【ひとりごと】本棚の整理をしていたら再読したくなった本 (original) (raw)

最近、本がなかなか読み終わらないため、ブログ更新がご無沙汰になっていました。(もともと頻繁には更新しませんが)

というのも、先日、本棚にある不要な本を処分しなければと確認していると、なんと京極夏彦さんの百鬼夜行シリーズが出てきて、再読しているからなのです。

百鬼夜行シリーズ 文庫本で分厚いです

すっかりこの存在を忘れていたので、続編を調べてみると、昨年シリーズ第10作目が出ているのですね。知りませんでした。

すると途端に再読したくなって、もう一か月ほど読んでいるのですが、まだまだ4作目が終わったばかり。まだまだかかりそうです。

皆さんも当然ご存知だと思いますが、この本、文庫本でとても分厚いのです。1,300頁を超えるシリーズが数冊あります。

戦後の日本を舞台としたミステリで、妖怪は出てこないけど奇怪な事件を古書店を営む傍ら、神主の副業を持つ「京極堂」こと中禅寺秋彦が、拒否しながらも満を持して登場し解決していくストーリー。

解決に至るまでの京極堂によるウンチクがたまりません。そして、彼を取り巻く登場人物・作家や探偵、刑事、編集者など、軍隊時代からの繋がりがあったりと、それぞれ個性豊かで物語を盛り上げおもしろい。かなりの長編なのに退屈しません。

そんなことでブログの更新は、もうしばらく間隔が長くなると思いますが、皆さんのブログには変わりなくお邪魔させていただきますので、よろしくお願いいたします。

鵼の碑 (講談社ノベルス)