武井武雄とは アートの人気・最新記事を集めました - はてな (original) (raw)

武井武雄

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たけいたけお

画家、絵本作家。
1894年6月25日、長野県諏訪郡平野村千番地(現、岡谷市堀ノ内)の武井慶一郎、さちの第一子長男として誕生。
1902年平野村小井川尋常小学校に入学。1908年長野県立諏訪中学校(現、諏訪清陵高等学校)に進学。1913年諏訪中学校を卒業。東京美術学校(現、東京芸術大学美術学部)進学を志し、上京。本郷洋画研究所に学ぶ。1914年4月、東京美術学校予備科(西洋画科志望)入学。1919年3月、東京美術学校西洋画科本科を卒業。卒業制作として「Vision」「自画像」を提出。引き続き研究生として同校に学ぶ。1920年4月、東京美術学校西洋画科研究科を修了。
1923年3月、童話集『お噺の卵』出版。1979年、紺綬褒賞受賞。1983年2月7日、心筋梗塞のため逝去。

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関連ブログ

アート観客 since 19962ヶ月前

「武井武雄 展 ~幻想の世界へようこそ〜」 目黒区美術館。2024.7.6~8.252024年8月21日。 気温が高い時は、目黒駅から10分くらいはかかるので、歩くと体力を消耗しそうだから、と思い、バスを使う路線を調べたら、中目黒駅からのルートがあった。 それで妻とも相談し、その路線のために中目黒駅で降りて、改札を出て、街を見るたびに、どんどんオシャレになっていく風景を見ながら、昔はこんなじゃなかった。特に線路下は、なんだかきれいと言えない居酒屋が並んでた、みたいな話をしながら、道路を渡り、初めていくバス停に向かって、いつ来るかわからない不安と共にバスを待つ。 それほど待たないでバスは来て、そして、それほど長く乗らないで、初めてのバス停でバスを降りる。自分にとっては見たことが…

#武井武雄#目黒区美術館

ネットで話題

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14ブックマーク武井武雄の世界 イルフ童画館www.ilf.jp

10ブックマーク武井武雄 - Wikipediaja.wikipedia.org

6ブックマーク武井武雄生誕120年記念全国巡回展のおしらせ - イベント・お知らせ武井武雄の童画作品を中心に、刊本作品、版画作品などを一堂に紹介する全国規模の展覧会が開催されています。www.ilf.jp

6ブックマーク長野日報 (Nagano Nippo Web) - ニュース - 岡谷市 武井武雄の著作権取得岡谷市出身の童画家武井武雄(1894―1983)の著作権が同市に寄贈されていたことが7日、市議会経済建設委員協議会で分った。市によると、著作権を保有する自治体は珍しいという。 武井の著作権は本人が認めた一部を除き、ほとんどを長女の三春さん(故人)が管理していた。三春さんに法定相続人がいなかったた...www.nagano-np.co.jp

5ブックマーク武井武雄について | 武井武雄の世界 イルフ童画館www.ilf.jp

関連ブログ

神保町系オタオタ日記5ヶ月前

武井武雄刊本作品友の会本会員を目指す我慢会の好古家や宝塚の女優達先日1時間遅らせて行った京都古書会館の古本まつりで見つけたもう1枚*1の葉書。武井武雄から北海道弟子屈の木下某宛で、昭和41年6月7日付けである。文面は、 ・色々と委しい報告を拝見したこと ・近く(多分8月下旬)我慢会への特頒があり、今度のは一寸豪華版であること ・11番までくれば、いずれ入会の可能性があること などが書かれている。シルヴァン書房出品で、500円。 武井については、平成26年5月京都髙島屋の「生誕120年武井武雄の世界展」や昨年7月神奈川近代文学館の「本の芸術家武井武雄展」を観ている。しかし、前者の図録や後者のリーフレットを見ても、葉書中の「特頒」が特定できなかった。 ところが…

