世界中の様々な虫について知ることができる、SIRシリーズから『Monster Bugs』のご紹介 (original) (raw)
こんにちは!
お立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今回は、世界中の様々な虫について知ることができる自然科学系のLeveled Readerをご紹介させていただきます。
本について
今回ご紹介させていただくのは、Lucille Recht Pennerさんが文を、Pamela Johnsonさんがイラストを手掛けたネイティブの子ども向けLeveled Reader、『**Monster Bugs**』です。
YL 1.0~1.4程度 語数は958語 Lexile: 640L
シリーズ:Step into ReadingのStep 3 (SIR3 **)**です。
本の内容のご紹介
本書は、世界中の様々な虫、特に大きくて危険な虫について、主にアメリカの子どもたちを対象にして書かれた英語読本です。
- 卵2個分ほどの重量のあるゴリアスビートルに始まり、
- お尻から出すガスで身を守る放屁虫、
- 水中で血液を吸って養分をとるタガメ、
- 臭い匂いを出すことで身を守るカメムシ、
- 枝に擬態することで身を守るナナフシ、
- 足の刺で捕食をするカマキリ、
- 集団で敵を襲う軍隊蟻、
- 蟻を捕食する蟻地獄、
- 強力な毒を持つクロゴケグモやタランチュラ、
- イモムシに毒を注入し体を液状にして吸い取るサシガメ、
- 馬等の血を吸うウマバエ、
- その羽根で身を守るヤママユガ、
- 長い舌を持つ雀蛾、
- 身の危険を感じると毒を出すヤスデ、
- 音を出して身を守るゴキブリ等々
が紹介されています。
本書を読めば、身を守り、種を守るために独自の進化を遂げた生物の神秘や多様性を感じることと思います。
この本を通して、stink bug, tadpole, wasp, horsefly, millipede, rattlesnake, moth等の虫の名前に加え、それら虫がとる行動として、ooze, plunge, puncture等の動詞にもふれることで、教科書ではなかなか出合えない語彙を覚えたいですね。
特に虫が好きな方には、興味深く読めることと思います。
また、各ページに描かれた上手な絵を見ながら読めば、さながら図鑑のようにも読める一冊です。
気になれば、チェックしてみてくださいね!
最後に
SIR(Step into Reading)シリーズとしては、以下の本も紹介したことがあります。
(まとめ記事)
このブログでは、これまで多くの絵本、多読用図書を紹介しています。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、Happy Reading!!