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鉄鼠の檻

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読書

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てっそのおり

京極夏彦の妖怪シリーズ(京極堂シリーズ)第4作。
新書版:ISBN:406181883X
文庫版:ISBN:4062732475

あらすじ

内容(「MARC」データベースより)
頼豪の霊鼠と化と、世に知る所…。現代に現れた、防ぐ術もないという鉄鼠の本当の姿とは。登場以来、小説の凄みを見せつけてきた著者によるシリーズ第4作。

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#鵺の碑#鉄鼠の檻#アメリカ出張の思い出#京極夏彦

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14ブックマーク黒い鈍器のような重厚さ 京極夏彦『鉄鼠の檻』の厄除け札入りの希少な愛蔵版が1月26日に発売nlab.itmedia.co.jp

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#鉄鼠の檻#京極夏彦#京極堂シリーズ#百鬼夜行シリーズ

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#京極夏彦#百鬼夜行シリーズ#鵼の碑#鉄鼠の檻#禅#只管打坐

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#百鬼夜行シリーズ#京極堂シリーズ#姑獲鳥の夏#魍魎の匣#狂骨の夢#鉄鼠の檻

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ALWAYS四丁目 ギドラのお城3年前

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今週のお題「ちょっとした夢」今週のお題は「ちょっとした夢」。意外と難しいお題。 あそこに行ってみたい、あれが欲しい、あれが食べたい、なんてことはいくらでも挙げられる。 ただ、覚悟を決めてお金を出せばできることがほとんど。 なので、お金で叶えられるもの以外に何かないかと考えてみた。 思いついたのが、積読本の解消。 買ったのに読んでいない本を片っ端から読むということだ。 しかしこれはちょっとした夢ではない。大いなる夢レベルだ。 紙の積読本は当然として、電子の積読本も大量に存在している。 電子はセールが多いので、気付いたら溜まっているのは読書家あるあるだと思う。 正直、生きている間の解消は無理だろうと諦めている。 よく考えると…

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読書日記 2024年9月11-17日 2024年9月11-17日 ・ウンベルト・エーコ(河島英昭訳)『薔薇の名前』下 ・サン=テグジュペリ(渋谷豊訳)『人間の大地』 ・ヘルマン・ヘッセ(松永美穂訳)『車輪の下で』 ・江國香織『落下する夕方』 ・G・ガルシア=マルケス(鼓直訳)『百年の孤独』 ・アンソニー・ホロヴィッツ(山田蘭訳)『死はすぐそばに』 以下コメント・ネタバレあり

本へのいざない19日前

無門関を読む無門慧海の書いた公案集。なぞかけのようなもの。京極夏彦の鉄鼠の檻に出てきた庭前柏樹等も出てくる。通勤時間に読んでいた。著者の秋月龍珉は仏教学者であり、通常公案の説明になると悟りとか坐禅とか説明が難しいが、著書は語り口がわかりやすくてよい。解説込みで読み終えると、何かしらわかったような気がしてくる。 無門関を読む (講談社学術文庫 1568) 作者:秋月 龍ミン 講談社 Amazon

もりっちゃんのゆるブログ20日前

「塗仏の宴 宴の支度」を読みました「塗仏の宴 宴の支度」(京極夏彦 著)を読みました。 京極夏彦氏の百鬼夜行シリーズ6作目にあたります。 「姑獲鳥の夏」、「魍魎の匣」、「狂骨の夢」、「鉄鼠の檻」、「絡新婦の理」に続く6作目というのに、過去5作をブログの記事にしていませんでした。 ちょろっと触れた記事や、スピンオフ作品の記事はありました。 moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com moricchan24.hatenablog.com 何度か1作目の「姑獲鳥の夏」から読みなおしているのですが、毎回この「塗仏の宴」…

雑種犬肉球日記20日前

旅の記憶は美しいばかりが華じゃない意外としょうもないものだってなんやかや楽しい遠征より帰って参りました。 明日の仕事の支度して、写真データ吸い出しました。 帰りがけに接骨院に寄ってお土産置いてきて、あとは明日の朝職場に持っていく分を忘れないようにしないとな。 今日は朝イチで出町ふたばに行って豆餅買って、千本釈迦堂に行った足で北野に出て粟餅食べてカステラの配送頼んで、八坂さんと安井さんにご挨拶に寄ってから祇園でチョコレート買って、八条口の鶴屋吉信でかき氷食べて、お昼のカルネ買ってキャリーの配送頼んでたのを受け取って帰ってきました。 千本釈迦堂は、前にいっぺん寄ってみたら閑散としてたのでさして中を見ずに出てきちゃってたんだけど、今回は行ったことのないところを少し気にして回ろ…

2ペンスの希望22日前

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読書日記 2024年9月4-10日2024年9月4-10日 ・ニッコロ・マキャヴェッリ(森川辰文訳)『君主論』 ・小池真理子『恋』 ・小池真理子『欲望』 ・村上春樹『女のいない男たち』 ・ナサニエル・ホーソーン(小川高義訳)『緋文字』 ・ジェーン・オースティン(工藤政司訳)『知性と感性』 ・岡野宏文、豊崎由美『百年の誤読 海外文学篇』 ・ウンベルト・エーコ(河島英昭訳)『薔薇の名前』上 以下コメント・ネタバレあり