#武井武雄#刊本作品親類通信#辰馬悦蔵#宝塚歌劇団

趣味一人暮らし、特技一人暮らし1年前

イルフ童画館長野県岡谷市にあるイルフ童画館に行ってきた。 新宿から岡谷まで中央本線特急に乗って2時間ちょっと。 初めての一人旅もここだった。 初めて行った時は、イルフ童画館と諏訪湖周辺を観光した。 その時、日帰りもできるとわかったので 2回目は日帰りでイルフ童画館と諏訪大社に行った。 今回3回目。 ちなみにイルフ童画館はどんな場所かというと 同市出身の童画家、武井武雄の作品を展示している美術館だ。 私は武井武雄の絵が大好きでここを知った時から絶対いつか行く!って思って 人生初の一人旅をするにあたり、どこに行こうか迷って、 人の多いメジャーな観光地には興味がわかなくて思い至ったのがここだった。 で、行ってみ…

#独身#50代#派遣#武井武雄#岡谷市

騒音のない世界で本を読む1年前

9月になると思い出す今は手放してしまったけど、毎年9月になると思い出す絵本。 九月姫とウグイス 文 サマセット・モーム 訳 光吉夏弥 絵 武井武雄 持っていた頃は、季節の絵本を玄関に飾るのを楽しみにしていて なかでもこの絵本はお気に入りだったから 早くこの絵本を飾りたくて9月になるのが待ち遠しかったくらいだった。 まあ、9月以外に飾ってもいいのだけど、 なんとなくそういう「季節感」は守りたくて。 今年も9月になって、やっぱりこの本を思い出したので図書館で借りてきた。 タイトルに「九月」があるが9月という時節には全然関係ない物語だ。 九月という名前も9番目に生まれたからというだけで9月とは関係ない。 どこかで聞いた…

#絵本#児童文学#武井武雄#イルフ童画館#童話#ラムラム王

異色もん。1年前

2023年7月に行った美術展7/15に武井武雄展に行きました。 https://www.kanabun.or.jp/exhibition/17937/ もう終わってしまいましたね。不勉強にも武井武雄のことは今回初めて知ったのだが、全く知らなかった精緻に造られた美しい装丁本の世界を知ることができた。アーティスティックな気質から大量販売の方向にはならない一方で集金に苦労し、仕方なく厳格な会員制になった「我慢会」の話にちょっと笑った。例えばお侍がステンドグラスの形でデザインされている「迅四郎の窓」の洗練ぶりとか素晴らしい。他にも視覚トリックを使ったものとかヴァリエーションの多彩さにも驚かされた。 http://kamit.jp…

#ボーダレス・ドールズ展#武井武雄

ゆっくり、ゆっくり。1年前

絵本作家・かがくいひろしさん2023年7月31日(月)長野県岡谷市にあるイルフ童画館で、「絵本作家・かがくいひろしの世界展」を観ました。「だるまさん」シリーズでたくさんの子どもたちの心を掴んだ作家さんです。と、いかにも知っているような口ぶりですが、NHKのテレビ番組・日曜美術館で紹介されているのを観てはじめて知りました。かがくいさんは、絵本作家としてデビューしたのは50歳の時、それからご病気で亡くなるまでの4年間で実に16冊も出版し、どの絵本も絶版になることなく今も増刷されているそうです。これってすごいことですよね・・・(O_O)特別支援学校の教員をしていたかがくいさんは、一人一人の子どもたちに合った教材も手作りしたそう…

#かがくいひろし#イルフ童画館#武井武雄#イラスト

本まるさんかくしかく Blog2年前

蛍の塔 武井武雄抄伝 関野準一郎版画蛍の塔 武井武雄抄伝 関野準一郎版画 / 関野準一郎 / 吾八書房 / 1983年 / 298x210mm / 36p / 夫婦函&ハードカバー / 限定250部の内の75番 / 木版5図、銅版1図、毛筆署名 / 11,000円+1,100円=12,100円 は「本まるさんかくしかく」 で販売中です。 hon034.stores.jp 馴染みのないアーティストで、 しかも、馴染みのない版画文集。 詳しく調べることもなく、 ウェブショップに出品 してしまいました。 版画がいいのです。 馬楝(ばれん)が感じられる 版画の触感。 イイ揺らぎの 色彩と濃淡は それだけで、 じゅうぶん、 充たされます。

#蛍の塔#武井武雄#関野準一郎#版画

野良の覚書2年前

読んでみた。『懐かしいお菓子』武井武雄タイトル:懐かしいお菓子 武井武雄の「日本郷土菓子図譜」を味わう 作者 :伴田良輔、今村規子、山岸吉郎、河西見佳 出版社 :新潮社 とんぼの本 この本は「読んだ」という言葉が正しいのかどうかわかりません。「観た」の方が適切化もしれません。 昭和の初めの方で活躍した童画家に武井武雄という方がいらっしゃいます。その方が、私家版として、日本郷土菓子図譜」という本を作りました。手書きの世界にたった一冊しかない本です。「懐かしいお菓子」は、その本の内容を解説付きで新たに構成したものです。今の世の中、ネットの中でも、各地域のお菓子や郷土料理をアップしている方がいらっしゃいます。同じようなことを、私家版の本…

