カルメンみたい!ヤマガラ (original) (raw)

カルメンみたい!ヤマガラ

今日は、エゴノキの実を食べるヤマガラをジックリと観察しました。少し前にも紹介しましたが、再度の登場です。下の写真、薔薇の花をくわえたカルメンみたいでしょ。可愛すぎる!

ところで、原作でカルメンがくわえているのは薔薇ではないそうですよ。さいたま市図書館のサイトに「『カルメン』はフランスの作家プロスペル・メリメが1845年に発表した小説です。この小説では、ジプシーの女カルメンが口にくわえるのは、赤いバラではなくフランス語で「カシー」と呼ばれる黄色いアカシアの花なのです。」と書いてありました。映画で取り上げたときに、見栄えをよくするために赤い薔薇に変えてしまったようです。

バラのまちだより No.19 - さいたま市図書館

果肉を取り除いて、中の種子を取り出したヤマガラです。なんか嬉しそう。

種子を両足に器用に挟んで、嘴で突きます。周りにコンコンコンという大きな音が響きます。ちょっとキツツキみたい。種子が割れたら、中の胚乳を美味しそうに食べていました。