくる連中をSF作家に当てはめたお遊び」; デス・スター=小松左京 タシュケン・レーダー=真鍋博 R2-D2=川又千秋 C-3PO=堀晃 チューバッカ=鏡明 ヨーダ=半村良 ダース・ベイダー=星新一 オビ=ワン・ケノービ=今日泊亜蘭 グリード=大伴昌司 グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン=眉村卓 マズ・カナタ=手塚治虫 ジャー・ジャー・ビンクス=光瀬龍 ルーク・スカイウォーカー=河野典生 AT-ATウォーカー=田中光二 ジ…

出張精算.jp6ヶ月前

4月24日の散歩市場で朝ごはんを食べたら プラプラと散歩 浅野川大橋を渡ったら ひがし茶屋街 ぐるりと南下して金沢城 徽軫灯籠(ことじとうろう)のある兼六園を 散策したら 金沢21世紀美術館に下ったけど 地震の影響で見学できる展示物はかなり限定的 そんな中、こちらの真鍋博さんのイラストのようなアートには懐かしさを感じました その後、石川四高記念文化交流館そばを歩いてホテルに戻っていたら ちょっと変わった形の尾山神社の神門 前田利家が金沢に入ったとき金沢から尾山に名称を変更されたというゆかりがあるそうです

100光年ダイアリー6ヶ月前

ハル・クレメント「危険因子」 Critical Factor(1953)ハル・クレメント(Hal Clement)の短編は3本しか邦訳されていないのだが、そのひとつ。なお、この記事ではネタバレに全く配慮していないので注意。 初出:Star Science Fiction Stories No. 2, 1953 邦訳:大野二郎=訳, 『SFマガジン』1965年3月号(No. 66)イラスト=表記なしだが、おそらく金森 達*1 S-Fマガジン 1965年03月号 (通巻66号)早川書房Amazon あらすじ 地球の地殻内には液体生命体が棲息していた。そのひとりのペントング(Pentong)は、命令を受けて赴いていた南への探検行から帰還する。彼が帰り着いた都市はメキシコ…

読書日記6ヶ月前

「そして誰もいなくなった」を読むそして誰もいなくなった (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,青木 久惠 早川書房 Amazon アガサクリスティ著「そして誰もいなくなった」を読みました あらすじ その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。 だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が ……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 新訳決定版! (解説・赤川次郎/装幀・真鍋博) 感 想 海外のミステリーはまだ読んだことがありませんだったら一番有名でおもしろそうな本書を読…

猿虎日記8ヶ月前

「日本人には甘ったれた曖昧な被害者意識しかないんだよね」by竹内芳郎日本人には甘ったれた曖昧な被害者意識しかないんだよね。これは非常にいけないものの根源だと思うね。日本人はアジアに対してははっきり加害者なんですよ。なるほど原爆については被害者だけど、しかしこれについてさえも、「原爆をおとされました、もう再び誤まちはくりかえしません」では、誰が誰に対して誤まちを犯したのかわけがわからなくなってしまう。もし本当に被害者意識に徹底するのなら、今度は加害者に対する猛烈な憎しみがあってよさそうなものだけどね。つまり加害者と被害者の明確な対立もないような被害者意識なんだ。加害者と被害者との歴史のなかでの弁証法的逆転を見てとるサルトルのダイナミックな思想とは大違いだ。だから…

児童書読書日記(仮)8ヶ月前

『くじらのとうせんぼう』(作=杉山径一/ え=真鍋博)くじらのとうせんぼう (昭和41年) (創作幼年童話〈14〉)作者:杉山 径一小峰書店Amazon『真鍋博 本の本』*1で、70年代から80年代あたりに不条理児童文学を出していた杉山径一とSFやミステリの挿画で有名な真鍋博が組んでつくった絵童話があることを知り、探してみました。全ページに真鍋博のイラストがあり、文字の部分にもイラストやエフェクトがかかる演出があったりして、いま読んでもスタイリッシュな本でした。 内容は、家が一軒しかない小さな島に住む家族の話です。両親の不在中になつおは電話で花火やさんを呼びます。図々しい花火やさんは家に上がりこんでどこかへ電話をかけ、くじらのとうせんぼうをつかま…

映画の話8ヶ月前

疑惑の夜日本泥棒日記で初めて佐久間良子を観た時、さまざまな歴代の宝塚女優をすでに観ていたせいで影の薄さしか感じなかった。しかし、この映画における機械的な清潔感あるノワールの中で、佐久間良子の薄口の非常に整った感じの美人顔の魅力がピッタリハマっている。高倉健と佐久間良子とノワール特有のシャープな陰影。星新一のSF小説の挿絵だったり楳図カズオの疑惑やオロチのような繁華街やビル群のセット〜真鍋博のイラストみたいな〜。これが東映なのか?新東宝のおどろおどろしたノワールと違った魅力がある。黒い乳房とこの映画を見比べると女優の見せ方の違いがよくわかる