#感想#懐かしいお菓子#武井武雄

「観るだけ美術部」部長のブログ4年前

[企画展]★武井武雄 本の宝石 刊本作品展(武井武雄『ラムラム王』) ★武井武雄 本の宝石 刊本作品展 釧路市立美術館、2020年12月5日(土)-12月20日(日) (WEBサイト→) k-bijutsukan.sakura.ne.jp 大正から昭和にかけて活躍した芸術家・武井武雄の刊本作品139点のうち103点が、このたび釧路市へ寄贈されることになりました。現在、それらの作品を釧路市立美術館にて特別展示しております。1冊1冊が「宝石」とも称される作品群は、一見の価値があります。12月20日までの短い会期ですので、是非お早めに足をお運びください。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、釧路市立美術館…

#武井武雄#釧路市立美術館#ラムラム王

神保町系オタオタ日記4ヶ月前

噂の南部堂から武井武雄の『がり通』18号(榛の会、昭和19年1月)今年は武井武雄生誕130年記念ということで、長野県岡谷市のイルフ童画館で「新コレクション展」を6月17日まで開催中である。そこで、今回は4月の平安蚤の市で南部堂から入手した『がり通』18号(榛の会、昭和19年1月)を紹介しよう。南部堂は東京古書会館の萬書百景市に出品して知名度が大幅にアップしたところですね。 本書は、18頁の小冊子。しかし、いい値段でその後の四天王寺やみやこめっせの古本まつりで使った金額を大幅に上回る値段だった。「国会図書館サーチ」や「美術図書館横断検索」ではヒットしない*1。「日本の古本屋」では柏林堂が『賀利版通信』36号・37号(昭和28年)2冊を3万5千円で出しているほか…

#武井武雄#榛の会#ガリ通#ガリ版通信#がり通

ある日 この道24日前

金沢1 成巽閣・金沢21世紀美術館・加賀本多博物館2泊3日の金沢旅行、1日目。 東京駅の駅弁屋祭で、神尾弁当のえんがわ押し寿司を購入。 えんがわ押し寿司 - 商品カタログ詳細|神尾弁当 新潟県新津駅の駅弁 駅弁屋 祭 7時20分に東京駅発のかがやき503号で約2時間30分、9時45分に金沢駅に到着。 9時00分から《スイミング・プール》地下部の予約を完了。 スイミング・プール鑑賞の予約|金沢21世紀美術館 | 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa. 文化の森おでかけパスも購入。 以下の金沢市中心部の14の文化施設等に2日間1,000円で入場できる。 文化の森おでかけパス 兼六園、金…

karumerabunkoのブログ1ヶ月前

ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版2024年9月20日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,065点(セット版を除く)をあげた。文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら→ちくま学芸文庫M&S刊行書目一覧 最新版 - karumerabunkoのブログ 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『…

小さな図書館のものがたり1ヶ月前

月を眺めながら…今宵は十五夜、雲間から輝きをみせる仲秋の名月を飽きずに眺めています。 この10日ほどの間の別れと出会い、できごとなど、まとまらぬままですが、書き記したいと思います。 *** 身近に思う方たちが日を重ねて逝かれた。 四人の母親のTさんは59歳「思いやりのあるあたたかい人でした」奥さまに捧げた喪主の言葉が悲しく深く、涙。 45年に及ぶご近所さんのYさんは76歳「朝一番にブログを読むのが楽しみ…」そのひと言が私のひそかな励みにもなっていた。 そして、「山の家・昭和の音と映像資料館」の主、96歳の山崎久雄さん。教職の傍ら、棄てられたラジオや電気蓄音機を収集、修復し、当時の音が再現できる形で、1万点以上…

