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年森瑛

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関連ブログ

文学系心理士の感想部屋9ヶ月前

【年森瑛】N/A一昨年?!に読みたかった本をやっと読めました〜! N/A (文春e-book) 作者:年森 瑛 文藝春秋 Amazon あらすじ 高校生の松井まどかはうみちゃんと付き合っている。クラスの女子たちからは様付けて名前を呼ばれている。母親からは拒食症であることを心配されている。そんなまどかの思いや日常の物語。 読んでみて ページ数的には少なく1時間くらいで読めてしまった。文体は読みやすいのだが、要所要所考えさせられる部分があった。 読む前は高校生の気持ちって今更分かるかな?と思っていた部分もあったが、まどかの気持ちは思っていたよりも共感できる部分があった。 と言っても、今も共感できるというよりは同じ…

#N/A#年森瑛

関連ブログ

ヒロの本棚9ヶ月前

【本】年森瑛『N/A』~ただありのままの自分で生きることの難しさと、悲しいまでに圧倒的なディスコミュニケーション~1、作品の概要 『N/A』は年森瑛の中編小説。 2022年6月22日に刊行された。 『文學会』2022年5月号に掲載された。 第127回文學界新人賞受賞作品。 第167回芥川賞候補、第37回三島由紀夫賞候補。 単行本で120ページ。 他者との関係性、周囲からの安易なカテゴライズに悩みながら自己を模索する女子高校生の物語。 2、あらすじ 高校2年生の松井まどかは、出血することを嫌って食事を制限して低体重になることで、月経を止めていた。 女子高ではボーイッシュで高身長なまどかは、「松井様」と呼ばれて、同性から憧れの目で見られていた。 以前同級生の男子と交際してうまくいかなかった経験をもつまどかは、…

#年森瑛#N/A

ordie2年前

『N/A』年森瑛面白さで痺れた。 『N/A』年森瑛 選考会で異例の満場一致! 第127回文學界新人賞受賞作松井まどか、高校2年生。うみちゃんと付き合って3か月。体重計の目盛りはしばらく、40を超えていない。――「かけがえのない他人」はまだ、見つからない。優しさと気遣いの定型句に苛立ち、肉体から言葉を絞り出そうともがく魂を描く、圧巻のデビュー作。(Amazonより) 文章の切れ味、当たり前とされる価値観への疑い、多様性という名の枠での狭め方など、個人的にめちゃくちゃ刺さる部分が多かった。 ”何度会っても、うみちゃんとの会話のほとんどは脊髄反射に近かった。身体の中に浸透しない。ぶつかったものを打ち返すわけでもない…

#NA#年森瑛#小説#読書記録#文學界新人賞

日々の栞2年前

かけがえのない他人を求めて / 「N/A」 年森 瑛年森瑛の「N/A」は、安易なカテゴライズを嫌い、何ものにも該当しない純粋な関係性を希求した小説だ。「彼氏」ではなく「かけがえのない他人」を求めていた。 「N/A」は文學界新人賞を受賞したデビュー作で、選考委員が満場一致で受賞を決定したという話題作でもある。もちろん芥川賞候補にもなった。あんまり単行本化しないことで有名な文學界新人賞だが、「N/A」は芥川賞候補作が発表される前に単行本化が決定している。これからも文藝春秋の力の入れようが分かるだろう。 タイトルにもなっている「N/A」とは、該当なしを意味する “Not Applicable”、または、無効を意味する “Not Available” …

#読書#年森瑛#芥川賞

日々の栞2年前

第167回芥川龍之介賞の受賞作品を予想する!7/20に選考会が開催され、第167回芥川賞の受賞作が発表される。 それに先立って、どの作品が芥川賞を受賞するのか予想したい! 芥川賞を簡単に説明すると、新人作家の純文学作品に与えられる文学賞だ。文学賞の中で一番知名度がある賞だろう。純文学というと定義が難しいのだけれど、芥川賞に限っていえば、「文學界」・「新潮」・「群像」・「すばる」・「文藝」の五大文芸誌に掲載された作品が候補の対象となる。候補の作品となる小説の長さは中編程度が多い。 芥川賞の選考委員は小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、平野啓一郎、堀江敏幸、松浦寿輝、山田詠美、吉田修一の9名だ。 今回の候補作は以下のの5作品だ。 小砂川チ…

