読書日記 (original) (raw)

難問の多い料理店 (集英社文芸単行本)

あらすじ

デリバリー配達によってのみ運営れされているレストランは各席が全くない

奇異なことにそのレストランには料理の種類により30余りの名前がついている

中華、餃子専門店、和食店、フレンチレストラン、ラーメン店などの店名だ

シェフは1人

わかりやすく言えば30余りの店舗を1人で運営しているということだ

若そうだが年齢は分からない

鼻筋が通って入りかなりハンサムだ

一人であらゆる料理を作ってデリバリー配達員に渡す

ただ本業はこのレストランのシェフだが、副業として探偵業もやっている

これは関係者以外秘密

秘密を破ると死が待っているという

深夜男性が自動車に牽かれ死亡した

ただこの男は左指2本、小指と中指が欠損している

この事故によるものはなく以前からのようだ

身元が割れ、夫人が駆けつける

この事故後に分かった夫婦の関係の裏に若い女性があった

指欠損の理由と夫婦に何があったのか

妻はシェフに指が欠損していた理由の調査を依頼した

読後感想

これもかなりの難問

指2本欠損していたのは自ら起こしたことだった

そして妻はいわゆる鬼妻

夫は週に1度、気持ちを癒やすため、あるバーで女性と密会していたが、決して浮気などではなく女性も癒やされるため逢瀬していた

夫がわざと指欠損したわけとは・・・

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難問の多い料理店 (集英社文芸単行本)

あらすじ

デリバリー配達によってのみ運営れされているレストランは各席が全くない

奇異なことにそのレストランには料理の種類により30余りの名前がついている

中華、餃子専門店、和食店、フレンチレストラン、ラーメン店などの店名だ

シェフは1人

わかりやすく言えば30余りの店舗を1人で運営しているということだ

若そうだが年齢は分からない

鼻筋が通って入りかなりハンサムだ

一人であらゆる料理を作ってデリバリー配達員に渡す

ただ本業はこのレストランのシェフだが、副業として探偵業もやっている

これは関係者以外秘密

秘密を破ると死が待っているという

注文を受け1人のデリバリー配達員が店舗に着いた

始めにこのレストランには30余りの店舗名が書かれているのに驚いた

配達員は時々シェフから配達先への追加注文を出す

例えばUSBメモリー1個で1万円など

その仕事にありつけるどうかは注文をスマホで受信したときの運だ

シェフが探偵業の仕事を引き受けるときの合い言葉をメニューに入れておく

今回は「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ」価格50万円

ある木造アパート2階で火の不始末から燃え上がり、2階から1階まで類焼しそうだ

その時若い女が燃えさかる中を火元の梶山涼馬の部屋に突入していった

後に現場検証したらその部屋から女性の焼死体が発見された

一体なぜ火事の中を入って行ったのか

依頼者梶山なる40代か50代の男性

息子梶山涼馬のすむアパートが全焼した

その梶山の部屋から女性の焼死体が発見された

息子らしい大学生はパンツのみ身につけこのアパートの住民避難を呼びかけた

警察なら失火事故とをして片付けてしまい事件にはならないという

梶山はその焼死体は誰なのか、自分の息子はどうなったのか調査して欲しいとのこと

読後感想

荒唐無稽な謎解きだった

焼死体と梶山の息子との関係

火中に火元の部屋に入った女性は何者か

答えは読んでからのお楽しみ

ちなみにこの料理の作り方などは掲載されていない

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難問の多い料理店 (集英社文芸単行本)

あらすじ

『#真相をお話しします』で大ブレイクした結城真一郎が仕掛ける、
笑いあり・驚きあり・そして怖さあり……な、新時代ミステリ、ここに爆誕!!
――どなたもどうかお読みください。決してご遠慮はありません。
こんなミステリを、私たちはずっと待っていた!!

ビーバーイーツ配達員として日銭を稼ぐ大学生の僕は、注文を受けて向かった怪しげなレストランで、オーナーシェフと出会う。
彼は虚空のような暗い瞳で、「お願いがあるんだけど。報酬は1万円」と、噓みたいな儲け話を提案し、あろうことか僕はそれに乗ってしまった。
そうして多額の報酬を貰っているうちに、僕はあることに気づく。
どうやらこの店は「ある手法」で探偵業も担っているらしいと。
不自然な焼死体が出たアパート火災、空室に届き続ける置き配、 謎の言葉を残して捕まった空き巣犯、なぜか指が二本欠損した状態の轢死体……。
オーナーは、配達員に情報を運ばせることで、どんな難問も華麗に解いてしまう。
そして、配達員にこう伝えるのだ。
――「もし口外したら、命はない」

