ミンダッ町の逮捕者を盾にして、国軍が町内へ進軍 (original) (raw)

ミャンマー語ニュース翻訳ブログ

2021年2月1日のクーデタにより軍政支配が再び始まったミャンマーについて、現地語ニュースやSNSなどでの投稿を日本語で紹介していきます。現地の人たちや現地メディアが何をどう伝えているのか、少しでも多くの人に伝わることを願っています。(ブログ管理者はミャンマーの歴史・マイノリティの人びとについて大学で教えたり研究したりしています。)

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ミンダッ町の逮捕者を盾にして、国軍が町内へ進軍

2021.5.15.

5月15日午後、ミンダッ村への銃撃が始まり、軍評議会が逮捕した若者数名を盾にしながらミンダッ町へ進軍してきたと、住民が証言した。逮捕された市民15名を先頭に立たせ、国軍兵士らが武器を構え後ろから付いてくることで、町内へ侵入したことがわかった。

同日朝から、ミンダッ町西部で国軍が部隊を配置し、ミンダッ村へ小火器・重火器で射撃を行ったと住民が述べた。国軍は、昨日までに、ヘリコプターを用いてミンダッ町に拠点をおく第274歩兵部隊へ武器を輸送していた。

国軍とミンダッ市民警備隊との間で戦闘は激化しており、国軍側が痛手を負ったことから、このように重火器を用いて不当な銃撃を行っている。