世界最大の天然アスファルトの湖「 トリニダード・ピッチレイク」 (original) (raw)

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カリブ海の小アンティル諸島南部に位置するトリニダード・トバゴ共和国、トリニダード島ラ・ブレアには、世界最大の天然アスファルト湖「ピッチレイク」が存在する。直径約700メートル、深さ75メートルのこの湖は、水じゃなくアスファルトでできているので、その上を人が歩くことができるんだ。歩くことができても、一部ぬかるんだ部分もあり、ズブっとそこに引き込まれると這い上がれなくなることもあるので大変危険なんだそうだ。

ソース:Asphalt Lake in Trinidad (18 pics)

ウィキペディアによると、湖の成因は地質学的に、深部の断層を通って地表に現れた石油の軽質分が蒸発し、重いアスファルトが残ったと説明される。原住民の伝説では、戦いに勝った部族が先祖の精神が宿るハチドリを食べてしまったことで神が怒り、地面から汚いピッチを噴出させ、村を飲み込ませたと言う。湖からはマンモスなど先史時代の動物遺骸が見つかり、巨大なナマケモノの牙と考えられていた。

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ここのアスファルトは接着剤など、特殊な用途に優れた特性があって、採掘して輸出されている。毎年、掘っただけ湧き上がってきて元通りになるそうだ。埋蔵量は1千万トンくらいで400年間は保つと言われている。

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ちょっと楽しそうだな

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動画:ピッチレイク観光

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