大乗仏教とは 一般の人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)

大乗仏教

(

一般

)

だいじょうぶっきょう

仏教の二大宗派の一(他方は上座部仏教)。上座部仏教の後にインドの宗教と混じって生まれたもので、広く庶民の救済を目的とする*1
日本仏教は全てがこれに該当する。
海外ではマハーヤーナ(Mahayana サンスクリット語で大きな乗り物の意)と呼ばれている。

参考

大乗仏教 - Wikipedia

関連

浄土真宗
法華宗
真言宗
大乗非仏説

*1:阿弥陀仏信仰や浄土真宗の「他力本願」といったものがその例として分かりやすいだろう。

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

関連ブログ

アドラー心理学で一緒に考えてみませんか9日前

積読解消の秋こんにちは、鍵野です。10月に入りましたね。ずいぶん涼しくなって秋の訪れを感じます。読書の秋ということでもないのですが、ずっと積読のままだった本を読んでいます。初期仏教の聖典がどう定まっていったのかを研究した本(仏教学業界内のパワハラ問題でも話題になった本)『上座部仏教における聖典論の研究』清水俊史著と、かつて定期購読してあまり読まずにいた米国のアドラー心理学ジャーナルです。 『上座部仏教における聖典論の研究』は読み終わったのですが、仏教を考える上でとてもためになる本でした。初期仏教(上座部)とそれ以外の仏教の「聖典」に対する認識の違いがよくわかりました。大乗仏教や説一切有部では、お釈迦様の教…

#アドラー心理学#初期仏教#大乗仏教#聖典#所属#ドライカース派

ネットで話題

もっと見る

731ブックマーク所詮大乗仏教である『まどマギ』でマミさんに自力救済ルートはないanond.hatelabo.jp

255ブックマーク【ネタバレ】まどかマギカは大乗仏教anond.hatelabo.jp

70ブックマーク「実際、大乗仏教と比べて紛争なども絶えないし。」anond.hatelabo.jp

37ブックマーク【カンチャナブリー観光】ベトナム様式の寺院で感じたタイにおける大乗仏教の立ち位置 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~emi13-farout.hatenablog.com

23ブックマークMMBA.jp: 文殊師利大乗仏教会 | 内外のチベットの仏教の伝統に従っている僧・俗のすべての方、そしてチベットとチベット人に関わるすべての方へ重要なお知らせ内外のチベットの仏教の伝統に従っている僧・俗のすべての方、そしてチベットとチベット人に関わるすべての方へ重要なお知らせ ダライ・ラマ法王が発表された次期ダライ・ラマの化身認定に関わるガイドラインについての声明文を以下、和訳しましたのでご参照ください。 2011年9月24日 ダライ・ラマ第14世テンジン・ギャ...www.mmba.jp

19ブックマーク大乗仏教 - Wikipediaja.wikipedia.org

14ブックマーク救済宗教としての大乗仏教anond.hatelabo.jp

9ブックマーク文殊師利大乗仏教会www.mmba.jp

8ブックマークタモリ=ホトケ?いいとも!=大乗仏教?タモリをほめるYESTV( #テレビをほめる YESTV #27) - YouTube{"case1": "1 \u672c\u306e\u52d5\u753b", "case0": "\u52d5\u753b\u306a\u3057", "other": "# \u672c\u306e\u52d5\u753b"}www.youtube.com

関連ブログ

うちだのつづり1ヶ月前

大乗仏教・法華経は誰に向けて説かれたのか? 2最終回『人生後半そろそろ仏教にふれよう』(古舘伊知郎・佐々木閑 PHP新書)の読書感想文の続きです。 大乗仏教・法華経は、 まるで、お気楽にインスタントに成仏できる教えとしての大乗仏教を絵に描いたような内容なので、ほんとうにこんな浅はかな教えだったのか?、なぜこんな風な教えが説かれたのか? という視点から再考してみたのでした。 教えは「誰に説かれたのか?」「どんな人たち向けに説かれたのか?」は重要な要素です。 相手の苦しみに合致した教えでなければその人を救うことにならないからです。 相手の苦しみ、今風に言うならニーズを知ることは大事です。 そこで、 多くの神仏たち喜悦がこぞって喜びまくる情景こそが必…

