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劇評

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悲鳴窟3日前

【劇評】『現像 世田谷区桜上水09.2024』先日、桜上水の古民家で行われた松尾裕樹&丸山港都の演劇作品『現像 世田谷区桜上水09.2024』を観てきた。 www.genzou.art 脚本、演出を手掛ける松尾さん、俳優の丸山さんとは前作『バーン・ザ・ハウス』のアフタートークに呼んでいただいてからのご縁で、昨年には自分の起こした実話怪談をイベントで朗読してもらったりもした。『バーン・ザ・ハウス』もまたホラーをテーマにした作品ではあったものの、どちらかといえば祝祭的な側面が強かったように思う。ホラー、ゴシックという枠組みを借りたお祭り騒ぎというか。ただし今作『現像』はホラーというよりは明らかに怪談を志向した作品であって、怪談を書く者としてよ…

#現像#ホラー#怪談#演劇#劇評#松尾貴史#丸山港都

ネットで話題

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619ブックマーク「一度も褒められたことがなかった」俳優・阿部寛の人生を変えた一行の劇評 - Yahoo!ニュースnews.yahoo.co.jp

30ブックマーク時代劇評論家「るろうに剣心追憶編は全時代劇トータルで考えてもベスト10には入る」 : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログhimasoku.com

28ブックマーク長谷部浩の劇評 TheaterGoer Directory: 【抗議】NHK「クローズアップ現代」多田ディレクターの取材が、いかに失礼かについて。NHK報道局報道番組センター社会番組局「クローズアップ現代」の多田篤司ディレクターに懇願されて会ったが、失礼だと思った。 31日に放映があると聞くが、まったく、その成果が期待できない。 基本的に取材の態度がなっていない。 ほんとうにひどいインタビューで、あきれかえって帰ってもらった。 あまりにも非礼で、...hasebetheatercritic.blogspot.com

26ブックマークWonderland - 小劇場の いま にふれる劇評サイト◎4月からサイトとセミナーを休みます ワンダーランドは今年2015年4月からしばらく、劇評サイトを休止します。劇評を書くセミナーの新年度の予定もありません。サイトは2004年にスタートして10年余り。セミナーは2008年に始まって7年たちました。ともに年末まで休みを取り、あらためて積み残しの課題に取り組めるのか、取...www.wonderlands.jp

9ブックマークなにものかへの別れのあいさつ――鳥公園「空白の色はなにいろか?」劇評/水牛健太郎 - SYNODOSsynodos.jp

9ブックマーク最新の演劇シーンに密着――第62回岸田國士戯曲賞予想対談/山﨑健太(演劇研究・批評)×落雅季子(劇評家) - SYNODOSsynodos.jp

8ブックマーク演劇感想文リンク | 演劇、ダンス、ミュージカル(国内上演分)等の舞台の感想、劇評、レビューリンクのまとめサイトです。engeki.kansolink.com

8ブックマーク土佐有明の(ほぼ)初日劇評 第1回:乱交パーティーを舞台にした、10人の男女の「空気の読み合い」 ポツドール『愛の渦』 - webDICEwww.webdice.jp

7ブックマークニセモノの父、ホンモノの父――悪魔のしるし「わが父、ジャコメッティ」劇評/水牛健太郎 - SYNODOSsynodos.jp

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り📚書評家による小説のすゝめ1ヶ月前

劇評 / 劇団四季おすすめ作品3作を評論レビュー劇団四季への招待。魅惑の演目3選を劇評レビューします。 こんにちは。り📚書評家です。 みなさまいかがお過ごしですか? 【文化施設のチケットもお得!】 今回は入門編として劇団四季を楽しんでみたいというあなたの気持ちを後押しするための記事となります。 ディズニー作品やミュージカルの定番作品など、幅広い演目を上演する劇団四季。 今回は劇団四季ファンの筆者が特別に好きな劇団四季演目を3つピックアップして、あらすじと見どころを紹介していきます。どれも素晴らしく胸が熱くなる作品で、ぜひ多くのお客様に楽しんでいただきたい演目です。 ぜひ劇団四季の魅力をより知るための一歩としていただけましたらとても嬉しいです…

