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舞囃子

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アート

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まいばやし

能楽用語
能の演奏形態の一つ。
一つの曲の主要な部分を、能面能装束をつけず、紋付袴を着て、地謡と囃子をバックに舞うもの。
舞う部分は、ほとんどの場合舞事(中之舞神舞舞働など)を含む。

関連:仕舞

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小鼓草子20203年前

本日は青翔会でした。本日国立能楽堂青翔会にて舞囃子「紅葉狩」を打たせていただきました。お囃子方のお相手は十期の藤田流笛方研修生の平野さん、大鼓は安福光雄先生でした。研修生時代に大鼓のお稽古を受けていましたが、青翔会でお相手させていただくのは、久しぶり。先生は、今でも楽屋ではよく声をかけてくださいます。 研修生として稽古を受けていた頃は昨日のようですが、あれからいろいろなことが起こりました。去年からのコロナ禍も、いつか「あんなこともあったね」と振り返ることができるようになるといいな。 見所もようやく通常に戻っていたようで、お能の時間にはかなり人が大勢入っていたようです。 囃子方の後輩の修了生や研修生たちが頑張って舞…

#国立能楽堂#青翔会#舞囃子#小鼓#観世流

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萬斎さん観賞と日本画修得の日々23日前

「狂言ござる乃座 70th Anniversary」(10/24)を観る10/24は、前週に引き続き、「狂言ござる乃座 70th Anniversary」を観るべく、国立能楽堂へ。-前週の10/19の釣狐は小書なし、今回は小書あり、との事だったので、両方とも見なくては、と。-舞囃子「善知鳥 翔入」シテが片山九郎右衛門さん、笛が杉信太朗さん、小鼓が観世新九郎さん、大鼓が広忠さん!!-狂言「舟ふな」主が万作さん、太郎冠者が三藤なつ葉ちゃん後見が石田さん。-狂言「釣狐 白狐之習」白蔵主&狐が萬斎さん、猟師が裕基くん、後見は万作さん&太一郎くん。-前シテは、テールグリーンの紋紗(と、萬斎さんが後日ラジオで仰っていました)、白い狐の面に、花帽子。胸騒ぎの妖気!-狐の耳と思し…

萬斎さん観賞と日本画修得の日々1ヶ月前

「狂言ござる乃座 70th Anniversary」(10/19)を観る10月19日、国立能楽堂へ「狂言ござる乃座 70th Anniversary」を観に行ってきました。-舞囃子「善知鳥 翔入」シテが梅若紀彰さん、笛が竹市学さん、小鼓が観世新九郎さん、大鼓が広忠さん!-狂言「舟ふな」主が万作さん、太郎冠者が三藤なつ葉ちゃん後見が石田さん-太郎冠者は主に対して、「私の前では無理にカッコつけなくていいんですよー(もっと味のある言い回しだったんだけど失念)」なーんて言ったりして、上から目線なトコが可愛い。そんな扱いをされちゃう万作さんは、もっと可愛い。-狂言「釣狐」白蔵主&狐が萬斎さん、猟師が裕基くん。後見は万作さん&太一郎くん。長裃!囃子方は、先程の舞囃子と同メンバ…

小鼓草子20202ヶ月前

9月の舞台、備忘録。なかなかブログの更新ができないままに月が変わってしまいました。今日は久しぶりの夏日で、暑い暑い9月を思い出しながら備忘録を書いています。 夏の盛りはワークショップ中心に仕事をしていたために、久しぶりの舞台だったのが静岡の「グランシップ能楽入門公演」でした。 外は日差しが強かったです! 前日に御前崎の実家(兄弟と共同管理中)に泊まってから最寄りの駅まで送ってもらい、電車でコトコト1時間…実家から駅までは30分ちょっとなので計1時間30分強。東京から行くのとそんなに時間が変わらない!そう、私の実家は交通の便がとても悪いのです。学校まで片道1時間半だった中高校時代を思い出しながら、ダイジェスト能「葵…

BearLog PART22ヶ月前

9月27日 稽古稽古稽古今日もオンラインミーティング主体で時間が進む。折を見て出社、しようかと思っていたのだが、特にタイミングもないまま出社せずに、自宅からそのまま池田山舞台へ。 謡は「黒塚」、仕舞は「氷室」。「黒塚」は厳島神社御神能で勤めることが決まっているので、もう本気モードで取り組まないといけない。「氷室」は先生曰く、「スキルアップ」のために。ここ最近、「半蔀」「花月」と続いており、荒いものをあまりやっていなかったので自分的にもピッタリというかんじ。今週で二回目の稽古で、まだ先生が前でお手本を舞って下さるので、型を自分に入れること最優先。三周。ありがたい(いつもは二周)。そう言えば先週も三週だった。ありがたいこ…