#釈迦の仏教#大乗仏教#法華経#慈悲

うちだのつづり1ヶ月前

大乗仏教・法華経は誰に向けて説かれたのか? 1『人生後半そろそろ仏教にふれよう』(古舘伊知郎・佐々木閑 PHP新書)の読書感想文です。 本書は、一貫して「釈迦の仏教をしゃべりたいんだ!」という我の強い古館氏を佐々木氏が諭しながら導いている印象でした。「無我」の境地を目指すのが「釈迦の仏教」のはずなのに心酔している古館氏が我に囚われているのが興味深かったです。我(執着)を捨てるのはとても難しいことですね。 さて、本書からは「釈迦の仏教こそが正しい教えだ」というニュアンスを受け取ったのですが、それは釈迦の教えではない「大乗仏教」の価値に疑義を投げるものです。 端的に言うと「大乗に価値はないのか?」の問いは、ちょうど父と母たちが信仰していた大乗…

#釈迦の仏教#大乗仏教#法華経#慈悲

まきむらカフェ3ヶ月前

国之常立神の本地仏は何ですか?問い 国之常立神の本地仏は何ですか? (本地仏とは、仏が人々を救済するために神の姿をかりて現れるという、本地垂迹説にもとづくもので、鎌倉時代から室町時代にかけて、全国の神社で本地仏が定められた。) 答え ある神道系の霊能者の本に、不動明王は国常立尊の化身とあり、また地蔵菩薩の化身ともあり、閻魔大王の化身でもある(神道なので反本地垂迹説)とありますが、それは国常立尊が霊能者の耳元で「あれはオレだ、それもオレだ」とささやいた無数の嘘の自慢話の一つと感じます。 「仏説聖不動経」に不動明王とは「無相法身、虚空同体なれば、その住所無し、ただし衆生、心相の内に住したまう」とあります。現代語訳にすると、「決…

#宗教#大乗仏教#神道

道草猫の反省日記4ヶ月前

バンコク 日本を驚かせた微笑みの仏教 <トラキチ旅のエッセイ>第32話明治維新後、それまでのいわゆる鎖国をやめ、海外諸国と広くつきあうこととなった日本。 社会のさまざまな人びと、集団、階層、いずれも問わず、海外からもたらされる新しい情報に驚いた。 仏教界も例外ではない。大いに驚いた。 ただし、彼らの驚きは、ほかとはちょっと違う。 彼らは、純・外来たるキリスト教やイスラム教の教えに驚いたわけではない。 自らがよく知る仏教について、驚きに見舞われた。 もっとも、そのことを噂には聞いていた。しかも、昨日今日聞いた噂ではない。 おそらくは、はるか6世紀、仏教伝来以来のウワサである。 内容はこうだ。 遠い異国の仏教徒には、「小乗」と呼ばれる教えを信じる人々がいる。 小乗と…

#バンコク#タイ観光#上座部仏教#大乗仏教#小乗仏教

なーまんのEye-Level6ヶ月前

鎌倉百八景75 坊主頭かパンチパーマか?頭髪からみた「仏像の誕生」今日のテーマは信仰ではなく文化 ^^ 仏像の髪型から大乗仏教の成立ちを考えるという、身の程知らずの企画ですm(_ _)m 建長寺の本尊は地蔵菩薩 d(^_^o) 髪型は坊主頭ですが仏像としては少数派! 古代インドでは、お釈迦様以前から出家者は髪を剃る決まりだった様ですが? https://www.jstage.jst.go.jp/article/ibk1952/23/1/23_1_55/_pdf/-char/ja 仏像の髪型として思い浮かぶのは、パンチパーマみたいな螺髪(らほつ) ja.wikipedia.org 螺髪は一つ一つカールしていて、修行完成者「如来」の髪型とされますが、インドの上流…

#仏像#大乗仏教#建長寺#ガンダーラ#ソグド人#猿田彦

如是我我聞8ヶ月前

『ブッダ臨終の説法 完訳大般涅槃経②』田上太秀『ブッダ臨終の説法 完訳大般涅槃経②』田上太秀 大法輪閣 ブッダ臨終の説法: 完訳 大般涅槃経 (2) 作者:田上 太秀 大法輪閣 Amazon この巻は最後の方で阿闍世王がブッダに会いに行くところがすごくよかった。 6人の大臣たちがそれぞれの師と呼ばれる人のところにいって癒されてきてくださいというのだけど、さいごにジーヴァカがブッダの所に行くことを勧める。 法話でもよく聞くところなのだけれど、ブッダの説法を聞いた後の阿闍世王の語った言葉がいい。 世尊、私が人々が持っていると同じ悪心を取り除くことができて阿鼻地獄に住み、数え切れない年月の間人々の苦しみを受けることがあっても、私はそれを苦とは思…

