【映画】『ナポレオン』【評価と感想】 (original) (raw)
あまりかぜです。
有名な”白馬にまたがるボナパルト”に描かれているナポレオンは全くの別人だそうです。
感想は基本的にネタバレです。
■オススメ度
△ です。
☆: 是非とも劇場へ。傑作
◎: できれば大画面で
◯: 映画ファンなら見る価値あり
△: 無理して見なくてもヨシ
■感想
アップル提供のTVシリーズの総集編だと言われたら納得してしまいそうです。
そもそもフランスの歴史をアメリカ人とイギリス人監督が再現しているので、違和感はかなりあります。当のフランス人はどう思っているのでしょうね
ナポレオンの最期の言葉は「フランス、陸軍、ジョゼフィーヌ」だそうですが、その言葉どおりの映画でした。というか、それだけでした。
あまりVFXに頼っていないであろう戦闘シーンは壮観ですが、そこは見どころじゃなくて、結局ナポレオンとジョゼフィーヌの2人が中心のお話でした。
一人の女を愛する男を描くことで、英雄と呼ばれた男とのギャップを見せたかったのでしょうか。
彼がなぜ英雄なのか、なぜ皇帝にまでなれたのか、どれほど国民たちに愛されたのかとかは全く解らないまま。
映画の中盤以降は、とにかく駆け足なので出てくるエピソードもほとんど消化できないまま。登場人物も誰が誰なのか理解できないまま。ジョゼフィーヌの連れ子はどこいったんでしょう。
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