すーぱーからしちゃんねる2ヶ月前

歌舞伎座『髪結新三』『紅翫』『狐花』【髪結新三】 落語が原作の歌舞伎に外れはないと思っています。『髪結新三』は確か、勘三郎さんがやったものを映像で観たことがあって、でもぼんやりとしか覚えていない感じだったので、たいそう面白かったです。三部を誘った初歌舞伎のお友だちに「こっちを見せるべきだったか~~」と思ったくらい、わたしが歌舞伎に求めるものが揃っていた演目でした。 勘九郎さんがめちゃくちゃ格好良い。何をしても、どうしていても、格好が付く。いちいち格好良い。お江戸の粋を集約したような台詞回し、立ち居姿、浴衣の着こなし。ワルイオトコなんだけど、根っからの極悪人じゃない。小狡さもない。どこにフォーカスしても格好良いんだよ。わたしは勘九…

頭の上にミカンをのせる2ヶ月前

「わかったつもり」は本当にいい本だよ、という話。 わかったつもりというのは「魔境」であるが、この「魔境」に陥らないための知恵がとても平易な言葉で書かれているtogetter.com折角の良い本なのにどういう本なのかの説明が全く買い取らんやないか。なめとんのか。と思ったので、過去に書いた記事を紹介しておきます。 わかったつもり~読解力がつかない本当の原因~ (光文社新書)作者:西林 克彦光文社Amazon www.tyoshiki.com1:「読む」という行為には「わからない」→「わかる」(わかったつもり)→「よりわかる」の3段階がある ①文脈がわからないとわからない ②文脈がスキーマを発動し、文脈からの情報と共同して働く ③文脈がそれぞれの記述から意味を引き出す ④文脈が異なれば、異なる意味が引き出される ⑤文脈に引き出されたそれぞれの意味の間で…

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『PSYCHO+(サイコプラス)』と『ケイゾク/シーズン壱 台本』RPGツクールの参考にと取り寄せ注文した藤崎竜の『PSYCHO+(サイコプラス)』2巻で完結と、それを受け取りに行ったらたまたまあってまた懐かしくて買ってしまった『ケイゾク/シーズン壱 台本(脚本 西荻弓絵)』。RPGツクールはPSのRPGツクール3にまで手を出して、あとは世界観と(それに合わせた)適当なセリフ嵌め込むくらいの段階までは行ったのだけど、基本的な世界観が定まらなくて悩んでいる内それでお腹がいっぱいになっちゃった。RPGツクール3だと、よりRogueもどきが作り易くて、更に欲が出て鉄鼠の檻か禅を下地にした『どうぶつの森』みたいな空間を作り、住人がランダムに大悟/頓悟した順に最後の一…

芸術に拍手2ヶ月前

【映像】ミュージカル 鉄鼠の檻『ミュージカル 鉄鼠の檻』 2024. 6.14-24 東京 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 6.28-29 大阪 サンケイホールブリーゼ 昭和28年初春。古物商の今川雅澄は、明慧寺の僧侶、小坂了稔から依頼を受け、箱根山中の仙石楼に投宿する。逗留していた医師、久遠寺嘉親と碁を打つ日々を送りつつ、了稔からの続報を待つ今川。しかし、そんな彼の前に突如現れたのは、雪の中で座禅を組んだまま死んでいる了稔の遺体であった。周りに足跡はなく、不可解な現場に旅館は騒然となる。一方、時を同じくして箱根を訪れていた憑物落としの古本屋、京極堂こと中禅寺秋彦と、その友人で作家の関口巽も事件に巻き込まれて…

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『鉄鼠の檻』 - 🗿SFCの『RPGツクール2』を、ちょっと貶したのだけど、ごめんなさい。 いくつかのツクールシリーズを弄った結果、またRPGツクール2に戻って、たぶんRogueもどきのゲームが完成すると思う。今現在まだ始めの方のマップとイベントをくっ付けている段階なんだけど、あとはその組み合わせを繰り返すだけで必要なイベントの動作確認も済んでいる。 で、欲が出たのでそのRogueもどきのランダムもどきを現在の仕様から別の型式に改良しようと思う(それはまだ試していないのだけど、基本的には同じだから頭の中ではイメージが出来ている。それに合わせてマップも現在の形から変える)。たぶん

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『鉄鼠の檻』取り寄せ注文したSFC『RPGツクール2』の公式ガイドブックを古本屋に受け取りに行ったら(既にGBAの『RPGツクールアドバンス』に乗り換えているので用が無いのだけど)、ついでに京極夏彦の『鉄鼠の檻』が税込110円だったので懐かしくて買ってしまった。 RPGツクール2はガイドブックの出費含め失敗したので、もうお話したくないのだけど、 『ミ・ダ2 地ぞうデんせつ』制作記録:1(SFC『RPGツクール2』) - 🕹️現在は念仏でも禅でもない世界観で作りかけている途中(途中にも満たないアドバンス版の仕様を試して確かめている段階)で、当初予定していた念仏を下地にした内容から、「禅」を元ネタにした内容へ…

ネコショカ(猫の書架)3ヶ月前

『火蛾(ひが)』古泉迦十 イスラム世界を舞台とした異色のミステリ※以前に書いたエントリですが、文庫化に際して再読し、若干内容を修正、追記しました! 謎のメフィスト賞作家、古泉迦十 2000年刊行作品。第17回メフィスト賞受賞作である。 タイトルの『火蛾』は「ひが」と読み、作者名の古泉迦十は「こいずみかじゅう」と読む。1975年生まれ。『火蛾』は古泉迦十のデビュー作にして、2024年現在、唯一の作品となっている。 火蛾 (講談社ノベルス コJ- 1) 作者:古泉 迦十 講談社 Amazon 刊行は講談社ノベルス版のみで、長らく文庫化されていなかったが、23年の空白を経て、2023年5月に突如文庫化された。巻末の解説文はミステリ評論家の佳多山大地(かたやまだい…