「一切皆楽」 (original) (raw)

ドジャースヤンキースの試合を見ていた 9-0でドジャースが勝った
ニュースやネットでは 存外な活躍をしているピッチャー陣や大谷選手個人の活躍を流していた
私は試合の趨勢がわかりかけた時点で眠ってしまった なので最後の3点は見ていない
たた面白いこと…私にとっては大切なことを「大谷選手に教えて貰った」
彼は打撃も凄く 脚もいい。けれどそれ以上の効果をもたらしている

「打席以外大体笑っている」

彼等は野球のプロ中のプロであり 試合での一挙手一投足が収入に関わっている マジで野球をやっている
けれど大谷翔平は ユニフォームを汚し 膝に穴をあけながら 笑いながらやっている。

彼はまぎれもなく 「野球を楽しんでいる」

以前仏陀の言葉として「長生きしようとしてはいけない」という動画を載せた
それと 「ハングドマン」の正位置逆位置の例えも乗せた これらは私自身の模索作業であり 結論でも主張でもない
仏陀は言う 万人に「生老病死」の苦が付きまとうと
またこうも言う 人生全て「一切皆苦」だと
しかしながら「知恵の完成についてのもっとも肝要なものを説ける経典ー般若心経」では「色即是空」「空即是色」と説いている
おそらくこの背理的な思考の持ち主こそが仏陀なのだと思う

そうであれば「一切皆苦」も「一切皆楽」も大して違いがなく
「無受想行識」(感覚も念想も意志も知識もないし)
「無限耳鼻舌身意」(眼・耳・鼻・舌・身体・意といった感覚器官もない)
「無色声香味触法」(形・音・香・味・触覚を感じる器官もなく)
とも説いていることからも 「苦と感じるのも 楽と感じるのも 捉え方の違い」
…そのようにも伝えようとしている気がする
なので 好きも嫌いも 正しいも正しくないも 苦しいのも楽なのも 表層であり
タロットカードが正しい方向に向いているか 逆様かが意味ある事ではなく そのカードそのものだけが意味をなす

仏陀の動画では 長生きしたいと思っても 長生きしたくないと思っても 人は死ぬ時が来たら死ぬのだし 寿命の長さが苦からの解放というわけでもない だからこれらのことは考える必要は無いと説明している
もし最期の瞬間であっても笑えることが出来たなら 少しは大谷選手に近づけるかもしれない
彼にとって 野球をすることが生きていることで 生きていることが楽しいと 所作が 表情が示している

近頃は安直な「カレー作り」にハマっている

ガラムマサラ ターメリック クミン 輪切りにした乾燥トウガラシ ガラスープ少量 を炒め始め、豚ひき肉(牛との合い挽きでもいいが 豚だけでも問題ない)400gをぶちこみ ひき肉がカリッとなるほど炒める その時には随分油が出ているのでキッチンペーパーで取ってしまう そこにコマ切れの玉ネジ(小一個)ニンジン(半分くらい)を入れてさらに炒め いい感じになったら水500ccより若干多めに入れて煮始める 30分経ったら「ハウスジャワカレー辛口」半分を入れて煮込んで完成。

ココイチのカレーのように塩辛いのはNG 油が多すぎるのもクドイ スパイシーで香りが強く 辛いのがイイ」 入れる水分量で「スープカレー」にもできる

昔は牛肉を大きなぶつ切りにし、ワインで炒め スプーンでほぐれるほどになるには 半日煮込まなければならなかったが ひき肉なら1時間以内で出来上がり フライパンしか使わない 味もたいして変わるわけでもないので楽である

一見「ウ〇コ」に見えなくもない

食べるなら「カレーの匂いのウ〇コか? ウ〇コの匂いのカレーか?」…と悩む必要はないのだろう

食べてみればわかること

食べることは 生きること

その間の時を 悲壮で苦虫を潰したような表情よりも 笑顔でいられたら…

kei