#芥川賞#読書#芥川龍之介賞#小説#年森瑛#鈴木涼美

本読みの芋づる2年前

『N/A』 年森瑛専門家や当事者が教えてくれた正しい接し方のマニュアルをインストールして、OSのアップデートをしたのにも関わらず、情報の処理が追いつかない翼沙のハードウェアは熱暴走を起こしていた。押し付けない、詮索しない、寄り添う、尊重する、そういう決まりごとが翼沙を操縦していて、生身の翼沙はどこにもいなかった。翼沙から出た言葉は何一つ無く、全ても置き去りにして、マニュアルを順守するプログラムだけが動いていた。 子供の頃親の本棚にある育児書が目に入る度に嫌な気持ちになっていた。 親は私のことを私という個人ではなく、ただの「子供」としてみていて、その育児書通りに、誰かの言葉に従ってその言葉に私を当てはめ、私もその…

#N/A#年森瑛#芥川賞候補作#読書

INSTANT KARMA3年前

アハ体験昨夜は十一時過ぎに寝て、夜中の三時前に目が覚め、そのまま目が冴えて眠れなくなった。トイレに立ち、猫が二階から降りて寝室に入ってきて、小一時間iPadを見たりして時が経つのを待ち、浅い二度寝をし、ベッドを出るのがかなり辛かった。 誕生日だが誰も祝ってくれないので、自分で盛り上げようとして、いつもよりちょっと上等なおかきを買い(酒を買うのは控えた)、図書館に行く。幸い天気は良い。花粉のためか喉がいがらっぽい。 「Birthday」で検索して出てきた曲をプレイリストに集めてダウンロードしたのを聴きながら行く。坂の途中にATMがあったので列に並び暫く待って前に立つと画面がフリーズしていて操作できない状…

#年森瑛#砂川文次#正宗白鳥#吉本隆明#小島信夫#平野謙#文學界新人賞

つらつら3ヶ月前

2024年6月の読了本6月は小説6冊、漫画1冊の合計7冊でした。 6月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2221ナイス数:0寝煙草の危険読了日:06月26日 著者:マリアーナ・エンリケス本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)読了日:06月23日 著者:斜線堂有紀レタイトナイト1 (路草コミックス)読了日:06月23日 著者:香山哲ミーツ・ザ・ワールド読了日:06月19日 著者:金原 ひとみN/A読了日:06月14日 著者:年森 瑛ガラスの顔 (創元推理文庫)読了日:06月13日 著者:フランシス・ハーディング鏡は横にひび割れて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)読了日:06月04日 著者:アガサ・クリス…

みつまめこの日記4ヶ月前

20240622最近読んだ本6月2回目の投稿です。最近のことを記録しておきます。 最近は仕事も落ち着いてきて、気持ちも落ち着きました。最近読んだ本のことを記録していきます。 「道尾秀介著 きこえる」 新体験の小説でした。ここまでミステリーというか小説が進化しているとは思いませんでした。必要なものは、耳と目。QRコードを読み取って、音声を聴きそこから文章を読み、またQRコードを読み取って音声を聴くというお話が短編で5話入っているのですが、全部面白かった!!特に、「セミ」と「死者の耳」が面白いと感じました。「セミ」に関しては、セミと呼ばれる男の子のまっすぐさがにじみ出ている故にきゅっと締め付けられる作品。ネタばれが生じるので…

模様4ヶ月前

読書日記(4/13-5/18)4/13 『N/A』(年森瑛)。「ただ、がまくんとかえるくんや、ぐりとぐらのような、お互いの中だけにある文脈を育んだ、二人だけの唯一の時間が流れる関係性を人間の世界で得るのは難しいということも、年を重ねるにつれて理解しつつあった。別々の場所で暮らしながらも、一緒にごはんを食べたり、どこかに遊びに行ったり、見返りもなくやさしくしたり、それだけのことを続けるのには、人間なら恋愛感情が付随していないといけないようだと察していた。」(p.29) 自分としては「その人とだから」関係を深めたい・個別の文脈を深めたい、と思っていたとしても相手はそうでもなく、むしろ「恋人、彼女、妻」を欲していて、その枠や「恋…

また、本の話をしてる5ヶ月前

【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!ブレイディみかこ「他者の靴を履く 」文庫化!!創刊120周年記念、雑誌「新潮」の村上春樹、川上未映子短編も気になる!(2024.5/2週)他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ/文藝春秋/ブレイディみかこ posted with カエレバ 楽天市場で探す Amazonで探す さて、出る本、ブレイディみかこ「他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ」(5/8)文庫化です。これ、気になってたのだけど読まなかったなぁ。まずはアマゾン、単行本の方の紹介文を。