#劇団四季#オペラ座の怪人#コーラスライン#美女と野獣#劇評#書評家

り📚書評家による小説のすゝめ10ヶ月前

劇評 / Noism Company Niigata「領域」『Silentium』『Floating Field』『り📚書評家による小説のすゝめ』 こんにちは。り📚書評家です。 みなさまいかがお過ごしですか? 【おうちでエンタメ楽しんじゃおう】 本日の独自劇評はこちら。 Noism Company Niigataのダブルビル公演「領域」をレビューします。 (少し時間が経ってしまい申し訳ないです・・・) noism.jp Noismは何年も前から濃厚なダンス作品を楽しませていただいている、とてもお気に入りの舞踊団です。 コンテンポラリーダンスに興味のある方、新潟近郊のローカルアートに興味のある方にはぜひチェックしていただけたらとても嬉しい舞踊団Noism。 脳裏に映る映像を言語化したり、解釈を垂れ流したりし…

#Noism#NoismCompanyNiigata#領域#コンテンポラリーダンス#劇評

り📚書評家による小説のすゝめ1年前

劇評 / 劇団四季ミュージカル『美女と野獣』とディズニーランド新アトラクション「美女と野獣」『り📚書評家による小説のすゝめ』 こんにちは。り📚書評家です。 みなさまいかがお過ごしですか? 【お気に入り小説が原作の映画を無料で楽しめちゃいます】 本日の独自劇評はこちら。 劇団四季ミュージカル『美女と野獣』をレビューします。 なんと豪華なことに、この劇団四季ミュージカル『美女と野獣』は、東京ディズニーリゾート近くの舞浜アンフィシアターで上演されています。 せっかくなので!わたしは劇団四季ミュージカル『美女と野獣』を観た後に、東京ディズニーランドへ行き、新アトラクション「美女と野獣」をたのしんできました。 本日はそんな「美女と野獣」三昧の1日の様子とともに、劇団四季とディズニーの「美女と野…

#劇団四季#美女と野獣#劇団四季 美女と野獣#書評家#劇評#舞台評

ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 21年前

桜の園 劇評とか(評・舞台)パルコ劇場「桜の園」 チェーホフ劇、大胆な現代化(谷岡健彦さん)朝日新聞デジタル 演劇 パルコ・プロデュース「桜の園」変化と滅びの悲喜劇(濱田元子さん)毎日新聞 「言葉は通じるけれど話が通じない会話はまさにコントだお❤️」って八嶋さん。八嶋智人、舞台『桜の園』は「「ディスコミュニケーションの話だと思うんですよ。言葉は通じるけれど話が通じない人たちの会話が、ずっと続く(笑)。登場人物の中でちゃんとしている人って僕だけですからね。」 ananニュース - マガジンハウス: https://ananweb.jp/news/500726/ 亡霊の話という。

#演劇#桜の園#劇評#成河

り📚書評家による小説のすゝめ1年前

劇評 / 新国立劇場バレエ『白鳥の湖』構成・演出面フィーチャー版『り📚書店員による小説のすゝめ』 こんにちは。り📚書店員です。 みなさまいかがお過ごしですか? 【アソビュー!】休日の便利でお得な遊び予約サイト px.a8.net 本日の独自劇評はこちら。 新国立劇場バレエ『白鳥の湖』をレビューします。 www.nntt.jac.go.jp 全部で3公演観にいくつもりの『白鳥の湖』。 本日は1つめを観終えたばかりで、構成や演出面にフィーチャーして劇評を書いていきたいと思います。 『り📚書店員による小説のすゝめ』 さすがは日本唯一の国立バレエ団! クルティザンヌ/ /パ・ド・トロワ コールドバレエ ロットバルトはどこまで悪魔? 2幕終わりまで「あくまでおとぎ話…

