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中禅寺秋彦

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ちゅうぜんじあきひこ

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関連ブログ

安心感の研究 by 暖淡堂8ヶ月前

「邪魅の雫」 京極夏彦 「探偵」の物語としてこんにちは、暖淡堂です。 極私的京極祭、越年継続中です。 京極堂(中禅寺秋彦)モノは、スピンアウトを含めて残り数冊。 それを終えると、やっと2023年刊行の「鵼の碑」を手にすることができます。 (勝手に自分で決めているだけですが…) 「邪魅の雫」は2006年9月26日に第一刷発行。 時期的に僕は家族と山口県に住んでいた頃ですね。 山口県にあった書店をいくつか覚えています。 山口市内にあった書店は、いくつか無くなってしまいましたね。 で、この「邪魅の雫」もまた、「探偵」の小説です。 このシリーズに登場する唯一無二の探偵榎木津礼二郎。 その「探偵」との縁談話が持ち上がった女性たちが巻き込まれる出来…

#邪魅の雫#京極夏彦#榎木津礼二郎#中禅寺秋彦#京極堂#京極祭

関連ブログ

まったりのんびりほっこり3年前

『薔薇十字叢書 ジュリエット・ゲェム』感想久々に京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズシェアードワールド作品を読みました。 こちらは敦子の女学生時代のお話です。 表紙だけ見て、少女向けのラノベめいたものなのかな~なんて思ってしまいましたが、戦時中の生活や学生生活、そして敦子や兄の秋彦などの設定もしっかりしており、私には齟齬が感じられませんでした。 今回はそんな『薔薇十字叢書 ジュリエット・ゲェム』の感想です。 // リンク 戦時中の女学生生活 敦子の女学生生活ってどんなものなんだろう?という興味がまず先に立ちました。 女学校も秋彦の薦めで入った(しかも榎さんがらみ)らしく、敦子の強い希望ではなかったようですね。 また学生生活以前は、京都の千鶴…

#薔薇十字叢書 ジュリエット・ゲェム#佐々原 史緒#薔薇十字叢書#中禅寺敦子#中禅寺秋彦#京極夏彦シェアワールド#京極夏彦

アニメの魅力を伝えるブログ:「アニメの世界へようこそ」4日前

アニメ『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』の魅力を徹底解説!学園怪異ミステリー開幕!©志水アキ・京極夏彦・田村半蔵・講談社/「中禅寺先生物怪講義録」製作委員会 こんにちは、アニメ好きの皆さん!今回は、2025年にTVアニメ化が決定した『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』についてご紹介します。この作品は、京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」の前日譚を描いたオリジナルスピンオフで、志水アキによる漫画が原作です。 作品概要 『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』は、戦後間もない昭和23年の東京を舞台に、新任国語講師の中禅寺秋彦(京極堂)と女学生の日下部栞奈が、怪異にまつわる事件に立ち向かう学園青春怪異奇譚です。栞奈の周囲で次々と発生する奇々怪々な事件を、…

『クリアー整体ヒーリング』です8日前

思い込みの激しさと「信じられない!」という言葉人間というのは本質的に無知な生き物です。 でも、知らない部分は何かで補わなきゃなりません。 その何かとは簡単にいえば想像力です。 ここでいう想像力とは知らないなら知らないなりに一生懸命察したり慮ったりしようとする心の働きのことです。 先ず自分の無知を皮膚感覚で知ることが想像力を養う第一歩です。 逆に知ったつもりになればなるほど想像力を失っていきます。 慮るチカラが弱いというのは心の視野が狭いということです。 人間、心の視野が狭くなるほど周りのことなんて見えなくなります。 見えてるのは『自分』から見て半径3メートルくらいのマイワールドです。 そして、そのマイワールドを『世界』そのものだと勘違いし…

