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多木浩二

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たきこうじ

1928年神戸市生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業。
建築や美術、写真などの文化的事象から哲学・思想、大航海の歴史など幅広い執筆活動を行なっている。

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#読書#書評#多木浩二#写真

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7ブックマークAmazon.co.jp: 眼の隠喩: 視線の現象学 (ちくま学芸文庫 タ 29-1): 多木浩二: 本www.amazon.co.jp

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6ブックマーク多木浩二 - Wikipedia多木 浩二(たき こうじ、1928年12月27日 - 2011年4月13日[1])は、日本の美術評論家・写真評論家・建築評論家。専門は芸術学。元千葉大学教授。 写真評から出発し、美術、建築、思想と多岐にわたって批評活動を展開した。スポーツと社会の関連も論究。著書に『眼の隠喩』(1982年)、『天皇の肖像』(1988年)、『シジフォ...ja.wikipedia.org

6ブックマーク多木浩二先生を悼む──零の淵源www.10plus1.jp

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評論文の背景 鷲田清一『普通をだれも教えてくれない』の参考文献評論文の背景 鷲田清一『「聴く」ことの力』の参考文献 - sazaesansazaesan’s diary の続きで、 『新編 普通をだれも教えてくれない』鷲田 清一 | 筑摩書房 で引かれる参考文献を紹介します。 ・「身体はだれのものか?」 うつしとられた身体 (愛知県文化情報センター叢書 ; 2) | NDLサーチ | 国立国会図書館 の多木浩二 - Wikipedia論文 マルセルの著作の著作集1『形而上学日記』 ・「遠ざかる病」 スーザン・ソンタグ『隠喩としての病い』 時間と他者 〈新装版〉 | 法政大学出版局 の肉体的な苦痛、後ずさりの不可能性 『病気と治療の文化人類学』波平 恵美子…

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いちりん楽座「鎌倉散歩」10月5日いちりん楽座「鎌倉散歩」10月5日(土)14時〜16時(開場13時半)ゲスト 入江経一(建築家、デザイナー、画家)参加費無料。どなたでも。GoogleMeet 下記をクリックすれば参加できる。https://meet.google.com/wbk-nefn-fnp ▽今朝、初めてGoogleMeetでお会いした。その前に、としべえさんが「この人のスケッチがすばらしい」と教えてくれた。それで、Facebookにアクセスしたら、なるほどとてもいい。鎌倉にお住まいなので、散歩しながら気ままにスケッチされている。そのイラストのタッチが、ラフで無駄がなくてすっきり、味わい深い。入江さんのスケッチを見なが…

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jun-jun1965の日記2ヶ月前

『ミカドの肖像』の思い出猪瀬直樹の『ミカドの肖像』が出たのは1986年の暮れで、私が大学院へ入るちょっと前だったが、4月ころには読んで、大層面白く、友人に電話してぺらぺらしゃべったら、面白いところは全部君に聞いてしまっていたとあとで言われた。 それから三年くらいして、私は修士論文を本にすることにしていて、それが出る少し前の1990年5月ころ、スミエ・ジョーンズに連れられて池袋の居酒屋で小森陽一、渡辺憲司、関根英二と会ったことは前に書いた。四方山の話のうちに、スミエ先生が、『ミカドの肖像』が面白かったという話を始めたら、小森や渡辺は、左翼的でない『ミカドの肖像』が気に入らなかったらしく、明らかにスミエさんを無視して、そ…

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🐒10」ー2ーアメリカの自由・民主主義時代が終わって中国の全体主義時代は来ない。~No.29No.30 ・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2024年7月16日 YAHOO!JAPANニュース ダイヤモンド・オンライン「アメリカは終わって中国の時代が来る?→社会学者がキッパリ否定する理由 混迷する世界情勢の中、「アメリカ一強の時代は終わった」という意見も大きくなっている。しかし、東大名誉教授で著名な社会学者の吉見俊哉は「アメリカの時代は終わっていない」と断言する。本稿は、吉見俊哉著『さらば東大 越境する知識人の半世紀』(集英社新書)を一部抜粋・編集したものです。 【この記事の画像を見る】 ● アメリカの覇権が終わるとき…