#バレエ#劇評#新国立劇場バレエ#白鳥の湖#新国白鳥

り📚書評家による小説のすゝめ1年前

劇評 / 新国立劇場バレエ『シェイクスピア・ダブルビル』『り📚書店員による小説のすゝめ』 こんにちは。り📚書店員です。 みなさまいかがお過ごしですか? px.a8.net 【アソビュー!】休日の便利でお得な遊び予約サイト 本日の独自劇評はこちら。 新国立劇場バレエ『シェイクスピア・ダブルビル』をレビューします。 はてなブログ『り📚書店員による小説のすゝめ』初の劇評です。 がんばって書きますので、ぜひ読んでいただけましたら嬉しいです。 www.nntt.jac.go.jp www.nntt.jac.go.jp 『り📚書店員による小説のすゝめ』 新国立劇場バレエ『シェイクスピア・ダブルビル』 「マクベス」 小野絢子さん 米沢唯さん 「夏の夜の夢」 池田…

#バレエ#観劇#新国立劇場バレエ#シェイクスピア・ダブルビル#劇評

感情の揺れ方2年前

劇評:眞鍋卓嗣演出『ドリームガールズ』「名曲がひとつでもあればミュージカルは名作となる」なんて言説があるけれど、この作品にその格言は当てはまらないようだった。『ドリームガールズ』。トニー賞やグラミー賞を受賞した大ヒットミュージカルで、日本では2006年にビヨンセが主演した映画版の方が有名かもしれない。「ONE NIGHT ONLY」「(AND I AM TELLING YOU) I'M NOT GOING」など数々の名曲は、誰もが聴いたことのあるものだろう。そんな名曲に彩られたこのミュージカルは、しかし名作とは言い難いものだった。 ミュージカルとコンサート、あるいはリサイタルとの分水嶺と言えばいいのか、端的に言えばどっちつかずの構…

#望海風斗#ミュージカル#劇評

「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog2年前

「劇評」7号がでました「劇評」第7号が出たと聞き、歌舞伎座3部を観るついでに早速買ってきました。 7号は9月に歌舞伎座を始め各地で上演された歌舞伎他の劇評やコラムが掲載されています。9月の歌舞伎座と言えば秀山祭でしたから、これはもう私にとっては読みごたえたっぷりの充実号でした。 「最近劇評って見ないな」。そんなツイッターのつぶやきを観たのがいつだったか、そんな風に思っている方も多いかもしれませんね。そんな方はぜひこの「劇評」をご覧ください。 ペラペラの冊子だね?と侮るなかれ。大変充実した執筆陣です。それには理由があります。 「劇評」が創刊したのは、今年の4月です。月刊誌「演劇界」が突然の休刊となり、毎月の劇評を読む…

#劇評#木挽町書店

感情の揺れ方3年前

劇評:上村聡史『ガラスの動物園』家族とはなにか。トム・ウィングフィールドが追憶の中で示す「家族」とは牢獄であり、棺桶だった。夜な夜な家を抜け出し街を彷徨うトムが焦がれたのは、「ここではないどこか」を鮮やかに描き出す映画、あるいは死地から巧みに抜け出す脱出マジックだった。華やかな南部で過ごした若い頃を忘れられない母のアマンダ、足に問題を抱え人前ではパニックになってしまう姉のローラ。トムは彼女たちのことを憎みながら、しかし愛してもいたのではないだろうか。ローラが階段から落ちた時、アマンダとトムはすぐに彼女のもとへ駆け寄った。衝突を繰り返した末、父と同じようにセントルイスを出たトムは、最後に「グッドバイ」とローラに告げた。ガラスの…

