爪 (original) (raw)

この曲は何故人間は働いて子供作る事を人生の重心に当てているのか?っていう大きな疑問からできた短く重い曲です。村田沙耶香さんの地球星人からインスパイアを受け曲を作りました。是非そちらも読んで下さい!

『親指を握り宇宙を作ったら

慣れない癖してその手を振るう程

置いてけぼりなジャパニーズ』

俺は怒っている時や憎い時に無意識に拳を作って行き場のない感情をそこに宿す様にしてる。でもその宿した感情達を他人に振り撒いてしまい大人として遅れを取っている自分という事を書きました。

『使者を見つけて体を売り

20までの糧を生きる術とし

枠を攻めるジャパニーズ』

冒頭で書いた通り面接に行き会社に我が身を売りその恩恵でお金を貰い入社し定年まで真っ当に働かなければ不貞腐れるのか、20歳までに育った感情で生涯を終えようとし本当は自分がやりたい事があるのに不貞腐れない様に常識の枠にこだわる事に大きな疑問を抱きこういう歌詞にしました。

『血を血で洗い眼鏡を外し

二つを望む様に一つになる事なんて

分からず性に果てた』

嫌な事があると人間の性欲は上がるらしい。嫌な事がありそれすら自分で解決できないのにパートナーを見つけて子供を作ろうとするのか、、一緒になろうとしてできた子供を夫婦一丸となって大人まで面倒見てあげれるのか、、一つになりたいくせして三つになるなんて大丈夫かと思いながら書きました。

子供がどうしても欲しくて、、とか仕事が大好きでって人達には頑張って幸せになってほしいと思う。