お知ら

本書は6編の短編集だ

ひとつひとつに出版社からのあらすじは提示されていない

よって今回も僕があらすじを書く

文才の無さは始めにお詫びする

デリバリー配達によってのみ運営れされているレストランは各席が全くない

奇異なことにそのレストランには料理の種類により30余りの名前がついている

中華、餃子専門店、和食店、フレンチレストラン、ラーメン店などの店名だ

シェフは1人

わかりやすく言えば30余りの店舗を1人で運営しているということだ

若そうだが年齢は分からない

鼻筋が通って入りかなりハンサムだ

一人であらゆる料理を作ってデリバリー配達員に渡す

ただ本業はこのレストランのシェフだが 副業として探偵業もやっているがこれは関係者以外秘密

秘密を破ると死が待っているという

この太字部分は各編共通なのであらすじにコピーして掲載する

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年1時間で億になる投資の正解 (新潮新書 1062)

あらすじ

いままで何を悩んでたんだ?」
「将来の心配がなくなった」
「そうだったのか、という気づきがゴロゴロ」etcetc……驚愕と賞賛の声、続々。
投資のイロハから”答え合わせ”まで――
カナダ発の世界的ベストセラー、日本上陸!

橘玲氏(作家、『言ってはいけない』著者)
水瀬ケンイチ氏(会社員/ブロガー、『ほったらかし投資術』共著者)
山口真由氏(ニューヨーク州弁護士、元財務官僚)
――絶賛!

投資にリスクはつきもの。だが、投資しないのはもっとリスクだ――そう著者は説きます。それは
なぜか? 数ある投資術に「正解」などあるのか? 受賞歴のある金融ジャーナリストで、大手紙
記者である著者自身の体験と、著名投資家や金融機関への長年の取材、膨大な公開データから本書
が導き出すのは“最強の指標”の存在。その指標が指し示す“最強の投資法”は果たして「投資の正解」なのか?
“投資の神様”バフェットが妻に遺言した金融商品とは? 個別銘柄か、インデックスか? 市場
の暴落にはどう対処すればいいのか? 「これでよかったのか!」と投資に対する心構えまでが
ストンと腹落ちする目からウロコの一冊です。
巻末には日本版オリジナルの「投資の10カ条」を収録。年1時間の運用チェックでやがて資産が億
になる、荒唐無稽でも暴論でもないシンプルかつ現実的な「投資の最適解」。

読後感想

インデックス投資を薦める本は米国発の本に多い

それだけ株投資の歴史を刻んで見極めたスタイルなんだと思う

個別株に投資すると一喜一憂し、僕も心の疲れを招いた

インデックスは世の中の流れに沿って資本主義の世界が無くならない限り前に進む

ただ30〜40年後は脱炭素が進まない限り、資本主義は別の方向に行くだろう

石化エネルギーを使わず、小集団で生計を営む社会になるのでは無いかと思っている

その頃僕はあの世で見守っている

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北朝鮮に出勤します―開城工業団地で働いた一年間

あらすじ

毎週月曜の朝、ソウル市内でバスに乗り込み、軍事境界線を越えて北朝鮮に出勤。
平日は北の職員たちと“格闘”し、週末は韓国に戻る。

南北経済協力事業で北朝鮮に造成された開城(ケソン)工業団地。
20代の韓国人女性が開城で経験した特別な1年間と、北の人々のありのままの素顔を綴ったノンフィクション。

〈ソウルから一時間ほどの距離なのに――。
彼女たちの苦労は、私の祖母の世代の苦労と変わらないと思った。でも、彼女の年齢は二三歳だった。
生きていれば一〇〇歳を超えている祖母が二三歳だった頃の日常が、私の目の前にいる若い母親の日常だった。〉

〈北の人はほとんどの場合、一人だけでいるときは純朴そうに笑いながら頭を下げてあいさつし、二人以上になると目を伏せて無表情で通り過ぎる。それを知ってからは、傷つくこともなくなった。この体制の中で共和国の規定に背けば、南で想像できるような懲戒とは次元の異なる処罰が与えられるだろう。そんな状況に南の人も北の人も傷つくことのない日がきてほしい。誰がそばにいようと心から歓迎し、笑うこともできる自由が早くやってくることを願う。――――本文より〉