もりっちゃんのゆるブログ15日前

「塗仏の宴 宴の始末」を読みました「塗仏の宴 宴の始末」(京極夏彦 著)を読みました。 「塗仏の宴 宴の支度」の続きです。 ↓ moricchan24.hatenablog.com 百鬼夜行シリーズ6作目までのオールスターキャスト、同窓会のような作品だった。 小説家の関口は逮捕されるし、榎木津や木場修は行方をくらますし、京極堂(中禅寺秋彦)や木場の家族にまで魔の手が伸びる。困った下僕たち(雑誌編集者 鳥口、探偵見習い 益田、木場の部下 青木)が京極堂に集まるが、なぜか動こうとしない中禅寺だった・・・「騒ぐな。動くな」と中禅寺は言うが、我慢できない3人は動き出す。謎の6集団は何者なのかー しかしー果たしてこれで何かが起きていると…

もりっちゃんのゆるブログ19日前

「塗仏の宴 宴の支度」ー妖怪たち「塗仏の宴 宴の支度」(京極夏彦 著)に登場する妖怪たちについて、別記事で描くことにします。 ↓ 下の記事の続きです。 moricchan24.hatenablog.com 妖怪たちの名前で章立てされた短編が6つ。 それぞれ登場人物は違っているけれど、重複している人物もいます。 ●ぬっぺっぽう (ウイキペディアより 鳥山石燕 画) でっかい顔に短い手と足がついている。ユーモラスに見えるが、実際目にしたら恐ろしいと思う。 物語では、小説家の関口巽が住民全員が消え失せた村へ誘われ、最後には“首のない胴体に短い手と足が付いたー”モノを発見する。 ●うわん (同上) 鉄漿(お歯黒)を付けた妖怪。両手を…

もりっちゃんのゆるブログ20日前

「塗仏の宴 宴の支度」を読みました「塗仏の宴 宴の支度」(京極夏彦 著)を読みました。 京極夏彦氏の百鬼夜行シリーズ6作目にあたります。 「姑獲鳥の夏」、「魍魎の匣」、「狂骨の夢」、「鉄鼠の檻」、「絡新婦の理」に続く6作目というのに、過去5作をブログの記事にしていませんでした。 ちょろっと触れた記事や、スピンオフ作品の記事はありました。 moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com 何度か1作目の「姑獲鳥の夏」から読みなおしているのですが、毎回この「塗仏の宴」…

Worries.com1ヶ月前

闇に潜む魍魎の正体とは?京極夏彦『魍魎の匣』が語る人間の深層心理はじめに 薄暗い路地裏、古びた建物の隙間から漏れる不気味な光。そこには、人知れず蠢く何かが潜んでいるのではないか——。京極夏彦の傑作『魍魎の匣』は、そんな都市伝説さながらの不安を見事に具現化した作品です。1995年に発表されたこの小説は、ミステリーと妖怪伝承を絶妙に融合させ、第49回日本推理作家協会賞を受賞。以来、多くの読者を魅了し続けています。 本作は、単なる推理小説の枠を超え、人間の内面に潜む闇や欲望、そして記憶と幻想の複雑な関係性を深く掘り下げています。「魍魎」という存在を通じて、作者は私たちの社会や心理の奥底に潜む「何か」を巧みに描き出しているのです。 この記事では、『魍魎の匣』の魅力…

Worries.com1ヶ月前

【妖怪とミステリーの融合】京極夏彦『姑獲鳥の夏』から学ぶ深遠なる人間観はじめに 真夏の夜、不気味な鳴き声が聞こえてくる。それは姑獲鳥(うぶめ)の泣き声か、それとも人間の悲鳴か。京極夏彦の『姑獲鳥の夏』は、このような不穏な雰囲気から始まる傑作ミステリー小説です。1994年9月に発売されたこの作品は、妖怪譚とミステリーを見事に融合させ、読者を独特の世界観へと引き込みます。 本作は、京極堂こと中禅寺秋彦を主人公とする「百鬼夜行」シリーズの第一作目であり、その後の京極ワールドの礎となった記念碑的な小説です。妖怪や怪異といった日本の伝統的な要素と、現代的なミステリー要素を絶妙に組み合わせることで、読者に新鮮な驚きと深い洞察を与えてくれます。 本ブログでは、『姑獲鳥の夏』の…