#劇評#岡田将生#倉科カナ

ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 24日前

『ピローマン』が意味するもの🧸戯曲に、芝居に唸る!新国立劇場『ピローマン』稽古場レポート✨ おけぴ取材班:chiaki(撮影・文)監修:おけぴ管理人さん▶ okepi.net/kangeki/2855 小川絵梨子さんのコメント「理不尽な世界の中で、物語という存在が如何なる存在意義を持ち得るかを問いかけます。人類が発明した「物語」が持つ底力と、絶望の中でも繋いでいくべき希望の糸を描き出す物語となっています」 すっごく濃いレポート! okepi.net 「 取調室のピリっとした緊張感、カトゥリアンが語る物語の吸引力に「それからどうなるの?」と前のめりになり、叫び声から想像してしまう残酷さに恐れおののく。この惹きつけては突き放…

歌舞伎ちゃん 二段目5日前

歌舞伎座 錦秋十月大歌舞伎 昼の部「俊寛」「音菊曽我彩」「権三と助十」を見てきました!2024年このところ急激に肌寒くなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。悪い風邪が流行っているそうですのでご自愛くださいませ。 このすえひろはといえば、近ごろ家の荷物の片づけをしておりまして、溜まりに溜まった懐かしいチラシや歌舞伎関連の新聞記事などをコツコツファイリングしております。 新聞記事はちょうど4年くらい溜めてしまいましたので、歌舞伎座で上演された仁左衛門さん玉三郎さんによる桜姫東文章の劇評なども出てきて、思い出が生き生きと蘇ってきました。今月もお二人ご共演の夜の部は既に入手困難とのこと、衰え知らずの人気ぶりですね。 先日のお話ですが、歌舞伎座へ出かけまして錦秋十月大歌舞伎の昼の部を拝見…

入野自由さん情報集積庫6日前

スケジュール一覧※放送日は基本的に首都圏の第一話初回放送日のみ掲載しています※予告のなかったゲリラ公開系のものもまとめていきます※タイトルリンクは基本的に公式サイトやソース元に飛びます※「*」付きは入野さん関連特典あり ≫2023年≫2022年≫2021年≫2020年≫2019年 1月 / 2月 / 3月 / 4月 / 5月 / 6月 / 7月 / 8月 / 9月 / 10月 / 11月 / 12月 / 来年以降 // 円盤まとめ / 不確定情報 時期不明【ゲーム】キングダムハーツ4【劇場アニメ】ハイキュー!! FINAL(タイトル未定・劇場版第二作)【アニメ】『おそ松さん』アニメ第4期 2024年予定 1月…

いつか船旅を9日前

夏目漱石「それから」 青木繁「わたつみのいろこの宮」 タナグラの人形 森田草平の長編小説「煤煙」 「ある文学者の劇評」 三千代 草花のこと 夢のこと 「門」 「思い出す事など」 「硝子戸の中」 「明暗」 「それから」 角川文庫、昭和63年改版46刷。 執筆は明治42年(1909年)。 青木繁「わたつみのいろこの宮」 洋画家青木繁が1907年の東京府勧業博覧会に出品して三等を得た作品。 代助は〈青木という人が海の底に立っている背の高い女をかいた。……あれだけが好い気持ちにできていると思った。つまり、自分もああいう沈んだ落ちついた情調におりたかっあからてまある〉と、赤い部屋でなく緑のなかで落ち着いて眠りた…

神保町系オタオタ日記9日前

平安蚤の市で折口信夫関係史料をーー陽炎少将こと折口信夫と大川渉発行の『朋友』(明治41年)ーー先月の平安蚤の市で、南部堂から折口信夫関係史料一括を購入。その中に沼津で大川渉が発行した文芸誌『朋友』第1巻第6号(朋友社、明治41年12月)があった。目次を挙げておく。 「萬葉調狂歌」を投稿した大阪の陽炎少将は、折口の筆名である。これは、研究者でも知っている人は少ないのではないだろうか。『折口信夫全集34』(中央公論社、平成10年8月)所収の大正4年7月21日付け大阪市北区中の島朝日新聞編輯所の大道蜩ノ大将宛絵葉書の発信者名が、本郷の陽炎少将である。宛先の大道は、明治43年に國學院大學部国文科を卒業した折口と同年に師範部国語漢文科を卒業し大阪朝日新聞記者となった大道弘雄である。 この『朋友』…

