DAYS　〜ねこ☆ほし☆うみ☆はな☆日和 (original) (raw)

父の快気祝い🎉

2020年 09月 17日

父の快気祝いで竹崎にGO TO トラベル✨

福岡で蟹といえばやっぱり昔っから竹崎。これまでは日帰りで、行き先は祖父母の代から老舗の夜灯見荘（やとみそう）だったけど、今回は初の泊まりで。友達のご主人のご紹介で豊洋荘というお宿で行うことに。夜灯見荘の前を通りすぎ、さらに奥へ細い漁港道を突き進むと漁港の一番端にこじんまりと佇む豊洋荘。ぱっと見、民宿っぽいけど、ウッドデッキのテラスがあったりといい感じ。ここの売りはなんといっても宿前天文台とか星降る露天風呂とか、まさに星要素が濃いこと。

ただし旅行当日はここ2年余りにわたる星見運の無さを物語るように雨💧…どころか荒天で、天の川はおろか星空なんかまったく見えなかった。残念すぎる。

縁という部屋に案内され、さーてまずは風呂‼️露天風呂は3階くらいに相当する高さの屋上にあり、海に面して遮るものなし‼️ マッパで浴槽の淵に座ったりするのには少々抵抗が（笑）湯船に浸かるとまるでインフィニティプールならぬインフィニティ風呂気分っ‼️ まっ平に広がる海とお湯とが繋がってるみたい。そして頭上にはただただ広がる空、お天気がよくて星が見えていたらまさに天然プラネタリウム風呂だったろーなー。

脱衣場には天体望遠鏡が二台置いてあってまさに星降る露天風呂ならでは。返す返すも星見できないのが悔しすぎる。露天風呂は1時間貸切。夕食時間をずらして、家族四人、男女交替で利用した。やっぱり食事は風呂上がりにゆっくり楽しみたいもんなー。

露天の予約時間が終わる頃、折からの雨も本降りになってきた。雨の露天風呂、実は嫌いじゃないのだけどさすがにこれは💧という降りになったので、もし露天風呂を食事後にしていたら嵐のシャワーに打たれて…という羽目になっていた。急遽早めて大正解‼️

露天風呂上がって母と部屋に帰ると、弟がすでにビールを頼んでいたのでまずは部屋で快気祝いの乾杯を。その後、一階の食事処でお待ちかねの竹崎蟹。まず茹で蟹の大きさにびっくり。

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いつもは冬場に行くことが多く卵いっぱいの雌蟹を戴いていたのだが、今は味の濃い身がしっかり詰まった雄蟹のシーズン。なるほど蟹の身そのものがしっかりとした味で美味い✨ 蟹にはやっぱり日本酒やろ、と弟と私は地酒飲み比べセットと共に、そして父はいつもの黒霧島。母は白ワインで。

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スッキリした辛口をお替り‼️ 蟹にはやっぱり日本酒

昨年の肺がん手術以降、すっかり食が細くなった父もこの日ばかりは次々出てくる好物の蟹に食が進む、進む‼️ 母が食べ切れない分の蟹まで平らげ大満足。急な食べすぎに胃袋がびっくりするんじゃないかと心配したくらい。

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蟹の出汁がきいた茶碗蒸し

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揚げ蟹はバリバリいける‼️

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お腹いっぱいでごはんものはもう無理ー

と思っていたら、〆はやっぱり蟹雑炊。別腹ーー

夕食後、今度は露天風呂の下にある内湯へ。開放的すぎる露天風呂では湯船に浸かっただけだっので、身体洗うのも洗髪もこちらでゆっくりと。平日トラベルのいいところ、こちらももちろん貸切状態。

部屋に戻ると布団が敷いてあってリラックスモード。日頃介護やら家事やらでお疲れモードの母には上げ膳据え膳がきっと一番のプレゼント。窓の外は雨粒が打ちつけ始め、夜半にはまるで台風のような雨風がすごかったらしい。おまけにあんなに忘れ物ないか？と確認したのに、母は自分の睡眠薬を忘れて来、眠れなかったようだ。私は相変わらずマッハの寝つき&眠りの深さだったけど、ほかの三人はどうも入れ替わり立ち替わりトイレに立っていたらしい。まぁ外の嵐は、通常はひと度眠ればまず朝まで起きない私が稲光の閃光で二、三度目が覚めたくらい酷かった（笑）

両親にしてみれば、家族四人が揃ったことがなにより嬉しいようで、それだけでも企画した甲斐があったというもの。弟が来てくれたことで列車と路線バス乗り継ぎの旅が、快適なゴージャスレクサスでの移動になり道中の疲れもトイレの心配もクリア。もしも電車で来ていたら…両親にはちょっと過酷だったかもしれない。

両親の様子を見て、体力的にも距離的にもここが限界だよなあと痛感したし、どうも本人たちも自覚したようだった。実際、旅行好きの母も行きたい気持ちと現実のギャップを肌で感じたようなことを漏らしていたし。

やはり行ける時に行っておく、このことに尽きる。コロナ禍というのに、政府の口車に乗ってホイホイGO TOトラベルなんかして大丈夫かいな…と思わなくもなかったけど、今回強行したのは良かったと思う。

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