兵庫県知事選挙:何があったのか (original) (raw)

兵庫県知事選で斉藤氏当選.これまでの選挙の常識が覆された瞬間である.もはや選挙戦の首座はSNSへ移行したと言える.これは石丸現象から分かっていたことではある.

それにしても,なにがあったのだろうか.なにがどうしてこうなったのだろう.ひとつには片山副知事からの「不倫」発現に記者クラブの記者がつめよって撤回させたということ.これ30万再生されている.https://www.youtube.com/live/dk6G896LhPw?si=JdQ62Dw9G33gnrBjさらに,これを立花孝史氏が解説し,これ70万再生されている.https://youtu.be/0CP58qiOZIc?si=lvi7ZlCP4my0_uvI

そこで,やはり,既得権益,すなわちマスメディアからの圧力がそうとうかかっていたといわんばかりであった.その新聞記者の名前を特定し,「マスゴミ」態度を非難している.そして,この録音がどこから、出たのか。こらは先の動画によると,マスメディアの中の方から,これはいかがなものか・・・ということで,リークしたということである.まあ,彼等がいうにはこれこそ「内部通報」であるということ.なかなか難しい問題.むしろ,片山副知事=齊藤知事側への圧力,情報操作があったという,あるいは恣意的な雰囲気であったということ,片山副知事,後ろには弁護士も付いている.大手メディアは何様のつもりか,ということでこれがいっそう有権者への影響があった様子である.https://youtu.be/AcHukuvM-so?si=2BelVX6QUyqpMqnl

われわれの兵庫県知事に関するいろいろな情報は偏りがあったのか.いや,そういうことではないであろう.SNSしか観ない若い人達にとっては,一度一つの対立構造,つまり既得権益vsそれに闘う人という構図ができてしまえば,それを覆すのは容易ではないということだ.対立の女性候補が既得権の代表とされたこと,外国人参政権を認めているとか,県庁建て替える予定とかおおよそ本人でさえ仰天するような内容が拡散された.いちど拡散されると,もはやどうしようもない,ネット上で拡散してしまったはもはや取り返しがつかない,ということだ.最後はこの人にまとめてもらうことしかない

基本私はSNSはやっていない.学術情報を集めているのみで使用している.良い論文や知見あればリポストしてあとで勉強するだけに利用しているが.SNSをやっているか,やっていないか.もはやSNSの時代なのであろう.たしかに,カエサルの言葉「人は自分が聞きたいと思っていることしか聞くことできない」ということがあり,立花孝史氏もおなじような事を言っている.リアルな方であるが,なかなか精緻でかつ不気味悪い方である.