別に書くほどじゃないけど…11日前

文芸誌を一年間読んでみるチャレンジ 9月の定例報告会今年1月から始まった「文芸誌を一年間読んでみるチャレンジ」も残すところ3ヶ月となりました! めちゃくちゃあっという間だったよね!? 文芸誌自体を読むのに1ヶ月かかって、読み終わったと思ったらもう次が出ていているから、体感として一冊がずっと続いているような気がするとかしないとか。時間感覚をバグらせてくれる文芸誌チャレンジ、今月の見どころをご紹介します! 文學界/(ちょっとだけ)ユリイカ9月号・若輩 今月の特集は「短歌と批評」ということで、すごく売れたっぽい。完売したとか。こんなことなら2冊買っておけばよかったかも。保存用と…… まずは読切小説が三篇。川上弘美『くぐる』はSFだった。主人公が人生で…

ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 212日前

『リア王の悲劇』2回目★★★★★藤田俊太郎演出『リア王の悲劇 THE TRAGEDY OF KING LEAR』9月20日ぶり2回目観劇。3列目センターブロック。国王の話というよりすごく身近(キリスト教が入ってくる前3~5世紀のブリテンは小さな国だった)な話。ふたつの家族(リア家とリアの忠実な家臣のグロスター家)、父と子、家父長制、老人性痴呆、忠孝、など前回より沁みて沁みて何度も何度も涙が溢れた。 長谷部浩さんの言葉を借りると「権力者の傲慢と肉親の非情と孤独の意味を問う」演目に、こんなにも身近な悲劇だと感じたリア王は初めてかもしれない。「まさしく、演出家という権利者(ニーナ)」の晩年の芸術家の孤独、そして自由の効かなくなった…

ksumay’s blog12日前

2024年9月29日 10年前 2014年9月29日 日々の投稿より(アングラの帝王より新劇)再演 すま けい・ さようなら、そしてこんにちは 幻劇場 ブログ始めて投稿の内容を試行錯誤しながら 入院中の事が強烈に思いだされる日々 喪失感の中で すま けい 思い出 思いつくまま 嬉しくて!感謝!! すまけいの2012年 春 その2 「満ちる」いろんな意味を込め、万感の思いの舞台となる! 無事千穐楽を迎えられ、キャスト、スタッフ、関係者の皆さんに心より感謝!! 有難うございました!! 上劇評より すまけいは、老いた芸術家の末路をユーモアと哀感をにじませて演じる姿が、強く胸を打つ。娘を演じる山田は、大先輩と互角に渡り合う口舌と堂々たる態度が鮮やか。父と娘の葛藤を見事に描き出す。舞台裏の仕事も…

TOKYO巡礼歌 唐獅子牡丹15日前

文楽 和生・勘十郎・玉男三人会『一谷嫰軍記』『伽羅先代萩』紀尾井ホールおととしから毎年開催されている「和生・勘十郎・玉男三人会」の3回目にして最終年、今回は玉男さんの回。昨年までとは異なり、今年は本人の得意役+本人初役の演目という意外性をもたせたプログラムとなっていた。 ◾️ 一谷嫰軍記、熊谷陣屋の段 。「前」のみの上演。熊谷=玉男さん、相模=和生さん、藤の局=勘十郎さん。 玉男さんの熊谷は、表情がない。表情のない人形それ自身のままの貌をしている。分厚い刃物のような強い鋭さをもった、「公(おおやけ)」の顔。「前」であっても熊谷が隠している本心を伏線としてやや匂わせる人もいるなか、玉男さんは完全に内面を塗り固めて、表面だけで相模・藤の局と対峙している。しかし、〈物…