ロアーの映画ログ(ブログ支部)2ヶ月前

【舞台】魍魎の匣臨場感に飲まれて脳をめちゃくちゃにされるのが正しい観劇方法って気がする。【舞台 魍魎の匣】 2019年 - 日本 - 128分キャスト: 橘ケンチ(中禅寺秋彦) 高橋良輔(関口巽) 北園涼(榎木津礼二郎) 内田朝陽(木場修太郎) 高橋健介(鳥口守彦) 紫吹淳(柚木陽子) 西岡德馬(美馬坂幸四郎) 吉川純広(久保竣公) 原作: 京極夏彦『文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫 き 39-2)』 ⁡ 戦後間もない昭和20年代後期。 世間では連続少女バラバラ殺人事件が紙面を騒がせていた。 線路に突き飛ばされ、瀕死の重傷を負った少女の事故現場に偶然居合わせた刑事の木場。 死に瀕した富豪の遺産に関わる調査を依頼…

まるぶろぐ2ヶ月前

八月納涼歌舞伎朝から歌舞伎座へ。毎年8月は若手中心の納涼歌舞伎。といっても最近はもう他の月も若手中心になりつつある。歌舞伎の世界では四十代でも「若手」だからね。今月の座組では幸四郎がすでに五十路に入っているけども、自分より年下はみな「若手」と思ってしまいがち。2年前の納涼歌舞伎では幸四郎と猿之助が弥次喜多を演じていたのになぁ、とつい考えてしまったりもする。 第一部の最初は「ゆうれい貸屋」。幽霊役の児太郎がはじけまくり、勘三郎との舞台で大いにはじけていた児太郎の父、福助の姿に重なる。声は児太郎のほうが低いのかな。その声がドスをきかせる場面でとても効果的。巳之助との相性もよく、楽しい一幕。 続く「鵜の殿様」は山…

「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog2ヶ月前

8月納涼歌舞伎 ♪ 江戸の夏を歌舞伎座で味わう8月納涼歌舞伎のご案内です。 納涼歌舞伎は、初めて歌舞伎を観たい人にぜひおススメですよ。 納涼歌舞伎とは 1部 11:00~ ゆうれい貸屋11:00~12:20 鵜の殿様 12:55~1:26 2部 梅雨小袖昔八丈 髪結新三(つゆこそでむかしはちじょう かみゆいしんざ)2:30~4:41 艶紅曙接拙 紅翫(いろもみじつぎきのふつつか べにかん) 第3部 6:15~9:23 狐花(きつねばな) 上演スケジュール チケット金額、売り場 幕見料金 歌舞伎座アクセス 納涼歌舞伎とは 昔は、夏は暑いので大御所たちが避暑に行っちゃうので歌舞伎座では歌舞伎以外のショーなどをやっていました。 それを18世勘三…

fabufujiのブログ~独断と偏見の歌舞伎劇評~2ヶ月前

八月納涼歌舞伎 第三部 高麗屋親子・中村屋兄弟による『狐花』パリ・オリンピックで大盛り上がりの中、今月も恒例芝居見物。勿論オリンピックも観てはいるけれど。パリはテロなど日本ではあまり考えられない事が起きる都市。無事に全競技が終了する事を願っていたが、幸い何も起こらなかった様だ。参加されたアスリート、並びにスタッフの方々に心からの敬意を捧げたい。すぐパラリンピックも始まる事だし、まだまだパリの夏は終わらないと云ったところか。さて八月は恒例の三部制。まず三部を観劇。高麗屋親子に中村屋兄弟と人気役者が揃い、演目は初の京極夏彦歌舞伎ときたら、当然の様に満員の盛況。大入りの歌舞伎座の雰囲気はやはり良いものだ。 通し狂言なので、この部は『狐花』の一演目のみ。現代を…