#宗教#仏教#大乗仏教#大般涅槃経#田上太秀#大法輪閣#読書

ウルソの読書記録8ヶ月前

2冊目「大乗仏教 ブッダの教えはどこへ向かうのか」佐々木閑著大乗仏教―ブッダの教えはどこへ向かうのか (NHK出版新書 572) 作者:佐々木 閑 NHK出版 Amazon 個人的評価 ★★★★★ 原始仏教(ゴータマ・ブッダが説いた最初のころの仏教)の考え方と、僕らが慣れ親しんでいる仏教(大乗仏教)の考え方は、実は大きく違っている。 個人的には全く仏教には興味がなかったけれど、大病を患ってから何となく、どんな教えとかなのかな~と気になって仏教についての本も読み始めた。 本を読むに当たっては、まず最初の頃の考え方から知るべきかな~と思って原始仏教についての本から読み始めたので、自分のイメージしている仏教との違いに結構戸惑った笑 人は自己の業によって六道(…

#読書記録#佐々木閑#大乗仏教

うちだのつづり9ヶ月前

修行の仏教と救いの仏教の2つがあるかもしれない話伝統仏教宗教2世を自認する私ですが、仏教が嫌いなわけではありません。 むしろ大好きで、今まで数々の逆境をしのいでこれたのもお釈迦様の教えに従ったからだと思っています。 とはいえ、 これまでは、親の影響からいささかかたよった仏教解釈をしていたので、いろいろなことに区切りの付いた今日この頃、 「お釈迦様の本当の本意はどうなんだ?」と一念発起して、というか念願かなって仏教を学び直しています。 ※宗派に囚われず仏教を学ぶことを子どもの頃からやりたかったんです。 で、どんな風に学んでいるかというと、図書館に置いてある仏教書(原典に近いもの)やYouTube、それから直接お経本から学んでいます。 とにかく…

#宗教虐待#大乗仏教

根来戦記の世界9ヶ月前

中世に至るまでの、日本における仏教とは~その① 古代日本にやってきた舶来宗教そもそもこのブログは、ブログ主の著作(といっても、現時点で2作しか出していないが)を紹介、というか宣伝するためのブログであった。1巻の舞台は1555年の京であるが、2巻で主人公はとある理由で紀州・根来寺に行き、そこで行人方子院「大楽院」の親方、つまりは僧兵集団の小ボスになる。 なのでこのブログ、最初は京都や根来寺に関する歴史ネタがメインであったのだが、いつの間にかそれ以外のことに話が広がってしまっている。ネタ筋はもちろん、ブログ主が興味のある分野の歴史に関することである。 だが実は根来寺に関する大きなネタで、まだ触れていないものがひとつある。それは根来寺において発展し、伝えられてきた仏教の教義…

#仏教#根来寺#大乗仏教#新義真言宗#仏教伝来

哲学日記17時間前

3食。「西尾幹二 講演録」富永仲基について。朝。シンプルおかゆ と、ふかし芋。 昼。はま寿司。今日(10日)から無料クーポン使える。 炙りのどぐろ みなみまぐろ大とろ 黄金こがねカレイフライ(タルタルソース) 黒みる貝 ゆっくり食べながら聴く今日のYouTubeは 「荻生徂徠と富永仲基 西尾幹二 講演録」 ①②は家で聴いたので、続き③④を聴く。 荻生徂徠と富永仲基(再録) ③「相対化」 西尾幹二 講演録 平成14(2002)年4月6日 「つくる会」歴史・文化塾 www.youtube.com www.youtube.com [感想] 富永仲基が鮮烈に論駁したのは 実のところ大乗仏教にすぎない。 ブッダに関しては甚だしく幼稚なことしか言っ…

ことばのおきば20時間前

沈黙の力悟りに四向四果という階梯があるように、禅定にも「四禅」と呼ばれる階梯があります。四禅は冥想の深さと意識の段階を四段階に分けたものですが、ぶっちゃけ細かすぎて伝わらないんですよねえ。 四向四果が大悟と小悟の2つになっていったように、四禅も無心と無無心の2段階にした方が分かり易いです。何と言いますか、インド人は枝葉の部分に拘るし、妙に理屈っぽい所があるかと思えば、肝心な所が雑だったりするから困るんよ・・・。 因みに、初禅に入るには五下分結を断たなければいけないので、最低でも預流果に悟る必要があります。預流果と一来果は五下分結を滅する悟りで、不還果と阿羅漢果は五上分結を滅する悟りです。 悟った人は、…

