【レイアウト】300mmミニモジュールを製作〜その2〜築堤接続モジュールとレイアウトアレンジ (original) (raw)
築堤接続モジュール
前回は「線路交換式モジュール」を製作しました。
今回は、築堤の横に設置する予定のモジュールを製作します。
<築堤接続モジュール>
平面部の情景から、高さのある築堤の情景へ接続するモジュールを製作します。
築堤との接点部は法面の高さ分高低差があります。これを考慮して地面を嵩上げします。5mmのスチレンボードを貼り付け、その上に20mmのポリスチレンフォームを貼り付けました。
上面には、厚さ1mmのグレイ成型色のプラバンを貼りました。グレーに塗装するのが面倒だったのでグレイ成型色のプラバンを使用しましたが、白いプラバンで後から塗装するのでもOKです。法面を斜めカットするためのカットラインのガイドとして、塩ビ板をカットして簡易的に貼り付けます。
プラバンとガイドの端を使って斜めにカットします。反対側も同様にカットしました。モジュールの幅が狭いので法面のカット角度が違います。側面と地面をアクリル塗料で塗りました。法面に芝生シートを、側面には津川洋行のブロック擁壁と無地の厚紙を貼りました。
両端もプラバンをや厚紙を貼っておきました。
このモジュール線路の長さは、L=300mmになります。
複線線路248mm+52mm=300mmの線路が必要になります。
62mmの複線線路をカットして52mm の線路を製作しました。ただし線路の長さはぴったりすぎると接続できなくなることがあるので余裕を持って1mm長く、53mmになるように製作しました。
樹木を作成し、地面を塗装して緑を巻いておきました。エナメルスミ入れ塗料で擁壁に汚しを入れます。
側溝と架線柱台を接着します。
樹木を固定して更に緑をふりかけて固着させました。木工ボンドを水で薄めて使用するボンド水は乾燥後に光沢感が残りますが、このシーニックセメントの乾燥後はマットな感じになるのでレイアウト製作の色んなところに使えて良い感じです。今回は線路を固定し、バラストを塗ります。水で濡らしたコテで平らに薄く整えながら塗りました。
このバラストは、ユニトラックの道床と同じ色合い、同じ粒感なので使いやすいです。
歩道や樹木の設置、ガードレールなどの設置、曲がった道路のライン貼りは苦戦しました。ラインが少し浮き上がってしまいますね。ガードレール用の穴あけもやり直して空いてしまった穴に草を生やしたりして誤魔化してます。
車を配置して完成です。
<4つのモジュールレイアウトアレンジ>
4つのモジュールができました。
築堤ガーター橋 L=310mm光る踏切 L=290mm
線路交換式:直線モジュール L=300mm
築堤接続 L=300mm
今回製作したこれらのモジュールは組み合わせによって、300mm~1200mmまでの長さに対応できるように製作してあります。エルムDCC交流会のモジュールレイアウトの長さは300mmの倍数単位(もしくは450mmの倍数単位)での長さが基準に鳴っています。
線路交換式:直線モジュールと築堤接続モジュールを単体で使用すれば、300mmのモジュールとして2つ使用できます。
組み合わせで、600mmのモジュールが2つ使用できます。900mmの組み合わせモジュールと残りの300mmのモジュールが使用できます。1200mm
すべてのモジュールを接続すれば1200mmのモジュールとして使用できます。
運転会の会場の大きさに合わせて、柔軟に対応できるモジュールが完成しました。
踏切モジュールは光るギミックの他にも脱線復旧効果があったり、線路交換式:直線モジュールは複線片渡りができたりと、今後の運転会でも自宅でも便利に使えるようになると思います。
※光る踏切製作からミニモジュール追加制作までの過程はこちら