【教育】息子が不登校になりました_リターンズ(その12) (original) (raw)
こんにちは!『えでゅあ』です。
2023年、小学6年生の夏休み後から突如学校へ行くことができなくなり、不登校に息子がなってしまいました。そんな息子を理解し、一緒に解決策を探すために日々奮闘しています。この記事は自問自答を繰り返す毎日を私なりに形として残し、同じような悩みを持っている方と共有したいと思い執筆しています。前回の記事はこちらです。
前回の記事から新たな気づきを得ましたので、それをお伝えしたいと思います。
気持ちの波を乗り越えて
前回お話しした「気持ちの波」。私なりの答えが少しだけ見えてきました。それは、
「やりたいことを日々やること」
単純そうで、実は奥深いこの言葉。私の場合、それは自己理解の探求でした。昨年9月頃から息子の不登校が始まり、「自己理解」について様々な書籍を読んでいます。心理学、哲学、行動経済学、脳科学...多岐にわたる分野から、自分自身と向き合う術を学んでいます。
なぜなら、私が私を理解せずに息子を理解しようとするのは、到底難しいと気づいたからです。マインドをフリーな状態(平穏)にして、目の前に起きている出来事を「ただ事実」として受け入れ(受容)、自身の成長につなげていく。それが私の目標となりました。
気持ちの浮き沈みは誰にでもあります。失敗をすれば自分を責めそうになり、誰かとの別れがあれば辛い気持ちになります。でも、そのときにどんな姿勢や気持ちで自身と向き合うかが重要なのです。
捉え方が変われば、世界が変わる
皆さんも思い出してみてください。「いやだな」と感じている場面で、隣で楽しんでいる人を見かけたことはありませんか?どんな場面でも構いません。
それは、その人の「捉え方」が違うから。得意不得意ではなく、ただ現実の違った側面を見ているだけなのです。その人の「捉え方」が生きやすさを決めていくのです。
失敗を恐れず、学びへと変える勇気
多くの人が何か行動をするとき、「選択」をしています。例えば、目の前にあるご飯を箸で食べようとする。どんなイメージをしましたか?ほとんどの人が「利き手」で食べるイメージをしたのではないでしょうか。
当たり前と言われればそうですが、これも立派な「選択」です。利き手で食べることを「決めた」ということ。無意識レベルになっているだけで、行動と選択(決めること)はセットになっています。
無意識レベルであれば迷うことはありません。ただ、この無意識という領域を出てしまった選択を迫られると、人は行動できなくなってしまうことがあります。頭の中でその選択をすることが、「成功か失敗か」の二択になるときです。
でも実際は違います。発明王のトーマス・エジソンも多くの実験で失敗したことについて、「失敗したことで、1万通りのうまくいかない方法が分かった」と言っています。
つまり、「失敗=学び」なのです。
捉え方を変えれば、世界の見え方が変わる。だから、自分が緊張したり不安を感じる場面でも笑っている他者がいる。それは自分が弱いから、相手が強いからではありません。ただ少しだけ目の前の現実の違った側面を見ているだけなのです。
息子へ、そして同じ悩みを持つ皆さんへ
息子が、そして皆さんが、この「捉え方の変化」に気づくことで、少しでも心の平穏を見出せると信じています。不登校は決して恥ずべきことではありません。それは新たな自分との出会いの機会かもしれません。私たち親も、子どもと一緒に成長し、学んでいく姿勢が大切だと感じています。
困難な時期もあるでしょう。でも、一緒に乗り越えていけば、きっと新しい扉が開かれるはずです。その扉の向こうには、息子の、そして皆さんのお子さんの輝かしい未来が待っているかもしれません。一人で抱え込まず、周りの人々とつながり、支え合うことも大切です。この記事を読んでくださっている皆さんとも、こうしてつながっていると思うと心強く感じます。
日々の小さな変化や成長を見逃さず、喜びを分かち合いましょう。たとえそれが、朝少し早く起きられたことや、新しい興味を見つけたことであっても、それは大切な一歩なのです。
まとめ
- 「やりたいことを日々やること」が精神状態の安定につながると実感。
- 物事の捉え方が生きやすさを決める。同じ状況でも、人によって受け取り方が異なることを認識し、ポジティブな視点を持つことが重要。
- 行動と選択はセットであり、二択の誤りに陥らないことが大切。失敗を学びの機会と捉え、多様な視点で現実を見ることで、心の平穏を得られる可能性がある。
今日の息子への一言
「あなたはあなたのままで大切な存在です。焦らなくていい。自分のペースで、自分の道を見つけていけばいいんだよ。私たちはいつもあなたの味方だから。」
家族のことで悩まれている方、同じように不登校で悩まれている方に少しでも共感やお役に立てると幸いです。そして、一緒に一歩ずつ前に進んでいきましょう。この旅路が、いつか素晴らしい経験として振り返られる日が来ることを信じて。
それでは。。。続きはまた!
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次回も気が向くままに
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