Stantsiya_Iriya1ヶ月前

『呪いを返す』諸星大二郎(別冊太陽 日本のこころー318『呪術の世界』監修=小松和彦)"Returning the Curse" by Morohoshi Daijiro (Special Edition of Taiyo "Japanese Heart" 318 "The World of Magic" edited by Komatsu Kazuhiko )読了ファンのあいだの情報が伝わってきて、知りました。紀伊国屋で注文して買いましたが、2ページのために¥2750(税込)は、痛かった。ムックの内容的に日本の呪術しばりという枠があったようなのですが、モロ☆サンは奔放に自由に、今のビッグコミック増刊連載と同工の、西洋の話を載せている… 怪と幽のほうの同工のほうがよかったのかもしれませんが、全体のコンセプトをちゃんと編集が伝えてなかったのかも。とにかく作品原稿がとれればいいや、的な。 特別新作描き下ろし! 私の知ってる意味の「描き下ろし」 www.heibonsha.co.jp 監修者の巻頭言があって不詳アラマタの巻頭エッセーがある時点で重複構成なのです…

音甘映画館1ヶ月前

8月の終わり、9月の初め8月29日で音甘映画館20年だったんです。あらためてかくところがイヤらしくてすみませんね・・・今も更新している方々ももう20年超えだと思います。お互いにおめでとう&ありがとう。やっぱりここに書き残さないと落ち着かないし、dipのライブと旅に行ったあとは長文書かないといられないのよねえ・・・。2004年に唐突にはじめたブログというものがこんなにも自分の生活に密接になるとは。ブログというものの意味性も随分変わってしまったなんていうのも野暮なほどに、世の中自体が変貌した度合いに比べて私はどうなのか、私の環境も同じくらい変わったと云えるし、嗜好は変わらないようで選択が変わったのは身体の変化にも拠るだろ…

出版・読書メモランダム2ヶ月前

古本夜話1560 小出正吾『椰子の樹かげ』と教養社浜松の時代舎で、小出正吾の『椰子の樹かげ』を入手してきた。菊半上製三〇一ページの一冊だが、「ジャワの思ひ出」というサブタイトルも付された表紙挿画は三雲祥之助による南洋の農村風景を描いたもので、水色を基調として瑞々しく、戦時下の出版のようには思えない。三雲は洋画家で、ジャワにも滞在し、『ジャワ日記』(大日本出版)も刊行している。それもあって、この発行者を杉山雄一郎とする京橋区銀座の教養社の一冊は奥付に昭和十六年十二月初版、十七年五月三版と見え、好評だったことがうかがわれる。 小出に関しては『近代出版史探索』107で、その処女出版と言える厚生閣書店版『聖フランシス物語』を取り上げている。その際には…

あんさーないさーあーなんだ3ヶ月前

武井武雄展前日、雨の中バスに乗り武井武雄展へ行く 岡谷の記念館やデパートの展示など何度か観ているのだけど画力と想像力と構成力や版画や製本の技術力の高さと丁寧な仕事にはいつも驚く。

散歩師・漫画居士のくだらなクラブ日記3ヶ月前

2024-08日記2024 03 04 05 06 07 08 09 O8Vs 眼鏡、どうやら光学的には今の眼鏡で一番度が出てる状態で、これで視力が下がったのは、医者案件だ。とのこと。さて▼高円寺坊主▼町田坊主。ついでなので、町をグルグル。長崎屋の跡地はドンキになるだろうと思って探したがみつからない。調べるとドンキ跡地は駐車場になってるとか。西友内オモチャの倉庫に寄るのをわすれたが、こちらも閉業の模様。全体に私の感度が下がってて引っかからなかった印象。 O8Uf 新宿坊主。麻辣珍棒ない。 O8Tr 朝simが読めずに青くなる。どうやらuSDを差し替えた時に不具合が。電車のなかで恐る恐る挿し直したが認識せず。ダメ…

Days on the Rove3ヶ月前

企画展・イベント覚書2024/088月以降のものを備忘録的に。あくまで自分が興味のあるものの備忘録。随時更新。 最終更新08/29・更新記録07/28、08/11、08/18、29 記述方法 *1 --会期終了-- ●資料性博覧会1708/10|秋葉原UDX 2F アキバスクエア|秋葉原 ◯おもしろ同人誌バザール​大崎・夏@大崎コミックシェルター08/11|大崎駅南口改札前自由通路「夢さん橋」|大崎 ◎ジャッカ・ドフニ 大切なものを収める家03/16〜08/25|高島屋史料館TOKYO|日本橋 ◎アウト・オブ・民藝 「民」から芋づる編 MINGEIのB面!04/29〜08/25|世田谷文化生活情報センター 生活工房|三軒茶屋 …

