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都営新宿線

都営地下鉄の路線。新宿〜本八幡23.5km。
京王新線を介して京王電鉄京王線・相模原線に直通している。西行列車は新宿止まりより笹塚行が多く、このためか京王新線は都営新宿線の延長のような雰囲気である。
正式名称は「10号線新宿線」だが、他の都営地下鉄と違って「都営10号線」と呼ばれた時期はなく、開業当初から新宿線を名乗っている*1。下の年表の通り第一期の開業区間は新宿に達していなかったが、その当時から新宿線を名乗っていた。
ラインカラーは薄い緑。
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軌間

相互乗り入れ相手である京王線に合わせ、1372mm軌間を用いている。
その京王電鉄は、開業に際して東京市電と共通の1372mm軌間を採用したが、市電・都電への乗り入れは実施されなかった。後に都営新宿線を建設する際、都は相互乗り入れを予定している京王電鉄(当時は京王帝都電鉄)に対して1435mmへの改軌を要求したが拒否され、都営新宿線の方が京王線に合わせて1372mm軌間を採用したという経緯がある。

種別

各停のほか、日中時間帯に急行が設定されている。これとは別に休日には朝に本八幡→高尾山口の急行がある。
なお、京王線内は快速や区間急行などの優等種別であっても、新宿線直通になる列車は新宿で種別を変更する。新宿線の各停も京王線内で優等種別のときは新宿で種別を変更している。

新宿線の種別 京王線内の種別
急行 急行(休日のみ)
各停 急行・区間急行・快速・各停

年表

1978年12月21日 岩本町駅−東大島駅間 開業
1980年3月16日 新宿駅−岩本町駅間 開業、京王線への直通運転開始
1983年12月23日 東大島駅−船堀駅間 開業
1986年9月14日 船堀駅−篠崎駅間 開業
1989年3月16日 篠崎駅−本八幡駅間 開業により全線開通

駅番号 駅名 よみ“えき”は略 接続路線
S-01 新宿駅 しんじゅく 京王電鉄京王線(相互直通運転)JR中央快速線・中央・総武緩行線・山手線・埼京線・湘南新宿ライン、小田急小田原線、都営大江戸線、東京メトロ丸ノ内線
S-02 新宿三丁目駅 しんじゅく3ちょうめ 東京メトロ丸ノ内線・副都心線
S-03 曙橋駅 あけぼのばし
S-04 市ヶ谷駅 いちがや JR中央・総武緩行線、東京メトロ南北線・有楽町線
S-05 九段下駅 くだんした 東京メトロ半蔵門線・東西線
S-06 神保町駅 じんぼうちょう 都営三田線、東京メトロ半蔵門線
S-07 小川町駅 おがわまち 東京メトロ丸ノ内線(淡路町駅)・千代田線(新御茶ノ水駅)
S-08 岩本町駅 いわもとちょう JR山手線・京浜東北線・中央・総武緩行線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス(秋葉原駅)
S-09 馬喰横山駅 ばくろよこやま JR総武快速線(馬喰町駅)・都営浅草線(東日本橋駅)
S-10 浜町駅 はまちょう
S-11 森下駅 もりした 都営大江戸線
S-12 菊川駅 きくかわ
S-13 住吉駅 すみよし 東京メトロ半蔵門線
S-14 西大島駅 にしおおじま
S-15 大島駅 おおじま
S-16 東大島駅 ひがしおおじま
S-17 船堀駅 ふなぼり
S-18 一之江駅 いちのえ
S-19 瑞江駅 みずえ
S-20 篠崎駅 しのざき
S-21 本八幡駅 もとやわた JR中央・総武緩行線、京成本線(京成八幡駅)

車両

*1:正確に言うと、計画段階では都営10号線と呼んでいたが、開業前の1978年7月に新宿線に改称した。都営1号線・都営6号線も、1978年7月に浅草線三田線と改称した。大江戸線は、開業当初は都営12号線と名乗っていた。

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