【ゲーム制作の沼地】現実逃避でフィレオフィッシュバーガー作ってみた。 (original) (raw)

M子
2024年9月。当ブログ管理人は、昨年初めて自主制作したミステリーノベルゲーム『名探偵T中の事件簿』が意外と好評だったことに味をしめ、次はさらなる超大作を仕上げようと、仕事以外の全ての時間をゲーム制作に捧げる日々を送っているのであった。

T中
あーん、スクリプト組むのしんどすぎぃ。bgm制作もつらすぎぃ。いつまで経っても作業が終わらないよー。

K林教授
早くイラスト描かなきゃ、あのシーンの一枚絵も描かなきゃ。終わらない、作業が永遠に終わらないよぉ。

M子
しかし、進捗はご覧の通り、制作自体は進んでいるもの、いかんせん作っているものが超大作すぎて作業が終わらない。シナリオはすでに完結済みだがプログラム、イラスト、音楽、すべてをハンドメイドで仕上げているため、進捗は全体の6割程度。

T中
ぴえええ。もうだめだぁぁぁ。やることが多すぎるぅ。

K林教授
どぼぼぼぼ。どぼぼぼぼぼぼぼぼ。

M子
すり減ってゆく精神。半年以上放置されるブログ。なのに自己顕示欲だけは着々と高まってゆく日々。早くゲームを公開したいが作業が膨大過ぎてやってもやっても終わらない。そう、ここは同人ゲーム制作の沼地。

M子
しかし、そんな沼地に沈みゆく我々K林なんでもゼミナールゲーム制作部に、一筋の光が!

K林教授
そうだ! T中君! あれをしよう!

T中
なにぃ?! アレをするですって?! ナイスアイデアじゃないですか!

M子
そして、我々は決断を下す。

K林教授
よし! フィレオフィッシュを作って食べよう!

T中
それいいすね! 前から自作してみたかったんすよねぇ!

M子
こうして我々は、ゲーム制作を一時中断し、フィレオフィッシュ自作に踏み切るのであった。作り方も知らないのに……

K林教授
詳しくは続きを読むをクリック。

K林教授
さてゲーム制作の息抜きにと始まりましたフィレオフィッシュ制作ですが、まずはこのために厳選した食材達を紹介したいと思います。

M子
はーい、最高のフィレオフィッシュを期待でーす。ちゃっちゃと作って早くゲーム制作に戻りましょーう。

T中
てってれーん。食材はこちら。最高級食材でございまーす。

↑食材たちの写真。バンズは近所のスーパーでは中々見つからず、最悪パンケーキをバンズにしてしまおうと思って10枚入りのパンケーキを購入。なお今回はLチキ用のバンズが見つかりましたので、パンケーキをはバンズとして使用せず、普通におやつとして食べました。美味しかったです。

K林教授
食材は右から順に各種バンズ、お魚さん達、揚げ物用の粉、たまごなどなどである。

T中
いやー、良い魚を揃えましたねー。フィレオフィッシュになるのが楽しみですよー

M子
え、えーと。教授、T中君、素晴らしい食材が揃っていると思うのですが、このお魚はお刺身用では……?

K林教授
え? そうだけど? 何か問題が……?

T中
何も問題ないですよね。だって我々はフィレオフィッシュのフライがなんの魚から出来てるのかも知りませんし。魚を揚げてパンに挟めばフィレオフィッシュバーガーになると思ってますし。

M子
いや、いやいやいや! 多分魚を揚げるだけではフィレオフィッシュにはならないぞ! フィレオフィッシュには専用の魚があるだろうし! 少なくともお刺身用のお魚ではないだろうし!

K林教授
えー、実は当ブログ管理人、人生で揚げ物するのは初挑戦であります。最悪失敗して生焼けでも食べれるってお刺身が健康上もっとも安全だと思っての、お刺身チョイスでございます。

M子
いやそれは合理的な理由だけども! お刺身の揚げ物なら生焼けでも食べれますけども! でも、そもそもお刺身を揚げ物にしてパンに挟めばフィレオフィッシュを名乗れるんですか?!

T中
大丈夫っすよー! 刺身を揚げてパンに挟めばフィレオフィッシュになりますよー! てゆうか、なんか最近お刺身の短冊を揚げ物にしたい欲求が止まらなかったんですよねー! 揚げ物もしたことないのに!