目からウロコ 3日前

灯台下暗しその昔、近くの神社が経営する幼稚園に通っていたんですが、何の神様を祀っているのか関心を持ったこともなかったので調べてみたら、保食神と応神天皇と神功皇后とスサノオでした。応神天皇のときに大勢の秦氏がやってきたんですよね。で、このときに物部氏と一体化した。物部氏は木工の技術、秦氏は機織りの技術を日本に持ち込んだわけですが、池田市の呉服神社といい、西宮市の津門呉羽町といい、このあたり一帯はきっと秦氏エリアだったんだろうな。神戸より向こうは播磨物部といって出雲系みたいね。伊達政宗がその末裔だとか。あの不平等条約で神戸が開港したとき、フリーメーソンがいっぱい入ってきたはずなので、秦氏がロスチャイルドと手…

過疎の山里・春野町で暮らす4日前

スマナサーラものがたり⑬ただ一生懸命語るだけスマナサーラものがたり⑬ほんらいのブッダの教えは、「信じなさい」ということはありません。加持祈祷もありません。自分で考え、自分で歩み、自分で責任を持ちなさいということです。いわば気づきの教えです。 ▽大乗仏教圏である日本では、仏教とは宗教であり、加持祈祷であり、葬式や法要の儀礼のように思われています。あるいは、観光としての寺院。ベースにあるのは、お墓と檀家。生きている暮らしの役に立つというよりも、先祖供養とか死んでから関わるところというイメージかもしれません。そうした文化的背景を持つ日本で、ブッダ教えを説くには落差は大きかったんです。さぞや、大変だったでしょうと聞かれます。 ▽しかし、みんなそ…

過疎の山里・春野町で暮らす5日前

スマナサーラものがたり⑪ 何であんた方一番番低いランクの一小乗仏教をやっているんだスマナサーラものがたり⑪ 仏法学舎との出会いです。 「何であんた方は仏教でも、一番低いランクの低い小乗仏教をやっているんだ?」私を指さして言いました。 ▽金田さんは、「私以上に仏教がわかる者はいない。自分こそが最高なんだ。大乗の菩薩道を歩んでいるんだ」という傲慢な態度でした。太っていて足が悪いこともあり、自分だけ椅子に座ったままです。私のほうは床に座らされました。 大乗仏教を勉強する人にとって、金田さんは仏教のことは何でも通じていて「すごい先生」として映っていたのかもしれません。しかし、ブッダの教えからすると、「なんだこの人は?」という程度でした。 ▽竹田倫子さんに、浅草の「仏法学舎」というと…

シン! 原始仏教探究ブログ5日前

菩薩十地 ~大乗菩薩の階梯~大乗仏教 唯識学派が説く「四種涅槃論」 「四諦の滅諦」、即ち「道諦(八正道)」によって最終的に至る境地が、煩悩を滅した涅槃(ニルヴァーナ)です。大乗仏教の唯識派はその涅槃について次の四種を説くようになります。 ・本来自性清浄涅槃 真如のことであり、如来蔵・仏性・空性・法身・光り輝く心・照明など様々な別名があります。衆生は誰しもこれを有していますが、外来的な煩悩などによって覆われた状態です。この覆いをどれだけ取り除いたかによって真如の現れ方が変化し、涅槃に種類分けが立てられることになります。 ・有余依涅槃 煩悩障(我執)を断じていますが、まだ肉体を持ったままで得られる涅槃です。自利については完成…

過疎の山里・春野町で暮らす5日前

テーラワーダからみると日本の大乗仏教は、ブッダの教えから大きく逸脱スマナサーラ物語。連載は続きます。今回は、大乗仏教に対して批判的なものの見方です。テーラワーダからみると日本の大乗仏教は、ブッダの教えから大きく逸脱していると映ります。道元以外は。 ▽道元の教えは、ブッダの教えとぶつかることはなかった。ブッダの教えからそんなに逸脱するところはありませんでした。 ところが、日本の各宗派の祖師はそうはいきません。かなりブッダの教えと乖離しているように思いました。 ▽何の予備知識もなく、駒澤大学に留学した私ですが、では、親鸞を祖とする浄土真宗系の大学(大谷大学、龍谷大学)、あるいは日蓮を祖する大学(立正大学)、空海や法然を祖とする密教や浄土系の大学(大正大学、仏教大…

ふしぎないのち6日前

そもそもずれているから人は忠実であり得ない「神である主は、人(アダム)に命じて仰せられた。 『あなたは、園のどの木からでも(あなたの)思いのまま食べてよい。しかし、善悪を知る知識の木から取って食べてはならない。それを取って(善悪を知る知識の木の実を)食べるその時、あなたは必ず死ぬ。』(創世記2:16,17) 「蛇(悪魔のことばを語る獣)は女(人であるエバ)に言った。 『あなたがた(アダムとエバ)は(善悪を知る知識の木の実を食べても)決して死にません。あなたがたがそれ(善悪を知る知識の木の実)を食べるその時、あなたがたの目が開け(見えないように隠されていたものが見えるようになり)、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになる(全能者…