読後感想

開城工業団地金大中金日成との会談で実現した工業団地で北朝鮮内にあった

ただ北朝鮮が原爆実験を行ったことに対して韓国が抗議したことから北朝鮮側の一方的な通告で廃止になった

これは著者がそこで働いている韓国人のための食堂のチーフに応募して採用されて働いた体験だ

著者の下に付く従業員は班長と数名の女性

北朝鮮人は韓国人と1対1で話してはならぬ

韓国人は入退去時に持ち物検査がある

など様々な規制がある

北朝鮮人は

自国の自慢をしたがる

目を付けていないと食材を盗むことがある

食事会などの時に出された料理などはほとんど家に持ち帰る

北朝鮮のマスコミから韓国の嫌なニュースを吹聴されている

韓国に対してはどんな国なのかかなり興味があるが公には著者(韓国人)には聞けない

韓国製品は粗悪だと言っていながら、韓国人が捨てた化粧品等を使いたがる

この理由として

これは自分のためというより子供、夫に良い食事をさせたいから

韓国より北朝鮮が豊かな国と思われたくない

製品は韓国製の方が良品だ内心では思っている

著者も当初は北朝鮮人の態度に、いらつく場面はあったが、この国の体制に成せる行動なんだと思うと落ち着いて働けた

北朝鮮人は内心は純朴でありながら外(韓国)に向かっては攻撃的になる

あのリーダーの行動と似たようなものだ

つくづく僕はあの星の下に生まれなくて良かったと思う

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奪還―日本人難民6万人を救った男―

あらすじ

頭脳と度胸で38度線を突破し、「集団脱出工作」を成功させたのは、
名もなき“アウトサイダー”だった――

太平洋戦争の敗戦で朝鮮半島北部の邦人は難民に。

飢餓や伝染病で斃れゆく老若男女の前に忽然と現れ、ソ連軍の監視をかいくぐり、
母国へと導く男―― 彼はかつて国家から断罪されたアウトサイダーだった。

時間も資金も情報もない中で、頭脳と度胸を駆使した決死の闘いが始まる。
見返りを求めない「究極の利他」が胸を打つ実話。

■「はじめに」より抜粋
松村は当時、三十四歳という若さであり、一介の民間人に過ぎなかった。しかも戦前には、治安当局の弾圧に遭い、世間からは「アカ」と白眼視された〝アウトサイダー〟だった。
そんな人物がなぜ、敗戦によって日本が国家としての主権を失い無力だった状況で、在留邦人を引き揚げさせるために身を賭したのか――。

読後感想

無名の英雄だった

満洲からの引き揚げ者の過酷さは山崎豊子原作「大地の子」をNHKドラマで見たが、北朝鮮居住者も同様

食糧不足、チフス等病気の蔓延等で帰国に至らず亡くなった方も多かった

その中で労働運動から共産主義者と言われた男が何の報いも受けず、身を投げ打って、終戦時の北朝鮮居住者を鉄道より陸路より舟より南朝鮮目指して帰路を探し続けた

松村義士男は当時北朝鮮の支店があった旧松村組の労務者であった

朝鮮語、ロシア語を理解し、共産主義に共鳴していたことから敵国人とも会話が可能であり、友人も多かったことが幸いした

八面六臂の活躍で多くの日本人を帰国させ、最後の帰還船で日本に帰国した

その働きたるや、目頭を覆わんばかり

死を省みない労苦は言葉には言い尽くせないものがあった

ただ彼の娘は父親の行動について何も知らされじまいだったという

50代にて大阪で脳溢血で倒れ、直前に娘も会いにいったが意思疎通もできない状態だった

当時はこのような英雄が何人もいて、多くの帰還者を助けたという

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石橋湛山を語る いまよみがえる保守本流の真髄 (集英社新書)

あらすじ

世襲、裏金、カルトとの癒着、経済失政、そして、アメリカに何もものが言えない自民党政治
この自民党の源流は岸信介・清和会にあると言える。
しかし戦後、岸やGHQとも一線を画す、保守本流の源流となった政治家がいた。石橋湛山
その湛山に今、国内外から注目が集まっている。
そこで湛山の孫弟子である元衆議院議員田中秀征と、湛山に関する著作もある評論家の佐高信が、彼の思想や真髄を語り、日本政治に必要な保守本流の考え方、政治家像、日本はこの先世界でどうふるまって行くべきかという改革の方向性を語り尽くす。

読後感想

総理大臣在任65日間という短命だったが多くの足跡を残したと思う

僕の生まれる前だったのでもちろん記憶には無い

この本を読み始めたのは1ヶ月近く前の日経新聞日曜版の欄に彼の特集ページが掲載されたからだ

元々東洋経済社長として第二次世界大戦前から日本は4島を中心とする国家で域外で他国に侵略したり属国化したりせず小日本(4島、沖縄を中心とする国)で知恵を絞り国内産業を育成しながら発展すべきだという論を持ち、軍部とは対立していた

また戦後DHQに対しても米軍支配下に置かず独立制を持つべきだということが、マッカーサーの逆鱗に触れ投獄された

戦争に賛成していた岸信介A級戦犯から解放されたのに対し、石橋湛山は上記の通り戦争に反対しながら投獄されたのはマッカーサーの大きな過ちだと思う

本書を読むと保守本流の石橋に対して岸は自民党本流というか、党を守るだけに汲々としてた政治家に思う

なんと石破総理も当時石橋湛山を尊敬する議員仲間だったという

総選挙で敗退し大衆迎合的な政治に陥らず自らの信念を生かして欲しい

今、石橋湛山の政治を研究する議員団が与野党を含めた超党派で学んでおり盛況だといういう

本書でも田中秀征氏語っていたが以下の文を肝に銘じたい

「いまの政治家諸君をみていちばん痛感するのは、『自分』が欠けているという点である。『自分』とはみずからの信念だ。自分の信ずるところに従って行動するというだいじな点を忘れ、まるで他人の道具になりさがってしまっている人が多い。政治の堕落といわれるものの大部分は、これに起因すると思う。」(「週刊東洋経済」昭和42年2月11日号「時言」)

日本が向かうべき方向を見失うことないよう本書を一読していただきたい

僕は政党支持は保守か革新かと聞かれれば革新と答えるが、そのひとつには真の保守政治を学んでいない議員が多いからだ

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