セントラルパーク22ヶ月前

『八月納涼歌舞伎』歌舞伎座第三部 午後6時15分~ 狐花 葉不見冥府路行 発端・序幕6:15-7:37 幕間 30分 狐花 葉不見冥府路行 二幕目8:07-9:25第三部 ミステリー界の鬼才・京極夏彦が書き下ろす 新たな謎解き物語―― 京極夏彦 脚本 今井豊茂 演出・補綴 狐花(きつねばな) 葉不見冥府路行(はもみずにあのよのみちゆき) 中禪寺洲齋 萩之介/お葉 近江屋娘登紀 監物娘雪乃 辰巳屋番頭儀助 辰巳屋娘実祢 的場佐平次 上月家老女中松 辰巳屋番頭仁平 信田家下男権七 雪乃母美冬 近江屋源兵衛 辰巳屋棠蔵 雲水 上月監物 幸四郎 七之助 新悟 米吉 橋之助 虎之介 染五郎 梅花 廣太郎 錦吾 笑三郎 猿弥 片岡…

黒井緑朗のひとりがたり2ヶ月前

八月納涼歌舞伎第三部(歌舞伎座)納涼歌舞伎第三部は新作歌舞伎『狐花』の初演。人気の本格ミステリー作家・京極夏彦が今月のために書き下ろしたもので、初日のわずか一週間前には小説版もあわせて発売された。小説のほうは京極夏彦の作品としては異例なほどすぐ読めてしまうライトなもので、舞台化を前提としたものであることがわかる。それをどう舞台化するかというところも見どころ。作品としては鶴屋南北ものにもまけないくらい面白くなりうる可能性をひめたもので必見の舞台だが、そもそも台本・演出上の問題点がいくつもある。 まずはじめに、あまりにミステリーもの(この作品がミステリーかどうかは議論の余地がおおいにあるが)としての根幹にかかわるおおきな問題点が…

メモリの藻屑、記憶領域のゴミ 2ヶ月前

京極夏彦の歌舞伎舞台原作小説『狐花 葉不見冥府路行』を読んだ狐花 葉不見冥府路行 / 京極夏彦 時は江戸。作事奉行・上月監物の屋敷の奥女中・お葉は、度々現れる男に畏れ慄き、死病に憑かれたように伏せっていた。彼岸花を深紅に染め付けた着物を纏い、身も凍るほど美しい顔のその男・萩之介は、"この世に居るはずのない男"だった――。 この騒動を知った監物は、過去の悪事と何か関りがあるのではと警戒する。いくつもの謎をはらむ幽霊事件を解き明かすべく、"憑き物落とし"を行う武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が監物の屋敷に招かれる。 謎に秘された哀しき真実とは? 先頃、大作『了巷説百物語』を上梓したばかりの京極夏彦の新作がまたまた到来というからファンとしては嬉しいやら忙しいや…

夜ふかし閑談2ヶ月前

『狐花 葉不見冥府路行』 小説 あらすじ・感想 京極夏彦が歌舞伎の為に書き下ろし!夏のオススメ本~⑭こんばんは、紫栞です。 今回は、京極夏彦さんの『狐花 葉不見冥府路行』(きつねばな はもみずにあのよのみちゆき)をご紹介。 あらすじ 作事奉行上月監物の屋敷の奥女中・お葉は、憔悴して伏せっていた。深紅の彼岸花を染め付けた着物を纏った魔性のごとき美しい顔の男の姿を度々目撃し、恐怖で病みついてしまったのだという。 その美しき男の名は萩乃介。萩乃介は既にこの世に居ないはずの男であり、お葉はその事を身をもって”知っていた”為に畏れていたのだ。 しかし、萩乃介の亡霊はお葉の前だけでなく至る処に現われ、様々な人物に目撃されて死人が出る事態にまで発展する。 騒動を知った監物は自身の過去の悪行と関わりがあるの…