K林教授
そうだそうだー。この企画はとにかくお刺身の短冊を揚げてみたい願望から生まれたんだぞー。

M子
不安だ。美味しいのかどうかの前に、フィレオフィッシュを名乗れる料理ができるか不安だ。

K林教授
では早速作り始めます。お刺身を揚げる前にまずはオリジタルタルタルソースから作り始めます。

T中
ご来場の皆様、お刺身フィレオフィッシュの件で不安にさせているかもしれませんが、ご安心ください。タルタルソースに関しては大学時代に自作したことがあるので、それなりのものが出来るはずです。

M子
へー。それは期待。タルタルソースってオリジナルだと凄く美味しくなるイメージがあるからなぁ。

↑フライパンで卵を茹でているだけの光景。後から気が付いたんですが、僕、この時レッドブル飲んでたみたいです。なぜレッドブルを飲んでいたのか、謎です。

K林教授
まずゆで卵を作ります。ゆで卵の作り方はネットで調べました。

M子
ふむふむ。しっかりネットで調べてて偉い。

K林教授
しかしネットでは10分でゆで卵になると書いていましたが、火加減の違いか、10分では十分に卵が固まらず、結局16分ほど茹でました。

T中
ネットの情報よりも目の前にある現実を信じましょう。

↑茹で終わって殻を剥いた卵をお更に映しました。実は茹で卵も人生で初めて作りましたが、綺麗に出来てよかったです。まる。

K林教授
そして茹で終わった卵の殻をむきました。

T中
表面が若干ぼこぼこしていますが、タルタルソース用なので問題ありません。

K林教授
そしてこれを潰してゆきます。

↑潰した玉子。これだけで凄く美味しそうである。白身を潰し過ぎないのがポイントであろうか。

M子
おお。卵の黄身が細かく砕け、そして白身はゴロゴロとデカいままと、いい感じのタルタルソースの下地が出来ました。これは神タルタルが出来る予感がするぞう。

T中
更にマヨネーズを入れて混ぜ混ぜします。

↑マヨネーズと卵を混ぜました。食材を混ぜている時は料理してる感があって気分が上がります。

M子
よしゃあ! マヨネーズ×卵でパワー全開だ! 次はなんですかぁ?! どんな具材を入れてタルタルソースにするんですかぁ!?

K林教授
以上、これで当ゼミナール特製のタルタルソースの完成です。

M子
え。も、もう完成?

T中
お客さん。何か文句でも?

M子
いや、あの、その。タルタルソースって普通はオニオンとか、ピクルスとか、マスタードとか、もっとその他の具材も入れるものなんじゃ……?

K林教授
当ゼミナールでは入れません。私は単純にたまごとマヨネーズの味が好きなので、タルタルソースに野菜的な食感やマスタードの辛みは不要です。

T中
教授それ分かりますわぁ。結局たまごとマヨネーズだけでいいんですよねぇ。市販のパンについてるタルタルって余計な食感が多くて、正直イマイチなんすよねぇ。

M子
いやタルタルソースはあの食感がよくてだな。玉子とマヨネーズを混ぜただけのものをタルタルソースとは言わないし、これではただのマヨ玉子だ。

K林教授
……なんか、アンチ湧いてるな。誹謗中傷か?

T中
……M子先輩それ以上批判すると、ライン越えですよ。開示請しますよ。

M子
ひええ、今日はアウェイだー、誰かー助けてくれてー。玉子とマヨネーズを混ぜただけのものタルタルソースとは言わないと、あの人達に伝えてくれぇ。

K林教授
さて、無事にタルタルソースを作り終えましたので、お次はいよいよお刺身を揚げてゆきます。

T中
レッツゴー。

↑お刺身と天ぷら用の液体的な奴。この天ぷら用の液体的な奴ってなんて呼べばいいんだろうか。でもこのブログの読者の皆には天ぷら用の液体的な奴で伝わるはず……。

K林教授
まずはお刺身達と天ぷら用の液体的な奴を用意。

T中
お刺身は上から順にイカ、サーモン、そして鯛となっております。

M子
……先ほどはあれだけ「お刺身を揚げたものをフィレオフィッシュとは言わない」と批判していた私だが、いざ目の前にすると少し楽しみではある。果たしてお刺身を天ぷらにするとどうなるのか。教授の天ぷらセンスに期待して見ているとしよう。

K林教授
ああ、見ていてくれたまえ。私の人生初めての天ぷら裁きをな!

T中
行けぇ教授! 天ぷらファイアファイアファイア!