シニアノマドのフィールドノート6日前

修験道と宮沢賢治さん(5)『修験道という生き方』を読んでいて社会学的に興味を惹かれたことは、修験道は、体系的な教義も、その教義に基づいた教団も形成することがなかったなかったという言説です。その理由を、参照している著書の中では、次のように論じられていました。仏教についてほとんど知らない私にとって非常に難しい議論なので、著書にある文章を、そのまま引用しておくことにしたいと思います。それは、次のような文章です。 「修験道は役行者によって完成したのではなく、その後も新しい修験道として成長しつづけたのだと考えた方がよい。大乗仏教や中期密教の思想がもたらされれば、自分たちの自然信仰と矛盾しないかたちでそれを取り込んだ。中期密教が提…

過疎の山里・春野町で暮らす7日前

マナサーラ長老、駒澤大学に入学する今回は難しくて長いです。スマナサーラ長老、駒澤大学に入学するというところです。 ▽「仏教哲学・仏教心理学のような研究は、こちらではできません」と駒澤大学からいわれました。残念なことに、大学は私が期待していたような場ではなかったんです。 じゃあ、何を学べばいいのか。よし、道元を学んでみよう。それで初めて道元を学びはじめました。 ▽関西外大には半年間、日本語を学んだところで、駒澤大学の博士課程に入学しました。駒澤大学は、曹洞宗が母体の大学ですから、道元を祖師とする学問があるわけです。スリランカにいたときには、そのことをまったく知りませんでした。 ▽『正法眼蔵』を読み進めていきます。すると、「よくぞ…

k-lazaro’s note8日前

東洋のマリア(前編)観音菩薩像 これまでキリスト教と仏教の隠れた関係をテーマとする論考を何度か取りあげてきたが、今回は、東洋の仏教で崇敬されている観音菩薩とキリスト教の聖母マリアの霊的関係の問題を中心的テーマに据えながら、人智学的視点で、人類の霊的発展、東西の宗教や文化の相違や交流について解説した『東洋のマリア』という著作を紹介したい。 これは、ドイツの民族学者、リチャルト・カルーツ氏(1867年1~1945年)の1925年の著作である。カルーツ氏には、ウィキペディアでは、「“人種問題に関する主要な人智学の著者”と分類」され、「公然と反ユダヤ主義の著作を書いていた」という評価もあるようだが(この点について私は具体…

シン! 原始仏教探究ブログ9日前

八正道と六波羅蜜(十波羅蜜)繰り返しになりますが、釈尊の教えは智慧と慈悲からなっていると言えます。それは釈尊が成道前には上求菩提の道に往って仏法を覚り、成道後には下化衆生の道に還って衆生へ仏法を説いて導いたという生涯から伺い知ることができます。仏教の中心である智慧と慈悲、それを支える基礎が縁起の道理、即ち四諦であり、そして八正道の実践です。ただし、「智慧=上求菩提」と「慈悲=下化衆生」のように明確に分けられるものではなく、上求菩提にも慈悲が必要であり、下化衆生にも智慧が必要になります。八正道の最後は「正定(正しい瞑想)」となっていますが、この正しい瞑想に入るためには、まずそれを妨げる五蓋(貪欲、瞋恚、惛沈・睡眠、掉拳・後…

みっちーブログ12日前

とても分かりやすい般若心経の解説書|NHK「100分de名著」ブックス 般若心経(2024.9.29) 般若心経は日本で最も人気のあるお経で、誰もがその名前や、ギャーテイギャーテイという響きを耳にした事があるかと思います。私としても、家族で墓参りに行った時に父親が小さな冊子を取り出して般若心経をブツブツと読経していたのをいつも聞いていたので、身近に感じていました。

Jazzと読書の日々12日前

ライフハックは自己研究であるセルフ・ライフ・スタディということ。 道元禅師を読む スマナサーラ長老が道元禅師を読む 単行本 – 2024/4/26アルボムッレ・スマナサーラ (著) これは変な本だなあ。 スリランカ生まれのスマナサーラさんが道元の「正法眼蔵」を解説しています。 テーラワーダという南方仏教のお坊さん。 大乗仏教や禅宗とは関係ないんですけどね。 道元さんを読んで「これは本当の仏教です」と太鼓判を押している。 「ああ、やっぱり」と思いつつ、本の構成が良くて「やっぱりって思っちゃダメだなあ」とも気づく。 いい本ですね。 道元さんはわかりにくい。 たぶん当時の権力者や主流派に目をつけられて、弾圧されたくなかったんで…