湿気7ヶ月前

バカクソカスゴミダボ生理 〜死ね〜死ね生理。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね。 起きて立ち上がったらありえん量出てパンツはもちろんズボンと床が血まみれになった。 あ、やば って思った時にはもう遅くて今までで1番漏れた。死ねよ。 これが月1で来るのガチ狂ってる。きもすぎ。死ね。 生理止めたい。絶対出産しないという意思があるのでできることなら子宮ごと取りたい。死ね生理。 どれだけ憎くても死ねって言わないようにしてるけど、生理だけは無理。死んでください。頼みます。 ピルは血栓リスクがあって無理。ミレーナは出産や挿入の経験がないから無理。現実的なのは拒食になるか死ぬかなんよな。しらんけど。死ぬか。 非嘔吐過食だからたぶん拒食にはなれない。…

読書する日々と備忘録7ヶ月前

今読みたい!おすすめ小説30選【Kindle50%ポイント還元】文藝春秋 ウルトラ電読フェア2024 (3/14まで) 【Kindle30%オフ】KADOKAWA 青春・涙フェア (3/21まで) 【Kindle最大50%ポイント還元】小学館 小デジ2023年下半期ベスト600 (3/21まで) 今回は「文藝春秋 ウルトラ電読フェア2024」と「KADOKAWA 青春・涙フェア」、こちらはKindleで開催されている「小学館 小デジ2023年下半期ベスト600」の中から対象作品を30作品をセレクトしました。気になる作品があったらこの機会にぜひ読んでみて下さい。 ※紹介作品のタイトルリンクは該当書籍のBookWalkerペー…

しあわせの径~本とアートと音楽と9ヶ月前

2023年の主な新人文学賞受賞作一覧明日(1月17日)は第170回の芥川賞と直木賞が決まります。候補作は以下のとおりです。 ◆第170回の芥川龍之介賞候補作安堂ホセ「迷彩色の男」河出書房新社川野芽生「Blue」集英社九段理江「東京都同情塔」新潮社小砂川チト「猿の戴冠式」講談社三木三奈「アイスネルワイゼン」文藝春秋 ◆第170回直木三十五賞候補作加藤シゲアキ 『なれのはて 』講談社河﨑秋子 『ともぐい 』新潮社嶋津輝 『襷がけの二人 』文藝春秋万城目学 『八月の御所グラウンド』 文藝春秋宮内悠介 『ラウリ・クースクを探して』 朝日新聞出版村木嵐 『まいまいつぶろ』 幻冬舎 この誰もが知る賞のほかにも、作家のための登竜門というべき新…

遊びをせんとや生まれけむ9ヶ月前

2023年の主な新人文学賞受賞作一覧明日(1月17日)は第170回の芥川賞と直木賞が決まります。候補作は以下のとおりです。 ◆第170回の芥川龍之介賞候補作安堂ホセ「迷彩色の男」河出書房新社川野芽生「Blue」集英社九段理江「東京都同情塔」新潮社小砂川チト「猿の戴冠式」講談社三木三奈「アイスネルワイゼン」文藝春秋 ◆第170回直木三十五賞候補作加藤シゲアキ 『なれのはて 』講談社河﨑秋子 『ともぐい 』新潮社嶋津輝 『襷がけの二人 』文藝春秋万城目学 『八月の御所グラウンド』 文藝春秋宮内悠介 『ラウリ・クースクを探して』 朝日新聞出版村木嵐 『まいまいつぶろ』 幻冬舎 この誰もが知る賞のほかにも、作家のための登竜門というべき新…

文学系心理士の感想部屋9ヶ月前

【読んだ本】12月に読んだ本12月も終わって1月。今年の目標とか読みたい本とか書きたいなと思うけれど、まずは12月に読んだ本のまとめ。 その裁きは死 ヒポクラテスの誓い ヒポクラテスの憂鬱 ヒポクラテスの試練 ヒポクラテスの悔恨 准教授・高槻輝良の推察9 女神の花嫁 前編 女神の花嫁 中編 女神の花嫁 後編 ポアロのクリスマス おいしいご飯が食べられますように N/A 銀河鉄道の夜(英語) ↓12月に読みたかった本はこちら↓ oljikotoushi.hatenablog.com その裁きは死 その裁きは死 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文庫) 作者:アンソニー・ホロヴィッツ 東京創元社 Amazon ホ…

