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ワクチンが頼みの綱 アメリカの製薬大手・ファイザー、アメリカ・モデルナ、ドイツのバイオ医薬品企業・ビオンテック、イギリスグローバル製薬企業・グラクソ・スミスクライン、フランス・サノフィなどの新型コロナワクチンの開発が急がれている最中、日本では何時から接種が始まるのか待ちに待っている状況です。ワクチンとは感染症の予防に用いる医薬品ことで、病原体から作られた無毒化あるいは弱毒化された抗原を投与することで、体内の病原体に対する抗体産生を促し、感染症に対する免疫を獲得する。とくに抗生物質の効かないウイルス性の感染症に効果がある上、細菌性の感染症で増大している薬剤耐性菌への対策の関係上、予防医学において特に重視されている。◆ VPDとは「ワクチンで防げる病気」のことVaccine Preventable Diseasesの略です。●Vaccine("ヴァクシーン")=ワクチン●Preventable(“プリヴェンタブル")=防げる●Diseases("ディジージズ")=病気【VPDの例】ワクチンが頼みの綱_d0061579_09002105.jpg◆ ワクチンの種類● 生ワクチン生きたウイルスや細菌の病原性(毒性)を、症状が出ないように極力抑えて、免疫が作れるぎりぎりまで弱めた製剤。自然感染と同じ流れで免疫ができるので、1回の接種でも充分な免疫を作ることができます。(該当するVPD)ロタウイルス感染症、結核、麻しん(はしか)、風しん、おたふくかぜ、水痘(みずぼうそう)、黄熱病 など● 不活化ワクチンウイルスや細菌の病原性(毒性)を完全になくして、免疫を作るのに必要な成分だけを製剤にしたものです。接種しても、その病気になることはありませんが、1回の接種 では免疫が充分にはできません。ワクチンによって決められた回数の接種が必要です。(該当するVPD)B型肝炎・ヒブ感染症・小児の肺炎球菌感染症・百日せき・ポリオ・日本脳炎・インフルエンザ・A型肝炎・髄膜炎菌感染症、狂犬病 など● トキソイド感染症によっては細菌の出す毒素が、免疫を作るのに重要なものもあります。この毒素の毒性をなくし、免疫を作る働きだけにしたものがトキソイドです。(該当するVPD)ジフテリア、破傷風(はしょうふう)など◆ ワクチンの副反応比較的軽いものは、発熱・発疹・局所反応ですが、重いものとしては、アナフィラキシー(重いアレルギー反応)、急性脳炎、急性脳症、けいれん、急性散在性脳脊髄炎、ギランバレー症候群などがまれに起こります。【日本人が関わっている過去のワクチン】● 天然痘1796年イギリスの開業医・エドワード・ジェンナーにより天然痘ワクチンが開発される。1846年、佐賀藩では天然痘が大流行しました。予防には牛痘の種痘が効果的だと知った10代藩主の鍋島直正は、痘苗(ワクチン)をオランダからとりよせるよう命じ、1849年8月、佐賀城で息子の淳一郎(直大)に接種しました。その成功によって種痘は藩内に広がり、やがて全国に普及していきました。● 破傷風1891年に、北里柴三郎が破傷風菌の純粋培養に成功し、動物実験で菌による発症を確認し、抗体が作られることを確認した。1924年にピエール・デスコムビーによって、抗毒素ワクチンが開発され、第二次世界大戦の戦傷者の予防・治療に用いられた。● 黄熱病野口英世によって黄熱の研究が手がけられるものの、その中途で感染し死亡。その後、南アフリカ出身のアメリカの微生物学者マックス・タイラーが黄熱ワクチンを開発。このワクチン開発の功績によりタイラーは、1951年にノーベル医学生理学賞を受賞した。 17 by kfujiken2 | 2020-12-14 09:50 未分類 Comments(0) 名前 URL 非公開コメント 公開コメント 削除用パスワード << これで日本は大丈夫か? 山口県大内氏の先祖と言われてい... >> フォロー中のブログ コバチャンのBLOG つれづれなるままに 四季折々 時の流れのままに 風に吹かれて~🎵 In one¥’s tr... 坂の上のサインボード 月の沙漠を toriko 雲母(KIRA)の舟に乗って 風の便り ハンドメイドの時間 S... Sauntering photo & 575 ?わっきゃーわからん sweet+ 静かな時間 やいやい畑 俺の心旅 元気ばばの青春日記 気持... Photo Terrace 今が一番 鏡花水月 Weblog : ちー3歩 Ⅱ 獺祭亭日乗 心はいつもそばにいてね なんでもブログ2 今日より明日良い事に出会... 薫の時の記憶 画像一覧 エキサイト XML |ATOM Powered by Excite Blog 会社概要 プライバシーポリシー 利用規約 個人情報保護 情報取得について 免責事項 ヘルプ

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