郷土玩具の杜 (original) (raw)
入手場所:新井天神北野神社
東京都中野区新井4-14-3
TEL:03-3388-0135
今回は「東京都の郷土玩具 縁起物」をご紹介。
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この日は新井天神を訪れた。
天正年間(1573年~1592年)、新井薬師を創建した行春が菅原道真を祀る祠を建てたのが起源とされている。
ご祭神は…
菅原道真公
学問の神・文武両道の神として知られている。
江戸時代には地域の総鎮守として信仰され、現在も多くの人々に親しまれている。
境内には「新井」という地名の由来となった井戸があり、今でも使用されているそうだ。
「大鳥神社」という摂社があり、毎年11月に「酉の市」が盛大に開催されている。
参拝後、社務所に行くと「願い狐」という張り子があったので拝受した。
北野神社の境内には摂社として「稲荷神社」も鎮座しているので、ご眷属のキツネが授与されているんだね。
白狐の耳や足先には赤いアクセントが施され、顔には黒い線で目や口が描かれており、穏やかな表情をしている。
尻尾の先も黒く塗られており、全体的にバランスの取れたデザインだ。
この形の張り子は初めて見たのでウキウキして拝受したのだが…
その後、各地の社務所でも同じ形をしたキツネの張り子を見かけるようになった。
大量生産だと思うと、自ずと気持ちが冷めてくるのは否めない。
逆に「この神社にしか無い」という授与品を手に入れると特別な喜びを感じる。
神社の歴史に関わっている独自の授与品は、その神社の魅力を引き立ててくれる。
入手日:2022年1月2日
掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
関連リンク→東京都の郷土玩具一覧
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入手場所:十番稲荷神社ほか
東京都港区麻布十番1-4-6
TEL:03-3583-6250
今回は「東京都の郷土玩具 縁起物」をご紹介。
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港七福神(みなとしちふくじん)は、東京都港区にある6社2寺をめぐる七福神巡り。
一般的な七福神に「宝船」のみを祀る十番稲荷神社を加えて8寺社を巡る事になる。
この巡拝では、東京タワーや六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、麻布十番商店街などの観光名所に立ち寄ることができ、巡拝者にとって楽しみの1つとなっている。
この年、各社寺で授与されていたのは繭玉に七福神の顔が描かれた「七福神 福まゆ守根付け」だった。
同封の栞によると…
古来、繭は、財を生む絹を産するために、金銀財宝の財を産み富裕富貴となる故に、
福を招く物として大切にされておりました。
天の虫である蚕が、天空を舞い踊る白い蝶となるまで、吉祥の道開き、花開くまで繭は母の如くに育みます。
この「福まゆ守」のご加護によって萬福紹運が成就いたします。
と書かれていた。
港七福神巡りは、気軽に立ち寄れるパワースポットとして親しまれている。
真っ白い繭玉に描かれた七福神を絵は表情豊かで幸せを運んでくれそうな姿が特徴的だ。
港七福神は以下の通り…
十番稲荷神社(宝船)
宝珠院(弁財天)
熊野神社(恵比寿)
大法寺(大黒天)
氷川神社(毘沙門天)
櫻田神社(寿老人)
天祖神社(福禄寿)
久国神社(布袋尊)
入手日:2003年1月2日
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入手場所:宇和島市観光情報センター シロシタ
愛媛県宇和島市丸之内5-1-41
TEL:0895-49-57001
今回は愛媛県の郷土玩具(縁起物)をご紹介。
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JR松山駅の近くでレンタカーを借り、最初に訪れたのが宇和島城。
現存12天守の1つだが、松山城とは違いリフトやロープウェイが無いので自力で登らなければならない。
真夏日だったので暑さと急坂で体力を消耗、汗だくでハァハァしながら「宇和島市観光情報センター シロシタ」に入館した。
宇和島城の下に位置しているので「シロシタ」なのであろうか?