BearLog PART22ヶ月前

9月8日 秋の明生会 終わる朝5時半に起床、やることやって準備をして8時半くらいに家を出る。 会場のセルリアンタワー能楽堂には9時ちょっと過ぎに到着。もう既に何人か会場には来ていらっしゃる。特に東北大の方々は朝一番から仕舞に連調、そして最後に能「経政」をやられるわけで、自分も「経政」を舞った経験があるので、シテの心境が痛いほどわかってしまうので本当に涙なくしては見れない。鏡の間での心境、「おまーく」から右に受け橋掛に出て一乃松で指して常座に出る。あの緊張感たるやなかなかない。とか。そういうものを体験したがゆえにそのときのシテの視界、気持等々、色々と感じてしまう。 それはともかく。 いつも悩む着付問題。夏合宿のとき以来、つ…

小鼓草子20202ヶ月前

9月10月11月出演舞台のご案内ようやく秋らしい風が吹くようになりました…が、まだ日差しは暑いです。 稽古着も今秋からは単衣に替えて、浴衣は洗って順次しまっています。 良い着物のほう(頂き物の芭蕉布など)は丸洗いにだそうっと。 秋は以下の舞台で鼓を打たせていただきます。 9月 14日(土)グランシップ静岡能 能楽入門公演「葵上」 www.granship.or.jp 21日(土)宝生定期公演 午前の部 能「巻絹 五段神楽」 www.hosho.or.jp 29日(日)緑泉会第三回例会 舞囃子「高砂」他 yarai-nohgakudo.com 10月 25日(金)夜能リバイバル公演 能「清経」 11月 1日(金)明治神宮 秋の…

BearLog PART23ヶ月前

8月7日 今日は一日お休みでした今日は一日お休み。 のんびりジムでトレーニングして、風呂に入って、そして矢来能楽堂へ。 View this post on Instagram A post shared by Kenyu (@kumaotaku) 今日は喜多流養成会の公演があるのだ。若手中の若手(中学生から20代後半、30だ前半)が出演されており、再来年に自分が厳島神社の桃花祭で務める予定になっている「黒塚」を見るために来たというかんじである。「黒塚」を勤められるのは谷友矩さん。それ以外の曲は、 舞囃子『山姥』谷友矩舞囃子『芦刈』大島伊織舞囃子『夕顔』金子龍晟舞囃子『雲雀山』大村稔生舞囃子『巻絹』狩野祐一 といったかんじ。谷…

萬斎さん観賞と日本画修得の日々4ヶ月前

「梅若会定式能(7月)」を観る7月21日、梅若能楽学院会館へ、「梅若会定式能」を観に行ってきました。山手通りから右に入る角にカフェができていて、右への入る通路を見落とすところでした。次からはカフェが目印と認識できてるので、行き過ぎる心配は逆に無さそうです。-舞囃子「海人」野崎美歩さん、大鼓が柿原光博さん、小鼓が大山容子さん、笛が一噌隆之さん。-能「実盛」シテが角当直隆さん、ワキが福王和幸さん、ワキツレが村瀬慧さん& 矢野昌平さん。アイが金田弘明さん。-大鼓が原岡一之さん、小鼓が飯田清一さん、笛が一噌隆之さん、太鼓が梶谷英樹さん。-ワキ(上人)は、格子の厚板&ブルーグレーの水衣に、白大口でした。僧の役でも、着流しじゃなくて大…

32の味わい4ヶ月前

青い月のメンフィス感想7/19(金)、早稲田大学大隈記念講堂にて。 英語能「青い月のメンフィス」はUCLAと早稲田大学の共同連携事業として発足した柳井イニシアティブによる、全編が英語で演じられる70分の能である。 物語は八月十六日の夜、エルヴィスの命日に彼が眠るメンフィスのグレイスランドの優美の聖堂を目指して車を走らせる40歳のファンガール・ジュディによる語りで始まる。一万人のファンが詰めかけているため、管理人からは瞑想の庭には入れないと言われたジュディの前にブルースの男が現れ、エルヴィスの様々な在りし日の姿について語る。男が消えたあとにジュディがブルームーンを歌っているとエルヴィスの幽霊が現れる…。 このあらすじ…

萬斎さん観賞と日本画修得の日々4ヶ月前

「第七回 武田宗典之会」を観る6月23日、観世能楽堂へ「第七回 武田宗典之会」を観に行ってきました。-仕舞「兼平」林本大 さん仕舞「松風」武田文志さん-地謡のお一人は、武田章志くん!すっかり大人のお顔立ちになっておられ、月日の流れに目を見張りました。-舞囃子「弱法師」俊徳丸が武田宗和さん、大鼓が原岡一之さん、小鼓が田邊恭資さん、笛が栗林祐輔さん。-「栗焼」太郎冠者が万作さん、主が高野さん、後見が飯田くん、幕が内藤くん。-仕舞「西行桜」観世宗家仕舞「野守」観世三郎太くん-能「道成寺 赤頭」白拍子&蛇体が宗典さん、-道成寺僧都が大日方寛さん、従僧が野口能弘さん&小林克都さん、オモアイの能力が萬斎さん、アドアイの能力が裕基くん。…

