シュウメイギクとホソヒラタアブ (original) (raw)

シュウメイギクとホソヒラタアブ

シュウメイギク(秋明菊)はキク科ではなく、アネモネと同じキンポウゲ科。中国が原産地で、日本へは江戸時代に渡来し、今では野生化したものがあちこちで見ることができます。秋に菊のような花を咲かせることから「秋明菊」と呼ばれるようになりました。

私たちがシュウメイギクの花びらと思っているものは、実は蕚片が変化したものです。その萼片にお馴染みのホソヒラタアブがやって来ています。

*ホソヒラタアブは薄い黄褐色で、胸の部分の背中側には銅色の美しい光沢がある。腹は地色が黄色で、各節には黒帯がある縞模様。季節によって腹部の斑紋が変わる。6本の足は全て黄色。ホバリングしながら花から花へと飛び回るハナアブ