「シロシタ」は観光案内やイベント情報の提供、宇和島市や周辺地域のパンフレットが設置。
宇和島の郷土民芸品や特産品、宇和島城・伊達家にまつわるグッズの販売も行っている。
郷土玩具ファンにとって宇和島といったら「牛鬼(ブーヤレ)」であろう。
牛鬼(うしおに)は宇和島市の伝統的な祭り「うわじま牛鬼まつり」に登場する巨大な山車。
鬼のような顔に長い首、赤い布やシュロで覆われた牛の胴体、剣のような尻尾を持つ独特の姿をしている。
この祭りは毎年7月22日から24日にかけて開催。
牛鬼が市内を練り歩き、家々に首を突っ込んで悪魔払いをする祭りだ(人生で一度は見てみたいと思っている)
購入したのは木彫りの牛鬼(ブーヤレ)
色鮮やかな木製の牛鬼は緑の上半身と赤を基調とした下半身に分かれている。
パカッと大きく口を開けた牛鬼。
鋭い眼光のようで可愛らしさも感じられる独特な表情が印象的。
宇和島の風土と文化を感じることができる「牛鬼(ブーヤレ)」は貴重な郷土玩具だと思う。
約30年前、宇和島を訪れた時には張り子製の牛鬼があったけど、その姿はシロシタには無かった。
入手日:2024年9月14日
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入手場所:圓満寺
愛媛県松山市道後湯月町4-49
TEL:089-946-1774
今回は「愛媛県の郷土玩具 縁起物」をご紹介。
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道後温泉駅から「ハイカラ通り」を進み、道後温泉本館の横の道を登って行くと左側に見えるのが「圓満寺」
圓満寺は弘仁3年(812年)、奈良時代の高名な僧・行基によって建立されたと伝えられている。
ご本尊は阿弥陀如来。
本堂の手前には一丈二尺(3.67m)の大きな白塗りの地蔵尊があり、これも行基の作とされている。
1855年の安政の大地震で道後温泉の湯が止まった際、この地蔵尊に祈願したところ再び湯が湧き出たことから「湯の大地蔵尊」と呼ばれるようになった。
慈悲深い表情をした「湯の大地蔵尊」は静かで落ち着き、神秘的な雰囲気が漂っている。
温泉のお陰なのか?
きれいな肌色をした地蔵は初めて見た。
圓満寺には恋愛成就や良縁を願うためのカラフルな「お結び玉」が奉納されている。
この「お結び玉」は道後温泉のシンボルマークである「湯玉」をモチーフにしたもので、地元の方々がちりめんなどの和服地を使って手作りしているそうだ。
「湯の大地蔵尊」の前には数多くの“お結び玉”が用意されている。
カラフルで可愛いデザイン、お手玉のような形状とレトロな和柄が特徴で見ているだけでも華やかな気分になる。
【お結び玉祈願】
古より道後温泉とゆかりの深い
圓満寺の湯の大地蔵尊を
ご住職と共にご供養することにより
みなさまの繫栄としあわせが
道後温泉のお湯のごとく
こんこんと湧き絶えることのないように
心からの湯の大地蔵尊をたたえ
清らかな心でお祈りをいたしましょう。
【祈願の手順】
堂内の箱にお金を入れ、湯の大地蔵尊の前に置かれているお結び玉を1つ手に取ります。
湯の大地蔵尊と同じようにお結び玉を左手の上に乗せて、一心にお願いごとをします。
お願いごとが終わったら、お結び玉は境内に結びます。お守りとして持ち帰っても大丈夫です。
お地蔵さまの前に置かれたお札を1枚だけ持ち帰ります。お守りとして持ち歩きます。
願いが叶ったらお礼参りの際にお札を返納します。
色とりどりのお結び玉が境内に結びつけられた圓満寺。
道後温泉のフォトジェニックなスポットとしても若い女性から人気を博している。
入手日:2024年9月13日
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入手場所:今治屋
愛媛県松山市道後湯之町6-16
TEL:089-921-6073
今回は「愛媛県の郷土玩具 縁起物」をご紹介。
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松山城を見学した後は市内電車に乗り道後温泉駅を訪れた。
さっそく駅前にある「道後ハイカラ通り」という商店街を散策。
ハイカラ通りは道後温泉駅から道後温泉本館まで続く約250メートルのL字型アーケードで、観光客向けのお土産店や飲食店が軒を連ねている。
ハイカラ通りを進むと右側に「今治屋」という老舗の土産物店があった。
今治屋は松山特産の絣や和柄の製品を取り扱う店で、姫だるまや姫手まり、地酒、今治タオルなど愛媛県を代表とする特産品が豊富に揃っている。
ちなみに「今治屋」は「いまばりや」ではなく「いまはるや」だった(看板のローマ字で判明)
ショーケースには大小さまざまな「松山姫だるまが」並んでいる。
そんな中、五代目両村さんが作られた松山姫だるま5号を購入。
日本各地に“だるま”はあるが、殆どが男だるまだ。
それもそのはず、元々“だるま”は禅宗の開祖である達磨大師をモデルにしたもので、鋭い眼光でヒゲを生やした男性の姿をしている。
駄菓子菓子!
松山姫だるまは、赤い着物を纏った女性らしい優雅な姿の女だるま。
黒髪と赤い唇が印象的、全体的に柔らかい色合いと細やかな装飾が施されている。
この姫だるまの誕生については諸説あるそうだが、神功皇后が道後温泉でご懐妊されたことを模して作られたのが有力のようだ。
松山姫だるまは松山の伝統と美しさを兼ね備えた素晴らしい工芸品だと思う。
入手日:2024年9月13日
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