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源氏物語ミュージーアム

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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸6ヶ月前

【源氏物語641 第20帖 朝顔23】紫の上の機嫌をとる。優しく妻の髪を直したりして源氏はいるのであったが、夫人はいよいよ顔を向こうへやってしまって何も言わない。「女院がお崩《かく》れになってから、 陛下が寂しそうにばかりしておいでになるのが心苦しいことだし、 太政大臣が現在では欠けているのだから、 政務は皆私が見なければならなくて、 多忙なために家《うち》へ帰らない時の多いのを、 あなたから言えば例のなかったことで、 寂しく思うのももっともだけれど、 ほんとうはもうあなたの不安がることは何もありませんよ。 安心しておいでなさい。 大人になったけれどまだ少女のように思いやりもできず、 私を信じることもできない、可憐なばかりのあなたなのだろう」 などと言いながら、 優しく妻の髪を直したりして源氏はいるのであったが、 夫人はいよいよ顔を向こうへやってしまっ…

#源氏物語#斎院#源氏物語絵巻#紫野ゆかり#源氏物語ミュージーアム

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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸6ヶ月前

【源氏物語639 第20帖 朝顔21】朝顔の姫君は、友情で書かれた手紙には友情でむくいることにして、御自身は神に奉仕していた間怠っていた仏勤めを、取り返しうるほどできる尼になりたいとお思いになった。友情で書かれた手紙には友情で酬《むく》いることにして、 源氏が来れば人づてで話す程度のことにしたいとお思いになって、 御自身は神に奉仕していた間怠っていた仏勤めを、 取り返しうるほど 十分にできる尼になりたいとも願っておいでになるのであるが、 この際にわかにそうしたことをするのも源氏へ済まない、 反抗的の行為であるとも必ず言われるであろうと、 世間が作る噂というものの苦しさを経験されたお心からお思いになった。 女房たちが源氏に買収されてどんな行為をするかもしれぬという懸念から 女王はその人たちに対してもお気をお許しにならなかった。 そして追い追い宗教的な生活へ進んでお行きになるのであった。 女…

#権記#栄花物語#御堂関白記#源氏物語ミュージーアム#尼君

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第13帖 明石5】明石入道は、延喜の聖帝から伝わった3代目の芸を継いだ者であるが娘が聞き覚えた。ぜひお聞き入れたいと源氏に言う‥明石入道は源氏とご縁を繋ぐために頑張る by🐱🪻【源氏物語362 第13帖 明石24】源氏は宮中での音楽の催しのことを思い出していた。愁《うれ》いを感じながら弾く音楽は凄いものであった 〜源氏自身も心に、 おりおりの宮中の音楽の催し、 その時のだれの琴、だれの笛、 歌手を勤めた人の歌いぶり、 いろいろ時々につけて自身の芸のもてはやされたこと、 帝をはじめとして音楽の天才として 周囲から自身に尊敬の寄せられたことなどについての追憶が こもごも起こってきて、 今日は見がたい他の人も、 不運な自身の今も深く思えば夢のような気ばかりがして、 深刻な愁《うれ》いを感じながら弾いているのであったから、 すごい音楽といってよいものであった。 🪻【源氏物…

いにしえの都の高貴なネコ様のつぶやき🌸2ヶ月前

【10分で聴く源氏物語 第10帖 賢木13 】老いた女房が泣きながら語る「ご立派でも綺麗でも、正しい意味では欠けていらっしゃった。御幸福ばかりでなくおなりになって、深味がおできになりましたね」by😿🪷【源氏物語243 第十帖 賢木55】人生が悲しく思われて 出家の気持ちが起こるが、東宮のお力になれぬことになってはならないと源氏は思う。 〜二条の院へ帰っても西の対へは行かずに、 自身の居間のほうに 一人臥《ぶ》しをしたが眠りうるわけもない。 ますます人生が悲しく思われて 自身も僧になろうという心の起こってくるのを、 そうしては東宮がおかわいそうであると思い返しもした。 せめて母宮だけを 最高の地位に置いておけばと院は思召したのであったが、 その地位も 好意を持たぬ者の苦しい圧迫のためにお捨てになることになった。 尼におなりになっては后《きさき》としての御待遇を お受けになることもおできにな…