露 天神社(お初天神) (original) (raw)
たけちゃんの「大阪のまち日記【番外&実地編】JR大阪駅前でお初天神の役太鼓&獅子舞を見よう!!」の帰り、「露天神社(お初天神)」に参拝して帰ります。
社伝によると、大阪湾に浮かぶ小島の一つであった現在の地に「住吉須牟地曽根ノ神」を祀り御鎮座されたのが創始と言われ「難波八十島祭」旧跡の一社で、創建年代の詳細は不明ですが、「難波八十島祭」が850年にまで遡れ当社の起源もその頃と推察されます。
祭神は大己貴大神、少彦名大神、天照皇大神、豊受姫大神、菅原道真の五柱の神が祀られています。
社名の由来は、901年 菅原道真公が筑紫へ左遷配流される途中、福島に船泊まりされた折、太融寺に参拝する道すがらこの地で詠まれた「露と散る 涙に袖は 朽ちにけり 都のことを 思い出ずれば」に因るという故事が定説に成っていますが諸説有るようです。
当天神社の通称「お初天神」の由来でも有る、堂島新地の遊女「お初」と平野町醤油屋手代「徳兵衛」の天神ノ森での心中事件に題材をとった近松門左衛門の人形浄瑠璃「曽根崎心中」の舞台として有名な天神社ですが、私は江戸時代には低湿地だったと思われる曽根崎に天神ノ森なんて存在したのかなんて少し疑問に感じていて、心中の舞台は少し西に位置する福島天満宮の天神ノ森ではなかったかと考えますが如何でしょうか。
梅新第1生命ビルから露天神社。
由緒書き。
露天神社拝殿。
露天神社の絵馬。
「恋人の聖地」だそうです。
「曽根崎心中」お初・徳兵衛の像。
開運稲荷社。
社務所。
獅子頭が飾られていました。
夏祭の間だけでしょうか。
露天神の露の井。
浪花七名水の一つ、現在では地下鉄工事他の影響か水位が低下していて使用できません。
由緒書き。
露天神社鳥居前の「たぬき」。
ランチメニューでカレー200円とうどん100円が有りますが、今回もカレー売り切れ。
このお店は、機会が有ればレポートします。