21日前

創作という生存手段―舞台『球体の球体』に寄せて※現在公演中の舞台作品について鑑賞後に読んでいただく程のゴリゴリのネタバレをしているので、各自自衛してください。また、あくまで一個人の解釈であるため、製作者の意向とは異なる場合があります。単なる主観つよつよ感想としてお楽しみください。 どうも、約2年ぶりの更新です。新原泰佑さんのオタクです。 前回のエントリから推しはあれよあれよと映像出演も舞台経験も増え、なんか気付いたらデビュー4年目にして読売演劇大賞男優賞候補のベスト5に選出されるまでに上り詰めてた。ちなみに候補として並んでいる他の方々はご覧の通りです。 柿澤勇人(「オデッサ」「ハムレット」) 佐久本宝(「ライカムで待っとく」) 生瀬勝久(…

ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 21ヶ月前

ヒトハダ第2回公演『旅芸人の記録』★★★★★ザ・スズナリにてヒトハダ第2回公演『旅芸人の記録 ―あるいは、ある家族の物語-』観劇。空にB29が何機も飛んでいる、 1944年(昭和19年)の関西、西瓜糖の『かえる』と同時期のお話。 9月7日の公演で尾上寛之さんが左足を負傷。大鶴佐助くんと役(兄と弟)を入れ替えて9月13日に再開。冬生が松葉杖をついている役だったなんて不幸中の幸いですね。元からその役だったのでは?くらいしっくりするのだから凄い。台詞も変えていないらしいから…お見事でした。 二見劇団座長の二見蝶子役の梅沢昌代さんは…凄すぎる。演劇ファンタジスタか! 鄭さんが、大衆演劇と〝終戦間際に攻撃を受けて跡形もなく消えてしまった川西航空機…

ラボを捨て、ビーチに出よう1ヶ月前

近況や言葉のちからとか。このところ、長妻くんが新ドラマ(Love in The Air-恋の予感-)のキャンペーンで韓国でランウェイイベントに出演したり、9月16日からの顕嵐くんの新ドラマ(スメルズライクグリーンスピリット )が発表されたりの今日この頃。突然の発表でしたが、顕嵐くんのドラマはLGBTQ+や青少年のアイデンティティの問題を描いている原作マンガがとても評判がよいようで、なかなかに楽しみ。前からずっと書いているように、自分はやっぱり作品主義やスキル主義なところがあり、何よりいかに面白いものを見せてくれるかに心が惹かれるので、面白い、興味深い、とにかく「いい作品」になってくれたらなあって思っているところです。…

流れる星をすくいあげる1ヶ月前

疲れるって憑かれてる…「ねえ、まだR先生のところに通っているの」 Kさんの言葉にドキッとする。その口調に非難めいたものを感じたからかもしれない。何と答えたら良いのだろうかと、一瞬、逡巡した。 しかし、もともとKさんとも、R先生の主催するワークショップで知り合ったのだ。 私が答える前に、Kさんは早口で話し始めた。 「私、R先生って嫌いなのよ。著書はすごいと思うけれど、講座はてんでダメだな。受講したとき、これはダメだと思って前に出ないで、ひとの後ろに隠れてたくらいで」 そのワークショップは一風変わっていて、私たち受講生は、めいめいコラージュ作品を作り、そのビジュアルからイメージされるセリフや状況を即興劇にして、リレー形…

ほらほらコーヒーが冷めちゃってるよ 21ヶ月前

男の色気読売新聞のイキウメ『奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話』 編集委員 祐成秀樹さんの劇評、右端が読めません(会社の📰)。なので新聞もらって来ました。とてもいい劇評でした! 「作劇上見事なのは、生まれ変わりを描く「お貞の話」を、若き日の黒澤と自死した恋人の物語として見せた後、ひと続きの話のように武家の娘の幽霊が恋人と逢瀬を重ねる「宿世の恋」を展開させたこと。合わせて黒澤の悲恋と起こした事件の真相を次第に明らかにした。それにより、時空も生死の境も超える愛の力がドラマチックに描き出され、大きな感動を呼んだ。」うんうん! 「和服姿に男の色気が漂う浜田❤️」 ウフフ🤭な浜田信也が観られますよ。(写真:田中亜紀さ…