博物館・美術館鑑賞記録3ヶ月前

2024年7月21日(日)/五島美術館/世田谷美術館/戸栗美術館/他○「[館蔵]夏の優品展 一味爽涼」(五島美術館) (会期:2024年6月22日(土)~7月28日(日)) ○「生誕130年 没後60年を越えて 須田国太郎の芸術 三つのまなざし」 (会期:2024年7月13日(土)~9月8日(日)) ○「ミュージアム コレクションⅠ アートディレクターの仕事 大貫卓也と花森安治」 (会期:2024年7月20日(土)~10月14日(月・祝)) (世田谷美術館) ○「古伊万里から見る江戸の食展」(戸栗美術館) (会期:2024年7月11日(木)~9月29日(日)) ○「111年目の中原淳一」(渋谷区立松濤美術館) (会期:2024年6月29日(土)~9月1日(日)…

漁書日誌 3.03ヶ月前

炎天下、趣味展趣味展である。古書会館には9時40分過ぎくらいに到着。 少し前までは入り口から並ぶ行列は古書会館の駐車スペースというか郵便局方面に伸びていたのだけども、なぜかここのところは逆方面に伸びている。逆方面だと明大通りに伸びて行列が店の前を塞ぐ感じになるのでこちらじゃない方がいいと思うのだが、これ、客が勝手にこちら側に列を作るのか指示されてやっているのか。 そんなことはどうでもいいが、開場10分前くらいに階下の入口前に吹き溜まり、そして開場。扶桑書房の棚へ。どうも今回はこれといったものがない。内田百閒の本が結構出ており、「旅順入港式」などコンディションが悪くても格安なものなどを見かけた。永田耕衣書き込…

ついでのはなし3ヶ月前

三連休の最終日ふと思い立って、目黒まで出かけた。目黒区美術館で開催中の『武井武雄展』が目的である。 目黒なんて雅叙園で結婚の食事会をして以来だから、もう三十年以上ぶりになるだろうか。ちょっと感傷的な気分で辿り着いた美術館は、併設する区民センターのプールに子供の歓声が賑やかだった。 武井武雄は、雑誌『コドモノクニ』の創刊に関わった事で、童画という新たな芸術分野を作りだしたのだという。けれど彼の活動がそれだけにとどまらなかったのは、後年の版画作品や「刊本」とよばれるミニチュア本の数々を見ればよくわかる。今ならきっとグラフィックデザイナーとして名をはせていたのではないか。 デザインのセンスは当時から抜群と定評があり、彼の手がけた…

中島孤島の軌跡3ヶ月前

「赤ずきん」という題名『トロースドルフ絵本美術館展 赤ずきんと名作絵本の原画たち』 グリム童話の「赤ずきん」の話に「赤ずきん」という邦題をつけたのはおそらく 中島孤島が最初である。 それを確認できる資料を改めて見ることができた。 この本にある「日本における『赤ずきん』出版物一覧」(p.254)という頁だ。 一部を抜粋してみよう。 「ロートケツペン」『女鏡267号』佐藤天風訳、女子新聞社、1902年 「赤帽子の娘」『福音新報』福音新報社、1903年 「小さな赤帽」『家庭雑誌』楊花訳、家庭雑誌社、1908年 「紅帽子」『教育お伽噺』木村小舟訳、博文館、1908年 「赤帽さん」『グリム原著 家庭お伽噺』和田垣謙三・星野久…

Days on the Rove4ヶ月前

企画展・イベント覚書2024/077月以降のものを備忘録的に。あくまで自分が興味のあるものの備忘録。随時更新。 最終更新07/28・更新記録07/01、15、28 記述方法 *1 --会期終了-- ◯Beautiful Japan 吉田初三郎の世界05/18〜07/07|府中市美術館|府中 ◎いざなぎ流のかみ・かたち ー祈りを込めたヒトガタたちー04/20〜07/21|横浜人形の家|元町・中華街 ◯江戸当世図上旅行(ずじょうのたびゆき)05/24〜07/21|神奈川県立金沢文庫|金沢文庫 ◯てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復05/18〜07/28|神奈川県立近代美術館鎌倉別館|鎌倉 --会期中-- ◯ジャッ…