K林教授
うおおおおおおおおお!!

↑サーモンを揚げる! 油の色が透き通っていて美しいぞぉ!↑おあがり。ほぼ焼き鮭だが美味しそう。早く食べたい。↑続いて揚げているのは鯛。どんな仕上がりになるだろうか。↑まるで職人ではないか、と思うような仕上がり。鯛の天ぷら、美味しそうです。↑そして最後はイカのお刺身を揚げております。お刺身パック内についてたパセリやツマも一緒にあげています。かき揚げみたいな感じです。さて仕上がりは……。↑こちらも見た目が綺麗。イカのお刺身の天ぷら、どんな味がするのだろうか。

T中
豪快に揚げてゆくぅ! サーモン、鯛、イカフィレオフィッシュが揚がってゆくぅ!

M子
すごい! 色合いがめちゃ綺麗だし、良い匂いだし、普通にすっごく美味しいそうだぉ! 先ほどは「刺し身を揚げてもフィレオフィッシュにはならない」とか言ってすみませんでしたぁ!

K林教授
……ふっ、おあがりよ(ドヤァ)

T中
というわけで、教授のハイパー天ぷら裁きによって具材の調理は完了しましたので、あとはバンズに挟むだけですね。

K林教授
ああ。最後まで気合を入れていくぞ! ハンバーガーは食材をパンに挟む工程が一番楽しいんだからなぁ!

M子
いけえ教授! T中君! 最強のフィレオフィッシュを完成させるんだぁぁ!

↑バンズにフィッシュを乗せました。左が鯛で右がイカ↑特製タルタルをどかーんと乗せる! ドカーンって感じです!↑バンズで挟んで完成! 奥にサーモンのバーガーもあります! 全部で3つのフィレオフィッシュが出来ました!

K林教授
完成じゃああ! これがK林なんでもゼミナール特製のフィレオフィッシュじゃあい!

T中
おおお! すごい! ダイナミックなハンバーガーが3つも並んでます! これは食べ応えがあるぞぉ!

M子
天ぷらのいい匂いがする。匂いだけでも既に美味しそうだ! 早く食べましょう!

K林教授
はいはい。では早速実食タイムへと移ります。

T中
いただきまーす。真剣に食レポしますよー。

M子
もぐもぐ、揚げたてなので普通に美味しいです。天ぷらサクサク。

T中
そうですね、天ぷらはサクサクです。魚に味付けはしていませんので魚自体の味は薄いですが、素材そのままの素朴な味が感じ取れてよいです。

K林教授
一番美味しい魚は、やっぱりサーモンかな。下馬評では鯛が一番美味しいかと思われていましたが、鯛は身が薄く、食感や風味が天ぷらの衣の中に埋もれてしまい、あまり味がしませんでした。

T中
……はい、鯛はイマイチ味を感じませんね。イカも食感はコリコリしていい感じなんですが、味がしません。天ぷらの衣の中に味が埋もれちゃってます。もっと衣を少なめで揚げるとよかったかもしれません。

K林教授
確かに。反対に天ぷらと最もマッチしたのはサーモンであります。サーモンの肉厚な身は天ぷらの衣に埋もれることなく、食感や味も柔らかい焼き鮭のようで最高でした。更に玉子強めのオリジナルタルタルソースとの相性もよいです。こちらはマヨネーズ増し増しで美味しくいただきました。

T中
ふー。3つもバーガーを食べてお腹が膨れましたね。

K林教授
ええ。お腹ぱんぱんです。実はこのハンバーガー3つだけでなく、更にカツオの唐揚げもありますからね。

T中
カツオの唐揚げ。忘れてました。コチラも教授の油モノ裁きによって華麗に揚げられております。

↑カツオのお刺身ようの短冊を一口サイズに切りました。唐揚げ粉をまぶして揚げます。↑で、揚げて見た結果。なんとも美しいカツオの唐揚げが出来ました。

M子
もぐもぐ。カツオの唐揚げも上手し。

K林教授
こちらはバーガーにはせず、そのまま唐揚げとして頂きました。

T中
もぐもぐ。とても美味しいです。唐揚げ粉なを使用することによってしっかり味がつきましたね。

K林教授
はい。ぶっちゃけハンバーガーよりコレが一番美味しかったです。身もほぐれることなくバッチリ揚がりますので、唐揚げにはピッタリかもしれません。

T中
それにカツオのたたきは量も多いし、安売りされてる時が多いですもんね。もぐもぐ。皆さんもかつおのたたきが安売りされてる時は唐揚げにしてみては? 美味しいですよー。

M子
うまし! フィレオフィッシュかつおのたたき唐揚げも、うまし!