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佐藤守弘の講義情報3ヶ月前

芸術学概論1 第13回コメント返し 美学と政治 「新しく生まれたこのプロレタリア大衆は、現在の所有関係の廃絶をめざしているが、ファシズムは所有関係には手を触れずに大衆を組織しようとしている。そのさいファシズムは、大衆に(権利を、ではけっしてなくて)表現の機会を与えることを、好都合と見なす。所有関係を変革する権利をもつ大衆にたいして、ファシズムは、所有関係を保守しつつ、ある種の〈表現〉をさせようとするわけだ。〔中略〕 政治の耽美主義をめざすあらゆる努力は、一点において頂点に達する。この一点が戦争である。〔中略〕 「芸術ヨ生マレヨ——世界ハ滅ブトモ」とファシズムはいい、〔中略〕技術によって変えられた知覚を、戦争によって…

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yamachanのメモ5ヶ月前

人格5類型について(宮台真司 荒野塾『社会学原論』メモ)宮台真司『システムの社会理論』 このモデルは「期待外れのにどう対処するか」のタイポロジーです。例えば、万事につけ期待水準を低めに設定することで期待外れの衝撃を回避する戦略をとるのが「頭のいいニヒリスト」です。逆に、万事につけ期待水準を高めに設定した上で期待外れの全てに規範的態度を示す戦略をとるのが「バンカラ風さわやか人間」です。 高度な学習能力で事象ごとに期待水準をダイナミックに変更して期待外れを回避する戦略をとるのが「ミーハー自信家」です。「頭のいいニヒリスト」「バンカラ風さわやか人間」「ミーハー自信家」の3つは相対的に自己イメージが良好です。対照的に自己イメージが悪いのが「ネクラ的ラガード…

Harada Masahiro Lab5ヶ月前

第151回「文華」2024年度 原田研究室「SHU-MAI文庫」 第4回『文華』が5/17に開催されました。 第4回フライヤー|デザイン, 出題 : 鈴木創 課題文; 経済的な有用性が大手を振るう現代社会では、利潤もをたら さない営みは無駄(役に立たない)と価値づけがなされている。利得を求める機械的な生活の中で、こういった「無駄」 が金銭という破壊的な力からの避難所となることはいうまで もない。文化を残していく、あるいは、新たに生み出すことのできるような「無駄」について考えて欲しい。 補足文1; 経済的な利益の名のもとに実利主義が幅を効かせる現代社会では、文化財から伝わる賢者の言葉、先人の生き方、習慣、教え、慰…

鳥 批評と創造の試み5ヶ月前

三浦雅士――人間の遠い彼方へ その3 鳥の事務所 第2章 人間の方へ――『この本がいい』を読む 1 前置き その①――いささか苦言を…… それでは第2章です。 本章では、相当以前に、1993年ですね、わたしが書きました書評のようなものをお読み頂きます。 『この本がいい』、これですね。やたら分厚いですね。こちらは1989年から92年まで、足掛け4年に渡って、講談社の今は亡き、――「今は亡き」が結構ありますね、つまり廃刊になったんですが、PR誌の『本』に連載されていたものが元になっています。 コラム ☕tea for one ~『この本がいい』~ ■三浦雅士編『この本がいい――対談による「知」のブ…

第二遊歩道ノート6ヶ月前

フェルナン・レジェ「バレエ・メカニック」|キュビスム展現在、京都市京セラ美術館で開催されている「キュビスム展 」(2024年3月20日〜7月7日)では、会場の出口近くに映像上映コーナーが設けられています。 美術館内の壁面に映し出されている作品は「バレエ・メカニック」(Le Ballet mécanique 1923-24)。フェルナン・レジェ(Fernand Léger 1881-1955)とダドリー・マーフィー(Dudley Murphy 1897-1968)による極めて有名な実験的短編映画です。(映像自体は1997年にウィリアム・モーリッツが再編したバージョンが使用されています) 上野の国立西洋美術館でこのキュビスム展が開催されたときも上映さ…

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第二遊歩道ノート7ヶ月前

中平卓馬が写した「京都」|東京国立近代美術館中平卓馬 火 ー 氾濫 ■2024年2月6日〜4月7日■東京国立近代美術館 来年没後10年を迎える中平卓馬(1938-2015)の非常に大掛かりなレトロスペクティヴです。 中平が最期までもち続けたのであろう写真に対する研ぎすまれた思念を東近美のキュレーターたちが正面から受け止めたような素晴らしい企画展でした。 www.momat.go.jp 「火 ー 氾濫」というタイトルが付けられています。この「火」については英題の" Nakahira Takuma: Burn—Overflow"の方がわかりやすいかもしれません。"Fire"ではなく"Burn"が使われています。 中平卓馬は1973(昭和48…