遼東の豕5ヶ月前

能の話清貧なワシャから600円を搾取した豊田市のことは措いておく(笑)。 それよりも「お能」のことである。 人間国宝の大槻文蔵さんの主宰する会の定例会。随所で人間国宝の謡が聴ける、これはなかなか有難い。 でもね、能楽堂の458席のうち50席が埋まっていたかどうか。通常のプロの能楽師による「能」ではなく、大槻文蔵師の弟子による仕舞、素謡、舞囃子なので、関心が薄かったのかもしれない。まぁ、本格的な「能」の舞台だとしても満席になるかどうか。昨今(といってもここ何十年の話だが)、簡単な娯楽が巷にあふれ、あえて「能」などという小難しいものに時間を割くことがなくなってきたことも客の少なさに影響しているのだろう。…

遼東の豕5ヶ月前

豊田市、大丈夫か(怒)昨日、ちょいとした義理で豊田市能楽堂に行っていた。能楽師大槻文蔵さんの主宰する会の定例会があったのだ。19曲目を舞囃子、仕舞、素謡で聴かせてくれた。こちらはとても満足し、今日の日記は格調高く書こうと思っていたのだが、能楽堂のあとが最悪だった。その怒り、豊田市のマヌケな行政に腹が立ったので、いつもどおり格調の低い噺になりそうです。 まず、豊田市能楽堂、これは豊田市の施設ですよね。能楽堂の下には図書館もある公共施設である。だから利用者は駐車場を使っても、認証すれは3時間まで無料となる。それはそうだろう。図書館に付随した駐車場が有料などというところをワシャは聴いたことがない。この「利用案内」 htt…

小鼓草子20205ヶ月前

能楽鑑賞教室等…舞台が多かった6月中旬。先週末は師匠のお手伝いで銀座観世能楽堂へ。すっかり夏の模様です。 今週は国立能楽堂で、能楽鑑賞教室。 能「安達原」を連日打たせていただきました。 昨日のお稽古では、お社中の方と先週の囃子科協議会定式能の話に。 私は舞囃子「枕慈童」を打たせていただきました。 その前日には青翔会があり、翌日は申合せからの稽古能→週末本番。珍しく舞台続きの今月中旬でした。 お越しいただきました皆様ありがとうございました。 能楽師の中にもっともっと忙しい方は沢山いらっしゃいますが、私は普段がのんびりなだけに勝手に忙しかった気分。 舞台が多いのは嬉しいことですが、趣味の読書や聞香の時間がとれず、来週あたりのめり込む気が…

BearLog PART25ヶ月前

6月12日 囃子方科協議会夜能へ 今年もサボテンが咲いた。一輪だけど。 View this post on Instagram A post shared by Kenyu (@kumaotaku) 午前中オンラインミーティング。午後に外出して大手町まで。ミーティング終わってから国立能楽堂へ。国立能楽堂の庭のベンチからオンラインミーティングに参加。気温もちょうどよくていい気分。 18時から囃子方科協議会の定例6月夜能公演で、「善知鳥」「枕慈童」の舞囃子、野村万作先生の狂言「菊の花」、「景清」の一調。そして能「杜若」。「杜若」は宝生流若きご宗家の宝生英和先生。 ということで、どういうわけか能楽を見たいと言っていた弊社社長と二人で…

萬斎さん観賞と日本画修得の日々6ヶ月前

「第21回 一樹会」を観る5月12日、国立能楽堂へ、「第21回 一樹会」を観に行ってきました。-舞囃子「橋弁慶」弁慶が青木一郎さん、牛若丸は、お孫さんの青木響平くん。後見は、響平くんパパの健一さん。笛は栗林祐輔さん、小鼓は長尾樹さん、大鼓は佃良太郎さん。-弁慶と牛若丸が刃を交わし合う場面があるのですが、響平くんは全プロセスを完璧に覚えておられるようで、危なげなく軽々と戦います。-退出の時も、まずビシッと姿勢を整えてから、というトコが徹底していて、頼もしい牛若丸でした。-連吟「海士」龍女が梅若紀長さん、房前大臣が梅若万佐志さん、従者が梅若泰志さん。-三浦裕子先生の解説によると、従者は本来はワキ方のお役ですが、今回は、昨年…