K林教授
(最初はちゃっちゃと作って終わらせようとか言っていたM子君だが、)

T中
(結局、M子先輩が一番食事を楽しんでいるのであった)

――――
――

K林教授
さて、フィレオフィッシュも食べたし、お腹も膨れたし。

T中
一眠りしますか。最近やたら眠いんすよね。

K林教授
それ解るわ~。眠いわ~。食べた後すぐに眠くなるんだわ~。1時間だけ寝たら、起きてアニメ見てー、ユーチューブみよーと。

T中
あ。教授だめですよ。次のブログのネタ考えないと。このブログは超人気ブログなんですから、常にネタを仕入れないと。

K林教授
お。そうだったな。今回は料理ネタだったし、次は久々に外に出て猫探しでもしにいくか。

T中
いいすねぇ。猫探しに行っちゃいますか。当ブログの大人気シリーズですけど最近やってませんでしたもんねえ。

↑過去の猫調査記事です。川沿いを歩いて様々な野良猫と遭遇しました。

K林教授
よし。猫記事書いてバズろうぜ。有名ブロガーになっちゃおうぜ。

T中
うぃ~。猫記事書いて有名ブロガーうぃ~。

K林教授
うぃ~。でもとりあえず今はひと眠りと。一時間後に起きまーす。

T中
はーい。おやすみなさーい。ここまで読んでくれた皆さん、さよなら、さよな――

M子
いや、二人共、寝ないでください。むしろ早く夢から覚めて、ゲーム制作に戻ってください。

K林教授
……!

T中
……!

M子
皆さん、『K林なんでもゼミナールゲーム制作部・シナリオ担当』のM子より業務連絡です。現在の作業の進捗は全体の6割程度、シナリオは残り5万文字ほどとなっております。半分は過ぎてますから、教授、早く残りのイラスト描いてー。T中君は音楽を作るー。手空いてる人はスクリプトスクリプトー。JavaScriptで組んじゃってー。

K林教授
ぎゃあああああ! 思い出させないでーーー! シナリオ五万文字分のイラストは絶望するーー!

T中
もうあの沼には戻りたくないよおぉ! BGM作りは調子が悪いとキーボードをぶっ壊したくなるんだよぉ!

M子
教授、イラストはまだまだ大量に必要です。T中君、音楽はあとBGMを5曲ほどとエンディングテーマを2つ作ってください。シナリオはすでにできてますから、あとは教授とT中君の頑張りだけです。

K林教授
きえええい! シナリオ担当がそんなに偉いのかあああああたた!! どかーーーーん!!

T中
ぎゃあああ教授が爆発したーー!! ぎゃああああああ!!

M子
君たちはその爆風でゲーム制作沼まで吹き飛んでゆけ。私はコーヒーとフィレオフィッシュを楽しむ。

――――
――

M子
というわけで、お腹いっぱいなった教授とT中君はゲーム制作の沼へと吹き飛んでゆきましたとさ。

M子
さて、肝心のゲーム制作状況についてですが、当ブログ管理人は元々小説家を目指していただけはあって、シナリオ・文章の完成はすこぶる早いです。しかし、ノベルゲームはここからが大変でして、今はシナリオに合わせてイラストと音楽とスクリプトを必死で作っている最中でございます。

M子
なお、当ブログ上ではさも3人でゲーム制作をしているかのような体で書いておりますが、実際は一人で作っております。故にこれを書いている当ブログ管理人は、今現在も一人でゲーム制作沼でもがき続けている最中でございます。本当に早くこの沼から脱出したいです。

M子
そんな絶賛沼沼制作中の新作ゲームは来年の3月頃の公開を予定しております。公開できる日が来たら、またこのブログでお知らせしようかと思っております。

M子
それでは皆さま、今度はゲーム完成報告の時に会いましょう。

K林教授
ごっぶぁあ! 背景を、背景を描くのが一番苦手なんだぁ! 代わってくれ、誰かこの作業を代わってくれぇぇぇい!

T中
きえええええええい! 降りてこい音楽の神よぉ! 私に神BGMを授けてくれぇぇぇい!

M子
最後は沼からの叫びを聞きながら、この記事は終了とさせていただきます。読者の皆様、さよなら、さよならー。

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