しあわせの径~本とアートと音楽と9ヶ月前

2023年に読んだおすすめ本ベスト6◆2023年に読んだおすすめ本ベスト6 〇フィクション(読了順)「N/A」 年森瑛「植物少女」 朝比奈秋「地図と拳」 小川哲「木挽町のあだ討ち」 永井紗耶子「それは誠」 乗代雄介「ハンチバック」 市川沙央 2018年から続けている「私の読んだおすすめ本ベスト6」ですが、2023年のベストは上の6冊としました。 2023年に私の読んだ本は以下の通りです。(読了順) ベスト6に入れるのに苦慮した名作揃いです。どの本も、ぜひお勧めしたい1冊です。 ◆フィクション「赤と青とエスキース」 青山美智子「犬のかたちをしているもの」 高瀬隼子「悲しみのイレーヌ」 ピエール・ルメートル「ボタニカ」 朝井まかて「…

遊びをせんとや生まれけむ9ヶ月前

2023年に読んだおすすめ本ベスト6◆2023年に読んだおすすめ本ベスト6 〇フィクション(読了順)「N/A」 年森瑛「植物少女」 朝比奈秋「地図と拳」 小川哲「木挽町のあだ討ち」 永井紗耶子「それは誠」 乗代雄介「ハンチバック」 市川沙央 2018年から続けている「私の読んだおすすめ本ベスト6」ですが、2023年のベストは上の6冊としました。 2023年に私の読んだ本は以下の通りです。(読了順) ベスト6に入れるのに苦慮した名作揃いです。どの本も、ぜひお勧めしたい1冊です。 ◆フィクション「赤と青とエスキース」 青山美智子「犬のかたちをしているもの」 高瀬隼子「悲しみのイレーヌ」 ピエール・ルメートル「ボタニカ」 朝井まかて「…

here and there9ヶ月前

よかった2023読んでよかった2023 吉本ばなな『キッチン』 木下龍也『オールアラウンドユー』『あなたのための短歌集』 田中真知『旅立つには最高の日』 サリー・ルーニー『ノーマル・ピープル』(山﨑まどか 訳) 大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 年森瑛『N/A』 朝井リョウ『正欲』『少女は卒業しない』 滝口悠生『高架線』『茄子の輝き』『ラーメンカレー』 くどうれいん『氷柱の声』 吉田篤弘『それからはスープのことばかり考えて暮らした』 台湾文学ブックカフェ1 女性作家集『蝶のしるし』 伏木庸平『台形日誌』 水野仁輔『スパイスカレーを作る』 マイケル・ポーラン『人間は料理をする(上)火と水』 ヨシタケ…

on the road9ヶ月前

振り返り2023(好きなもの25個)あのとき一瞬だけ抱いた思いを 400字原稿用紙に書き上げたとしても 伝えたいことなんて何一つ書けずに それでも先生は花丸をつけてくれた MONO NO AWARE「言葉がなかったら」 イタリアの使い古された諺"Traduttore, traditore"は、翻訳者は裏切り者という意味だが、そもそも自分の感じたものすら100%の情報量で伝えることができない。chatGPTから聞き出したいことをうまく伝えることすらままならない。でも、こぼれ落ちてしまうものがあったとしても何か伝わるんじゃないか、という無邪気さをいまだに腹に抱えて30歳に突入してしまった。 *** 悩みというのは真正面からはなかなか…

ordie9ヶ月前

2023年読書ベスト毎年恒例の自己満です。 去年はこちら。 sunmontoc.hatenablog.com 今年は現時点で67冊。数年ぶりに100冊超えなかったしだいぶ減ったけど何度も読み直した作品もあった。 ランキングではなく著者につき一作、感想の長さと面白さは比例しません。記録していなかったのもあるし。 年末年始の読書の参考にどうぞ。 1.『悪と無垢』 一木けい ”悪気がないことはわかっていた。あるのは使命感。想像力の欠如した的外れの” 2.『スクラッチ』 歌代朔 久しぶりに本を読んで泣いた 3.『ミーツ・ザ・ワールド』 金原ひとみ ”人が人によって変えられるのは四十五度まで。九十度、百八十度捻れたら、人は…