無知無知の記8ヶ月前

『きまぐれ読書メモ』星新一(1981年、有楽出版社)『きまぐれ読書メモ』は星新一による読書エッセイ集。 現在は絶版で、電子書籍化はおろか星作品としては珍しく文庫化もされていない一冊。 装幀・カバーイラスト:真鍋博 発売所は実業之日本社。発行所は有楽出版社。 www.book61.co.jp 星新一が本を読み考えた これは単なるブックレビューではない。SFの先駆者、優れた伝記作家、星新一が書物を契機に、人間、社会万般にわたって思索し、生み出した傑作エッセイなのだ!! 珠玉の読書エッセイ集 ここに取り上げられた書物群は168点の多数に達し、その分野はSF、中間小説、純文学ノンフィクション、科学、歴史、漫画、童話 写真、音楽と驚くほど巾が広い。その著…

部屋の窓際9ヶ月前

1月18日木曜日。実に快晴。これが週末には途切れるとは。仕事のストレス膨れまくり。コントの風船並み。対処療法として妄想と物欲を膨らませる。朝。バナナ。お高めのドライフルーツ増し増しグラノーラ。ヨーグルト。昼。豚丼。豚汁。温野菜サラダ。豚には迷惑な方向で愛を示す。夜。白米。人参、カブ、油揚げの味噌汁。白菜、エノキ、海老のガーリック炒め。納豆。食後、焙じ茶と一口羊羹。*眼精疲労が少し和らぐ。「向田邦子との二十年」久世光彦と「ビールの最初の一口とその他のささやかな楽しみ」フィリップ・ドレルムを拾い読み。久世光彦の著作はいつだって久世節全開。昭和、の良い匂いのするエッセイ、というか回顧帖?逝ってしまった向田邦子…

久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」9ヶ月前

2月3日に第2回「蜃気楼大学」を開催しますーーNPO知研も「日本及び日本人」をテーマに参加蜃気楼大学(一般社団法人参加型社会学会)主催)が2月3日に八王子の大学セミナーハウスで開催されます。 『蜃気楼大学は、「時代の先見性を体現している人」「地域やテーマにこだわって未来を探っている人」を講師として学ぶ参加型の講義フェス、講義フリマです。参加型社会が出現する未来イメージを、参加者一人ひとりの活動によって蜃気楼のように浮かび上がらせることを目指します』(田原さんの呼びかけ)。 集客目標は、会場参加200名、オンライン参加200名(昨年の倍)。 蜃気楼大学2024~参加型社会学会による「講義フェス」 (peraichi.com) 私は昨年と同様「一日学長」を仰せつかっている。 NPO法人…

みヅゑ…10ヶ月前

当方的2023年展覧会ベスト10年末なので、当方が今年見に行った463の展覧会の中から個人的に良かった展覧会を10選んでみました。例によって順不同です。 ・「ラテンアメリカの民衆芸術」展(2023.3.9〜5.30、国立民族学博物館) タイトルが如実に示しているように、ラテンアメリカ=中南米諸国において(アーティストに限らない)民衆たちが作った民芸品や、人々の社会運動の中で作られた作品などが並ぶ展覧会だったが、私たちが簡単に「民衆」と言って済ませてしまう諸存在の現在に至るまでの歴史的な形成過程にまで踏みこんだキュレーションがなされることで、中南米諸国において「民衆」という概念それ自体がいかに問題含みであるかも感得できるものと…

kokada_jnetの日記(50代病人夫婦の日記)10ヶ月前

2023 読書 ベスト101 松井優史「真実の一球―怪物・江川卓はなぜ史上最高と呼ばれるのか」竹書房、2009年2 小谷野敦「蛍日和: 小谷野敦小説集」幻戯書房、2023年3 「本の雑誌2023年5月号」 特集:さらば友よ! 目黒考二・北上次郎・藤代三郎追悼号 2023年4 森まゆみ「路上のポルトレ 憶いだす人びと」羽鳥書店、2020年5 ブライアン・モーラン「ロンドン大学日本語学科―イギリス人と日本人と」情報センター出版局、1988年6 五味俊晶編「真鍋博 本の本」パイ・インターナショナル、2022年7 トマス・M・ディッシュ「SFの気恥ずかしさ」国書刊行会、2022年8 飛浩隆「SFにさよならをいう方法 ; 飛浩隆…